今秋こんしゅう公開こうかい、妻夫木つまぶき聡さとし×安藤あんどうサクラ×窪田くぼた正ただし孝こうら出演しゅつえんの感動かんどうヒューマンミステリー『ある男おとこ』より、特報とくほう映像えいぞう&ビジュアル解禁かいきん

累計るいけい21万まん部ぶ超ちょうの平野ひらの啓一郎けいいちろうのベストセラー小説しょうせつ「ある男おとこ」が映画えいが化か。
2018年ねんに平野ひらの啓一郎けいいちろう氏しにより発表はっぴょうされ、第だい70回かい読売よみうり文学ぶんがく賞しょうを受賞じゅしょうした渾身こんしんの文学ぶんがく作品さくひん「ある男おとこ」。主人公しゅじんこうである弁護士べんごし・城戸きどが、“ある男おとこ”の真実しんじつに迫せまっていく、衝撃しょうげきと感動かんどうのヒューマンミステリー。

メガホンをとったのは、『愚行ぐこう録ろく』(17)でベネチア国際こくさい映画えいが祭さいオリゾンティ・コンペティション部門ぶもんに選出せんしゅつされ、『蜜蜂みつばちと遠雷えんらい』(19)では、毎まい 日にち映画えいがコンクール日本にっぽん映画えいが大賞たいしょう、日本にっぽんアカデミー賞しょう優秀ゆうしゅう作品さくひん賞しょうなど多おおくの賞しょうを受賞じゅしょうし、国内外こくないがいで高たかい評価ひょうかを得える石川いしかわ慶けい。
脚本きゃくほんを手てがけたのは、『リアリズムの宿やど』(03)、『リンダリンダリンダ』(05)、『マイ・バック・ページ』(11)、『聖きよしの青春せいしゅん』(16)など、数々かずかずの話題わだい 作さくを手掛てがけてきた向井むかい康やすし介かい。
『愚行ぐこう録ろく』に続つづき石川いしかわ慶けい監督かんとくとの2本ほん目めのタッグとなる。

城戸きどは、かつての依頼いらい者しゃである里さと枝えだから、里さと枝えだの亡なくなった夫おっと「大だい祐ゆう」の身元みもと調査ちょうさの依頼いらいという奇妙きみょうな相談そうだんを受うける。里枝りえは離婚りこんを経験けいけん後ご、子供こどもを連つれて故郷こきょうに戻もどり、やがて出会であう「大だい祐ゆう」と再婚さいこん。新あらたに生うまれた子供こどもと4人にんで幸しあわせな家庭かていを築きずいていたが、ある日ひ突然とつぜん夫おっとが不慮ふりょの事故じこで命いのちを落おとしてしまう。悲かなしみに暮くれる中なか、大だい祐ゆうの法要ほうようの日ひ、長年ながねん疎遠そえんになっていた大だい 祐ゆうの兄あに・恭一きょういちが訪おとずれ、遺影いえいを見みると「これ、大だい祐ゆうじゃないです」とい放いはなつ。
愛あいしたはずの夫おっと「大だい祐ゆう」は、まったくの別人べつじんだったのだ...。 「大だい祐ゆう」として生いきた「ある男おとこ」は、いったい誰だれだったのか。何故なぜ別人べつじんとして生いきていたのか。
城戸きどは、“ある男おとこ”の正体しょうたいを追おう中なかで様々さまざまな人物じんぶつと出会であい、衝撃しょうげきの事実じじつに近ちかづいていくが、いつしか城戸きどの心しんにも他人たにんとし て生いきた男おとこへの複雑ふくざつな思おもいが生うまれていく―――。

主人公しゅじんこうの弁護士べんごし・城戸きど章あきら良りょう(きど・あきら)を演えんじるのは、妻夫木つまぶき聡さとし。石川いしかわ監督かんとくとは『愚行ぐこう録ろく』「イノセント・デイズ」に続つづき、本ほん作さくで3度目どめのタッグとなり、今いま作さくにて初はつの弁護士べんごし役やくに挑いどむ。
城戸きどに夫おっとの身元みもと調査ちょうさを依頼いらいする谷口たにぐち里枝りえ(たにぐち・りえ)役やくに安藤あんどうサクラ。
里枝りえの夫おっととなる谷口たにぐち大だい祐ゆう(たにぐち・だいすけ)を演えんじるのは、窪田くぼた正ただし孝こう。
さらに、清きよし野菜やさい名めい、眞島まじま秀和ひでかず、小しょう籔千豊ゆたか、仲野なかの太賀たが、真木まきよう子こ、そして柄本えもと明あきらといった個性こせい豊ゆたかな俳優はいゆう陣じんが名なを連つらねた。

