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株式会社スターダム-Season4~
The Wayback Machine - https://web.archive.org/web/20130402160004/http://wwr-stardom.p-kit.com/page193092.html

 年内ねんない最終さいしゅうせん札止ふだどめ! わきさわ美穂みほ、はるかゆうなしがデビュー

『スターダム yearend stars2011』
12月じゅうにがつ25にち東京とうきょう新木場しんきば1st RING(12:30)
観衆かんしゅう425にんちょう満員まんいん札止ふだどめ)

▼オープニング

 スクリーンにはサンタの格好かっこうをした愛川あいかわたたかえほしあきら岩谷いわたに鹿島かしまうつされる。岩谷いわたにが「あ、今日きょう、クリスマスじゃないですか。今日きょう試合しあいてクリスマス気分きぶんになってくれればとおもいます」とオトボケ発言はつげんをしたあと、リングじょうにはいつものようにKちゃんパンダが登場とうじょう。Kちゃんパンダも大阪おおさか大会たいかい同様どうようにクリスマス仕様しよう衣装いしょう。オープニングダンスの途中とちゅうで、サンタの格好かっこうをしたふうGMが登場とうじょうし「みなさん、こんにちは。たくさんのご来場らいじょうありがとうございます。今日きょう年内ねんない最後さいご大会たいかい2人ふたりがデビューしますが、いまもうらですごく緊張きんちょうしていて、メインにわきさわさんなんてもうガウンまでてますけど、あたたかい応援おうえんをよろしくおねがいします」と挨拶あいさつし、観客かんきゃくわらいをさそった。

▼はるかゆうなしデビューせん15ふんほん勝負しょうぶ
 夏樹なつき☆たいよう(10ふん56びょう/スウィングしきダブルアームフェースバスター→かたエビかため)はるかゆうなし

 はるかゆうなしのデビューせん相手あいては、はるかのプロテストをて「ハイスピードのセンスがある」と評価ひょうかした夏樹なつき☆たいよう。3期生きせいなか一番いちばん最初さいしょにデビューすることになったはるかだが、どんなデビューせんをやってみせる期待きたいがかかる。

 サンタのケープを羽織はおって登場とうじょうしたはるかは、ファンから花束はなたばってリングイン。トレードマークの前髪まえがみをクシでとかしてせるが、緊張きんちょういろかくせない。たいするはデビューせん相手あいてつとめるのははじめてだという夏樹なつき。はるかは胸元むなもとひらいたセクシーなしろのセパレートコスチューム。「おねがいします」とおおきなこえ握手あくしゅしたはるかは、まずはロックアップ。うでられたはるかだが、ロープをつかんで1かいころがしてうでかえす。だが、夏樹なつき余裕よゆう表情ひょうじょうでハンマーロックにらえ、はるかに悲鳴ひめいをあげさせる。さらにロープにばし、アームドラッグでげてからハーフダウンのはるかにドロップキック。ヘッドロックにらえた夏樹なつきは、そこからフロントネックロックに移行いこう。3期生きせい仲間なかま必死ひっしげきばすと、はるかはうまく脱出だっしゅつ。しかし夏樹なつきははるかのいのちである前髪まえがみつかんでひねげると、そのままヘアホイップ。「かみばっかりにしてんじゃねえぞ!」とはるかを一喝いっかつした夏樹なつきどうめスリーパーへ。くびいたはるかは夏樹なつきあしきわめていくが、夏樹なつきはボディーシザースにらえた登場とうじょうで、はるかのかみをくしゃくしゃにしていく。だが、マウントエルボーをとしていったはるかは、フライングメイヤーからドロップキック3連発れんぱつつづいてボディースラムをねらうが、これがぎゃく夏樹なつきげていく。そこから夏樹なつきはローリングしながらぎゃくエビがため。さらにぎゃくかたエビがために移行いこうしておもっていくが、はるかはなにとかロープに脱出だっしゅつ背中せなかってみつけた夏樹なつきだが、はるかも必死ひっしにエルボーをかえしていく。えてめた夏樹なつきぎゃくにエルボーでなぎたおしていくが、はるかはマットをたたいてくやしさを爆発ばくはつさせると、エルボーの連打れんだからさかさえみ。さらに変型へんけいぎゃくとしから十字架じゅうじかがためでまるむがカウントは2。夏樹なつきあしってアキレス腱あきれすけんがためにらえるが、はるかはいているあしって脱出だっしゅつすると、うでひしぎぎゃく十字じゅうじかためをねらう。クラッチがれて夏樹なつきうでびたが、夏樹なつきはロープに脱出だっしゅつ。しかしはるかはカニはさみからワキがためにらえると、ふたたうでじゅう移行いこう。またも夏樹なつきうでびたが、これもロープに脱出だっしゅつ。ソバットではるかをコーナーまでばした夏樹なつきは、串刺くしざしドロップキック。10ふん経過けいかし、夏樹なつきははるかをかかげようとしたが、回転かいてんエビがためにかえしたはるかは、さらにコルバタからそのままスクールボーイでまるむ。だが、カウント2でかえした夏樹なつき旋回せんかいしきペディグリーでたたけて3カウント。

 試合しあい夏樹なつき健闘けんとうとなえられたはるかは号泣ごうきゅう観客かんきゃくからもしみない拍手はくしゅおくられた。

★はるかのコメント

 「夏樹なつきさんが余裕よゆうなのがえて、やっぱり自分じぶんのふがいなさが実感じっかんして、練習れんしゅうもっとしなきゃいけないなとおもったし、でも夏樹なつきさんがデビューせんけてくれて本当ほんとうにありがたくおもっていて、でもやっぱりそのふがいなさがえたんで、これからもっともっと練習れんしゅうして、いつか夏樹なつきさんにデビューからこんなに成長せいちょうしたねって、われるぐらいの選手せんしゅになりたいです」
 ――途中とちゅううでじゅうきわめる場面ばめんもあったが?
 「でももっとすんなりしたかったです。やっぱりすきあたえずにもっとできたかったです」
 ――夏樹なつき選手せんしゅのドロップキックをけた感想かんそうは?
 「めっちゃいたいですね(苦笑くしょう)。でも、やっぱり夏樹なつきさんはドロップキックの威力いりょくからしても、すごいほうだなっていうのがおもいました」
 ――コール大量たいりょうかみテープがびました
 「なんかいいですね。やっぱ衣装いしょうしろだったんで、しろかみテープがいっぱいんで、ちょうどクリスマスだったんでホワイトクリスマスてきかんじでうれしかったです。
 ――前髪まえがみ攻撃こうげきけたが?
 「かみにしてんじゃねえよ、みたいなことわれたんですけど、リングサイドにクシを用意よういしておいたんですけど、わったとき必死ひっしすぎて、クシでとかす余裕よゆうがなかったです(笑)。試合しあいまえはバレないように暗闇くらやみでとかしました」
 ――目指めざすレスラーぞうは?
 「理想りそうぞうかぜかおりさんみたいなかんじで、でもかぜかおりさんもつよいじゃないですか。だから、やっぱりファンのひとからすごいあいされて応援おうえんされて、それでつよいレスラーが目標もくひょうです」

▼20ふんほん勝負しょうぶ
 むらさきかみなりイオ(7ふん51びょう/ライダーキック→かたエビかため)ケリー・スケーター

 事前じぜんのカード発表はっぴょうでは「X」とされていたイオの対戦たいせん相手あいてはオーストラリアの女子じょしプロレスラー、ケリースケーター。スターダムはつ参戦さんせんとなる。バックをったケリーはげてマットにたたけるが、イオはヘッドロックでかえす。ケリーもヘッドシザースにらえるが、イオはくびいて脱出だっしゅつ。すると長身ちょうしんのケリーがよっつのちからくらべを要求ようきゅう。「オオキイ!」とアピールするケリーに、イオは「やりづらい」と苦笑にがわらい。ならばとロープにばしてコルバタでげていったイオは、場外じょうがいにエスケープしたケリーにたいして場外じょうがいダイブするとおもわせておいて、ロープをってバックちゅうするフェイント。エプロンをたたいてくやしがりながらリングにもどったケリーだが、イオはぎゃくかたエビがためにらえる。どうにかロープにのがれたケリーだが、イオはスペース・ローリング・ヒップアタックをたたむと、さらにみつけてからそのびムーンサルト。つづくバズソーキックをキャッチしたケリーは、あしにエルボーをとすと、カウンターエルボー。そこからセコンドの松本まつもと浩代ひろよがプロテインをわたそうとするが、イオがうばって場外じょうがいげてしまう。だが、イオのダイビング・ボディプレスをかわして、後頭部こうとうぶりをれたケリーはようやくプロテインをにしパワーアップ。アルゼンチン・バックブリーカーにらえて屈伸くっしんしてみせるが、イオもそこから脱出だっしゅつするとカニはさみでたおしてから619。つづくムーンサルトプレスはケリーがかわしたためイオは着地ちゃくち。ダブルアームをねらったイオを後方こうほうげていったケリーは、ハーフハッチスープレックスから滞空たいくう時間じかんながいブレーンバスター。しかし、ケリーの串刺くしざ攻撃こうげきをかわしてげたイオは、スワンダイブしきボディープレスからクロスフェースにらえる。ながあしかしてロープにのがれたケリーだが、イオはダブルアームしきフェースバスターでたたけ、コーナーさい上段じょうだんからライダーキックをお見舞みまいして3カウントをうばった。

▼スクランブル・タッグウォーズ30ふんほん勝負しょうぶ
 ○ほしあきらありさ&岩谷いわたにあさゆう(9ふん13びょう/オクラホマロール)●須佐すさえり&鹿島かしますなまれ
のこりの2くみ愛川あいかわゆずたたかえ陽子ようしせいIVとら山縣やまがたゆう

 初代しょだいゴッデス・オブ・スターダム王者おうじゃ愛川あいかわゆずたたかえ陽子ようしのBYほう、トラブルメーカー2のIVとら山縣やまがたゆうほしあきらありさ&岩谷いわたにあさゆうおんな-AMA-、須佐すさえり&鹿島かしますなまれの4チームがスクランブル・タッグウォーズで激突げきとつ。タッグ王者おうじゃのBYほうねらわれることは必至ひっしだが、1人ひとり勝利しょうりした時点じてん試合しあい終了しゅうりょうとなってしまうため、ほかのチームにられているあいだちが選手せんしゅ決着けっちゃくしてしまう可能かのうせいもある。

 ほしあきらくろサンタ、岩谷いわたにあかサンタの格好かっこう登場とうじょうし、きょくわせてダンスを披露ひろうIVとら山縣やまがたのセコンドには夏樹なつきがつき、トラブルメーカー2が勢揃せいぞろい。BYほうはゴッデス・オブ・スターダムのベルトをかたけて入場にゅうじょう須佐すさが「岩谷いわたにい!」と指名しめいすると、いきなりドロップキック。さらに岩谷いわたにのドロップキックを自爆じばくさせるとエルボー合戦かっせん。そこにたたかえはいってくると、ほしあきらんでるが、たたかえはサッカーボールキック。そこに愛川あいかわはいってきてダブルのせいこぶしとっきをたたむと「BYフォ~」とめポーズ。しかしAMAも合体がったい619をかえす。そこに鹿島かしまはいってるが、IVとらんできてヘアーホイップで鹿島かしまばし、ショルダータックルでなぎたおす。鹿島かしまもロープにんでフェースクラッシャーをかえすと、しじみでまるむがカウントは2。そこに須佐すさとAMA、さらにBYほうはいってきてIVとらにトレイン攻撃こうげき。だが、BYは須佐すさにキャメルクラッチとぎゃくエビがための合体がったいわざ。これを鹿島かしまがカットすると、BYのうえ2人ふたりっかっていくが、そのうえにさらにAMAがっかっていく。これをIVとら山縣やまがたがカットすると、リングじょうでは8選手せんしゅがそれぞれエルボー合戦かっせん最後さいごまでのこった愛川あいかわほしあきらがミドルキック合戦かっせん展開てんかいすると、リングからIVとら愛川あいかわあしをすくってたおし、山縣やまがたがミサイルキックでほしてるばす。さらにデュランダルからベースボール・スライドでばした山縣やまがたは、ブレーンバスターをねらうが、くびがためにかえしたほしあきらがってりを連打れんだ。そこからくび4のらえると、BYやAMAも数珠じゅずつなぎになっていく。最後さいごくび4のめたIVとら全員ぜんいん反転はんてんさせ、山縣やまがた全員ぜんいんしりたたいていく。「おしりたたくなよ!」とさけんだほしあきら山縣やまがたっていくと、背後はいごから愛川あいかわり。さらにたたかえ岩谷いわたににドロップキックを見舞みまっていき、須佐すさ鹿島かしまがダブルドロップキック。その2人ふたりIVとらがダブルラリアットでばし、山縣やまがたとダブルエルボー。さらに山縣やまがたつかまえた須佐すさIVとらがヒップトスをとしてから、デュランダルをめてめポーズ。そこにたたかえかかげた愛川あいかわがYKレッド(カカトとし)をとし、BYは須佐すさにダブルのミドルキックから、もう一度いちどたたかえかかげた愛川あいかわがYKレッド(カカトとし)。そこに岩谷いわたにがクロスボディーを発射はっしゃするが、BYは2人ふたりでうまくキャッチ。そこをほしてる蹴飛けとばしてたおすと、さらにほしてるがった愛川あいかわにもハイキック。そこに須佐すさはいってると、ほしあきら必殺ひっさつのブラジリアンキックをたたんでからのオクラホマロールでまるんで3カウント。スクランブル・タッグウォーズはAMAがせいした。

ブル中野ぶるなかの引退いんたい興行こうぎょうのメインは愛川あいかわvs志田しだ

 だい試合しあい終了しゅうりょう、2012ねんがつにち引退いんたい興行こうぎょう女帝にょてい』を開催かいさいするブル中野ぶるなかのがリングじょうに。「スターダムのリングにがるのははじめてです。今日きょうわたしいたいのはひとつだけ。わたし引退いんたい記念きねん大会たいかいのメインを愛川あいかわゆずたくしたいということです。はじめからめてました」と発表はっぴょうした。どう大会たいかいではアイスリボンの志田しだひかりとのシングルマッチがまっている愛川あいかわ登場とうじょうし「ありがとうございます。やったー! 高橋たかはし奈苗ななえ選手せんしゅとかいちゃって大丈夫だいじょうぶなんですかね? 一生懸命いっしょうけんめい頑張がんばりますので、よろしくおねがいします。絶対ぜったいつぞー!」とよろこびを爆発ばくはつさせ、ブル中野ぶるなかのとガッチリ握手あくしゅわした。

 3期生きせいのキッズファイター、あずみが後半こうはんせん開会かいかい宣言せんげんをすると、KちゃんパンダとふうGMが登場とうじょう。こののインタビュー相手あいては3期生きせいしょうがつなつみ。ビジュアルけいファイターのしょうがつだが「地味じみキャラです」とキッパリ。デビューせんのコスチュームをかれたしょうがつは「いままでありそうでなかったものですけど、小川おがわさんには地味じみってわれました」とい、バックボーンである少林寺しょうりんじわざれたいとう。GMから「同期どうき2人ふたりがデビューだったんですけど、どうでした?」とかれたしょうがつは「昨日きのうから緊張きんちょうしたんですけど、2人ふたりとも一生懸命いっしょうけんめい頑張がんばってて。ていて奈苗ななえさんとやるのはちょっと…」と奈苗ななえとの対戦たいせんをやや敬遠けいえん。さらに同期どうきのことをかれたしょうがつは「(はるか)ゆうちゃんの部屋へやきたない!」と暴露ばくろおもわずセコンドについていたはるかがリングにがってきて「一応いちおうアイドルなんで」とめにはいるが、GMから「自称じしょうじゃん!」とわれてしまう。すると前回ぜんかいのインタビューコーナーでスピアーをらったはるかに、今度こんどしょうがつまんじかためをかけていく。悶絶もんぜつしたはるかは「なんでいつもわたしばかりなんですか!」と文句もんくうが、すっかりはるかには“やられキャラ”が定着ていちゃくしてしまったようだ。最後さいごしょうがつは「1がつ22にちの1周年しゅうねんでビューすることがまったんですけど、まだ相手あいてまってないし地味じみなので…。でも試合しあいではパキパキうごいててるようにするので応援おうえんよろしくおねがいします!」と、やくカ月かげつせまったデビューせんけて意気込いきごみをかたり、インタビューコーナーをめくくった。

