ノアとヴォクシー「微妙びみょうちがう」購入こうにゅうしゃ嗜好しこう 新旧しんきゅうノア/ヴォクの新車しんしゃ購入こうにゅうしゃデータを分析ぶんせき

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左がヴォクシー、右がノア。メカニズム上の差異はなくデザインの違いで選ばれている(写真:トヨタ自動車)
ひだりがヴォクシー、みぎがノア。メカニズムじょう差異さいはなくデザインのちがいでえらばれている(写真しゃしんトヨタ自動車とよたじどうしゃ

競争きょうそうはげしいミドルクラスミニバン市場いちばで、れにれているトヨタの「ノア」と「ヴォクシー」。現在げんざい販売はんばいされているのは2022ねん1がつにフルモデルチェンジされた4代目だいめで、しん世代せだいハイブリッドシステムや数々かずかず先進せんしん技術ぎじゅつ採用さいようしている。

フルモデルチェンジ直後ちょくごはコロナ物流ぶつりゅう停滞ていたい半導体はんどうたい不足ふそくなどにより、納車のうしゃちが1ねん以上いじょうにおよぶケースもあるほど、人気にんき集中しゅうちゅうしていた。

実際じっさい販売はんばい台数だいすうてみると、発売はつばいねんとなる2022ねんこそ納車のうしゃ遅延ちえんにより停滞ていたいしているものの、2023ねんはノア/ヴォクシーともにおおきくびている。なお、フルモデルチェンジまえはヴォクシーのほうがれていたが、新型しんがたになってからは逆転ぎゃくてんしてノアのほうがおおくなっている。

これは、フロントマスクのデザインやグレード構成こうせい(ヴォクシーはエアロ仕様しようのみとなった)、トヨタ販売はんばいてん統合とうごう影響えいきょうしているとかんがえられる。

 

そんな4代目だいめノア/ヴォクシーは、どんなひとがどんな要件ようけんっているのか。一部いちぶ先代せんだいモデル(2014ねん1がつ発売はつばい)と比較ひかくしながら購入こうにゅうしゃ特徴とくちょうていく。分析ぶんせきデータはこれまで同様どうよう市場いちば調査ちょうさ会社かいしゃのインテージが毎月まいつきやく70まんにんから回答かいとうあつめる、自動車じどうしゃかんする調査ちょうさ「Car-kit®」を使用しようする。

分析ぶんせき対象たいしょうすう
現行げんこう(4代目だいめ)ノア:1432めい
現行げんこう(4代目だいめ)ヴォクシー:1283めい
■3代目だいめノア:4860めい
■3代目だいめヴォクシー:8204めい
※いずれも分析ぶんせき対象たいしょう新車しんしゃ購入こうにゅうしゃのみとする

先代せんだいから大幅おおはば上昇じょうしょうした平均へいきん購入こうにゅう価格かかく

はじめに、購入こうにゅうしたひとたちが「実際じっさいのところいくら支払しはらったのか」をてみよう。したひょうに「値引ねびぜん車両しゃりょう本体ほんたい+オプション価格かかく」「値引ねびがく」「下取したどがく」「最終さいしゅう支払しはらがく」をしめしてみた。

まず「値引ねびぜん車両しゃりょう本体ほんたい+オプション価格かかく」を確認かくにんすると、3代目だいめから4代目だいめになるにあたってノアは76まんえん、ヴォクシーは88まんえん上昇じょうしょうしている。

写真しゃしん最新さいしん「ノア/ヴォクシー」のデザインをる(70まい以上いじょう
ページそれでも値引ねびがくえていないのは…
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