木蓮さん (女性50代)
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顔レビ
木蓮さんのレビュー一覧
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藤本タツキ
【このレビューはネタバレを含みます】(
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背中が語る。絵で語る作品。
序盤 藤野の京本へのマウント(と言っていいと思う)の対応、でもそれは彼女への羨望からくることは明確。そういった時期=青春を描いており、その描かれた事柄のあれこれが多くの人に刺さるのだと感じる。
……他多くのレビューで充分な考察など出ているので、以下 私がどう刺さったかを書く。作者の意図とは違うと思うけれど。……
途中より藤野目線(と、私は思った)の「もしもあの時こうであったなら」で話が運ぶ。
、、、、、ここで自分語り申し訳ないが、少し書く。
私は美術系の大学へ進みたかった。近場でと言ってもバス、電車乗り換えて1時間半はかかる。そして当時は美術系を出たからといって食べていける職種に就けるかと言えば無理だと考えた。あと学費も高い。
そして何よりそんな才能はないことは知っていた。
結局、やりたかった事をたいした努力もせずに諦め潰しが効く、そして資格が取れる短大へ進学した。
話しを戻す。
先程書いた「もしもあの時…」を読みながらストーリーに入り込んではいたが、同時に自分の「もしもあの時美術系へ進んでいれば」がずっと頭の片隅に浮かんでいた。
ストーリーで描かれるそれと、全く無関係の私の勝手な回想にも関わらず。
だけど、その部分を読んでいて気がついたら涙が流れていた。
この「もしも」がなければ、私は泣いていないと思う。
本作はストーリーを真っ直ぐに受け取り、それが多くの人への"正しい刺さり方"であることは分かっているし、自分の読み方があっているとは思っていない。
ただ、人生で「もしもあの時」を思うのは自由。後悔とも少し違う何かがあってもいいと感じた。
藤野のあの「自分のせいだ」について、私は違うよと言いたかったし、本当に作者は藤野の気持ちとしてそうであったと描きたかったのかは正直分からない。
作者の他作「さよなら絵梨」を以前読んだ時も単純に一層では運ばない構成、だけど異常に心に残り、解釈も読み手により様々であろうと思ったが、本作も私にとっては、やはりそうでした。
読後これを書いている今も心臓がバクバクしています。
……すごいなぁ、って言いたかったのです。
( 150p)
今月8日よりアマプラにて映画が公開されている。
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………ん?私かな、たぶん違うかな。ありがとうございます。(11/13)
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我妻ひかり
タイトル
付け
難しかったのですがこれで。
あーーー!おもしろかったですね。
パコちゃんのようにそっち
側に
全振りできていた
若い
頃ではなかったけれど、なんだか
胸の
底からあの
頃の
寂(
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タイトル付け難しかったのですがこれで。
あーーー!おもしろかったですね。
パコちゃんのようにそっち側に全振りできていた若い頃ではなかったけれど、なんだか胸の底からあの頃の寂しさとかがズルっと引っ張り出される感覚。
とても痛いのだけど、すごく切なくて。
広義で考えると年齢関係ないのかも、とも思えたり。
2巻最後辺りでその心の穴が0(ゼロ)になったのか…この感想で合ってるのか分からないけど、まぁ、なんかいろいろと余韻をひく。
登場人物がみんな人間くさくて良いです。
すごく好きな作品でした。
完結表示ないので調べたら完結してるらしいです。
(1、2巻共に194 p)
//5日まで1巻無料で読めます
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高柳カツヤ
SNSで
知った
本作。
短編集。
ただのエロ
本じゃないと
感じました。…と
言うとエロ
本に
申し
訳ないけど。
勿論どエロいのですが、
男性へ
媚びた
感がない。なので
女性も
読めると
思う。
太田出(
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SNSで知った本作。短編集。
ただのエロ本じゃないと感じました。…と言うとエロ本に申し訳ないけど。
勿論どエロいのですが、男性へ媚びた感がない。なので女性も読めると思う。太田出版でもいけそうな。
私はすごく楽しめました。エモい。
変な乱暴さがなく、エロも大袈裟な煽りがない。
で、漲りは充分あるのに叙情的な作風。
あと絵が驚くほどお上手(エラソウニスミマセン)。
人物描写は勿論のこと、特に1話目「かたつむり」、最終話「バグってデッドロック」の風景の描き込み 素晴らしい。
「かたつむり」に出てくる"なめくじ"ね。なめくじと蝉の死骸をそんな感じで捩じ込むの?っていうさ、センスがね。
「日陰の糸」この人達の心情表現。
で、最後「バグってデッドロック」。
色々イッちゃってるのでバグってるのですが、その表現が……まじ凄くて唸ってしまった。夢幻……。
……レビューを書く時に○○先生好きだったら…とか絶対書きたくないのでやったことないけれど、これ破ります。
山本直樹、大横山飴、あと 浅野いにお作品などお好きな方、どうでしょうか?