わきさわ美穂みほリターンズ30ふんほん勝負しょうぶ
 高橋たかはし奈苗ななえ(17ふんびょう冷蔵庫れいぞうこばくだんかたエビかため)わきさわ美穂みほ

 1996ねん全日本ぜんにほん女子じょしプロレスでデビューし、2001ねん引退いんたい。そのわら芸人げいにんなどをしていたわきさわ美穂みほが、やく10ねんぶりに本格ほんかくてき復帰ふっきすることになった。「ただ10ねんぶりにもどってるのではなく、あたらしいわきさわ美穂みほというレスラーがまれる」というわきさわ相手あいてつとめるのは、わきさわがプロレスからはなれていたあいだつねにトップ戦線せんせん活躍かつやくしてきた高橋たかはし奈苗ななえぜんおんな時代じだいおなじカウボーイスタイルの黄色きいろいロングガウンとテンガロンハット姿すがた登場とうじょうしたわきさわたいする奈苗ななえこしにワールド・オブ・スターダムのベルトをいて登場とうじょう2人ふたり同期どうきである中西なかにしひゃくじゅうさん、おさめ佳代かよさんがリングにがり、わきさわにだけ花束はなたば贈呈ぞうてい納得なっとくいかない様子ようす奈苗ななえだが、記念きねん撮影さつえいは4にんおうじ『キッスの世界せかい』が勢揃せいぞろいした。わきさわ名前なまえがコールされると、大量たいりょう黄色おうしょくかみテープとともに「おかえりー!」というこえんだ。

 黄色おうしょくのコスチューム姿すがたとなったわきさわきびしい表情ひょうじょうで「おねがいします」と握手あくしゅもとめ、両者りょうしゃガッチリ握手あくしゅわしたところで試合しあい開始かいし。まずはロックアップで奈苗ななえがロープまでんでいくが、ここはクリーンブレイク。ふたたびロックアップすると、今度こんどわきさわ体勢たいせいえてロープにんでエルボー。「よっしゃ、○×△!」と言葉ことばにならない挑発ちょうはつをすると、奈苗ななえ表情ひょうじょう一変いっぺん。ショルダータックルでなぎたおした奈苗ななえは、執拗しつようにカバーしてわきさわにカウント2でかたげさせると、ヘッドロックにらえていく。ヘッドシザースで脱出だっしゅつしたわきさわは、ぎゃくぜん女流じょりゅうさえみでカバーするがカウントは2。そこから両者りょうしゃ「おまえはバカか!」「おまえのほうがバカだ!」とののしいながらうでう。そこからうでがために移行いこうした奈苗ななえだが、わきさわあしみついていく。わきさわあたまたたいてうでじゅう移行いこうした奈苗ななえだが、スイープしてうえになったわきさわ両手りょうてでストマッククロー。そこからキャメルクラッチにらえると、奈苗ななえかみっていく。さらにリングサイドのおさめさんを指差ゆびさしてから「よっしゃ、いくぞー!」と“1人ひとりミホカヨポーズ”。さらに弓矢ゆみやがためにらえるが、身体しんたい回転かいてんさせて脱出だっしゅつした奈苗ななえはワキがためにらえる。そのままがった奈苗ななえをロープにったわきさわは、アームホイップからドロップキック。さらにどうめスリーパーにらえるが、くびいた奈苗ななえうえから背中せなかけてカバーする。カウント2でかえしたわきさわはボディシザースでげるが、奈苗ななえは「しぼれ、オラ!」と挑発ちょうはつ。「うるせー! もっとしぼってやるよ」とさけわきさわだが、奈苗ななえあたまたたいて脱出だっしゅつすると、ジャンピング・ボディープレスをとしてからショルダータックル。わきさわがエルボー合戦かっせんいどんでいくが、おたがいにコーナーをたたいて気合きあいをれてから情熱じょうねつめたエルボーをう。奈苗ななえのランニングエルボーをブロックしたわきさわはコブラツイストをねらうがこしげでのがれた。しかし、奈苗ななえ突進とっしんをかわしたわきさわはローリングクレイドルで奈苗ななえまわすもカウントは2。ならばとデスロックで奈苗ななえあしきわめていくが、奈苗ななえはロープに脱出だっしゅつ。10ふん経過けいか同時どうじあし4のがためにらえたわきさわ悶絶もんぜつしながら反転はんてんし、形勢けいせい逆転ぎゃくてんした奈苗ななえ。どうにかあしはずしてのがれたわきさわだが、奈苗ななえはドラゴンスクリューでげると、あし4のかためをおかえし。必死ひっしにロープをつかんだわきさわだが、奈苗ななえはカナディアンバックブリーカーの体勢たいせいからコーナーにたたけてさかりにすると、コーナースプラッシュをお見舞みまい。さらにバックドロップでげていくがカウントは2。奈苗ななえはコーナーがりしきスタナーから串刺くしざしラリアットをたたむが、これもわきさわはカウント2でかえす。奈苗ななえ必殺ひっさつ冷蔵庫れいぞうこばくだん投下とうかするが、これもカウントは2。もう一度いちどコーナーにのぼった奈苗ななえふたた冷蔵庫れいぞうこばくだん投下とうかするが、これをかわして自爆じばくさせたわきさわぎゃくにコーナーにのぼってミサイルキックを発射はっしゃ。さらに対角線たいかくせんじょうのコーナーからもう一発いっぱつミサイルキック。奈苗ななえもカウント2でかえすと、わきさわはバックをる。だが、エルボーでのがれた奈苗ななえ突進とっしん。エルボーで迎撃げいげきしたわきさわはもう一度いちどバックをると、ややくずれながらもジャーマンでげるがカウントは2。肩口かたぐち奈苗ななえかつげたわきさわふう直伝じきでんのFクラッシュをねらうが、体勢たいせいくずれて失敗しっぱい。そこから合戦かっせんになると、奈苗ななえ往復おうふくビンタから延髄えんずいり。だが、これをかわしてドロップキックをたたんだわきさわは、ダイビング・ボディープレスを投下とうか両足りょうあしげての剣山けんざん迎撃げいげきした奈苗ななえは、延髄えんずいりをたたむ。15ふん経過けいかし、くちなかりながらもわきさわ必死ひっしにエルボーでかってくが、奈苗ななえはロープにんでからラリアットをたたむ。なにとかカウント2でかえしたわきさわだが、奈苗ななえはコーナーさい上段じょうだんからダメ押だめおしの冷蔵庫れいぞうこばくだん投下とうかして3カウントがはいった。

 った奈苗ななえはマイクをつと「わきさわ! 10ねんぶりのリングはどうだ? しっかりやっていけるか? 気合きあはいってんのか、テメー! 復帰ふっきせん相手あいてわたししかいないし。でもわたし試合しあいしたってことは、ここからはじまっていく。わたしとおしてみんなはじまっていくんだ。だからわきさわ気持きもち、心強こころづよさを今日きょうかんじました。まだまだかもしれないけど、かんじました。スターダムに必要ひつようなものをっているのかもしれないです。来年らいねん、スターダムがもっとおおきな団体だんたいになっていくために必要ひつようなものがなにかりますか? 奈苗ななえ軍団ぐんだん増強ぞうきょうです! 1がつにちからスターダムはじまりますけど、スターダムをおおきくするために一緒いっしょにやっていくぞ」とし、場内じょうない騒然そうぜんわきさわは「ナナちゃん、いたいよぉ~! 10ねんぶりにリングにもどってきました! ナナちゃんに10年間ねんかんぶんいつくのは、まだまだ一生懸命いっしょうけんめい連勝れんしょうして、わたしはスターダムの太陽たいようになります! 奈苗ななえ軍団ぐんだんべつとして、来年らいねんからよろしくおねがいします!」ときながら絶叫ぜっきょう。お約束やくそくかのように奈苗ななえ軍団ぐんだんりをことわられた奈苗ななえだが「わきさわ復帰ふっきせんということでずかしいみたいなので、3にん軍団ぐんだんはじまりますので、来年らいねんからよろしくおねがいしまーす!」とあくまでも前向まえむきにらえ、わきさわ健闘けんとうとなえた。

わきさわのコメント

 「10ねんぶりにリングにがって、やっぱりファンのひと裏切うらぎって復帰ふっきしたわけだから、もっともっと頑張がんばらなきゃいけないなとおもいました。これから一生懸命いっしょうけんめい頑張がんばって、スターダムのトップクラスのほうで活躍かつやくできるように頑張がんばります」
 ――自己じこ評価ひょうかは?
 「やっぱり自分じぶんきびしくいきたいので、ゼロだとおもいます。やっぱりむかしちがってわってて、わたしにはやっぱりまだ、全然ぜんぜんもっともっと勉強べんきょうしなきゃいけないなとおもいました」
 ――奈苗ななえ軍団ぐんだん勧誘かんゆうがあったが?
 「それはまったくわたしにはわからないし、はいるつもりはないです」
 ――自分じぶんおもえがいたようにはうごけた?
 「全然ぜんぜん全然ぜんぜんです。もっとわきさわは、うごけるひとになりたいんで。今日きょうわきさわみなわすれてほしいです」
 ――このいちカ月かげつんだ?
 「本当ほんとうにプロレス、わらいとアルバイトとプロレス、やっぱりわたしには両立りょうりつむずかしくて、でも本当ほんとう年内ねんないにデビューしないとファンのひとにも裏切うらぎりになるとおもう。自分じぶん相方あいかたにも、んだひとたちにも。だから、ケガをなおしてからは本当ほんとうにアルバイトをすくなくして、プロレス中心ちゅうしん練習れんしゅうのほうも毎日まいにちやって、ほんとにつらかったです。今日きょうるのがたのしみだったんですけども、本当ほんとう昨日きのう緊張きんちょうしてなきゃいいのになみたいにおもって、すごく緊張きんちょうして、本当ほんとうのデビューせんよりすごく緊張きんちょうしました」
 ――今後こんご生活せいかつはスターダム中心ちゅうしんになる?
 「そうですね。両立りょうりつ出来できれば本当ほんとうにいいんですけど、そこのとこは自分じぶんで、身体しんたいはみてやすやすみやって、頑張がんばってやっていこうとおもいます」
 ――プロレスラーとしてリングにもどれてよかった?
 「はい、本当ほんとうにスターダムのみなさんには感謝かんしゃしてます。もうわたし引退いんたいはしようとはおもいません。もうおばあちゃんになっても、やりつづけようとおもってます。だから、本当ほんとうに10ねんまえ引退いんたいしき裏切うらぎったおきゃくさん、もういちかいてほしいです。ありがとうございました」

▼オーバー20vsアンダー20(20さい以上いじょうvs20さい以下いか
 高橋たかはし奈苗ななえ夏樹なつき☆たいよう&○愛川あいかわゆずたたかえ陽子ようしむらさきかみなりイオ(13ふん45びょう/シャイニングゆザード→かたエビかため)IVとらほしあきらありさ&●岩谷いわたにあさゆう須佐すさえり&鹿島かしますなまれ

 年内ねんない最終さいしゅう興行こうぎょうということで、ボーナストラックてき今年ことしねんめくくる一戦いっせんとして20さい以上いじょうのオーバー20(高橋たかはし奈苗ななえ夏樹なつき☆たいよう、愛川あいかわゆずたたかえ陽子ようしむらさきかみなりイオ)と、20さい以下いかのアンダー20(IVとらほしあきらありさ、岩谷いわたにあさゆう須佐すさえり、鹿島かしますなまれ)が対戦たいせん手拍子てびょうしをしながらフレッシュに入場にゅうじょうしたアンダー20だが、IVとらだけは一定いってい距離きょりき、憮然ぶぜんとした表情ひょうじょう。オーバー20は『ばくちち戦隊せんたいパイレンジャー』にり、おどりながら入場にゅうじょう。ただしおどりはバラバラ。ふうGMはぜん選手せんしゅ年齢ねんれいもコールしたが、IVとらが「18さい」とコールされると、場内じょうないから「えっ?」とどよめきが。さらに愛川あいかわを「28さい」とコールするさいにはおもわずしてしまい、奈苗ななえのことは「35さい」とコール(実際じっさいは33さい)。

 アンダー20が全員ぜんいんヤンキーずわりして「一番いちばんのババアい!」と挑発ちょうはつすると、オーバー20は全員ぜんいんコーナーにがる。しかし観客かんきゃくは「奈苗ななえ」コール。仕方しかたなく先発せんぱつった奈苗ななえIVとらにドロップキックで奇襲きしゅう攻撃こうげき仕掛しかけるが、アンダー20は全員ぜんいんでストンピング。奈苗ななえいかりのクロスボディーをはなっていくが、全員ぜんいんでキャッチしたアンダー20はマットに奈苗ななえたたけて「わかいって…」とめポーズをしようとするが、オーバー20の選手せんしゅはいってきてカット。ぎゃくに「20だいっていいねー!」とめポーズ。1人ひとりめポーズにくわわれなかった奈苗ななえは「はなしちがう!」と鹿島かしまいかりのコーナースプラッシュをめるが、須佐すさはいってきてこう角度かくどDDTでたたけると、IVとらがショルダータックルでぶつかっていく。だが、奈苗ななえたおれずぎゃくにショルダータックル。おたがいにたおれずタックルでぶつかっていくが、最終さいしゅうてきになぎたおしたのは奈苗ななえ。タッチをけたよしたたかえIVとらにローキックをたたむが、IVとらもエルボーで応戦おうせんたたかえ気合きあいをれてかえすと、串刺くしざしジャンピングニーをお見舞みまい。だが、カバーしたよしたたかえをキックアウトしたIVとらうえになってチョーク攻撃こうげき。さらにがってラリアットでなぎたおすが、夏樹なつきがカウント2でカット。たたかえもカウンターのフロントキックをかえにらう。おたがいにタッチしてイオとほしあきらがリングインすると、奈苗ななえはいっててイオと合体がったい攻撃こうげきをやろうとするが、イオがまったくらずほしてる奈苗ななえにドロップキック。そこに夏樹なつきはいってきてイオと2人ふたりほしてるのほっぺたをペチペチたたいてからダブルの619をたたむ。ふうリングアナが「5ふん経過けいか」を「10ふん経過けいか」と間違まちがえて、騒然そうぜんとするなか、AMAがはいってきてイオをAMAかためにらえると、アンダー20はそのふうGMをリングにげて全員ぜんいんめポーズ。だが、夏樹なつきがカットにはいり、愛川あいかわ合体がったい攻撃こうげき。さらに夏樹なつき鹿島かしまをドロップキックでばすと、奈苗ななえとダブルのエルボーから合体がったいフェースクラッシャー。ようやく綺麗きれい合体がったい攻撃こうげきまった奈苗ななえだいよろこび。そこからオーバー20はふうGMもくわえて文字通もじどお電車でんしゃ使つかって文字通もじどおりトレイン攻撃こうげき。グロッキー状態じょうたい鹿島かしまたたかえ夏樹なつきつづけにミサイルキックを発車はっしゃするが、須佐すさ救出きゅうしゅつはいり、夏樹なつきにDDTとフェースクラッシャーの合体がったい攻撃こうげきめる。さらに鹿島かしまはクルクルフェースクラッシャーから、IVとらとの合体がったい攻撃こうげきねらう。鹿島かしま夏樹なつきはねめにして「IVとらい!」と指示しじ。しかし、IVとらはどうしても親分おやぶん攻撃こうげき出来できず、ぎゃく鹿島かしまにラリアットをたたむと、夏樹なつきをフェースバスターで鹿島かしまたたける。おもわずった川崎かわさき葛飾かつしかだが、そのまま須佐すさ2人ふたりたおすと、おもわずIVとら夏樹なつきをカバー。カウント2でかえした夏樹なつきは「なにやってんだ!」とせいIVとらをコーナーにたたける。そこに愛川あいかわはいってきてIVとらにフィッシャーマンズ・スープレックス。さらにたたかえとの合体がったい攻撃こうげきねらうが、IVとらはダブルラリアットでばす。たおれた愛川あいかわにセントーンを連続れんぞく投下とうかしたIVとらだが、カウントは2。すると岩谷いわたにがコーナーさい上段じょうだんからクロスボディーを発射はっしゃするが、愛川あいかわがかわして自爆じばく。そこにたたかえはいってきてサンドイッチローキック。だが、ランニングローをかわした岩谷いわたには、愛川あいかわりをなんもかわして奈苗ななえ夏樹なつき誤爆ごばくさせる。そこで愛川あいかわをダブルリストアームサルトでげていくがカウントは2。アンダー20は全員ぜんいん愛川あいかわ一斉いっせいドロップキックをはなっていくが、愛川あいかわがかわしたため自爆じばくぎゃくにオーバー20が岩谷いわたにたいして、1にんずつカカトとしをとしてから全員ぜんいん一斉いっせいにカカトとし。アンダー20はオーバー20全員ぜんいんをコーナーにたたけて串刺くしざ攻撃こうげきねらうが、なんやってもかわされてしまい誤爆ごばく。すかさずたたかえ岩谷いわたににハイキックをたたむと、イオがあおがたな夏樹なつきがムーンサルトプレス、奈苗ななえ冷蔵庫れいぞうこばくだん投下とうか最後さいご愛川あいかわ武藤むとうたかし直伝じきでんのシャイニングゆザードをたたんで3カウントをうばい、オーバー20が勝利しょうりした。

