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源氏物語げんじものがたりひかきみははけられた嫉妬しっと正体しょうたい 紫式部むらさきしきぶ源氏物語げんじものがたり』にまけ感情かんじょうとのかた

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紫式部『源氏物語』
紫式部むらさきしきぶ源氏物語げんじものがたり玉上たまがみ琢彌 訳注やくちゅう角川かどかわソフィア文庫ぶんこ

源氏物語げんじものがたり』をんでいると、その人間にんげん関係かんけいであまりにも現代げんだいたような状況じょうきょうがいくつも登場とうじょうするから、「人間にんげんはいくらテクノロジーを発達はったつさせても、知識ちしきをつけても、わらないものなのだ」としみじみ理解りかいする。

古典こてん意味いみの1つは、人間にんげん理解りかいだ。人間にんげんはずっとわらない。他人たにんきになり、他人たにん嫉妬しっとし、他人たにんにくみつつ、他人たにんもとめる。そういうものなのだと心底しんそこ理解りかいできることが、古典こてん醍醐味だいごみの1つだとおもう。

現代げんだいにもつうじる人間にんげん真理しんり

源氏物語げんじものがたり』の場合ばあいは、光源氏ひかるげんじまれる前段ぜんだんえが冒頭ぼうとうから、現代げんだいじんにもグサリとさる場面ばめんってくる。光源氏ひかるげんじちちは、きりつぼみかど(きりつぼのみかど)。そしてのち光源氏ひかるげんじははとなるきりつぼ更衣ころもがえ(きりつぼのこうい)は、身分みぶんひく女性じょせいだった。

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