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声優・春瀬なつみ、漫画『メダリスト』作者からの手紙に涙 「憧れのキャラを演じられて幸せ」 | PHPオンライン|PHP研究所
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声優せいゆうはるせらなつみ、漫画まんが『メダリスト』作者さくしゃからの手紙てがみなみだあこがれのキャラをえんじられてしあわせ」

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2024ねん07がつ31にち 公開こうかい 2024ねん12月16にち 更新こうしん

声優・春瀬なつみ、漫画『メダリスト』作者からの手紙に涙 「憧れのキャラを演じられて幸せ」

だい48かい講談社こうだんしゃ漫画まんがしょう贈呈ぞうていしきが、2024ねん7がつ31にち開催かいさいされました。司会しかいはおわらいトリオのパンサー(かん良太郎りょうたろうさん・向井むかいとしさん・尾形おがた貴弘たかひろさん)、もとAKB48の宇佐美うさみ友紀ゆきさんがつとめられました。

受賞じゅしょうした作品さくひんは、少年しょうねん部門ぶもんの『葬送そうそうのフリーレン』(原作げんさく山田やまだかねじん作画さくが:アベツカサ)、少女しょうじょ部門ぶもんの『きみの横顔よこがおていた』(ちょ:いちのへ瑠美るみ)、そして総合そうごう部門ぶもんの『メダリスト』(ちょ:つるまいかだ)のさん作品さくひんです。受賞じゅしょうしゃ言葉ことば作品さくひん講評こうひょうなど、贈呈ぞうていしきのもようをおつたえします。

 

講談社こうだんしゃ漫画まんがしょうさかえある受賞じゅしょう作品さくひん発表はっぴょう!

葬送のフリーレン

少年しょうねん部門ぶもん葬送そうそうのフリーレン』(原作げんさく山田やまだかねじん作画さくが:アベツカサ)
魔王まおうたおした勇者ゆうしゃいちぎょう後日ごじつたんファンタジー
魔王まおうたおした勇者ゆうしゃいちぎょうの"その"。魔法使まほうつかいフリーレンはエルフであり、の3にんちが部分ぶぶんがあります。彼女かのじょが""の世界せかいきること、かんじることとは...。物語ものがたりは"冒険ぼうけんわり"からはじまる。英雄えいゆうたちの“ざま”を物語ものがたる、後日ごじつたん(アフター)ファンタジー!

きみの横顔を見ていた

少女しょうじょ部門ぶもん『きみの横顔よこがおていた』(ちょ:いちのへ瑠美るみ
こう1男女だんじょ4にん全員ぜんいん片想かたおもちゅう。すべてがいとしい青春せいしゅんぐんぞうげき! 1人ひとり主人公しゅじんこう平凡へいぼんきわめた高校こうこう1年生ねんせいひかり恋愛れんあいとは縁遠えんどおく、親友しんゆう美少女びしょうじょ麻里あさざと見合みあ男子だんしさが日々ひび。そんなある麻里あさざと相手あいてやくとして妄想もうそうしていたクラスのムードメーカー・大谷おおやくんと学年がくねんいちのイケメン・朝霧あさぎりくんからはなしかけられて――。さらに、2人ふたり主人公しゅじんこう大谷おおやくん。あいされキャラのかれおもいをせるのは――。4にんこい友情ゆうじょうがはじまる!

メダリスト

総合そうごう部門ぶもん『メダリスト』(ちょ:つるまいかだ)
人生じんせいふたつぶんけて、かなえたいゆめがある! ゆめやぶれた青年せいねんつかさと、見放みはなされた少女しょうじょ・いのり。でもにんには、だれよりつよいリンクへの執念しゅうねんがあった。こおりうえ出会であった二人ふたりがタッグをんで、フィギュアスケートで世界せかい目指めざす!

 

だい48かい選考せんこう委員いいん 海野うみのつなみさんによる講評こうひょう

講談社漫画賞贈呈式

だい48かい講談社こうだんしゃ漫画まんがしょう選考せんこう委員いいんつとめた、『げるははじだがやくつ』の作者さくしゃ海野うみのつなみさんが、受賞じゅしょう作品さくひん講評こうひょうあつおもいをかたりました。

とくに、少年しょうねん部門ぶもん受賞じゅしょうした『葬送そうそうのフリーレン』については、「4ねんまえからずっと応援おうえんしていた作品さくひんなんです!」とかがやかせながら、その魅力みりょく熱弁ねつべん。 「冒険ぼうけんのちえがくという斬新ざんしん設定せっていうつくしい、そしてちいさな物語ものがたりおおきな物語ものがたり見事みごとわさったバランスのさ。登場とうじょう人物じんぶつたちがこれからなに経験けいけんし、なにうしなっていくのか、そのたび見守みまもるのが本当ほんとうたのしみです」と、作品さくひんへのあいかたりました。

少女しょうじょ部門ぶもんの『きみの横顔よこがおていた』については、「恋愛れんあい漫画まんがにとどまらず、登場とうじょう人物じんぶつたちのしん機微きび丁寧ていねいえがいた作品さくひん」と絶賛ぜっさん物語ものがたり登場とうじょう人物じんぶつ全員ぜんいん全員ぜんいん片思かたおもいをしているというもので、海野うみのさんは「感情かんじょううごくさまを丁寧ていねいえがいた間違まちがいないストーリー」と太鼓判たいこばんします。そして"繊細せんさい感情かんじょう表現ひょうげんこそが少女しょうじょ漫画まんがつよさ"とかたり、これからもつづきがたのしみな作品さくひんだとおはなしされました。