、、ということで 語彙力無し&ネタバレなしで書いてみました。。
(作者のツイを8月まで遡ると「バグってデッドロック」少し読めます)
……この出版社、セールあるかもしれん〔小声〕
(231p)
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日野雄飛
【このレビューはネタバレを含みます】(
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いやーーー、すんごくいい。やられた。
死んでしまった昴誠と視覚障碍者の理(さとる)のお話。
昂誠と理は物理的には触れ合えないのです。昴誠が死んでおり幽霊なので。
その辺りですっげぇ切ない感じは勿論あるのですが、セック ス(というか営み)がものすごく、ものすごーくエッチなんですよ。創意工夫【←ここ重要!】がお見事。で、そのあとのアングルもまた素晴らしい。
あぁ、でもやっぱ切ない……。
作風は落ち着いてはいますが決して暗くはないのです。お涙頂戴ではない。
障碍者と死者との恋愛なのに。(敢えて障碍者と記述、 数日葛藤)
(機能的に)お互いのことを目で見えているとか見えていないとか、触(さわ)れるとか触れないとか、もう関係ないのでは…なんて思えたり。
………ちょっと上手く言葉に出来ない感情が渦巻いてます。
この構想でこのページ数でよくもまぁ。
流石でございます。
先生のあとがきも沁みる。
ぜひぜひどうぞ!!
(32p)
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さがの
【このレビューはネタバレを含みます】(
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場面長いです。もうひとつのさがの先生の短編TLよりも。
人前ではオラつき彼氏が二人っきりになるとかわいくなるなんて反則だぞ!と思っていたら…いざファイ!って時に豹変で非常にエッチです♡
彼女も普段はお嬢様っぽいのに同じく豹変
で、なんだこのカップルは!
勝也が(突如名前呼び)非常にエロくてよろしいです……致してる時色々言いながら……私はエロいしか言ってないですがwふたり共に各々ギャップがテーマですね。
で、最後やっぱりほっこり♡
さがの先生もっとTL描いて頂きたいなぁと思いました!
(25p)
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さがの
【このレビューはネタバレを含みます】(
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カップル間での性的同意(がテーマ)。
彼が慎重で彼女がそれに萌え散らかすっていう図式wいいですねぇ~。
本番(い方)までの彼女がなんとも色っぽかわいくて良いです。キスシーンも綺麗です。で、胸も小振りがキュート!♡
短編なのにキチッと収まって最後ほっこり。
お上手だなぁと思いました。
さがの先生のBLは たぶん1冊(小猿とゴリラ君の)しか読んでないのですが、その印象と同じくストレートで楽しい(…だけどある意味クセが強い)作品でした。よかったです~!
もうひとつの短編も読みます!
(25p)
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岡藤真依
【このレビューはネタバレを含みます】(
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10話で構成されるオムニバス形式の作品。
その10話目「文化祭」でほぼ各話が終結(最適な言葉が分からない)されている。
思春期の女性の性欲を女性視点で、というか作者独自の感性で描かれていると感じる。
時にフェチズム、インモラルをはらみながら。
青くて熱くて寂しくて優しくてちょっとエグくて揺れる感じ。
だけど、読後感はあたたかく、どこかくすぐったい。
特に6話「キス」7話「罪と罰」(←続きものでインモラル)が好きなのと、8話「DIVE」で恋人との初めてのセッ クスを海にダイブする表現(演出)が素敵です。
とても好きな一冊でした。ほんとどうにかなりそう。
……小玉ユキ先生の帯(作品紹介文)があるので特に言うことはないなぁと思ってしまう笑
(164p)
ーーー余談として漫画らしさという点では同作者「あなたがわたしにくれたもの」、こちらは岡藤先生の感性により触れたい人向けかな。
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もちの米
【このレビューはネタバレを含みます】(
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2巻が出たので それきっかけに1巻から読み返しました!