▼スターダムアワード

 ボーナストラック終了しゅうりょう今年度こんねんどスターダムで活躍かつやくした優秀ゆうしゅうした選手せんしゅおくられるスターダムアワードの表彰ひょうしょうしきへ。まず殊勲しゅくん勝利しょうりをあげた選手せんしゅおくられる殊勲賞しゅくんしょう受賞じゅしょうしたのは、デビューせんIVとら勝利しょうりし、タッグマッチながら先輩せんぱい夏樹なつきからもフォふぉル勝るがちをうばっているたたかえ陽子ようしたたかえはパートナーの愛川あいかわともよろこんだ。つづいて1ねんとおして活躍かつやくして選手せんしゅおくられる敢闘かんとうしょうIVとら受賞じゅしょう。さらにベストバウトしょうは11・12新木場しんきば大会たいかい高橋たかはし奈苗ななえvs夏樹なつき☆たうようのワールド・オブ・スターダムせん最後さいご今年ことしスターダムで一番いちばんかがやいた選手せんしゅおくられるMVPはプロレス大賞たいしょうでも女子じょしプロレス大賞たいしょう受賞じゅしょうした愛川あいかわゆず受賞じゅしょうした。だいよろこびの愛川あいかわはリングじょうでお得意とくいのグラビアポーズ。

 たたかえ「やったー! 1がつ23にちにデビューしてメインをまかせていただいて、いろいろあった1ねんでしたが、来年らいねん頑張がんばりまーす!」
 IVとらうれしいけど、納得なっとくしていない! なんでひがしスポの女子じょしプロレス大賞たいしょうもMVPも愛川あいかわゆずなんだよ!」
 夏樹なつきうれしいです! でもけた試合しあいなので、つぎった試合しあいでベストバウトれるように頑張がんばります」
 奈苗ななえ「レスラーやってていいものをつくげていく、かさねていくのを大事だいじにしているので、ベストバウトはうれしいです。でも来年らいねんはMVPと女子じょしプロレス大賞たいしょうねらいます!」
 愛川あいかわ「MVPありがとうございます! ひがしスポ、日刊にっかんスポーツさんでさんかんることが出来できました。これも応援おうえんしてくれているファンのみなさんのおかげだとおもっています。今年ことし旗揚はたあげしたスターダムを代表だいひょうして受賞じゅしょう出来できたとおもいます。とてもかがやいてとおもいますし、ライバルもこのなかにいるとおもいますので、ますますゆずポンキックで頑張がんばっていこうとおもいます!」

 最後さいごはクリスマスということで、リングじょうから選手せんしゅたちがリボンを客席きゃくせきれた。そして選手せんしゅ代表だいひょうして愛川あいかわが「1年間ねんかん本当ほんとうにありがとうございました。来年らいねんもスターダムますますかがやいて、女子じょしプロの中心ちゅうしんになれるように頑張がんばりますので、応援おうえんよろしくおねがいします。わたし来年らいねんたからじょうカイリ選手せんしゅのデビューせん相手あいてと、ブル中野ぶるなかの興行こうぎょうのメインをつとめさせていただくことになりましたので、頑張がんばります! いまをしんじて明日あしたかがやけ、We are スターダム!」と挨拶あいさつして旗揚はたあげイヤーとなった2011ねんのスターダムをめくくった。

 愛川あいかわゆずほしてるありさをくだし、しろいベルト2度目どめ防衛ぼうえい成功せいこう

『スターダム yearend stars2011』
12月じゅうにがつ23にちかね大阪おおさかミナミ ムーブ・オン アリーナ(18:00)
観衆かんしゅう272にんちょう満員まんいん札止ふだどめ)

▼オープニング

 クリスマスがちかいため、KちゃんパンダとふうGMはサンタふう衣装いしょう登場とうじょうふうGM「大阪おおさかのみなさん、こんばんわ。今日きょうはたくさんのご来場らいじょう本当ほんとうにありがとうございます。今日きょう大阪おおさかきたさせていただいて、大阪おおさかるたびに毎回まいかい札止ふだどめのおきゃくさんにむかえていただいて、わたしたちはモチベーションががっています。今日きょうは2011ねん最後さいご大阪おおさか大会たいかい相応ふさわしいあつ大会たいかいにしたいので、みなさんぜひ、いつも以上いじょうおおきな声援せいえんむかえてください。今日きょうたのしんでいってください」。

▼20ふんほん勝負しょうぶ
 ○せいIVとら山縣やまがたゆう(14ふんびょうIVコブラ)松本まつもと浩代ひろよ&●須佐すさえり

 山縣やまがたvs須佐すさはじまり、IVとら松本まつもとがタックル合戦かっせんさきたおしたIVとら客席きゃくせきにアピールすると、背後はいごから松本まつもとがドロップキックを見舞みまった。松本まつもと須佐すさかかえた合体がったいドロップキックをめると、須佐すさIVとら女子高じょしこうせいかため。背後はいご松本まつもとがウインク&ポーズ。これは山縣やまがたしかりつけた。ローンバトルをいられた須佐すさはかわるがわるいためつけられ、山縣やまがたから連続れんぞくびたが、きDDTで逆転ぎゃくてん。チェンジした松本まつもとがタックルで山縣やまがたIVとらばし、コーナーに2人ふたりかさねて串刺くしざしボディーアタックでまとめてつぶした。山縣やまがた松本まつもと東海道とうかいどうとしをのがれ、バックドロップは前方ぜんぽう回転かいてんエビがためにえそうとする。しかし、ぶっこきでげられてしまった。それでも須佐すさにチェンジするとながれはトラブルメイカー2に。IVコブラは松本まつもと邪魔じゃまされ、IVとら合体がったいのセントーン、松本まつもとのリバーススプラッシュしきダブルニードロップ、須佐すさのスイングしきくびかためと反撃はんげきゆるすも、IVとら松本まつもとのエルボーを須佐すさ誤爆ごばくさせることに成功せいこう。トラブルメイカー2の合体がったい攻撃こうげきIVとらのセントーンで須佐すさみ、最後さいごIVコブラでギブアップさせた。

▼20ふんほん勝負しょうぶ
 ○むらさきかみなりイオ&岩谷いわたにあさゆう(16ふん58びょう/ムーンサルトプレス→かたエビかため)高橋たかはし奈苗ななえ&●鹿島かしますなまれ

 奈苗ななえはこの試合しあいまえからイオにちょっかいをすも、先発せんぱつ鹿島かしま岩谷いわたに。いきなり岩谷いわたにつかまったが、奈苗ななえ岩谷いわたにをコーナーにもどしてイオをさそす。奈苗ななえがヘッドロック、フロントネックロックでめあげ、カナディアンバックブリーカーからコーナーへの串刺くしざしボディーアタック。この誕生たんじょう奈苗ななえは「(としかずである)33はつくぞ!」と胸元むなもとってくも、20はつまえにイオが限界げんかいとなり、きついてやめさせた。奈苗ななえ岩谷いわたにぎゃくエビがためにらえるも視線しせんはコーナーのイオへ。くるしむ岩谷いわたにそっちのけで「バーカバーカ」とくちゲンカをはじめた。中盤ちゅうばん、またもつかまった岩谷いわたに鹿島かしまのドロップキック連発れんぱつ奈苗ななえのショルダータックル連発れんぱつなんたおされてグロッギー。すると、イオがたすけにはいり、岩谷いわたにいきのあった合体がったい攻撃こうげきせた。奈苗ななえぐみ鹿島かしまをコーナーにはりけにし、2人ふたり交互こうごにチョップ。ふたたび33はつ目指めざしたが、奈苗ななえ反対はんたいロープにはしると、場外じょうがいからイオがあしった。奈苗ななえがイオにねらうと、イオはすずしいかおでブロックし、反対はんたいかえす。スペースローリングヒップアタックはジャーマンにかえされたが、チェンジしててきた鹿島かしま岩谷いわたにとのダブルのフライングクロスチョップ&ギロチンドロップをびせる。奈苗ななえ鹿島かしまけじとイオにダブルのフロントキック&フェースクラッシャーをめ、鹿島かしまがイオにクリスト。イオは岩谷いわたにのドロップキック誤爆ごばく、しじみをめられるもカウント2でかえし、ミサイルキックで反撃はんげき。ダブルアームしきフェイスバスターでたたきつけ、カットにはい奈苗ななえがわ頭部とうぶにローキック。たまらず除外じょがい転落てんらくした奈苗ななえに、岩谷いわたにがエプロンからプランチャでび、そのあいだにイオが串刺くしざしダブルニーアタック、ムーンサルトプレスで鹿島かしましずめた。

▼15ふんほん勝負しょうぶ
 夏樹なつき☆たいよう(時間切じかんぎけ)たたかえ陽子ようし

 シングルはつ対決たいけつ序盤じょばんはグラウンドで夏樹なつき圧倒あっとう。スタンドの攻防こうぼうでもスピードで夏樹なつき翻弄ほんろうし、エルボー合戦かっせん夏樹なつき優勢ゆうせい前半ぜんはんたたかえくるしい試合しあいいられた。りで活路かつろ見出みいだそうとするもブロックされ、串刺くしざしジャンピングニーでようやく反撃はんげきてんじても、ヒザじゅうかためにつかまってまた劣勢れっせい。ミサイルキック、串刺くしざしドロップキック、イグチボムとまれた。たたかえはたいようちゃん☆ボムはゆるさず反撃はんげき。フロントネックロックをブレーンバスターにかえし、がわ頭部とうぶへのドロップキック、ドールBをめる。さらにジャーマンをめるも2はつげることができず、ぎゃく夏樹なつきげられてしまう。ダイビングフットスタンプ、イグチボム、ムーンサルトプレスと大技おおわざ連続れんぞくまれたが3カウントはゆるさず、時間切じかんぎれにわった。

▼ワンダー・オブ・スターダム選手権せんしゅけん試合しあい30ふんほん勝負しょうぶ
 愛川あいかわゆず(10ふん33びょう/シャイニングゆザード→かたエビかため)ほしあきらありさ
初代しょだい王者おうじゃが2度目どめ防衛ぼうえい成功せいこう

 元気げんきよくはしって入場にゅうじょうしたほしあきらたいし、愛川あいかわ途中とちゅう観客かんきゃく撮影さつえいおうじるなど、ゆっくりとリングにかった。ほしてるりでけんせいすると、両手りょうてばして愛川あいかわかたさえる。愛川あいかわばしたがほしてるにはとどかず空回からまわり。おなじようにほしてるあしばして愛川あいかわとの距離きょりつくり、手足てあしながさのちがいをせつけた。ほしてるがヘッドスプリングをめると、愛川あいかわ挑戦ちょうせんしたが尻餅しりもち普通ふつうがって苦笑にがわらい。ほしてる愛川あいかわをコーナーすわらせ、胸元むなもとにローキックを連発れんぱつすると、愛川あいかわおなじように反撃はんげきする。愛川あいかわくび4のかため、ほしあきらかまかため、愛川あいかわうらヒザじゅうかためと一進一退いっしんいったい攻防こうぼう愛川あいかわアキレス腱あきれすけんがためでしぼると、ほしあきらかえしてめあげた。ほしてるがボディーブローの連発れんぱつからケンカキック、サマーソルトドロップ、背中せなかへのダイビングフットスタンプとてるも、ハイキックはあしつかまえられ、STFをめられる。愛川あいかわはドラゴンスクリュー、フィッシャーマンズ・スープレックからラ・ゆずヒストラル。これはほしてるかえしてぎゃくにフォール。スタンドの攻防こうぼうとなると、愛川あいかわのゆずポンキック・ブルーがまったが、シャイニングゆザードはかわされ、ほしあきらのリバーススプラッシュしきダブルニードロップ、1399、ブラジリアンキックとたたみかけられた。それでもスタンディング・ダブルニーはかわした愛川あいかわがラ・ゆずヒストラル。カウント2でかえされた愛川あいかわはゆずポンキック・ブルー、ゆずポンキック・レッドと連続れんぞくめ、最後さいごはシャイニングゆザード。仰向あおむけでフォールし3カウントをれた。

 愛川あいかわがマイク。「大阪おおさかのみなさん、わたししろいベルト防衛ぼうえいしました! 本当ほんとうにたくさんの方々かたがたまえ防衛ぼうえいせんができてうれしいです。そして、なんと2011ねん女子じょしプロレス大賞たいしょうえらんでいただきました。本当ほんとうにみなさんの応援おうえんのおかげだとおもっています。ありがとうございます。まだまだ防衛ぼうえいつづけて、このベルトにグラビアポーズをずっとやりつづけていきたいなっておもっています。ありさ、ありがとう。すごいわたしまわりもちが選手せんしゅなんですけど、われているかんじがしました。スターダムは3がつにIMPホールで大会たいかいをすることになりました。こちらのほうもみなさんにていただいて、たくさんの方々かたがた応援おうえんたのしみだなっておもっています」。IMPに反応はんのうして奈苗ななえがリングにがる。「ひとつだけわせてください。IMPホールとうことで、もっともっとここよりおおきいところにスターダムがシンシュツ…進出しんしゅつするということで、わたし大阪おおさかではタッグばかりやっているので、つぎはシングルをやりたいです! この意味いみはみなさんわかっているとおもいますけど、2012ねんこのひと愛川あいかわ)にけないように頑張がんばりますよ! よっしゃー!」と、大阪おおさかはつのビッグマッチへ気勢きせいをあげた。

 エンディングは選手せんしゅがリングにがり、クリスマス特別とくべつ企画きかくとしてサインボールげ。さらにケーキが用意よういされ、この33さい誕生たんじょうむかえた奈苗ななえいわう。ロウソクにいたままIVとら顔面がんめんけようとしたり、山縣やまがたがロウソクのしてしまったり、選手せんしゅさきにケーキをつまみいするなどグダグダとなったが、ロウソクをのぞくとあらためてIVとら奈苗ななえかおはケーキにけられた。愛川あいかわから「“35さい”の抱負ほうふをおねがいします」とマイクをわたされた奈苗ななえは「みんな、いわってくれてありがとう!」とイオにきつき、ケーキをすりつけて道連みちづれ。「今日きょうという素晴すばらしいあつまってくれた大阪おおさかのみなさん、ありがとうございました! 来年らいねん頑張がんばります! わたし、ケーキが大好だいすきで、ケーキはべるものだとおもいます。ですが、今日きょうこのことはわすれないようにしんきざみたいとおもいます。今日きょうで33さいになりました。2011ねん、みなさんに感謝かんしゃしております。それではきます! 大阪おおさか最高さいこう! いましんじて、明日あしたかがやけ、We are スターダム」と2011ねん最後さいご大阪おおさか大会たいかいくくった。

愛川あいかわのコメント

 愛川あいかわ見事みごと大阪おおさかしろのベルトの防衛ぼうえいができて、たくさんのおきゃくさんに応援おうえんされてうれしくおもいます。ほしてるありさ選手せんしゅ最近さいきんってかんじで、あしながいので、そこをけられたような展開てんかいはらったんですけど、それはわたしのハンディキャップじゃないですけど、昭和しょうわちからせられたんじゃないかなっておもいます。あしながいからキックもありさのほうはいったりとかいう場面ばめんおおかったんですけど、いきおいにけないように気合きあいで頑張がんばりました。防衛ぼうえいできてグラビアポーズができたのがうれしいです。ありがとうございます。このベルトはわたしのベルトだとおもっているので、普通ふつうのベルトとちがってわたし独特どくとくあじのある試合しあいをして、わたしのベルトっていうことを世間せけんのみんなにってもらいたいなっておもいます。あとはこうやって大阪おおさか応援おうえんしてもらっているということは、日本にっぽんちゅう応援おうえんされるような選手せんしゅになりたいなっておもいました」

ほしあきらのコメント

 「ただ、すごいくやしいです。わたしいままでのかんがかた自分じぶんうごけなくなるまえわざをできるだけ見切みきって、というふうにやっていたんですけど、ベルトにかうってことは、げてばかりではダメだなっておもって、それで自分じぶんちからがっていこうとおもったんですけど、やっぱりまだ実力じつりょくそなわってなくて、最後さいご3カウントをられてしまいました。りとかも本当ほんとういたくて、記憶きおくが…まえくらになってしまったけど、今日きょう自分じぶんでやりったとおもっているので、やりってダメならこれ以上いじょうばしていかないといけないので、これからも頑張がんばって、またゆずポンのベルトに挑戦ちょうせんしたいとおもいます」

 IVとら岩谷いわたにほしてる撃破げきは新人しんじんおうトーナメント優勝ゆうしょう

『スターダム Season4 Goddesses inいん Stars2011~新人しんじんおう決定けっていトーナメント~』
12月じゅうにがつ11にち東京とうきょう新木場しんきば1st RING(12:30)
観衆かんしゅう395にんちょう満員まんいん札止ふだどめ)