今回こんかい解禁かいきんとなった特報とくほう映像えいぞうは、妻夫木つまぶき演えんじる城戸きどの「僕ぼくたちは誰だれ かを好すきになる時とき、その人ひとの何なにを見みているのだろう。その人ひとの何なにを愛あいするのだろう。」というナレーションから始はじまる。
その後ご、場面ばめんが転換てんかんし、エルヴィス・プレスリーの名曲めいきょく「Canʻt Help Falling In Love」のカバー曲きょくとともに、里枝りえ(安藤あんどう) が“ある男おとこ”大だい祐ゆう(窪田くぼた)と過すごした幸しあわせな日々ひびが映うつし出だされる。しかし、大だい祐ゆうが不慮ふりょの事故じこで亡なくなってしまい、 “愛あいしたはずの夫おっとが、別人べつじんだった”という衝撃しょうげきの事実じじつが明あかされ「ある男おとこ」は一体いったい誰だれだったのか、 なぜ別人べつじんになりすましていたのか、という謎なぞを残のこし、次つぎの展開てんかいが気きになる映像えいぞうとなっている。後半こうはんに流ながれる台湾たいわんの室内楽しつないがくアンサンブルグループ「 Cicada 」の伴奏ばんそう音楽おんがくが、人物じんぶつやシーンをより深ふかく印象いんしょう付つける。

特報とくほう映像えいぞう

さらに、新あらたな出演しゅつえんキャストも発表はっぴょうとなった。【里枝りえの息子むすこ・悠ゆう人じん】を本ほん作さくのオーディションで抜擢ばってきされ、映画えいが初はつ出演しゅつえんを果はたした坂元さかもと愛あい登とう、【里枝りえの母親ははおや・初江はつえ】に山口やまぐち美也子みやこ、【大だい祐ゆうの働はたらく林産りんさん会社かいしゃの社しゃ⻑・伊東いとう】にきたろう、「大だい祐ゆう」の過去かこを知しる人物じんぶつに、カトウシンスケ、活躍かつやく目覚めざましい河合かわい優ゆう実み、でんでんが出演しゅつえん。

人ひとは心しんに深ふかい傷きずを負おっても、愛あいし直なおし、そしてまた愛あいにたどり着つけるのか――。
芥川賞あくたがわしょう作家さっか・平野ひらの啓一郎けいいちろう氏しの最高さいこう傑作けっさく×今いま最もっとも注目ちゅうもくを集あつめる新鋭しんえい・石川いしかわ慶けい監督かんとく×日本にっぽん映画えいが界かい屈指くっしのオールスターキャストで贈おくる「愛あい」と「過去かこ」をめぐる珠玉しゅぎょくの感動かんどうヒューマンミステリーが、2022年ねん秋あき公開こうかいとなる。

STORY

弁護士べんごしの城戸きど(妻夫木つまぶき)は、かつての依頼いらい者しゃである里枝りえ(安藤あんどう)から、里さと枝えだの亡なくなった夫おっと「大だい祐ゆう」 (窪田くぼた)の身元みもと調査ちょうさという奇妙きみょうな相談そうだんを受うける。里枝りえは離婚りこんを経へて、子供こどもを連つれて故郷こきょうに戻もどり、やがて出会であう「大だい祐ゆう」 と再婚さいこん。そして新あらたに生うまれた子供こどもと4人にんで幸しあわせな家庭かていを築きずいていたが、ある日ひ「大だい祐ゆう」が不慮ふりょの事故じこで命いのちを落おとしてしまう。悲かなしみに暮くれる中なか、⻑年疎遠そえんになっていた大だい祐ゆうの兄あに・恭一きょういちが法要ほうように訪おとずれ、遺影いえいを見みると「これ、大だい祐ゆうじゃないです」と衝撃しょうげきの事実じじつを告つげる。愛あいしたはずの夫おっと「大だい祐ゆう」は、名前なまえもわからないまったくの別人べつじんだったのだ・...。 「ある男おとこ」の正体しょうたいを追おい“真実しんじつ”に近ちかづくにつれて、いつしか城戸きどの中なかに別人べつじんとして生いきた男おとこへの複雑ふくざつな思おもいが生うまれていく―――。