担当から戦力外通告を受けBL漫画を描くことになった漫画家ススムとバイト先の後輩ミノルのラブコメ。
……ひとことでラブコメって言っていいのかしら、、なんだか作者さんの体験談っぽいぞ…と思ったらやはりそのような気配も。
でもそこに引っ張られすぎることなく作風が穏やかでおもしろい。
コメディ全開と思いきや忘れたころにブッ込まれるエチ。柔らかめですが。
腐女子目線や先に書いた作家さんの色々を描きつつも、主役2人のかわいいこと!
ススムの前向き思考なところや、ミノルの過去を描き過ぎることなく でもかわいさ爆発なところ。キャラがめっちゃ好きです。(個人的にはハネた黒髪&若干タレ目だけど切れ長の目ススムがツボ。ミノルの目も好き)
脇役も魅力的で、私は出番少なめながら売れてるけどちょっと残念(?)な漫画家アオちゃんが好きでしたね。
際立って感じたのは、絵がお上手(誰目線スミマセン)で、人物の描き分けがとかいうレベルではなく。食べ物がめっちゃ美味しそうなんですよね。今川焼、パウンドケーキ、オムライス、剥いたみかんなど……いけませんねぇ、食欲の秋…((笑
……おもしろかったです!
(1巻232p、2巻216p)
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レビューは特装版の方でしたが約一年前ですね!ありがとうございます♡(…遅い)
お元気かな……
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青野春秋
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序盤から「これ、笑っていいやつなんか?」と「何かありそう」が共存しながら読み進みました。だいぶ笑ってましたけど。おじさんクソだなって(酷いでしょうか?)だからこそ何かありそうで。
読みの速度が上がったのは88頁の見開き(ブラウザ読み)からどんどんスピードが。
残り少なくなる頁数に最後まであと何頁あるんだろう、イヤだ終わらないで、、と言うか、なんだか焦燥感が。やっぱり何かありました。
いやぁここからが、、でもだけど……。
【おもしろいです!!】
(178p)
……ありがとうございます
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諸々考え、レビュー本文の一部削除、追記も削除しました。いいね下さった方 申し訳ありません。
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安永知澄
…
怖いかな
手を
出すのは(?)と
思って
短編タイトルなど
書いてみようかな...と。
素人が
失礼します。
読感として、
皮膚表面をグルンとひっくり
返して
内側の
粘膜見せられる…みたいな。(
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…怖いかな手を出すのは(?)と思って短編タイトルなど書いてみようかな...と。素人が失礼します。
読感として、皮膚表面をグルンとひっくり返して内側の粘膜見せられる…みたいな。直接グロ表現がある訳ではありません。そこを描いてしまうんだっていう感じ。それが味。
おそらく誰もが目にしたことや感じたりしたことがあるけれど、時間の経過や日々の喧騒で かき消され なかった感情として存在するモノゴト。それらを作者は大切に掬って作品に昇華されていると強く思う。
作者単独で描かれた作品を読むのは5作目だが、いつも感じるその感覚は何故?どこから?という自分の問いの答えを貰えるような一冊だった。
ーー以下収録タイトルーー
【わき水】【友達トイレ】【なぎさ公園】【落日】
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【黒レース白レース】【青い満ち潮だった】【桃色の手】【黄金薄明】
(初出・2004~2009年)
---後半【黒レース…】からは作者の自伝的漫画で興味深く読んだ。
「外には希望がある」「飢えていることに無自覚」「悪いことをした気がするのだ。気持ちの良いことは」などなど。…………ねぇ。ほんとうにさ。推し。
いちばん好きなのは冒頭の【わき水】。
やっぱり良いなぁと思った一冊でした。
(192p)
《余談として》
………本作は安永先生の比較的 初期の作品ですが、作者未読の方は【アコースティック】短編(2010年)があるのでいかがでしょうか?そこから【赤パン先生!】(2014年)が入りやすいと思います《小声で大きなお世話です》
