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ローコード/ノーコード開発を推進し効果の出るアプリ開発を内製化 - 日経クロステック Special

DIGITAL Foresight 2023-24 Winter Review 3rd Season

INDEX
  • 生成せいせいAI×ローコード|エイチシーエル・ジャパン

ローコード/ノーコード開発かいはつ推進すいしん
効果こうかるアプリ開発かいはつうちせい

効率こうりつてきでスピーディーなアプリ開発かいはつが、企業きぎょう価値かちたかめる1つの要素ようそになってきている。一方いっぽうで、ローコード/ノーコードの開発かいはつツールを全社ぜんしゃ導入どうにゅうしたが、うまく使つかいこなせないというこえすくなくない。HCLSoftware(エイチシーエル・ジャパン)は、AI活用かつようわせた使つかいやすいローコード/ノーコード開発かいはつプラットフォームとして「HCL Volt MX」を提供ていきょうする。開発かいはつうちせい成功せいこうさせるキーワードは「えやすい効果こうか」と、開発かいはつの「ウキウキかん」だ。(ききて日経にっけいBP 総合そうごう研究所けんきゅうじょ イノベーションICTラボ所長しょちょう 大和田おおわだ 尚孝なおたか

ローコード/ノーコードの現状げんじょう
開発かいはつのモチベーション維持いじ課題かだい

株式会社かぶしきがいしゃエイチシーエル・ジャパン
HCLSoftware
シニア・ダイレクター
吉田よしだ けん治郎じろう

大和田おおわだ ローコード/ノーコード開発かいはつ活用かつようじょうきょうおしえてください。

吉田よしだ ローコード/ノーコードツールの導入どうにゅうすすんでいます。とくにグローバルでは2024ねんにはアプリ開発かいはつ半数はんすう以上いじょうがローコード/ノーコードになるともいわれています。一方いっぽうで、日本にっぽんではツールの導入どうにゅうすすんでいるけれど、申請しんせい・ワークフローけいからさきすすんでいないというこえかれます。

大和田おおわだ 活用かつようすすまない要因よういんはどこにあるのでしょう。

吉田よしだ 導入どうにゅうのモチベーションが維持いじできないことです。とくにITの専門せんもん知識ちしきがない従業じゅうぎょういんによるいわゆる市民しみん開発かいはつ場合ばあいに、そうした傾向けいこうられます。具体ぐたいてき原因げんいんとしては「効果こうかかりにくく、経営けいえいそう理解りかいられない」ことがおおきな要因よういんです。さらに「市民しみん開発かいはつだとローコードツールでは開発かいはつむずかしい」一方いっぽうで、「スキルのあるひとはノーコードでは満足まんぞくなアプリ開発かいはつができない」こともあります。また「必要ひつようなデータやシステムと連携れんけいできない」ことも原因げんいんです。こうしたことがかさなるとローコード/ノーコード開発かいはつのモチベーションががってしまうのです。

効果こうかえやすいアプリの開発かいはつ
使つかいやすいツールを選択せんたく

大和田おおわだ ローコード/ノーコードの活用かつようすすめる解決かいけつさくはありますか。

吉田よしだ まず、効果こうかえるアプリから開発かいはつすすめることです。顧客こきゃく接点せってん提供ていきょうするアプリやぜん社員しゃいん日常にちじょうてき利用りようするアプリなど、えるところからむことが大切たいせつです。

大和田おおわだ 効果こうかえるアプリをつくっていくうえで、使つかいやすいツールの要件ようけんはどのようなものでしょうか。

吉田よしだ 重要じゅうようなのは、開発かいはつしていて「ウキウキ」することです。ウキウキしてアプリをつくれることで、業務ぎょうむたいしてえる効果こうかまれます。そのうえで、スキルのたか開発かいはつしゃにも、やりたいことができる機能きのう提供ていきょうして達成たっせいかんかんじてもらうことが必要ひつようです。こうした条件じょうけんたすローコード/ノーコードツールの1つが、HCLSoftwareの「Volt MX」です。

