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明日の株式相場に向けて=「陰の極」脱出も米国発の第2波を警戒 投稿日時: 2024/08/08 17:00[みんかぶ] - みんかぶ
明日あした株式かぶしき相場そうばけて=「かげきょく脱出だっしゅつ米国べいこくはつだい警戒けいかい

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明日あした株式かぶしき相場そうばけて=「かげきょく脱出だっしゅつ米国べいこくはつだい警戒けいかい

配信はいしんもとみんかぶ
著者ちょしゃMINKABU PRESS
投稿とうこう:2024/08/08 17:00
明日の株式相場に向けて=「陰の極」脱出も米国発の第2波を警戒  きょう(8にち)の東京とうきょう株式かぶしき市場いちばは、日経にっけい平均へいきん株価かぶかぜん営業えいぎょう258えんやすの3まん4831えんと3にちぶり反落はんらくしゅうけ5にちにブラックマンデー当時とうじ上回うわまわ過去かこ最大さいだいはば見舞みまわれた東京とうきょう市場いちばだったが、よくにち急激きゅうげきなアンワインド局面きょくめん移行いこうし、今度こんど過去かこ最大さいだいはば記録きろくした。この時点じてん日経にっけい平均へいきん株価かぶかは、ちょう特大とくだい陰線いんせん翌日よくじつにつけただいせんをはらむ「かげはらみ」を示現じげん、テクニカルてき前日ぜんじつ(7にち)がおおきな分岐ぶんきてんとして注目ちゅうもくされた。

 そして結果けっかは、7にちせん前日ぜんじつ終値おわりねおおきく上回うわまわってけた。よくえば小幅こはばでもマドをけてせん形成けいせいすれば、トレンド反転はんてん力強ちからづよいシグナルとなるところであったが、朝方あさがたおおきく先行せんこうはじまったのちかえしで、展開てんかいてきには派手はでだが気迷きまよいもかんじられた。目先めさき難局なんきょくはクリアしたものの、完全かんぜん強気つよき転換てんかんにはまだ距離きょりがあることを暗示あんじしている。そして、きょうの相場そうばはその“まよい”が如実にょじつ反映はんえいされた値動ねうごきとなった。朝方あさがた前日ぜんじつ同様どうよう日経にっけい平均へいきん反落はんらくスタートとなり、一時いちじ880えんやすられたが、その急速きゅうそくしぶぜんどきてんでは上昇じょうしょうてんじ、値上ねあがり銘柄めいがらすうもプライム市場いちば全体ぜんたいの64%をめた。しかし、後場ごば強弱きょうじゃくかん対立たいりつのなかふたたりにされる展開てんかいとなり、日経にっけい平均へいきん結局けっきょくマイナスけん着地ちゃくち大引おおびけは値下ねさがり銘柄めいがらすうほうが62%と個別こべつかぶ騰落とうらくすう逆転ぎゃくてんした。

 しゅうけの暴落ぼうらくけ、ネット証券しょうけん店内てんないでは信用しんよう評価ひょうか損益そんえきりつ全体ぜんたいでマイナス27%、グロース市場いちばのみでマイナス43%となりついに「しょうラッシュ」のがねいたが、それが7にちには全体ぜんたいでマイナス16%、グロース市場いちばマイナス33%と依然いぜんきびしい状況じょうきょうながらもきゅう改善かいぜんした。かげきょく通過つうかしたようにもえる。しかし、なにわったかといえばあまり環境かんきょうめん変化へんかはない。前日ぜんじつ日銀にちぎん内田うちだふく総裁そうさいからいちだん利上りあげに慎重しんちょう姿勢しせいしめすコメントがリバウンド相場そうばのカンフルざいとなったが、これはリップサービスのいき賞味しょうみ期限きげんみじかい。本丸ほんまるべい景気けいき後退こうたいたいする懸念けねんである。あれだけはなれていたこめ10ねんさい利回りまわりと2ねんさい利回りまわりのぎゃくイールドが解消かいしょうされるところまで一気いっき是正ぜせいすすんだことは、ぎゃくえばべいリセッションの現実味げんじつみしたことを意味いみする。タイムラグをいてべいかぶ波乱はらん顕在けんざいした場合ばあい日本にっぽんかぶもその影響えいきょうけざるをない。あらためてえんだかへの誘導ゆうどうかんがえられる。