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はやりやまい
【このレビューはネタバレを含みます】(
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長年のあれやこれやの想いを絶対ここで終わらせようと固く決意していたのに そうは出来ないモダモダ。
30才を目前に諸々思い巡らせる2人を見ていると、本作はBLだけど 性別・セクシャリティ関係なく 感じ入るところあるのでは?というBLのレビューっぽくない感想を抱いてしまう。
そういう意味でもリアル。漫画にリアルは全く求めていないのに本作はそこがとても良いです。
……まぁ、それにしても穂村がすごくめんどくさい。でも分かるなぁ(→前述に戻る)
エンディングは2人の未来が明るい始まりになっており、終点じゃなくて良かったぜ!となりました。
非常に滋味深いお話。
おもしろかったです。
……あ、致し場面は多くないけど白線2本の甘修正で味わいありでした。
(198p)
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やまやで
【このレビューはネタバレを含みます】(
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きゃぁーーひゃーー萌えたーー♡……スミマセンうるさくて。
最近なんかBL読んでみるもののピンと来なくてしょんぼり気味だったのですが、これドンズバ(古)でした。
無駄に捏ねくり回すことなく、だけどものすごく丁寧にシンプルに攻め受け両視点の心情が描かれ、重すぎることなく、はしゃぎすぎることもなく。「あぁ分かるよ気持ち分かるよ」なんて、私が分かるわけないのに(一応女)………あーーーほんと好きです!
忍耐強い攻め大好きよ。ちょっとあのアレですこう見えて実は的なね。あと特に後半ね、何?あの受けかわよ~♡表情~~♡
最後でタイトル回収だよ、うわぁ。
で、気付いたのですがレビューに人物名入れず、攻め受け書きしたの初めてじゃないかな。それくらい私はのめり込みました。BLおもしろいなーー!!って思いましたね。
覚えてますよ、名前。書いてもネタバレになりませんよね……でも書きません左右とかあるんですよねまだちょっと興奮が……そこと文章をネタバレなしで書くってムズい……葛藤がひどいです笑
はぁぁなんだか新鮮な気持ちになれました!!
ありがとうございます!!よかった~~(泣)好き♡
………またBL楽しめるきっかけになりました!
(248p)
数名のレビュアー様ありがとうございます………
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城戸志保
【このレビューはネタバレを含みます】(
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…が、匂いたってくるぜ。揉んだことはないけど。
まだ1巻しか出てませんが、あとがきより作者さんは最後までもう考えているとありました(安心材料ですね)
優等生 清水(きよみず)くんと少し妙な信楽(しがらき)くん〔←敢えて妙で〕の日常のお話。
日常にしてはなんだか不穏さが滲み過ぎる気が初めはするのですが、読み進むほどにそれが「やさしい~」っていう感情に変わってくるのが物凄く不思議な感覚でした。………めっちゃおもしろいです。
清水くんは自分とは全く違うタイプだと思っている信楽くんに夢中なのです。彼のことを知りたくて仕方ないのです。
で、妙だと思っていた信楽くんのことを知っていくうちに清水くんは自分の輪郭がハッキリ見えてくる。
………いいね!友よ!………(←私から2人へ)
2人の行動や特徴的なセリフ回し、表情、全てにクスッとなったりニヤッとしたり可笑し味を感じる。なんだけどストーリーの後ろ側にチラチラ見え隠れする"なにか"が2巻以降どうなるのか気になり過ぎて落ち着きません(笑)
日常で友情ものなのに、この読み心地はいったいなんですかね?プリミティブ且つニューウェーブ……分かり難くてすみません。
念のためもう一度、本作は『やさしい』
これは間違いないです。
因みにどくだみの花言葉 気になったので調べました。
白い記憶、追憶。自己犠牲、野生っていうのもあり。
なるほど……
私は今2人への愛着がすごいです。どうしましょう~。先程書いた"なにか"をチラつかせたまま続くのか、回収していくのか、どちらにしても2巻が楽しみでしかありません。………早く……プリーズ!!