▼オープニング

 KちゃんパンダとともにふうGMが入場にゅうじょう。「みなさん、こんにちわ。たくさんのご来場らいじょうありがとうございます。2011ねん、スターダムから6にん新人しんじんがデビューすることができました。それぞれがかがやきをはなてたとおもうんですけど、結局けっきょくそのなかだれつよいんだという、今日きょう新人しんじんおう決定けっていせんおこないます。ワンデートーナメントできびしいたたかいになるとおもいますけど、選手せんしゅ一同いちどう奮闘ふんとうして頑張がんばりますので、いつも以上いじょう声援せいえんよろしくおねがいします」と挨拶あいさつ。トーナメント出場しゅつじょう選手せんしゅによる入場にゅうじょうしきでは須佐すさ鹿島かしまが「選手せんしゅ宣誓せんせい! わたしたちは今年ことしデビューしたスターダムの新人しんじんとして、正々堂々せいせいどうどうとプロレスラーのほこりのもとちからいっぱい全力ぜんりょくたたかくことをちかいます」と選手せんしゅ宣誓せんせいをした。

▼ルーキー・オブ・スターダム2011~スターダム新人しんじんおう決定けっていトーナメント~1回戦かいせん10ふんほん勝負しょうぶ
 たたかえ陽子ようし(7ふん59びょう/ジャーマン・スープレックス・ホールド)鹿島かしますなまれ

 はつ勝利しょうりをあげていきおいにのる鹿島かしま優勝ゆうしょう候補こうほたたかえ対戦たいせんうでりあいからグラウンドであしかためる。ぎゃくかたエビがためにつかまり、ドロップキックと反撃はんげきされるも、クリスト、そのままヒザじゅうかために移行いこうしてめあげ、フェースクラッシャー連発れんぱつでたたきつけた。たたかえのジャーマンはかたちくずれ、右肩みぎかたから落下らっかするも、ふたたびヒザじゅうかために捕獲ほかく。しじみをカウント2でかえされても、しつようにヒザじゅうかため。ブレーンバスターでげられても、すぐにがりドロップキックを見舞みまっていった。しかし、カウンターのトラースキックでうごきをめられると、ひだりハイキック、ジャーマンをびて力尽ちからつきた。

どうトーナメント1回戦かいせん10ふんほん勝負しょうぶ
 岩谷いわたにあさゆう時間切じかんぎけ)須佐すさえり
延長えんちょうせんふんほん勝負しょうぶ
 岩谷いわたにあさゆう(1ふん59びょう/ダイビング・クロスボディーアタック→からだかため)須佐すさえり

 「無謀むぼう優勝ゆうしょう宣言せんげん」とコールされたシングル勝利しょうり岩谷いわたにおどろいた表情ひょうじょう本気ほんき優勝ゆうしょうねらっている意志いしかんじさせる。序盤じょばんはグラウンドでしずかな攻防こうぼう岩谷いわたにがマウントエルボーをびせると、須佐すさばいがえし。スタンドのエルボー合戦かっせんでも須佐すさち、ブラディーEX、アンクルホールドとんだ。岩谷いわたに須佐すさ串刺くしざしドロップキックをかわし、フットスタンプで反撃はんげき場外じょうがいにエスケープした須佐すさをリングないもどし、交互こうごにドロップキック、エルボーをちあった。岩谷いわたに大振おおぶりの見舞みまい「い」と両手りょうてでアピール。須佐すさかえすと、岩谷いわたにはダメージがおおきくヒザからくずれてしまう。それでもけじとちあったが、須佐すさのランニングエルボー、きDDT、スイングDDTで劣勢れっせいいられ、スイングしきくびがためであわや3カウントのピンチに。その連続れんぞくくびがためでつづけられたが、時間切じかんぎれのゴングにすくわれた。

 延長えんちょうせん開始かいしのゴングと同時どうじ須佐すさくびがためでびょうころせねらい。スイングしきくびがためでヒヤリとしたがなにとかカウント2でかたげる。ボディースラムからさえみをなんとかしのぐと、ダブルリストアームサルト。かえされても両手りょうてのクラッチははなさずもう一発いっぱつげてせた。しかし、これもカウント2。岩谷いわたにはコーナーさい上段じょうだんがると屈伸くっしんしきのクロスボディーアタックをはなつ。これで3カウントがはいり、岩谷いわたにがシングルはつ勝利しょうりをあげた。

どうトーナメント準決勝じゅんけっしょう15ふんほん勝負しょうぶ
 ほしあきらありさ(6ふん46びょう/スタンディング・ダブルニー→エビかため)たたかえ陽子ようし

 りを得意とくいとする2人ふたり序盤じょばんからローキックの応酬おうしゅうたたかえはらこしでグラウンドにきずりみ、うでひしぎぎゃく十字じゅうじかたねらい。さらにマウントでエルボーをとし、スリーパーでめあげる。ほしてるはスピードにったロープワークで翻弄ほんろうし、かまかため、インディアンデスロックで反撃はんげき。コーナーにのぼったところをジャーマンでげられ、ミサイルキックをびたが、キャッチしき延髄えんずいり、サマーソルトドロップでやりかえす。あしめてりのいとなり、ハイキックをかいくぐったよしたたかえがジャーマン。しかし、ドールBはほしてるがかわしてくびがためにかえす。もう一度いちどたたかえがドールBをねらうと、ほしあきらさきにブラジリアンキックを見舞みまいダウンさせる。距離きょりをとったほしあきらはリングをたいかくはしってダブルニーアタック。ぜん体重たいじゅうをかけたエビがためでフォールし、ほしあきら優勝ゆうしょう候補こうほたたかえから勝利しょうりした。

どうトーナメント準決勝じゅんけっしょう15ふんほん勝負しょうぶ
 IVとら(3ふん28びょうIVコブラ)岩谷いわたにあさゆう

 岩谷いわたにがゴングと同時どうじにドロップキック。回転かいてんエビかため、ウラカンラナ、カサドーラとたたみかけてびょうころせ勝利しょうりねらう。IVとらはタックルで反撃はんげきてんじ、串刺くしざしボディーアタック。マウントで岩谷いわたにうえっかり、チョーク攻撃こうげき、さらにかみつかんでなんもマットにあたまをたたきつけた。コーナーにられた岩谷いわたにはカウンターでクロスボディーアタック。距離きょりみじかたりはあさかったが、あらためてダイビングクロスボディーアタック。だい試合しあいでシングルはつ勝利しょうりをあげたわざめたが、IVとらから3カウントをうばうことができず、スリーパーにつかまるウラカンラナをかかしきぎゃくエビがためにかえされ、さらに強烈きょうれつなコのがためへ。これはなにとかサードロープにばすも、セントーンの連発れんぱつびる。ネックハンギングボムをカサドーラにかえしてねばった岩谷いわたにだったが、最後さいごはアゴをクラッチした変形へんけいコブラツイストにギブアップ。IVとら決勝けっしょう進出しんしゅつした。

▼Kちゃんパンダ・スペシャルインタビュー

 来年らいねんがつにちデビュー予定よていたからじょうカイリが登場とうじょう。「自分じぶんでもビックリするくらいあしうごかず、基礎きそ体力たいりょくまでは普通ふつうにできたが、ロープワークであしを痙ってしまい、気持きもちのめんでもあせり、いつもとおりのうごきができず追試ついしになってしまいました」とプロテストをかえり、すでに完成かんせいしたというコスチュームについては「うみにちなんだ…海賊かいぞくけい?」とヒントをかした。趣味しゅみ冒険ぼうけんについてかれると「修行しゅぎょうきで、2がつ1人ひとり千葉ちばけん成田なりたさん断食だんじき修行しゅぎょうってきました。みずだけで5日間にちかんたましいけるかとおもいました」というエピソードを披露ひろう。さらに、はるかゆう相手あいてどうタックルをめてみせ、最後さいごは「2012ねん最初さいしょのデビューということでプレッシャーはありますが、気持きもちだけはけない選手せんしゅになりますので、応援おうえんよろしくおねがいします。試合しあいちゅうはひどいかおに、別人べつじんになってしまうとおもうので、シャッターはあまり…」とファンにおねがいした。

▼スペシャル6にんタッグマッチ15ふんほん勝負しょうぶ
 高橋たかはし奈苗ななえ夏樹なつき☆たいよう&山縣やまがたゆう時間切じかんぎけ)愛川あいかわゆずむらさきかみなりイオ&松本まつもと浩代ひろよ

 選手せんしゅ入場にゅうじょうしてからわせ抽選ちゅうせんおこなわれる試合しあい1人ひとりずつ入場にゅうじょうでまず松本まつもと登場とうじょうするも、松本まつもときょくながれるなか山縣やまがたまでリングへ。山縣やまがたわらいをかべながら花道かどうおくもどり、あらためて自分じぶんきょく入場にゅうじょうした。イオ、愛川あいかわ夏樹なつき奈苗ななえじゅんで6にんがリングにそろう。奈苗ななえはチームまるがお解散かいさんをほのめかしたイオをつかまえて笑顔えがお危険きけんさっした松本まつもとはすぐに距離きょりる。くじきの結果けっか奈苗ななえとイオはべつチームに。奈苗ななえは「えて。イオをみたい!」と駄々だだをこね、奈苗ななえおなじチームとなった夏樹なつき山縣やまがた奈苗ななえをニュートラルコーナーにはらった。

 奈苗ななえが「イオてこい!」と要求ようきゅうするも、全日本ぜんにほん後楽園こうらくえん大会たいかいから移動いどうしたばかりの奈苗ななえ愛川あいかわ試合しあい開始かいし愛川あいかわうでってりをはなつ。奈苗ななえはタックルでばすと、フラッシングエルボーからLOVEポーズをめてみせたが、すぐにくび4のがためにつかまって劣勢れっせいに。チェンジした松本まつもとは、奈苗ななえとの対戦たいせんちにったとばかりに「イオ、イオ、ってるんじゃねえ!」とかっていく。タックル合戦かっせん奈苗ななえたおすも、すぐに松本まつもとがやりかえ一進一退いっしんいったいつづいてイオと夏樹なつきがハイスピードの攻防こうぼう夏樹なつき山縣やまがたがイオをはりつけていためつけ奈苗ななえむも、奈苗ななえくわわらなかった。愛川あいかわもLOVEポーズをめたが、トラブルメーカー2の連係れんけいつかまる。夏樹なつき山縣やまがたまでもがLOVEポーズ。トラブルメーカー2が試合しあいをリードし、奈苗ななえ決心けっしんしてイオへの攻撃こうげきはじめる。奈苗ななえがイオにあし4のかためをめると、夏樹なつき山縣やまがたがダイビングボディープレスでんだ。イオぐみ奈苗ななえに3方向ほうこうからドロップキック。さらにコーナーから松本まつもとかたにイオがり、仰向あおむけの奈苗ななえもとまで移動いどうしてファンタスティックフリップ。これまで奈苗ななえ&イオがなんチャレンジしても成功せいこうすることができなかった合体がったいわざはつ挑戦ちょうせんめてしまった。松本まつもととイオはって成功せいこうよろこぶ。心身しんしんともにダメージをった奈苗ななえに、松本まつもとが「ぶっこわすぞ!」と串刺くしざしボディーアタック、リバーススプラッシュしきのダブルニードロップでんだ。しかし、夏樹なつきたすけにはいって逆転ぎゃくてん奈苗ななえはワンセコンドでギブアップをせまったが、これはイオがカット。エルボー、い、松本まつもとっかけしきボディーアタックから愛川あいかわ&イオの体重たいじゅうせたダブルニードロップをとす。ライガーボムは山縣やまがたがミサイルキックで阻止そしするも、山縣やまがた愛川あいかわがシャイニングゆザード、愛川あいかわ夏樹なつきがドロップキック、夏樹なつきにイオがスワンダイブしきミサイルキック、イオに奈苗ななえがラリアット。リングじょうふたた奈苗ななえ松本まつもと2人ふたりになる。松本まつもとはバックエルボーからバックドロップ。ライガーボムをリバースした奈苗ななえもバックドロップでてた。最後さいご奈苗ななえがラリアットをはなったところで時間切じかんぎれとなった。

 試合しあいはイオのろうとする奈苗ななえまえ松本まつもと小競こぜい。にらみ2人ふたりいて4にん退場たいじょう松本まつもと奈苗ななえ気持きもちをぶつけるとさきにリングをのちにし、奈苗ななえ1人ひとりだけがのこされた。

どうトーナメント決勝けっしょうせん30ふんほん勝負しょうぶ
 IVとら(12ふん35びょううえからヨシコ→かたエビかため)ほしあきらありさ

 ほしあきらIVとら攻撃こうげきをかわしながらうでめる。IVとら顔面がんめんウオッシュでやりかえすも、すぐに体勢たいせいえたほしあきらがコーナーすわらせたIVとらにローキックのあらしびせる。ワキがためで長時間ちょうじかんめあげたほしあきらうでひしぎぎゃく十字じゅうじかたねらい。IVとらはこれをパワーボムでかえし、マウントエルボー、アトミックドロップ、ショルダータックル4連発れんぱつ、ヘアーげ、チョーク攻撃こうげき、スリーパーと一気いっきんだ。しかし、ダイビングセントーンをねらってコーナーにのぼると、ほしあきらがハイキックで撃墜げきつい。リバーススプラッシュしきのダブルニードロップ、せいこぶしとっきの連発れんぱつ、ケンカキック、1399とたたみかける。たたかえやぶったブラジリアンキックからスタンディング・ダブルニーでフィニッシュをねらうも、ニーアタックはスパインバスターにかえされてしまう。2度目どめのスタンディング・ダブルニーは3カウント直前ちょくぜんIVとらがロープをつかむ。ほしてるはブラジリアンキックをねらったが、IVとらはかわしてデュランダル。ラリアット、ネックハンギングボム、セントーン4連発れんぱつでも3カウントをうばえなかったが、うえからヨシコ(リバーススプラッシュ)でねばほしてるしずめ、新人しんじんおうトーナメント優勝ゆうしょうめた。

 試合しあいIVとらにロッシー小川おがわ社長しゃちょうから優勝ゆうしょうトロフィーときんメダルが、「月刊げっかんコミックアーススター」で連載れんさいちゅうの「世界せかいでいちばんつよくなりたい!」登場とうじょうけんのパネルが声優せいゆう京香きょうかさんから贈呈ぞうていされた。IVとらは「よっしゃー! みなさんの期待きたいどおり、IVとらちました。今回こんかい試合しあいした岩谷いわたにあさゆうほしあきらありさ。まあ、おまえ頑張がんばったとおもうけど、うちからしたらだい善戦ぜんせんでしかなかった。それよりたたかえ陽子ようし、てめえなんがってこねえんだよ。ふざけんじゃねえよ!」とたたかえをにらみつける。ほしてるがマイクをうばい「わたしじゅん優勝ゆうしょうしたので一言いちげんってもいいですか? じゅん優勝ゆうしょうすっごくくやしいけど、わたしはゆずポンのてるしろいベルトに挑戦ちょうせんしたいんです! ゆずポンとはとしいちまわりもちがうし、わたしは16さいというわかさでちにいきます。けれますか? それともげますか?」と愛川あいかわのベルトに挑戦ちょうせん要求ようきゅうすると、苦笑にがわらいの愛川あいかわは「そうですね。いつもわかいとわかさをりにしてるようですが、だれだって16さいるし、30さいるし、リングのうえでは関係かんけいないの。だから、ありさのわかとき記念きねんのためにしろいベルト、挑戦ちょうせんけましょう」と受諾じゅだくした。IVとらは「何様なにさま? まあ、おまえらは勝手かってにやっておけよ。うちはしろいベルトに興味きょうみはない。高橋たかはし奈苗ななえあかいベルト、絶対ぜったい挑戦ちょうせんしてやるからな。それとたたかえ陽子ようし。スターダム1周年しゅうねん大会たいかい)で一騎打いっきうちを要求ようきゅうする」と奈苗ななえたたかえ宣戦せんせん布告ふこく。「けてやるよ!」と即答そくとうしたよしたたかえに「おまえな、今日きょうけておいてな。ちゃんと出直でなおしてこいよ。1周年しゅうねん自分じぶんちますから。そこのところIV」とくくり、ひくこえで「いましんじて、明日あしたかがやけ、We are スターダム!」の音頭おんどった。

IVとらのコメント

 「本当ほんとううれしいです。これで自分じぶんむくわれたとおもう。まだまだうえ目指めざしていくところがあるでね。ほしてるありさはうちにけたくせに愛川あいかわゆず挑戦ちょうせん要求ようきゅうしてたけど、1人ひとり勝手かってあそんでろって。自分じぶんしろいベルトに興味きょうみはない。高橋たかはし奈苗ななえあか世界せかいのベルトに挑戦ちょうせんします。それとほしあきらありさに足元あしもとをすくわれたよしたたかえ陽子ようし。あいつにははらってしょうがない。約束やくそくまもれない仁義じんぎたせないクソったれだ。うちが今回こんかいったんで、1周年しゅうねんでやる権利けんりはある。あいつがうちにつことはないとおもうけど、1周年しゅうねん相手あいてでやってやります。(IVコブラは)えぐいかんじですね。すきがある相手あいてには余裕よゆうめられるわざだとおもいます。(決勝けっしょうは?)手強てごわいとえば手強てごわいけど、相手あいてほそいですからね。うえからヨシコでね。わざ大事だいじにして、これからもどんどんフォールしていきたいとおもいます」