 カギをにぎ半導体はんどうたい関連かんれんだが、依然いぜんとして疑心暗鬼ぎしんあんきれない状況じょうきょうだ。きょうは前日ぜんじつこう決算けっさん発表はっぴょうしたレーザーテック<6920.T>がこれまでの暴落ぼうらく鬱憤うっぷんらすかのような怒涛どとういきおいでストップ高すとっぷだかをつけ、カイ気配けはい人気にんきとなった。同社どうしゃ半導体はんどうたいマスクブランクス検査けんさ装置そうち世界せかいシェアを独占どくせんし、最近さいきん先端せんたん半導体はんどうたい投資とうし拡大かくだいながれに業績ぎょうせき成長せいちょうトレンドにみがきをかけていた。決算けっさん発表はっぴょうでは受注じゅちゅうびがふたた顕著けんちょとなっており、利益りえき想定そうていえる好調こうちょう確認かくにんされた。24ねんがつ営業えいぎょう31%増益ぞうえきつづき、25ねんがつも28%の大幅おおはば増益ぞうえき見込みこみ、はつの1000おくえん大台おおだいせる見通みとおしだ。

 だが一方いっぽうで、半導体はんどうたいシリコンウエハーで信越化学工業しんえつかがくこうぎょう<4063.T>世界せかいシェア双璧そうへきSUMCO<3436.T>急落きゅうらく余儀よぎなくされ、一時いちじストップ安すとっぷやすまれた。プライムぜん上場じょうじょう企業きぎょうのなかで値下ねさがりりつトップである。同社どうしゃ12月じゅうにがつ決算けっさん企業きぎょうだが、だい四半期しはんきにあたる24ねん1~9がつ最終さいしゅう利益りえき前年ぜんねん同期どうき75%げん急減きゅうげんする見通みとおしを発表はっぴょう当然とうぜんながらネガティブサプライズとなり、おおきく下値したねため展開てんかいいられた。

 レーザーテクとSUMCOは半導体はんどうたい製造せいぞう装置そうち半導体はんどうたい素材そざいとで商品しょうひんカテゴリーこそことなるが、両社りょうしゃともに半導体はんどうたいセクターというおなじフィールドにありながら明暗めいあんがくっきりとかれる状況じょうきょうとなっている。現時点げんじてんではぐみぐみ見極みきわめがむずかしい段階だんかいで、半導体はんどうたいかぶ復活ふっかつ期待きたいする投資とうし気勢きせいがりにくい。全体ぜんたい指数しすう急騰きゅうとう急落きゅうらくするとき個別こべつかぶあらしまれるのはいたかたないのだが、問題もんだいはそのあらし通過つうかしたのち復元ふくげんできるのかどうかというてんだ。半導体はんどうたい関連かんれんかぶは、生成せいせいAI市場いちば拡大かくだい背景はいけいとした先端せんたん半導体はんどうたい需要じゅようとそれに付随ふずいする設備せつび投資とうしニーズがさい確認かくにんされるまで、見切みき発車はっしゃいはリスクもおおきい。

 あすのスケジュールでは7がつのマネーストック、3カ月かげつぶつ国庫こっこたん証券しょうけん入札にゅうさつ、6がつ特定とくていサービス産業さんぎょう動態どうたい統計とうけいなど。なお、この株価かぶか指数しすうオプション8がつぶつ特別とくべつ清算せいさん指数しすう(オプションSQ)算出さんしゅつ海外かいがいでは7がつ中国ちゅうごく消費しょうひしゃ物価ぶっか指数しすう(CPI)、7月しちがつ中国ちゅうごく生産せいさんしゃ物価ぶっか指数しすう(PPI)などに耳目じもくあつまる。なお、シンガポール市場いちば休場きゅうじょう。(ぎん

出所しゅっしょ:MINKABU PRESS
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