(203p)
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冬川智子
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すごくおもしろかった。当時にぐいっと引き戻された感覚が。
高校生 要(かなめ) と はるか の"当時"を主人公 要 が追想するようなお話。あとがきより 要 が作者自身だと分かります。
あんずというチョイスがすごくいいなぁと。苺だとなんか違う気がする…のど飴なんで苺はないのか…そうかそうか…。
読んでいくと甘いだけじゃなくほろ苦さ、塩っぱさも感じました。
あの後もメロンパンを食べ続ける 要 に。そして10年後再会時、はるか のあの反応…など。やっぱり甘くて塩っぱいよ。だけど 要 はそれでいいんだもんね。色々あるよね……むぎゅ。
なんとなく「♪︎変わってゆく私をあなたは遠くで~」ってところが浮かんだかな。
………自分事で申し訳ないが、
放課後の他に誰も居ない学食でツレ(女)と紙コップをセットする式の自販機で、60円(だったかな)のメロンソーダを飲みながらいつもダベってたのを鮮明に思い出しました。
こんなこと書きたくなるほどに諸々持っていかれました。
とても良かったです。
(142p)
〔あ、顔レビ間違えて触ってしまった..汗〕
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気に掛けて下さり(ペコリ) ありがとうございます(←たくさん)
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絵津鼓
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「北風と太陽」「なごり雪」……
そして、クッキー生地を「さっくりと混ぜる」という表現を知った時の主人公 入嘉の表情。
少しのノスタルジック、圧倒的な透明感。
すごくきらきらしています。
こんなの好きしかないでしょう。
絵柄はメロンやニルバーナからまた変化(進化)されている。絵津鼓先生のツイより、いろんな画材(ペン、筆など)を試しているのかなと思われます。
続き楽しみに待ってます。
(プロローグ26p、1話36p)
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藤沼みすず
【このレビューはネタバレを含みます】(
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最初「東雲、あなた大変ねぇ」なんて気持ちで読んでいたのですが………!!
一歩間違うと「ん?」ってなるような男女同居っていう設定を7巻までものすごく楽しく読みました。
それはクズとされてる東雲が、実は諸々わきまえたある意味スパダリなんじゃね?と。
あと、主要人物3人プラス2人いるのですが みんなキャラがしっかりしていていいヤツで。
………でも一番は東雲ですね、ほんと好き。きゅん♡とさせてくれます。まじヤバい、中年の自分をですよ!(強)
7巻続く意味がよく分かる。
南葉がメガネで目の表情をわざと見せなかったのに、6巻7巻で一瞬だけ描かれてるところ。ここ作者さんの拘りを感じました。上手いなぁ(偉そうにスミマセン)
橘さんのこと、何も書いてないけど勿論 魅力的なキャラです。
でもやっぱ東雲が……好き過ぎました笑
ラブコメ楽しい~~!!って思わせてくれた全7巻。
ほんとにおもしろかったです!!
(既に2周しましたw)
(各140p~175pほど)
レビューありがとうございます!
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……あ、感想が一緒ノヨウニ
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ぴのきみまる
【このレビューはネタバレを含みます】(
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なんだかフェティシュ加減にハラハラしながら読んだ。
性を子供の目線で敢えて極端に描いて"大人の世界"を炙り出すっていうのかな。それは性に限らず世知辛さとかを含め。
子供は純で大人は醜いなんていうのは粋じゃなくて。
………なんて冷静に書こうとしたら最後の落とし方に "せつないよぉーー!!"……となってしまった(泣)
ふわふわかわいらしい絵でやってくれますね。
いやぁ、非常におもしろかったです!!