そして、総合そうごう部門ぶもんの『メダリスト』は、「物語ものがたり緩急かんきゅうのつけかた、キメシーンの気持きもちよさにしたく」と評価ひょうか。アニメまっているけど、選考せんこう委員いいんあいだでは「アニメはマンガをえられないのでは?」と話題わだいになったほど、完成かんせいたか作品さくひんだそう。「どこまで一緒いっしょれてってくれるのか、ワクワクしています」と、今後こんごのストーリー展開てんかいへの期待きたいかたりました。

 

最初さいしょはギャグ漫画まんが予定よていだった『葬送そうそうのフリーレン』

葬送のフリーレン

原作げんさく山田やまだかねじんさん、作画さくが・アベツカサさんの代理だいり登壇とうだんした週刊しゅうかん少年しょうねんサンデー編集へんしゅうちょう大嶋おおしま一範かずのりさんが『葬送そうそうのフリーレン』のこれまでのみちのりをかえりました。

「『葬送そうそうのフリーレン』の企画きかく最初さいしょまれたのは2019ねん当初とうしょ勇者ゆうしゃ魔王まおうのギャグ漫画まんがというはなしだったのですが、出来上できあがったのは長命ちょうめいのエルフと人間にんげん交流こうりゅうえがいた、まったことなるうつくしい物語ものがたりでした。

その魅力みりょくてき原作げんさくを、新進しんしん気鋭きえい作家さっかであるアベツカサ先生せんせいんでいただき、ささやかな感情かんじょうえがる、繊細せんさい魅力みりょくてき作画さくが担当たんとういただきました。2020ねん連載れんさい当初とうしょより、読者どくしゃから熱烈ねつれつ支持しじあつめ、昨年さくねん秋口あきぐちより放映ほうえいされたTVアニメーションでは、まれるハイクオリティな映像えいぞう、そして金曜きんようロードショーでの放送ほうそう実現じつげんするなど、おおくの方々かたがたあいされる作品さくひんとなりました。

山田やまだかねじん先生せんせいとアベツカサ先生せんせいの、1ページ1コマへの並々なみなみならぬこだわりと頑張がんばりがみのり、れがましい歴史れきしある漫画まんがしょうをいただきましたこと、あらためて皆様みなさまふか御礼おれいもうげます」

大嶋おおしま編集へんしゅうちょうは、作品さくひんがここまであいされるにいたった背景はいけいかたり、作者さくしゃ二人ふたりへの敬意けいいあらわしました。今後こんごも『葬送そうそうのフリーレン』がどのように発展はってんしていくのか期待きたいされます。

 

いちのへ瑠美るみさん「純粋じゅんすい自分じぶんみたい物語ものがたりいている」

きみの横顔を見ていた

『きみの横顔よこがおていた』作者さくしゃのいちのへ瑠美るみさんは「商業しょうぎょう漫画まんがをかく人間にんげんとして、ただしいことではないという自覚じかくはあるのですが、つたえたいメッセージがあるというわけではなく、純粋じゅんすい自分じぶんみたい物語ものがたりいています」と、創作そうさく原点げんてんかしました。

しかし受賞じゅしょうに、「繊細せんさい作風さくふうであるがゆえに、くるしんでいる作家さっかさんたちをてきたので、こういうネームでも評価ひょうかをいただけることもあるんだよということで、作家さっかさんたちにメッセージをおくることができたらなとおもっています」と、漫画まんがへのエールをおくりました。

 

声優せいゆうはるせらなつみさんがかした『メダリスト』秘話ひわ

メダリスト

声優せいゆうはるせらなつみさんが『メダリスト』の作者さくしゃ・つるまいかださんへ、祝福しゅくふくのスピーチをおこないました。

つるまさんは、なんとはるせらさんの長年ながねんのファン。会社かいしゃいん時代じだいから頻繁ひんぱんにファンレターをおくっており、そのなかには「会社かいしゃをやめて漫画まんがになります。はるせらさんにアニメの声優せいゆうをやってもらうのがゆめです」という言葉ことばも。

はるせらさんは、『メダリスト』の発売はつばいには、いてもたってもいられず書店しょてんみ、いえかえって玄関げんかんさき一気いっきり、感動かんどうのあまりなみだしたといいます。

そのときに 「いのりちゃんをえんじられたらどんなに素敵すてきだろう!」とねがったゆめかない、来年らいねん放送ほうそうされるアニメではあこがれのキャラクターをえんじられるよろこびを、なみだながらにかたりました。

つるまさんも、はるせらさんのスピーチに感極かんきわまり、なみだをこぼしながら、講談社こうだんしゃ漫画まんがしょうへのあつおもいをかたりました。

わたしはいつも、講談社こうだんしゃオフィスのトイレにかう通路つうろで、講談社こうだんしゃ漫画まんがしょう受賞じゅしょうした『ブルーピリオド』や『スキップとローファー』のおおきなパネルをていました。りにわれ、あまり作品さくひんれない日々ひびなかでも、いつか自分じぶんもあのパネルにならぶような作品さくひんえがきたいと、いつもしんちかっていました。」

講談社こうだんしゃ漫画まんがしょうへの情熱じょうねつだれにもけないとかたるつるまさん。作品さくひんかかわってくれたすべての人々ひとびと、そして読者どくしゃへの感謝かんしゃべるとともに、月刊げっかんアフタヌーンの編集へんしゅうちょうへ「『メダリスト』のパネルを、『スキップとローファー』のよこならべてくださいね!」とリクエスト。会場かいじょうあたたかい拍手はくしゅつつまれました。

 

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