ほしあきらのコメント

 「たたかえ陽子ようしてたのはすっごいうれしいんですけど、IVとらけたのは自分じぶんはまだ未熟みじゅくなんだなっておもったし、これをバネにゆずポンへ挑戦ちょうせんして、新人しんじんおう決定けっていせんくやしさを全部ぜんぶゆずポンにぶつけたいとおもいます。絶対ぜったいにベルトをります。(しろいベルトの理由りゆうは?)最初さいしょからしろいベルトにおこなっていて、なんでかはわからないですけど、しろいからかなんだかわからないけど、とにかく最初さいしょはスターダムの一番いちばんになりたいとおもって、それで(スターダム選手せんしゅしか挑戦ちょうせんできない)しろいベルトにさせてもらいました。ベルトがほしがたなんで本当ほんとうにほしいんですよ。でも、後楽園こうらくえんでそのベルトをかけた試合しあいができなかったので、これで絶対ぜったいにベルトをりたいとおもいます」

 BYほうがカワカツやぶって優勝ゆうしょう!タッグ初代しょだい王者おうじゃ

『スターダム Season4 Goddesses inいん Stars2011 ~ Fan+プレゼンツ GODDESSES OF STARDOM争奪そうだつタッグリーグせん~』
11月じゅういちがつ27にち東京とうきょう新木場しんきば1st RING(12:30)
観衆かんしゅう415にんちょう満員まんいん札止ふだどめ)

▼オープニング

 ちょう満員まんいん観客かんきゃくまった会場かいじょう。KちゃんパンダのダンスとともにふうGMがリングにがり「みなさん、こんにちわ。今日きょうはたくさんのご来場らいじょう本当ほんとうにありがとうございます。前回ぜんかいはケガじんてご心配しんぱいをおけしましたが、選手せんしゅたちの体調たいちょう万全ばんぜんです。あたたかいご声援せいえんよろしくおねがいします。それから今日きょう9月くがつから前哨ぜんしょうせんはじまったGODDESSES OF STARDOM争奪そうだつタッグリーグせんのチャンピオンがまります。スターダムがほこる4チームの奮闘ふんとうにご期待きたいください」と挨拶あいさつした。

 つづいてタッグリーグ出場しゅつじょう4チームによる選手せんしゅ入場にゅうじょうしきおこなわれ、かく選手せんしゅがたすきをけてリングじょうへ。ぜんカードの発表はっぴょうと、かくチームが優勝ゆうしょうするための条件じょうけん(チームまるがおはすでに脱落だつらく)が説明せつめいされる。

 さらに11月じゅういちがつ14にちのプロテストで合格ごうかくしたさん期生きせい、あずみ、たからじょうカイリ、しょうがつなつみ、安川やすかわあく、はるかゆうなし(ゆうり)が1にんずつやロープワークなどを披露ひろうしながら登場とうじょうし、一言ひとことずつ意気込いきごみをかたった。
 あずみ「あずみです。ハルちゃん(ゆめ)みたいな選手せんしゅになります」
 たからじょう気迫きはくとガッツはだれにもけないような選手せんしゅになりたいとおもっています」
 しょうがつ「このたび期生きせい無事ぶじ全員ぜんいん合格ごうかくしました。これからって頑張がんばっていこうとおもっていますので、よろしくおねがいします」
 安川やすかわあく悪党あくとうレスラーのあくなんで、つまりヒールを目指めざしてるんで、ヒールでデビューするんで、そこんとこIV!」
 はるか「やっさんのつぎいやなんですが(笑)、リングネームがなかったおんな、はるかゆうなしです。アイドルレスラーを目指めざして頑張がんばりますので、よろしくおねがいします」

▼ルーキー・オブ・スターダム前哨ぜんしょうせん15ふんほん勝負しょうぶ
 鹿島かしますなまれ(13ふん40びょうよこしきエビかため)須佐すさえり

 12月じゅうにがつ11にち開催かいさいされる新人しんじんおうトーナメント「ルーキー・オブ・スターダム2011」の前哨ぜんしょうせんともえるいちせん2人ふたりのシングルは4かいとなるが、鹿島かしまは「これまでしいところまでいってるし、もうすこしだとおもう。いままで以上いじょう技術ぎじゅつにつけてきたし、自信じしんがある」と試合しあいまえかたった。

 序盤じょばんはグラウンドでの攻防こうぼう鹿島かしま優勢ゆうせいすすめるも、ネックロックを脱出だっしゅつした須佐すさぎゃくかたエビがためでめあげる。須佐すさのアンクルホールドをゆるさずドロップキック。スタンドでエルボーをい、うでひしぎぎゃくじゅうかため、三角さんかくめとうでねらいをしぼる。フェースクラッシャーの連発れんぱつから変形へんけいのチキンウイングアームロックへ。須佐すさはドロップキック3連発れんぱつ反撃はんげきし、DDTを連発れんぱつすると、うでしきDDTをはなつ。さらにアームブリーカーと須佐すさうでねらいへ。ロープを使つかってめあげるなど、ダーティーなめんせた。きスイングDDT、スイングDDTしきくびかためと須佐すさめるも、鹿島かしまは3カウントをゆるさない。、エルボーのいはいちゆずらず、まる合戦かっせんへ。のこり2ふん。マックをめた鹿島かしまがフェースクラッシャー。さらにコーナーだんからんでフェースクラッシャーをめると、須佐すさはピクリともうごかず3カウント。鹿島かしまがついにはつ勝利しょうりをあげた。

★バックステージのコメント

 鹿島かしま「ずっとなんかいやってもけていて、すごくやしいおもいをしていたんですけど、つことができてうれしいです。ひととならつぶされてばかりでしたけど、えりとは意地いじがすごくて、本当ほんとうにライバルとだとおもっていたので、意地いじ頑張がんばれました。(つぎ課題かだいは?)さきにデビューしたひとからどんどんフォールをうばっていつきたいです。(12月じゅうにがつ11にち新人しんじんおうトーナメントだが?)今日きょうちではずみをつけていきたいとおもいます」

▼タッグリーグ公式こうしきせん20ふんほん勝負しょうぶ
 高橋たかはし奈苗ななえ&○むらさきかみなりイオ(19ふん25びょう/マヒカ・デ・イオ)ほしあきらありさ&●岩谷いわたにあさゆう

 BYほう結果けっかちとなるが、てば優勝ゆうしょう可能かのうせいのこおんな-AMA-。「まるがおって、メインではカワカツを応援おうえんする」とどもえによる優勝ゆうしょう決定けっていせんける。たいするチームまるがお前回ぜんかい敗戦はいせん脱落だつらくしたが、全敗ぜんぱいわるわけにはいかない。ヒジを負傷ふしょうしていたイオは「メキシコで療養りょうようしてヒジもよくなった。あたらしいわざ習得しゅうとくしてきた」と不安ふあんがないことを強調きょうちょうした。

 序盤じょばん岩谷いわたにつかまりながらも、ほしあきら反撃はんげき奈苗ななえ、イオを相手あいて互角ごかくにやりあう。岩谷いわたにいきおいにってたてて、奈苗ななえかたきわめながらみついた。 奈苗ななえ岩谷いわたにさかりにして串刺くしざしボディーアタック。アルバトロスでめあげると、カットにはいほしてるあしらえて足首あしくび同時どうじきわめた。岩谷いわたにはコルバタで反撃はんげきてんじると、おもいっきりびせる。奈苗ななえばいがえしをけても延髄えんずいりはゆるさなかったが、串刺くしざしラリアットをけながらも、カウンターのドロップキックmさらにほしてるとの合体がったい619をねらった。これはまらず、つぎ連係れんけいもイオに邪魔じゃまされる。奈苗ななえのエルボーをイオに誤爆ごばくさせたが、岩谷いわたに奈苗ななえのサイドバスターとイオのハンマーの合体がったいびる。しかし、奈苗ななえかたにイオが合体がったい攻撃こうげき今回こんかい失敗しっぱい。AMAがためでながれをえ、ほしあきら奈苗ななえだんりを4連発れんぱつ奈苗ななえのエルボーにロークックでかえし、速射そくしゃほうからトラースキックをめた。さらにリバーススプラッシュしきのニードロップとフットスタンプ、岩谷いわたにもトップロープしのフットスタンプをめる。奈苗ななえはブラジリアンキックをブロックすると、ロープにんでラリアットを連発れんぱつ。さらにアルバトロスへ。これは岩谷いわたにがカットにはいるも、イオがクロスフェースで競演きょうえんほしてる自力じりきだっするとチキンウイングフェースロック。奈苗ななえかためる。さらにコーナーにのぼるも、奈苗ななえつかまり雪崩なだれしきブレーンバスターでげられる。スペースローリングヒップアタックをめたイオはヒジのサポーターをはずしてほしてるてたが、ほしあきらのハイキックでダウン。回転かいてんしきトラースキック、ブラジリアンキックでんだ。チェンジした岩谷いわたにもドロップキックでつづき、ネックブリーカーとほしあきらのローキックの合体がったい攻撃こうげきのこり3ふん奈苗ななえのラリアットがイオに誤爆ごばくするも、奈苗ななえは2にんまとめてクロスボディーアタックでなぎたおす。岩谷いわたにはイオにスリングブレイド、ダブルリストアームサルト。イオはダブルアームしきフェースバスター、619、スワンダイブしきミサイルキックとめるも、ほしあきら背後はいごから1399。岩谷いわたにがすかさずウラカンランでまるんだ。しかし、コーナーからのダイブはドロップキックで迎撃げいげきされてしまう。奈苗ななえがレッグラリアットをめると、最後さいごはイオが顔面がんめんりからしんわざまるみでフォール。最終さいしゅうせんでようやく白星しろぼしをあげた。

 試合しあい、「ったぞ! 大事だいじいちしょうをいただきました。イオはわたし女神めがみさま復活ふっかつ! メキシコでビッグになってかえってきてくれたから。今日きょうでリーグせんわりですが、チームまるがお今日きょうからはじまり。よろしく」という奈苗ななえに、イオは「奈苗ななえさんとはリズムがあわないんじゃないかなって。ゆくゆくはあかいベルトにも挑戦ちょうせんしていきたいし、そうかんがえたときんでいくのは違和感いわかんがある。なので、リーグせんわったし、そのあたりをご了承りょうしょうくださいませ」と解散かいさんをほのめかす。あわてた奈苗ななえは「よくはないたいとおもいます」とごまかした。

★バックステージのコメント

 イオ「ちましたね」
 奈苗ななえはなしをしようか。どした? そんなにメキシコあつかった?」
 イオ「まあ、昼間ひるまは」
 奈苗ななえのうみそ沸騰ふっとうしたんじゃない?」
 イオ「まあ冷静れいせいにね」
 奈苗ななえ「だってったじゃん! 2人ふたりちからったじゃん」
 イオ「わたししんわざじゃなくて?」
 奈苗ななえ「もちろん、そうかもしれないけど、2人ふたりきずな最後さいごにあって、わたしがありさをナイスカットしていたからこその勝利しょうりでしょ?」
 イオ「はい。じゃあ、それはわかりました。かんがえましょう!」
 奈苗ななえかんがえよう」
 イオ「最後さいごはヒジがなおったことも証明しょうめいできて、たのしく試合しあいができてよかったです。ありがとうございました」(イオがさき退場たいじょう
 奈苗ななえ「え、ちょっと…ガンガン!って(ポーズを)やらないの?」
 ──また1にんになってしまいましたが?
 奈苗ななえ「またとかわないでくれますか? メキシコでおなかあたまたってわけわからなくなってるとおもうので。ちゃんとはなして、理解りかいしてもらうように…大丈夫だいじょうぶです。じゃあ、1人ひとりでいくぞ。せーの、チームガンガン! さびしい…」

 ほしあきら「すごくくやしいです。きれいにブラジリアンキックもまって、てるとおもったんですよ。それなのに…くやしいけど」
 岩谷いわたにわざおもさがちがいました。でも、つって気持きもちはこっちもけてなかったし、それに相手あいてのことも研究けんきゅうしてかんがえたりしたので、なにとしてもちたかったんですけど、本当ほんとうくやしいです」
 ほしあきら本当ほんとうちたいって気持きもちあったんで、ひとつひとつのりにおもいをめたんですよ。そのおもさはってもけてもわらないし、一発いっぱつ一発いっぱつりに気持きもちをめていきたいとおもいます。これからもおんな-AMA-は成長せいちょうしていくんで。つぎ絶対ぜったいちます」
 岩谷いわたに「よし、成長せいちょうするぞ!」

▼タッグリーグ公式こうしきせん20ふんほん勝負しょうぶ
 夏樹なつき☆たいよう&○せいIVとら(10ふん52びょう/リバーススプラッシュ→かたエビかため)愛川あいかわゆず&●たたかえ陽子ようし

 全勝ぜんしょう最終さいしゅうせんむかえたBYほうと、1はい川崎かわさき葛飾かつしか最強さいきょう伝説でんせつ。セミファイナルでおんな-AMA-がやぶれたため、優勝ゆうしょう行方ゆくえはこの2チームにしぼられた。てばそのまま優勝ゆうしょうとなるBYほうは「1かいでさくっとって全勝ぜんしょう優勝ゆうしょうする」と意気込いきごみをかたり、優勝ゆうしょうするためにはこの試合しあい勝利しょうりし、同点どうてん決勝けっしょうまなければならないカワカツも「2連勝れんしょう余裕よゆう。2しょうでも3しょうでもするいきおいで優勝ゆうしょうする」と自信じしんせる。

 カワカツがダブル攻撃こうげき愛川あいかわてる。BYほうもダブル攻撃こうげきでやりかえすが、たたかえがローンバトルをいられ、愛川あいかわがカットにはいっても、夏樹なつきは2にんまとめてらす。5ふん経過けいか愛川あいかわがコーナーで夏樹なつきりのあらし串刺くしざしのドロップキックを見舞みまうも、フィッシャーマンズスープレックスはげられない。両者りょうしゃかおい、愛川あいかわがゆずポンキック・ブルー。しかし、カワカツは連係れんけい愛川あいかわたてて、IVとらがセントーン。ネックハンギングボムはげられたが、かたかついでまえてた。ゆずポンキック・イエロー、フィッシャーマンズスープレックス、ゆずポンキック・レッド、たたかえのミドルキックと劣勢れっせいIVとらだったが、りょううでラリアットでBYほうにんをまとめてなぎたおす。たたかえへの合体がったいデュランダルは愛川あいかわがカウンターのキックで阻止そしぎゃくにBYほう合体がったいゆずポンキックをIVとらめたが、たたかえ夏樹なつき雪崩なだれしきアームホイップでげられ、IVとらのダイビングセントーン、ネックハンギングボムでまれる。さらに、愛川あいかわへの合体がったいのデュランダルを、仰向あおむけのたたかえうえめたIVとらが、最後さいごはリバーススプラッシュでピン。たたかえしずめて勝利しょうりした。同点どうてんでリーグせん終了しゅうりょうとなり、きょ優勝ゆうしょう決定けっていせんおこなわれることになった。

 IVとらがマイク。「よっしゃ、川崎かわさき葛飾かつしかったぞ! 親分おやぶん、うちらがこいつらにもういちかいって、タッグのベルト、絶対ぜったいきましょう。てめえら、一瞬いっしゅんたりとも見逃みのがすんじゃねえぞ!」。10分間ふんかん休憩きゅうけいへ。

▼Kちゃんパンダ・インタビュー

 「今日きょうはコーナーがないといていた」というKちゃんパンダがきょリングじょうに。インタビューでまれたのは、単独たんどく出演しゅつえんさん期生きせいだいごうとなるはるかゆうなし。クシで3にんそろって前髪まえがみととのえてから質問しつもんコーナーへ。「やっさんとホウちゃんに全部ぜんぶっていかれたかんがあるんですけど、号泣ごうきゅうしまして、サムライTVてれびでホウちゃんが合格ごうかくしているうしろでいてるこえわたしです」「練習れんしゅうではレスリングが一番いちばんへたくそだったんですけど、必死ひっしになりました」とプロテストをかえり、レスラーになったきっかけは「べつになるはなかったんですけど、格闘技かくとうぎるのがきでコラムをいていたらかぜかおりさんにさそっていただきました」とかした。コスチュームについては「あせすごくかくんですよ。なので面積めんせきすくないものしたいとおもいます」と露出ろしゅつたかいものだと示唆しさ器械体操きかいたいそう経験けいけんしているということで、倒立とうりつを3秒間びょうかんしてせ、最後さいごは「デビューせんは(さん期生きせいなかで)なん番目ばんめになるかわからないですけど、レスリングをきわめたいのでおそめがいいですが、デビューしたら本当ほんとうにみなさん、応援おうえんよろしくおねがいします」とデビューにけた意気込いきごみをかたった。

優勝ゆうしょう決定けっていせん30ふんほん勝負しょうぶ
 愛川あいかわゆず&○たたかえ陽子ようし(16ふん15びょう/ドールB→かたエビかため)夏樹なつき☆たいよう&●IVとら