(1、2巻共に165p)
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中村一般
数ヵ月前、ツイツタで
作者さんのカラーイラスト(←
本作3
頁のカラー
版)が
流れて
来てとても
素敵で。
シーモアで
探したら"あ!あのイラストだ!"と
思い
購読。
内容は
紹介文でどーぞ。
(
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数ヵ月前、ツイツタで作者さんのカラーイラスト(←本作3頁のカラー版)が流れて来てとても素敵で。
シーモアで探したら"あ!あのイラストだ!"と思い購読。
内容は紹介文でどーぞ。
……でも紹介文で書かれてないところがとても響いたので、自分の雑感を書いてみます。
本の表紙の絵を依頼されて描くのを仕事とする(装丁家でよい?)主人公。AIロボットと共に。
その仕事の責任とか やりがいとか 困難だとか。
エゴってそもそもどういうことだろう、感情って何処に宿るものなんだろう……だとか。
その極感覚的なところと、所々に挟まれる生物学的描写により自分の中にあるほんの少しの理系脳が同時に、そして同量で刺激されました。
そこがめっちゃおもしろい。
心がザワザワするのが止まらない。
あとやはり
絵がねぇ、素晴らしくて。
タッチ、描き込み、すごくいい。しいて上げるなら101頁の見開きとかヤバいですねぇ。
絵に関しては「中村一般作品集 忘れたくない風景」という本がシーモアでも数頁試読できるのでどーぞ。あと先生のツイにもたくさん。
ということで これ、反芻して読みたくなるタイプの作品。
因みに先日、作者 中村一般先生のツイで続きを描かない(描けない)という旨を書かれていました。
読後、そのことにすごく納得したというか"大丈夫です。受け止めました"みたいな気持ちになりました。
……ただ各々のモチーフをもっと拡げて描かれたかったんだろうなと推測します。だけど先生の表現したいことは ここにみっしりと詰まってると感じる。
満足。
すごく良かったし好きな作品です!!
ありがとうございます!!
(120p)
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佐藤千鳥
読みホ
入ってる
方、
頁めくってみて
欲しい。
絵がいいなと
思ったら
読んでみて
欲しい(2
回"
欲しい"
使用デス)
なんですかねぇ、なんも
始まらないんだけど
笑
いや
始まってはいるんだ(
▼続きを見る)
読みホ入ってる方、頁めくってみて欲しい。絵がいいなと思ったら読んでみて欲しい(2回"欲しい"使用デス)
なんですかねぇ、なんも始まらないんだけど笑
いや始まってはいるんだけど気持ち的にはね。厳密に言うと"あーだこーだ"ってふたりが楽しそうで キュン♡
谷、大塚かわよ~♡
作品の空気感好きですねぇ~。ちょっとした表情やセリフ上手いですねぇ。
で、非常に読み手の妄想が捗りまするw
………というかこちら いつ読みホ入ったんすか?!
まぁいずれ入ると思ってたけれども!!
(34p)
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ついてまわってるみたいになってるけど読みホ前に買ってたんです!ホントですw
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むんこ
アレっていうのはラブなんですけども。BLと
言いきるにはちょっと、、そこがいいんですよねぇ。。
流石だなぁと。
夢を
追いかけ
続けられる(それが
許される)
者とそうはいかなかった
者と(
▼続きを見る)
アレっていうのはラブなんですけども。BLと言いきるにはちょっと、、そこがいいんですよねぇ。。流石だなぁと。
夢を追いかけ続けられる(それが許される)者とそうはいかなかった者とが同居するお話。(→敢えて同居)
そこにひとりの女性と家族が絡んできて。
4コマという形をとりながらストーリーはしっかり滑らかに続いていく。それをエピソード集として軽やか且つ穏やかに読ませてくれます。
むんこ先生の他作でも感じたのですが本作では1/3までは人物のキャラや設定を丁寧に読ませ、それ以降ですよ。言いたいのは。
4コマの持つ軽快さからグッと深みを増しふたり各々のバックボーンとか人間関係だとか。それがクドくないのにドップリ引き込まれ浸る感じ。
ホロリとくるところ多々。
……味わいが……深いのです。
で、最後は余韻を残しつつスッーと心地よくてねぇ。
すごく良かったです!!
ーーー《ちょっとい訳》ーーー
ネタバレなしで挑戦してみましたが、全く伝わった気がしない……。
どなたか本作の良さを是非((ネタバレなし))で説明して頂きたい衝動に駆られています笑
(134p)
プリン116p
※販売中の作品のみ表示されます。