大阪おおさか府ふ東大阪ひがしおおさか市しは中小ちゅうしょう企業きぎょうが集あつまる"モノづくりのまち"として知しられています。
工場こうじょう集積しゅうせき率りつは全国ぜんこくNo.1で、各かく分野ぶんやのトップシェアを誇ほこる会社かいしゃやユニークな製品せいひんを開発かいはつする、 オンリーワン企業きぎょうもたくさん集あつまっています。
しかし、高たかい技術ぎじゅつ力りょくの誇ほこるこのまちでも不ふ況きょうの波なみは厳きびしく、加くわえて技術ぎじゅつ者しゃの高齢こうれい化かが進すすむ一方いっぽうで、 モノづくりに関心かんしんを持もつ若者わかものが減少げんしょうしており、貴重きちょうな技術ぎじゅつの継承けいしょうが危あやぶまれています。
そんな中なか、「苦くるしい時ときこそ夢ゆめを持もたなアカン！」と、職人しょくにん集団しゅうだんが立上たちのぼりました。
「中小ちゅうしょう企業きぎょうの技術ぎじゅつ力りょくを結集けっしゅうして、人工じんこう衛星えいせいを打うち上あげよう」と、2002年ねん12月に設立せつりつされたのが、 東大阪ひがしおおさか宇宙うちゅう開発かいはつ協同きょうどう組合くみあい(Astro Technology SOHLA)です。

「夢ゆめを打うち上あげるんやない。夢ゆめで打うち上あげるんや」

新あたらしい宇宙うちゅう開発かいはつを目指めざし、匠たくみたちは日々ひび挑戦ちょうせんし続つづけます。