大和田おおわだ Volt MXでは、開発かいはつ支援しえんするためにどのような機能きのう提供ていきょうしていますか。

吉田よしだ 顧客こきゃく接点せってんけのアプリを開発かいはつするときは、多様たようなデバイスに対応たいおうしないといけません。Volt MXではWindows、Mac、iPhone、Androidなどのおおくのプラットフォームに対応たいおうしたネイティブアプリを開発かいはつできます。また、テスト環境かんきょう統合とうごうしています。

[画像がぞうのクリックで拡大かくだい表示ひょうじ]
多様たよう開発かいはつ対応たいおうするHCLのVolt MX
ローコード/ノーコード開発かいはつでありながら、市民しみん開発かいはつからプロの開発かいはつしゃまで幅広はばひろいスキルに対応たいおうする

大和田おおわだ 役立やくだ機能きのう提供ていきょうしたB2Cの事例じれいなどはありますか。

吉田よしだ 北米ほくべい小売こうり事業じぎょうしゃは、ECや店舗てんぽでの販売はんばい利用りようできるアプリを開発かいはつしました。「自宅じたくでインクがなくなったら、その商品しょうひんのバーコードをむだけで注文ちゅうもんできる」といった、お客様きゃくさまのアイデアをれた機能きのうをどんどんんで、アプリストアでこう評価ひょうかています。AR(拡張かくちょう現実げんじつ)の応用おうようでは、自室じしつ家具かぐ配置はいちした状態じょうたい確認かくにんできる機能きのう提供ていきょうしたり、みせ陳列ちんれつした商品しょうひんにスマホのカメラをけるだけで背面はいめん記載きさいされている成分せいぶん表示ひょうじなどを確認かくにんできる機能きのうつくったりした事例じれいもあります。

ローコード/ノーコード開発かいはつ
AIとのわせでさらに強化きょうか

大和田おおわだ 様々さまざま機能きのう素早すばやつくれて成果せいかあらわれれば、開発かいはつしゃにとってやりがいにもつながりますね。一方いっぽう企業きぎょう自社じしゃ使つかうようなアプリへの応用おうようはありますか。

吉田よしだ 企業きぎょうないではポータルサイトやダッシュボードがおおくありますが、使つかいにくいこともすくなくありません。経営けいえいそうけに、複数ふくすうのシステムの情報じょうほう統合とうごうしてスマホでもやすいポータルアプリを開発かいはつした事例じれいがあります。航空こうくう会社かいしゃでは、客室きゃくしつ乗務じょうむいんけに搭乗とうじょうきゃく情報じょうほう機内きない不具合ふぐあい連絡れんらくなどに使つかうアプリを導入どうにゅうしています。客室きゃくしつ乗務じょうむいん意見いけん反映はんえいしながら改善かいぜんつづけて、業務ぎょうむ改善かいぜん貢献こうけんしています。

大和田おおわだ 最近さいきんはAIが注目ちゅうもくされていますが、Volt MXでもAIは活用かつようされていますか。

吉田よしだ はい、様々さまざまなシーンでAIがアプリ開発かいはつ支援しえんします。たとえばデザインです。これまでアプリの画面がめんイメージをデザイナーにわたしてデザインができるのをちましたが、Volt MXでは画面がめん項目こうもくを3つほどれるだけでAIが判断はんだんして最適さいてきなデザインやレイアウトを提案ていあんしてくれます。また「こういう画面がめんつくって」といった指示しじをチャットで入力にゅうりょくすることで、画面がめんフォームを作成さくせいする機能きのうもあります。さらに開発かいはつ不明ふめいてん生成せいせいAIにたずねて、Volt MX 関連かんれんしぼって参考さんこうとなる情報じょうほうげんすといった使つかかたもありますし、アプリのパフォーマンス向上こうじょうにAIのちからりることもあります。

大和田おおわだ 人間にんげんとAIがむことで、さらにウキウキしたローコード/ノーコード開発かいはつができて、開発かいはつたのしくなってきそうながしてきました。

講演こうえん一部いちぶをOn-Demand形式けいしき視聴しちょういただけます。

HCLSoftware 株式会社かぶしきがいしゃエイチシーエル・ジャパン

https://www.hcljapan.co.jp/software/


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