 はしってリングインしたカワカツにたいし、ダメージののこるBYほう表情ひょうじょうきびしい。おおきなダメージがのこっているはずのたたかえ愛川あいかわせいして先発せんぱつってる。夏樹なつきをコーナーのうえからIVとらうえとし、IVとらにミサイルキック。さらにたたかえがキャメルクラッチにらえると、愛川あいかわ胸元むなもとにローキックをはなった。これでIVとらくずちてしまう。IVとらたたかえへのチョーク攻撃こうげきなにとか反撃はんげきし、夏樹なつきとチェンジ。夏樹なつきたたかえ左足ひだりあし攻撃こうげき集中しゅうちゅうふたたびリングインしたIVとらはスリーパーでたたかえんだ。しかし、愛川あいかわがキックのあらしからゆずポンスタナー、ゆずポンキック・ブルーで反撃はんげき夏樹なつきのドロップキック速射そくしゃほうされながらも、トップロープしのゆずポンスタナー、エプロンにすわらせてのサッカーボールキック、STF、ゆずポンキック・ブルーでやりかえした。たたかえ夏樹なつきにブレーンバスターをねらう。いちはネックロックにかえされたが、そのままぶっこいててると、Bドライバーの体勢たいせいへ。これはIVとらがカットにはいって阻止そしたたかえのアメイズ・インパクトと愛川あいかわのゆずポンキック・レッドの合体がったいまったが、ブレーンバスターをかえした夏樹なつきたたかえをジャーマンでげ、三角さんかくびムーンサルトアタックを見舞みまい、イグチボムでたたきつけた。さらにIVとらのセントーン、ヘッドバット、ネックハンギングボム、合体がったいフェースクラッシャー、IVとら夏樹なつきのフットスタンプ、夏樹なつきのイグチボム、IVとらのセントーン3連弾れんだん夏樹なつきのプランチャでまれたよしたたかえだったが、IVとらのリバーススプラッシュをかわして反撃はんげきてんじる。愛川あいかわのシャイニングゆザード、たたかえがわ頭部とうぶへのローキックでIVとらみ、カットにはい夏樹なつきには愛川あいかわつんいのたたかえだいにしたゆずポンキック・レッド。これで孤立こりつしたIVとらたたかえがドールBをたたきんで3カウント奪取だっしゅ。BYほう優勝ゆうしょう決定けっていした。

 BYほう2人ふたりがベルトをき、まず愛川あいかわがマイクをつ。「うれしいね。BYほう、タッグリーグ優勝ゆうしょうしました! 最強さいきょうわれた川崎かわさき葛飾かつしか、めちゃくちゃつよかったです。でも、たたかえ陽子ようしがやってくれました! たたかえ陽子ようし選手せんしゅ一言ひとことねがいします」。たたかえはすでになみだ。「本当ほんとうすごうれしいです。すごい本当ほんとうにもう2人ふたりともつよくてくるしかったですけど、ゆずポンとめて…(号泣ごうきゅうして言葉ことばにならない)…ゆずポンがささえてくれて、BYほうめて、このベルト初代しょだいれて、本当ほんとううれしいです。ありがとうございます」。ふたた愛川あいかわがマイクをち「こんなでっかいからだした陽子ようこちゃんが、かわいいことをってくれて、もう大好だいすきです。これからもスターダムをっていけるように、日々ひび頑張がんばっていきますので、よろしくおねがいします」とまとめ、最後さいごたたかえ音頭おんどで「いましんじて、明日あしたかがやけ、We are スターダム!」で、はつのタッグリーグせん終止符しゅうしふたれた。

★バックステージのコメント

 愛川あいかわ最後さいご最後さいごでBYほうタッグリーグせん優勝ゆうしょうして、初代しょだいチャンピオンになることができて本当ほんとううれしいです。ありがとうございました」
 たたかえ「カワカツにどうしてもちたくて、いつもけていたので、もう本当ほんとううれしいです。ゆずポンとめて、すごいベルトがしかったので、本当ほんとううれしいです」
 愛川あいかわ「これからもBYほうでスターダムをっていけるような存在そんざいになるように、日々ひび頑張がんばっていきたいなと。そして、このベルトをいたかぎりは、まもつづけて、BYほういろにしていきたいなとおもいます。つぎ新人しんじんおう選手権せんしゅけん。そこでも陽子ようこちゃんに優勝ゆうしょうしてもらって、もっともっとかがやいてもらいたいなって、それ以上いじょうわたしかがやいていきたいなっておもいます」
 たたかえ「そうですね。新人しんじんおう、(12がつ)11にちにあるので、このいきおいでみんなつぶしていきたいです。わたし新人しんじんおうでトップになれるように頑張がんばります」
 愛川あいかわ陽子ようこちゃん、なん最後さいごいたの?」
 たたかえうれしくて(笑)」
 愛川あいかわ「リングのうえなのに、かわいくて、からだわたしよりだいぶでかいのに、すごいかわいいいもうとのようにかんじて、ますますきになりました。陽子ようこちゃんにけないように、わたしかがやいていけなければなって気持きもちがおおきくなりました」
 ──はつベルトですが?
 たたかえ「はい。ズッシリとおもいです。それと同時どうじにこれからはまもっていかなければいけない。1かいしかくんじゃなくて、今後こんごもゆずポンと一緒いっしょにこのベルトをまもっていきたいです」
 愛川あいかわ「スターダムでこんな立派りっぱなベルトをつくったということには、そしてわたしたちがいたということには、このベルトをもっともっとひろめていきたい。そういう使命しめいもあるんじゃないかとおもいます。結構けっこうかねがかかってるかんじが(笑)。大事だいじにしていこうとおもいます。小川おがわさんの頑張がんばりをドブにてないように(笑)」
 ──2かんおうとなるが?
 愛川あいかわ本当ほんとう今年ことし目標もくひょうしろいベルトをって、タッグのベルトもってなので、やりのこしたことはあとプロレス大賞たいしょうなにっかかってくれたらいいなって、それが全部ぜんぶかなうとわたし目標もくひょうはすべて達成たっせいということで、本当ほんとうかんきわまりないかんじなんですけど、まずひとつ目標もくひょう達成たっせいできたので、本当ほんとううれしいし結果けっかてるというのはまわりのみなさんのおかげだとおもうし、わたし努力どりょくした成果せいかてきてうれしいです」
 ──今日きょうは2試合しあいとなったが?
 たたかえわたしつかまってしまって、こうはチームワークがすごくいいので、そこの連係れんけい最後さいごめられてしまってくやしかったです。絶対ぜったいにBYほうでベルトを絶対ぜったいきたいっていう執念しゅうねん最後さいごったんだとおもいます」
 愛川あいかわ「でも、わたしとしては全勝ぜんしょう優勝ゆうしょうのつもりだったので、わたしのファイトスタイルは全力ぜんりょくかってたたかっていくというかんじなので、1試合しあいわったときにはつぎどうしようかなって。きてたかんがあったんですけど、やっぱり2人ふたりちたいっていう気持きもちでかっていきました。わたし、アイドルなのにボロボロで(2試合しあいまえに)化粧けしょうなおさなかったですからね。それくらい試合しあいのことでいっぱいいっぱいでした。かがみすらなかったです(笑)」


 奈苗ななえ夏樹なつきくだあかいベルトはつ防衛ぼうえい

スターダム Season4『Goddesses inいん Stars 2011』
11月じゅういちがつ12にち東京とうきょう新木場しんきば1st RING(18:00)
観衆かんしゅう315にん満員まんいん

▼オープニング

 KちゃんパンダとふうGMのダンスでスタートし、ふうGMが挨拶あいさつ。「本日ほんじつはご来場らいじょうありがとうございます。今年ことしのこすところ東京とうきょうでは4大会たいかいとなりました。どの大会たいかいはなせなくて、今日きょうのメインでは高橋たかはしさんと夏樹なつきさんがあかいベルトをかけてたたかいます。いつも以上いじょうあつくて、夏樹なつきさんはこの試合しあいのために減量げんりょうしたくらい気合きあいがはいっているので、あつ試合しあいきつけてかえってください。今日きょうもよろしくおねがいします」

▼20ふんほん勝負しょうぶ
 ○ほしあきらありさ&岩谷いわたにあさゆう(8ふん52びょう/ブラジリアンキック→かたエビかため)中川なかがわともか&●鹿島かしますなまれ

「キャリアのある中川なかがわさんがいても即席そくせきタッグにはけない」というおんな-AMA-が試合しあいまえ握手あくしゅ奇襲きしゅう中川なかがわ場外じょうがいとし鹿島かしまねらいをしぼるが、中川なかがわ場外じょうがいから岩谷いわたにあし逆転ぎゃくてんする。中川なかがわ鹿島かしま岩谷いわたにてたが、ほしあきらはいってダブル攻撃こうげき反撃はんげき開始かいし鹿島かしまてた。フェースクラッシャーで反撃はんげきゆるすも、ほしあきらうしまわしきのソバット。ふたたおんな-AMA-の連係れんけい鹿島かしまおそう。中川なかがわとのタッチをゆるしてもおんな-AMA-が2人ふたり協力きょうりょくして中川なかがわめ、ほしあきらがコーナー中川なかがわすわらせ、胸元むなもとにローキックを連発れんぱつ。リバーススプラッシュしきでダブルニードロップ、フットスタンプをめた。しかし、1399はかわされてしまい、中川なかがわのドロップキックをびる。フィッシャーマンズスープレックスはくびがためにかえしたが、中川なかがわのフェースクラッシャーと鹿島かしまのドロップキックの合体がったいわざめられた。中川なかがわ延髄えんずいり、鹿島かしまのしじみでまれ、シャイニングブリッジも十字じゅうじがためにかえされたが、最後さいごほしてるがブラジリアンキックでわらせた。

おんな-AMA-のコメント

 ほしあきら「あっちは即席そくせきタッグだとおもって油断ゆだんしましたね。ダブル攻撃こうげきでやられてあたまっていたかったです。でも、すなまれはうちらよりしただし、わたしあさゆうちゃん、おんな-AMA-がってたりまえだとおもいます」
 岩谷いわたに「ありさがフォールをってくれたんですけど、正直しょうじきうと自分じぶんがフォールしたかったですね。すなまれ自分じぶんたちよりおそくデビューして勝利しょうりですよね。自分じぶん須佐すさえりにはってますけど、やっぱり鹿島かしますなまれからもフォールをりたいなって。中川なかがわさんからもれたらなっておもいますけど」
 ほしあきら本当ほんとううなごううではやばいとおもっていたので、ちゃんとすかせたのがよかったです。でも、1399もすかされたのが本当ほんとうくやしいので、つぎ中川なかがわさんとやるときは1399をてたいです」
 岩谷いわたに自分じぶんもダブルリストをげられなかったので。でも、こちらのほう研究けんきゅうしていたので」
 ほしあきら「そうです。めっちゃ勉強べんきょうしました。つぎはリーグせん。チームまるがお絶対ぜったいちます。ちにいきます!」

中川なかがわ鹿島かしまのコメント

 中川なかがわ「いろいろダブルとかもたくさんあるみたいですが、やっぱりかるいなっていうイメージですね。せんほそいので、自分じぶんがやるにしてもかるさがあって、普段ふだんやってる相手あいて全然ぜんぜんちがいましたね。(ほしあきらの)りはすっごいするどいんですけど、やっぱりけいぶん普段ふだん関西かんさい選手せんしゅやアジャ選手せんしゅのをてるので、おもさがあったらこわいなとはおもいますよね」
 鹿島かしま「(中川なかがわとのタッグは)やっていてやりやすいというか、心強こころづよくて。連係れんけいすことができて、こうよりもよかったとおもうし。ありさのりがするどはいってしまったので、よけるなり、研究けんきゅう必要ひつようだとおもいました」
 中川なかがわ「(鹿島かしまは)こころほそいっていうかんじはなかったですね。デビューしてまだちょっとですよね? そのりにはしっかりしてるなってかんじでした」

▼20ふんほん勝負しょうぶ
 ○山縣やまがたゆう須佐すさえり(7ふん37びょう援護えんご射撃しゃげきからだかため)愛川あいかわゆず&●たたかえ陽子ようし

 山縣やまがたとのシングル2せん自信じしんをつけた須佐すさが「成長せいちょうできた恩人おんじん」とタッグを希望きぼうしたのにたいし、「あしるな」「2たい1のつもり」と須佐すさとのタッグに不快ふかいかんしめした山縣やまがた対戦たいせん相手あいてのBYほうはタッグリーグせん全勝ぜんしょういきおいがあり、ドラマ撮影さつえいわった愛川あいかわは「ひさしぶりに体調たいちょうがいい。笑顔えがおしん木場きばたのはひさしぶり」と絶好調ぜっこうちょうをアピールしてリングにがった。BYほう入場にゅうじょうきょくはドラマ『ここがうわさのエル・パラシオ』のオープニングテーマきょく『READY GO』(4Minute)。
 たたかえ山縣やまがた試合しあい開始かいし。BYほう須佐すさせいこぶしとっきをめ、たたかえがキャメルクラッチにらえて愛川あいかわがローキックをびせる。2人ふたりうでを1ほんずつきわめながら「BYほう!」とポーズをめた。しかし、須佐すさがまったくがることができなくなってしまう。山縣やまがたたすけにはいり、コーナーにもどすとタッチをかわして1にん2人ふたり相手あいてにする。山縣やまがたたたかえをYUUロックでげるも、たたかえのミドルキックでダウン。愛川あいかわのミドルキック連発れんぱつでもされたが、合体がったいブレーンバスターでげられ、愛川あいかわのフロントヘッドロックにつかまった。須佐すさ戦線せんせん復帰ふっきができず、くるしい試合しあいとなった山縣やまがた愛川あいかわのゆずポンキックのブルー2はつびてたおれる。しかし、たたかえのブレーンバスターはゆるさず、変形へんけいデスバレーボムでたたきつけた。カットにはいった愛川あいかわ場外じょうがいとすと、ふたたたたかえ変形へんけいデスバレーボムでトドメ。つぎ大会たいかいでBYほう対戦たいせんする川崎かわさき葛飾かつしか最強さいきょう伝説でんせつへの援護えんご射撃しゃげきとなる一撃いちげきで3カウントをかせた。試合しあい山縣やまがた愛川あいかわがにらみった。

山縣やまがたのコメント

 「はじめから1たい2のつもりだったんで。アクシデントがあったとはえ、1人ひとりのつもりだったんでね。そんなかんじでいいんじゃないですか。こんなんじゃ消化しょうか不良ふりょうだし、こうもそうだとおもうので。もういちかいやりましょう。どちらも全部ぜんぶしてないだろうから。そんなかんじでしょうね」

★BYほうのコメント

 愛川あいかわくやしいとうか、なんともえない試合しあいでしたが、BYのタッグとして、まだまだ未熟みじゅく部分ぶぶんてしまったんじゃないかなっておもいました」
 たたかえなにえないです。くやしすぎて…」
 愛川あいかわけっして油断ゆだんしたわけではないです。油断ゆだんではないですけど、わたしたちのペースがつかめなかったのが原因げんいんですね。てなかった相手あいてじゃないので。(つぎ大会たいかいは)絶対ぜったいにベルトはりたいとおもいます」

▼スペシャル・シングルマッチ20ふんほん勝負しょうぶ
 松本まつもと浩代ひろよ(19ふん27びょう/バックドロップ→かたエビかため)IVとら

 序盤じょばんはショルダータックルの攻防こうぼう期待きたい以上いじょう迫力はくりょくあるぶつかりごういで観客かんきゃくかせる。さきたおしたのはIVとらだったが、すぐに松本まつもともやりかえす。IVとらがチョークからマウントエルボー。かみつかんでロープにはりつけ、かおみつけた。これには松本まつもといかり「どういう教育きょういくしてるんだ!」とヘアーげ。おなじようにロープにはりつけにすると、はなフックやゆびくちひらいてへんがおにさせた。さらに鉄柱てっちゅう使つかって背骨せぼねり。リングにもどると松本まつもとはライガーボムをねらうも、IVとらがリバース。コーナーで顔面がんめんウオッシュをびせていく。顔面がんめんもすぐにおかえし。IVとらはチョーク攻撃こうげきながれをえ、ショートレンジラリアット、ラリアット、セントーン4連発れんぱつたたみかける。さらにスリーパーで長時間ちょうじかんめあげるもめられない。松本まつもとはコーナー2だんからのミサイルキックで反撃はんげきてんじ、「IVとらぶっこわすぞ!」と串刺くしざしボディーアタック。IVとらのデュランダル、ネックハンギングボムを阻止そししたが、ロープにはしってくデュランダルをゆるし、バックフリップでたたきつけられ、コーナーじょうすわったつるししきスリーパーをきわめられた。IVとらはリング中央ちゅうおううつりギブアップをせまった。さらにセカンドロープを使つかった背骨せぼねり、ショートレンジラリアット連発れんぱつむも、もみいながら2人ふたりはエプロンへ。すわったままエルボーをい、ヘッドバットをびたIVとらたおれる。スタンドでふたたびエルボーをちあうも、IVとらでふらつく。シーソーで鉄柱てっちゅうにぶつけられ、トペもめられた。なにとかリングにもどるも、串刺くしざしボディーアタック、リバーススプラッシュしきのダブルニードロップをびる。のこり3ふんぎゃくかたエビかためをったIVとらはコーナーにのぼった松本まつもとをジャーマンですてて、ラリアットで反撃はんげき。ネックハンギングボム、ラリアットとたてて、松本まつもとのバックエルボー、東海道とうかいどうとしをびてもカウント2でかえす。のこり1ふん。バックドロップはゆるさず、バックエルボーはブロックしたIVとらだったが、2はつのバックエルボーをらい、串刺くしざしボディーアタックでグロッギー。バックドロップでてられるとうごくことができず、3カウントがはいった。

