任期満了に伴う長野県知事選は8日午後8時で投票が締め切られ、県内各地で順次開票作業がスタートした。大勢判明は同日夜の見通し。
県選挙管理委員会によると、午後7時半現在の投票率は38・65%で前回同時刻を12・13ポイント下回った。期日前投票は前回よりやや増加したものの、前回の65・98%を下回るのは確実。
立候補しているのはいずれも無所属新人で、田中康夫知事時代の副知事、阿部守一氏(49)=民主、社民、国民新推薦=と、共産党県委員会が支援する元安曇野ちひろ美術館長、松本猛氏(59)、自民党が支援し村井仁知事を副知事として支えた腰原愛正氏(63)の3人。
参院選後初めての大型地方選で、村井県政の継承の是非が主な争点。