松本まつもとのコメント

 「あぶない(笑)。20ふんということをわすれてましたね。ラスト1ふん(のコール)がこえて『あぁ!』っておもって(あせりました)。めようとおもってまらなかったのがなんかいかあったので、そこがくやしいですね。つのはたりまえですが、自分じぶんおもうようにいかなかったのがくやしいです。おもったよりめられてしまって。(IVとらは)たしかにいまてるとおもう。出過ですぎているのか、てるだけなのか。これからだとおもうので、出過ですぎないようにわたしたたいていくので、機会きかいがあればつぶしていきたいとおもいます」

▼Kちゃんパンダのインタビュー

 「女優じょゆう愛川あいかわゆずです」と愛川あいかわはつ登場とうじょう。ドラマの話題わだいからスタート。「試合しあいをしながらの撮影さつえいだったので、からだのダメージとか大変たいへんでした。でも、今日きょうときから元気げんきです。るって素晴すばらしい。元気げんきなのが一番いちばんですね」と、ドラマ撮影さつえい大変たいへんだったことをかたった。つづいてタッグリーグせん話題わだいへ。たたかえとおぞろいのBYほうのバンドをつくったが、いろ配色はいしょくがBとYでぎゃくにしてしまったことをかす。愛川あいかわは「これもBYのあじ」とわらう。いつもとおふうGMにマイクがわたるも「本当ほんとうにありがとう。今日きょう、パンツわすれちゃって…」と、いつもは選手せんしゅ暴露ばくろをするふうGMが、自分じぶん失敗しっぱいみずかかたす。
 ふう「こんなしろいコスチュームなのに水玉みずたま(のパンツ)でちゃって(笑)。けちゃってやばいってなって」
 愛川あいかわ「はかないでちゃおうかなってうので、わたしはいつでも水着みずぎになれるようにしろ水着みずぎっていたので、わたしのアンダーをあげました。いまわたしのアンダーをふうさんがてます。人生じんせいはじめてアンダーをあげました」
 ふう今日きょう本当ほんとう感謝かんしゃしています。ありがとうございます」
 ふうGMの衝撃しょうげき告白こくはくのち、Kちゃんパンダのリクエストで愛川あいかわは「ばくちち戦隊せんたいパイレンジャー」をおどってせた。

▼ワールド・オブ・スターダム選手権せんしゅけん試合しあい30ふんほん勝負しょうぶ
 (王者おうじゃ高橋たかはし奈苗ななえ(27ふん46びょう/ワンセコンドEX→かたエビかため)夏樹なつき☆たいよう(挑戦ちょうせんしゃ
初代しょだい王者おうじゃはつ防衛ぼうえい成功せいこう

 奈苗ななえ夏樹なつき頂上ちょうじょう決戦けっせんがついに実現じつげん夏樹なつきはハイスピードのベルトをき、中西なかにしひゃくじゅうさんからゆずけたコスチュームでリングにがった。試合しあいまえ2人ふたりのコーチでもあるゼロワン日高ひだかいくじんがリングにがり、それぞれを激励げきれいした。
 
 ロックアップからはじまるも、これは奈苗ななえがロープまでむ。つづいてよっつへ。がくわせ、奈苗ななえ手首てくびねじげた。夏樹なつきころがして逆転ぎゃくてん手首てくびかためたままローキックをはなっていく。奈苗ななえのヘッドロック、奈苗ななえのショルダータックル、夏樹なつきのエルボー、アームホイップ、ヘッドロックとはげしい攻防こうぼう一度いちど距離きょりり、夏樹なつきのタックルからグラウンドへ。夏樹なつきがスリーパーでめあげるも、スタンドでは奈苗ななえからヘッドバット。夏樹なつき連発れんぱつでヘッドバットを見舞みまっていく。奈苗ななえぎゃくエビがためからコーナーにめてエルボー、串刺くしざしラリアット、ブレーンバスター、アルバトロス。夏樹なつきはブリッジしてワキかためにかえし、まえのスピードでロープにはしり、回転かいてんエビかため、ドロップキックをはなった。ぎゃくかたエビがためは奈苗ななえがロープにのがれたが、夏樹なつきはサッカーボールキック、はなってすごむ。奈苗ななえばいがえしからバックドロップ、ショルダータックル3連発れんぱつ、ギロチンドロップでながれをもどすと、リングをたいかくせんはしって串刺くしざしラリアット2連発れんぱつ。3はつ夏樹なつきがロープあいだをすりけてかわすも、奈苗ななえがスリーパーでつかまえる。夏樹なつき三角さんかくびのクロスボディーアタックでようやく反撃はんげき。リングの中央ちゅうおうい。夏樹なつきがナナラッカを阻止そししてクロスフェースへ。奈苗ななえがアルバトロスにかえす。夏樹なつき奈苗ななえあし交差こうささせたくびがため。夏樹なつきがコーナーからエプロンにりると、エプロンでの攻防こうぼう奈苗ななえがトペをねらってはしるも、夏樹なつきはすぐにコーナーにのぼって低空ていくうドロップキックで阻止そし場外じょうがいとされてもアイルビーバックでもどり、ぎゃく奈苗ななえとしてからさんかくびプランチャをめた。さらにミサイルキック、高速こうそく串刺くしざしドロップキックをはなつも、奈苗ななえ延髄えんずいり、たおみラリアット、アルバトルス、ワキがため。奈苗ななえ延髄えんずいりをブロックした夏樹なつきがボディーブロー。奈苗ななえからイクボムをめるも、夏樹なつき雪崩なだれしきのアームドラッグ。奈苗ななえ雪崩なだれしきブレーンバスターでやりかえし、夏樹なつきのジャーマンをびてもすぐに奈苗ななえがバックドロップ、ラリアット、冷蔵庫れいぞうこばくだんたたみかけてカウント2。2はつ冷蔵庫れいぞうこばくだんあしてて阻止そしした夏樹なつき三角さんかくびムーンサルトアタック。たいようちゃん☆ボムは3チャレンジするも奈苗ななえめさせない。ボディーブロー3連発れんぱつからアッパーブローをはなった夏樹なつきが、したからからみつくようなボディアタックをめ、さらにたいちょうちゃん☆ボム。しかし、カウント2で奈苗ななえかえす。25ふん経過けいか夏樹なつきはモモラッチをねらったが、奈苗ななえつぶしてフォール。夏樹なつきはイグチボムでたたきつけ、ジャックナイフでかためるもカウント2。2度目どめのモモラッチねらいはパワーボムでたたきつけられてしまった。奈苗ななえがナナラッカ。夏樹なつきはカウント2でかえす。奈苗ななえはワンセコンドをねらうも、これを阻止そしした夏樹なつきがモモラッチ。カウント2でかえした奈苗ななえひねりのいたバックドロップ。のこ時間じかんふん奈苗ななえ冷蔵庫れいぞうこばくだん。ギリギリで夏樹なつきかたげる。奈苗ななえがワンセコンドEX。これで3カウントがはいり、奈苗ななえ激闘げきとうせいした。

 奈苗ななえがマイク。「あかいベルト、まもったぞ! しんどいな。しんどいけど、このしんどさがうれしいです。夏樹なつきのこのおもいをわたし今日きょう全部ぜんぶめたつもりでいますけど、まだまだまだまだあんたにけるわけにいかないんだ! ぜんおんな出会であってからいろいろあって、パッション・レッドとかあって、いまおな団体だんたいいる。この運命うんめいめながら、あんたにいつかれないよう努力どりょくしていく。これだけたたかえあえる相手あいておな団体だんたいにいることをすっごくうれしくおもう」。奈苗ななえした右手みぎて夏樹なつきにぎがえすも、がって見舞みまった。

 愛川あいかわがリングにがり「感動かんどうしました。高橋たかはしさん、おめでとうございます。スターダムはタッグリーグちゅうで、今日きょうはベルトができたみたいなので、お披露目ひろめしたいとおもいます」。ロッシー小川おがわ社長しゃちょうがベルトをってリングにがり、ベルトを披露ひろう。「今日きょう最高さいこう試合しあいをやっていただいたので。あたらしくタッグのベルトができたので、タッグの優勝ゆうしょう戦線せんせんのこっている選手せんしゅ頑張がんばってください」。防衛ぼうえいせん余韻よいんひたりたい奈苗ななえ呆然ぼうぜん。しかし、さらにほしてるがリングにがり「これめっちゃカッコイイじゃないですか! 最終さいしゅうせんおんな-AMA-がってこのベルトをきにきます」。これには奈苗ななえだまってない。「あんたたちの相手あいてだれだかわかってるのか? チームまるがおしくも優勝ゆうしょう戦線せんせんのこれなかったですけど、つぎはイオがかえってきてガンガン復活ふっかつしたいとおもいます。せっかくあかいベルトをまもったのにみずされましたね。気分きぶんわるいですけど、防衛ぼうえいできたとうことで、ご機嫌きげんにいつものでめちゃっていいですか? 10がつ27にちのFlashトーナメントではじゅん優勝ゆうしょうしました。みなさんの応援おうえんのおかげですが、2ばんきじゃない。1ばん目指めざしていく。そのための今日きょうだし、11月じゅういちがつ27にちはタッグリーグの決勝けっしょうがありますし、練習れんしゅうせいはプロテストがあったり、どんどんすすんできます」。選手せんしゅもリングにがり「いましんじて、明日あしたかがやけ、We are スターダム!」でくくった。

奈苗ななえにちだかのコメント

 奈苗ななえ日高ひだかさんにはいろいろなことをおしえていただいて、ただの先輩せんぱい後輩こうはい関係かんけいぎなかったわたし夏樹なつきがこうやって技術ぎじゅつみがきながら、ベルトをかけてたたかえるようになったのも本当ほんとう日高ひだかさんにおしえていただいたからです。今日きょうていただいて本当ほんとううれしいです。ありがとうございました」
 日高ひだか「そうですね、ひさしぶりに2人ふたり試合しあいたんですけど、技術ぎじゅつだったり体力たいりょくだったり、そういうところは以前いぜんからすごいレベルがあったとおもうんですけど、スターダムという団体だんたい旗揚はたあげしてからの責任せきにんかんとか、そういったいままでになかったものが彼女かのじょたちのハートにあってね。だから試合しあいもより素晴すばらしいものになったとおもいます。本人ほんにんまえにしてあれなんですけど、はわずかだとおもうんですよ。運動うんどうりょうったら夏樹なつきほうがかなりたかい。でも、ただキャリアだけではないですけど、勝負しょうぶどころがつよいですよね、高橋たかはしさんは。中盤ちゅうばんめでしっかりスタミナうばってましたから。それが終盤しゅうばんになったら、やっぱり夏樹なつきのちょっとスタミナうばわれてる部分ぶぶんがもうなんカ所かしょられたんですね。そういうところで夏樹なつきいきおいはあるんですけど、結果けっかてき冷静れいせいられていたのは奈苗ななえ選手せんしゅじゃないかなとおもいます。ぼく分析ぶんせきしていいんですかね?(笑) でも、本当ほんとうにスターダム、最近さいきんてなかったので紙面しめんばっかりだったんですけど、今日きょうひさしぶりにてすごいなと。トップにつづける高橋たかはし奈苗ななえ責任せきにんかんからくるものだろうなとおもいますので。ぼく努力どりょくおこたらない姿勢しせい大好だいすきなんで、ぼくけずに頑張がんばりたいとおもいます」
 奈苗ななえ日高ひだかさんの背中せなかて、自分じぶん努力どりょくすることをったので、努力どりょくするよろこびというか、わたし練習れんしゅうだいきらいだったので、日高ひだかさんにおこられたりしながらえてもらっていま自分じぶんがあるので、15周年しゅうねんをこうやってむかえられて、トップのベルトをいていられるのも、本当ほんとう日高ひだかさんのおかげだとおもっています。ありがとうございました」
 日高ひだか「おめでとうございました」
 日高ひだか握手あくしゅをかわして退出たいしゅつ
 奈苗ななえ本当ほんとうだったら自分じぶんからどんどん防衛ぼうえいせん仕掛しかけていったりとかしたかったんですけど、自分じぶん猪突猛進ちょとつもうしんというかタッグリーグにはいっていたので、そこにしか意識いしきかなくて。夏樹なつき前回ぜんかいチームとしてけて、挑戦ちょうせんさせてくれとわれたときことわ理由りゆうもなかった。そこの部分ぶぶんでは挑戦ちょうせんしゃ先手せんてられてちょっとくやしかったので、今日きょう挑戦ちょうせんしゃにお膳立ぜんだてしてもらったじゃないですけど、なんか王者おうじゃとしてずかしい部分ぶぶんがあったので、試合しあいでやっぱらしめてやろうという気持きもちがありました。作戦さくせんはあえててませんでした。夏樹なつきとはいままでの歴史れきしがあって、全日本ぜんにほん女子じょしプロレスという団体だんたい出会であって、わたし夏樹なつき入門にゅうもんテストの審査しんさいんをした関係かんけいで、そこからはじまりプロレスリングSUNさん、パッション・レッドと、一回いっかいどうはなれたりまたもどったりして、なんか運命うんめいこん一緒いっしょに、人生じんせい人生じんせいがクロスしているものがあっての今日きょうなので、いままでのものがあればあたらしいしもてくるんじゃないかとおもって(作戦さくせんを)たてませんでした」
 ――WWWAのあかいベルトの最後さいごのチャンピオンだったが、ある意味いみ中途半端ちゅうとはんぱかたちわってしまった。そのつづき?
 奈苗ななえ中途半端ちゅうとはんぱというか、あれはあれで歴史れきしわりだったとおもうので、そこでやっぱりそれまでの女子じょしプロレスがはじまってからのながれの歴史れきしまくじた。そこの最後さいごわたしがいられたっていうのは奇跡きせきてきことだとおもうんですけど、そこからまた女子じょしプロレスっていうのはダメになったとかわれてますけど、頑張がんばってるひと頑張がんばってるから。ただダメになったとかいきおいがないとかわれるのはわたしはすごい心外しんがいで、だったらもっとみな頑張がんばつづけてればいいとおもうし。でも、わたしはダメになったとはけっしておもわなくて、やりつづけていることをしんじて頑張がんばっていけば、みちけるとおもっていて、それでわたし奇跡きせきてき最後さいごあかいベルトの王者おうじゃだったというのがある。それでなぜかここに辿たどいてあかいベルトがまた、かたちわってほしがたになってますけどめぐえて。だったらそこの歴史れきしわりとここをむすびつけて、またちがあたらしい女子じょしプロレスがはじまっていくというのを、まったくちがったものではなくて、それまでのよかったものはのこし、先輩せんぱいかたつないできてくれた歴史れきしわたしがこうやってつづけていくことによってつないでいけるのではないかとおもいます。なので、わたしはその使命しめいっていきたいというか、今日きょう絶対ぜったいけるわけにはいかなかったです」
 ――はつ防衛ぼうえいせん相手あいて夏樹なつき選手せんしゅだったのは?
 奈苗ななえはつ防衛ぼうえいせん相手あいてかんがえたらすごくいい相手あいてだったとおもいます。わたしなんでもなんでもけてたちたい。なんでもなんでもつづけてって、だけど本当ほんとう日高ひだかさんがさっきってましたけど、実力じつりょくはほんとにそんなにあるとはおもってないです。打撃だげきつよいし、なんかいかぶったおされたし。旗揚はたあげしてからこんなにダメージかんじたことはないってぐらい、実際じっさいかんじました。でも、そのつら反面はんめんたのしんでる自分じぶんもいて。とうことはまだ余裕よゆうがある。わたしはまだ夏樹なつきにスリーをられるわけにはいかないというか、られないとおもいました。彼女かのじょはトップになるってくちしていますが、だったら自分じぶんがもうちょっとどのように女子じょしプロレスかいすすんでいくかっていうものをしめしてしいです。わたし真似事まねごとではなくて、彼女かのじょがどうやってトップになれるのか、なろうとおもっているのか。プロなんでまわりにらしめていって、もっとまわりをんだときにそのいきおいでかされてしまうかもしれないし、だけどそのときには絶対ぜったいちはだかれる自分じぶんでいたいので、まだまだ頑張がんばんないといけないなとおもいます。ある雑誌ざっしで(10がつ)27にちFlashトーナメント、メインにいたメンバーで1にんだけ(表紙ひょうしに)いなかったという事実じじつもあり、神様かみさまはいろいろなおもいをさせてくれてるなとおもうので、たぶんまだまだうえにいけるんじゃないかと。まだまだわたし進化しんかつづけようか、永遠えいえんにそれがテーマではないかとおもいます」

夏樹なつきのコメント

 「自分じぶんはずっと、モモみたいにちいさくてもつよ選手せんしゅになりたくて、女子じょしプロレスかい頂点ちょうてんちたくて、奈苗ななえさんをたおしたくてここまでやってきました。奈苗ななえさんに出会であったのはぜんおんなのオーディションけたときで、自分じぶんのオーディションの審査しんさいんをしてくださって、プロレスラーになるまえからずっと奈苗ななえさんのことをてきて、奈苗ななえさんがWWWAのあかいベルトをいてるときに自分じぶんはセコンドからその姿すがたて、いつか自分じぶん女子じょしプロレスかい頂点ちょうてんをかけたたたかいをいつか奈苗ななえさんとやりたいとおもっていて。デビューしてから7ねんぐらいですけど、いままでシングルマッチとかやったことありますけど、やっと頂点ちょうてんのベルトをかけて奈苗ななえさんのまえつことができた。本当ほんとうたおしたくて、自分じぶん頂点ちょうてんをずっと目標もくひょうにやってきて、頂点ちょうてんったら目標もくひょうがなくなっちゃうんじゃないか、頂点ちょうてんったらそれでわりなんじゃないかっておもってました。それが今日きょうけた敗因はいいんだったとおもいます。奈苗ななえさんに頂点ちょうてんってもそのさきもあるんだと、今日きょうおもらされました。それがすごいくやしくて。でもこんなにくやしいおもい、ひさしぶりにしたなって。すごいプロレスやってるっていうのを、からだ全体ぜんたいかんじられて。本当ほんとうにこんないたおもいもくやしいおもいも、かたちだけでやってたらかんじられないし。やっぱりパッションだなとおもいました。最後さいご握手あくしゅしてそのったのは、これからさき挑戦ちょうせんじょうです。これで自分じぶんわりません。ハイスピードのチャンピオンでもあるし、ハイスピードというジャンルもひろめて、あかいベルト頂点ちょうてんもとって、そのさき女子じょしプロレス、女子じょしプロレスにほこりをってるので、スターダムで女子じょしプロレスを一番いちばんにして、そしてこののちタッグリーグでIVとらとタッグのベルトもいて、ベルトそうなめ、絶対ぜったい実現じつげんさせるために、これからまた一生懸命いっしょうけんめい頑張がんばっていきたいとおもいます。ありがとうございました」

 BYほう連勝れんしょう単独たんどくトップ! 連敗れんぱいまるがお脱落だつらく

スターダム Season4『Goddesses inいん Stars2001~Fan+プレゼンツGODDESSES OF STARDOM争奪そうだつタッグリーグせん~』
◆10がつ23にち東京とうきょう新木場しんきば1st RING(12:30)
観衆かんしゅう335にん満員まんいん

▼オープニング

 Kちゃんパンダとともにダンスを披露ひろうしたふうGMはハロウィンの衣装いしょう登場とうじょう。「みなさん、本日ほんじつもご来場らいじょうありがとうございます。今日きょう鹿島かしますなまれ外敵がいてき連戦れんせんがあり、タッグリーグでは優勝ゆうしょう王手おうてをかけるチームと、脱落だつらくするチームがます。みなさんの声援せいえん選手せんしゅ背中せなかしてあげてください。今日きょうたのしんでってください」。

鹿島かしますなまれ外敵がいてき連戦れんせん15ふんほん勝負しょうぶ
 勇気ゆうきいろどり(9ふん19びょう/ファイヤーマンズ・キャリー→かたエビかため)鹿島かしますなまれ

 鹿島かしまがフリーの先輩せんぱい選手せんしゅにん対戦たいせん新人しんじんにはきびしい試練しれんとなるが、おおきなチャンスでもある。スターダムはつ参戦さんせん勇気ゆうき試合しあいまえ「しじみというわざがあるといた。どんなわざなんですかね?」と警戒けいかいしていた。ロックアップは鹿島かしままれるも、体勢たいせいえてエルボーを連発れんぱつ。しかし、勇気ゆうきたおすことができず、うでかため、キャメルクラッチ、串刺くしざしエルボー、ボディースラム、アトミックドロップと劣勢れっせいいられる。ボディースラムをくびがためにかえ反撃はんげきてんじると、スリーパー、ボディーシザース、ドロップキックを連発れんぱつ攻勢こうせいながつづかずぎゃくかたエビかため、クロスアームバスターでふたたくるしむ。フェースクラッシャー2連発れんぱつ、クリスト、しじみをめて意地いじせたが、カウンターのビッグブーツ、ちょう滞空たいくうしきブレーンバスター、ファイヤーマンズキャリーで力尽ちからつきた。

★バックステージのコメント

 勇気ゆうき「デビューしたばかりというのもあるのか、体力たいりょくのなさがかんじましたね。1にち試合しあい大丈夫だいじょうぶってくらいでしたね。でも、かろやかなわざ使つかっていてmじぶんはそういうたいぷのせんしゅとあたっtsことがないので、たのすいかったです。
それがしじみだったのかわかrなあかったんですけど、んできた回転かいてんわざですかね? ああいうがたをするわざはじめてビックリしました。

鹿島かしますなまれ外敵がいてき連戦れんせん15ふんほん勝負しょうぶ
 山縣やまがたゆう(8ふん32びょう/フェースバスター→かたエビかため)鹿島かしますなまれ

 「自分じぶん課題かだいはスタミナだけど、ヘロヘロになっても気持きもちをせる」とかたっていた鹿島かしまはコーナーすわったままで山縣やまがた入場にゅうじょうつ。「2試合しあいでしょ? 大人おとなげないことをしようかな」とかたっていた山縣やまがた奇襲きしゅうをかけ、カウンターのハンマーパンチからフォールでびょうころせねらい。鹿島かしまおもわず場外じょうがい時間じかんるが、山縣やまがた場外じょうがいいかける。鹿島かしまさきにリングにがって「はやがってい!」と挑発ちょうはつ。バックブリーカー、弓矢ゆみやかため、ぎゃくエビかためとこしめにくるしみながらも、フェースクラッシャー2連発れんぱつ逆転ぎゃくてんし、くび羽根はねかためでめあげる。うでひしぎぎゃく十字じゅうじがためで悲鳴ひめいをあげながらも、クロスフェースはエビがためにかえす。クリスト、しじみの得意とくいわざはどちらも失敗しっぱいしてしまったが、気持きもちをこめたエルボー、うしろからいてスリーパーであきらめずにつづけた。しかし、カウンターのトラースキックでうごきをめられ、ブレーンバスターの体勢たいせいからまえとすフェースバスターでしずんだ。

★バックステージのコメント

 山縣やまがた「まさか自分じぶんさきくって(こうも)おもわなかったでしょうけど、わたしがガウンをないで入場にゅうじょうしたっていうのはそういうことですよね。最初さいしょのエルボーで仕留しとめるつもりでしたから。ちがおおきいわざやればよかったですね。(鹿島かしまは)もっといてやればよかったんじゃないですか。むかし自分じぶんてるようで。もっと一発いっぱつずつ大事だいじにゆっくりやりましょうってかんじですよね」

 鹿島かしま「スタミナがすごいなくなってしまって。でも、気持きもちでぶつかっていったんですけど、すごいガンガンて…きつかったですけど、いい経験けいけんになりました。(以前いぜんと)スタミナはわってないかもしれないですけど、気持きもちでがっていけるようになったとおもいます。(山縣やまがた奇襲きしゅうは)全然ぜんぜん想像そうぞうしてなかったので、こうのペースにっていかれてくやしいとうか、そういうことも想定そうていしてのぞむべきだったなっておもいました。どんどん(攻撃こうげきに)いかないとやりかえされるとおもってあせってしまいました。しじみを失敗しっぱいしたのはくやしいですね。もっと正確せいかくめられるようになりたいとおもいました」

▼Kちゃんパンダインタビュー

 今回こんかいふうGMが登場とうじょう。まず、タッグリーグについて「4チームが1しょうはいけや、2チームが2しょうはいなら可能かのうせいがあるが?」といういに、ふうGMは「川崎かわさき葛飾かつしかまるがおつことしかかんがえてなかった。でも、27にち以降いこう大会たいかい延長えんちょうはないです。ぜん試合しあいわった時点じてんで(首位しゅいの)得点とくてんならんでいたら、その決勝けっしょうせんおこなわれ、4チームの場合ばあいはトーナメントになります」と、タッグ王座おうざのついては「いろくろです」とこたえた。

 11月じゅういちがつ12にちはタッグリーグ公式こうしきせんおこなわれないが「だれ一番いちばんつよいんだっていうたたかいがある」と、12月じゅうにがつにちのワンデートーナメントについては「きのいい若手わかてがいっぱいいるので、そのなかだれつよいのかっていうたたかいになります」とかした。

 また、Fan+に登録とうろくができないというわせがおおいことについては「docomoか、PCによる登録とうろくしかできないとのこと。チケット完売かんばいについては「前売まえうりで購入こうにゅうしていただければ大丈夫だいじょうぶ。ただ、11月じゅういちがつ27にちれているのでおはやめに」とはやめの購入こうにゅううながした。

 つづいてプロテストをひかえる6にん練習れんしゅうせいまれた。名前なまえはリングネームがまっていないため、ニックネームで自己じこ紹介しょうかいした。
 「あずみです。かぜかおりちゃんみたいな選手せんしゅになりたいです」
 「なっちゃんってばれています。3期生きせいなか一番いちばんしっかりしゃわれていて、フワフワしているメンバーをっていきたいとおもいます」
 「ホウちゃんとばれています。特技とくぎはコブシがくちなかはいることとSPEEDのモノマネです」(くちなかれてみせる)
 「みんなからはユウちゃんとばれています。いのちはクシです。一生懸命いっしょうけんめいうごける選手せんしゅになって、みなさんにたのしいとおもってもらえる試合しあいができるようになりたいです。クシはすぐに前髪まえがみをとかします」
 「みんなからはエリとばれています。特技とくぎからだやわらかいことですが、アクロバットもならっていて、岩谷いわたにあさゆうさんをえられる空中くうちゅうころせほう使つか選手せんしゅになりたいです」
 「やっさんってばれています。将来しょうらい夏樹なつきさんやIVとらさんからみとめられて、川崎かわさき葛飾かつしか傘下さんかはいりたいとおもいます」

 最後さいごふうGMが今後こんごについて「まずはこの6にんをデビューさせて、いつか1期生きせいたい期生きせい試合しあいをしたい、それくらいにそだてたいとおもいます。来年らいねん後楽園こうらくえんとか地方ちほう大会たいかいえてくるので、全国ぜんこくがってもらえるように頑張がんばっていきたいとおもいます」とかたった。

公式こうしきリーグせん20ふんほん勝負しょうぶ
 <4てん愛川あいかわゆず&○たたかえ陽子ようし(9ふん49びょう/ドールB→エビかため)ほしあきらありさ&●岩谷いわたにあさゆう<2てん

 初戦しょせん勝利しょうりし、いきおいのあるチーム同士どうし対戦たいせん今回こんかい直接ちょくせつ対決たいけつてば優勝ゆうしょう王手おうてをかけることになる。「川崎かわさき葛飾かつしか最強さいきょう伝説でんせつったことが自信じしんになった」というおんな-AMA-は元気げんき入場にゅうじょう愛川あいかわほしあきら対決たいけつでスタート。いきなりブラジリアンキックをゆるしてしまった愛川あいかわが、おんな-AMA-の連係れんけい攻撃こうげき劣勢れっせいなにとか串刺くしざしドロップキックで反撃はんげきすると、たたかえ2人ふたりりをみだち。ながれをつかんだBYほう岩谷いわたにたてて、ほしあきらには合体がったいせいこぶしとっき、かかととしを見舞みまった。さらに愛川あいかわほしてるにサッカーボールキックを連発れんぱつ。フィッシャーマンズスープレックスはくびがためにかえされるも、ハイキックをキャッチしてうらアキレス腱あきれすけんかため、さらにSTFでげた。フィッシャーマンズスープレックスですてて、ラ・ゆずヒストラルでほしてるむ。しかし、ほしあきらのダブルかかととしをらってしまい、リバーススプラッシュしきダブルニードロップ、フットスタンプ、おんな-AMA-の合体がったい619、ネックブリーカーとローキックの合体がったい愛川あいかわ劣勢れっせいに。なにとかゆずポンキック・ブルーでやりかえし、たたかえ岩谷いわたにののどもとにトラースキックをたたきむ。ほしてるには愛川あいかわとの合体がったいわざめたが、たたかえ愛川あいかわかつげる合体がったいゆずポンキック・レッドはほしてるがかわし、2人ふたりにブラジリアンキックをはなった。たたかえはダブルのブレーンバスターをかえし、ぎゃく2人ふたりてる。ほしてるにハイキック、愛川あいかわとの合体がったいゆずポンキック・レッドとたたけた。こう角度かくどのジャーマンは岩谷いわたにあしがロープにかかってしまったが、すでにグロッギーの岩谷いわたににドールBをたたきんでわらせた。

★BYほうのコメント

 愛川あいかわったぁ! これで確実かくじつ優勝ゆうしょうちかづいたんですけど、ほしあきらありさのブラジリアンキックに苦戦くせんしましたが、陽子ようこちゃんがガンガンいってくれて、最後さいごめてくれたので、BYほうりにってるとおもいます」
 たたかえ本当ほんとうててよかったの一言ひとことですね」
 愛川あいかわ今日きょう陽子ようこちゃんのいきおいもかんじたし、試合しあいをしていてもたのしかったので、これで優勝ゆうしょうできる、ベルトをれるってかんじましたね。今日きょう疲労ひろうかんたっぷりで(笑)、ドラマの撮影さつえいこうむってるからこそ頑張がんばろうっておもっていたので、人一倍ひといちばい頑張がんばろうっておもってたたかっていました。このチームならつぎ川崎かわさき葛飾かつしか最強さいきょう伝説でんせつに)も絶対ぜったいてるとおもうので、陽子ようこちゃんがまたドカンとやってくれるとおもいます。プレッシャーをかけておきます(笑)。全勝ぜんしょうってあまくはないとおもってますけど、それがゆめじゃないというところにているとおもうので。陽子ようこちゃんとはからだおおきさがちがうところをうまくつかって、タッグチームとしてやっていきたいとおもいます。わたしはやられてもかっていくスタイルなので、陽子ようこちゃんはからだしんおおきいのでまもってくれるとおもいますね」
 たたかえ「ゆずポンとは切磋琢磨せっさたくましてBYほうをいい関係かんけいつづけていきたいとおもっています」

おんな-AMA-のコメント

 岩谷いわたにつぎまるがおですよね」
 ほしあきらまるがおとやってったら優勝ゆうしょう? あ、決定けっていせんですか。そこにってけるように頑張がんばりたいです。(BYほうの)りは本当ほんとういたかったですね。内臓ないぞうてきそうなくらいいたかったし、たたかえのハイキックがすごいきました。クラ~ってなって記憶きおくびそうになりました。大阪おおさか対戦たいせんしたときはあまり納得なっとくのいかない試合しあいだったので、今回こんかいくやしいですけど、納得なっとくというか、ってけたのでいはないです。でも、すっごくくやしいです。なんかいたたかってちたいです」
 岩谷いわたにこうはりでるからけようとおもっていたのに、なんはつらってしまって、最後さいごのジャーマンがすっごいきつくて。うわぁっておもったんですよ。ロープにあしがかかっていてみたいで大丈夫だいじょうぶだったんですけど、そののドールBは記憶きおくびましたね。気付きづいたら3カウントられてたってかんじで」
 ほしあきら「でも、こうやってクヨクヨしてたらつぎけないので。キッパリ! まるかおせんかってちにいく。けたのはくやしいけど、それはバサってやって、つぎつ! つぞ!」
 2人ふたり「オー!!」

公式こうしきリーグせん20ふんほん勝負しょうぶ
 <2てん>○夏樹なつき☆たいよう&IVとら(19ふんびょう/たいようちゃん☆ボム→エビかため)高橋たかはし奈苗ななえ&●むらさきかみなりイオ<0てん

 まさかの初戦しょせん黒星くろぼしとなった2チームの対戦たいせんければ優勝ゆうしょうへのみちたれるため、両者りょうしゃとも試合しあいまえからきびしい表情ひょうじょうせる。夏樹なつき奈苗ななえはげしい攻防こうぼうでスタート。まるがお川崎かわさき葛飾かつしか2人ふたり場外じょうがいとすと、ダブルのトペをねらうも、これは川崎かわさき葛飾かつしかがイスで迎撃げいげき奈苗ななえ右腕うわん負傷ふしょうしているイオのぶんまで2人ふたり相手あいてだいあばれを展開てんかいする。イオとせいIVとらがリング中央ちゅうおうかいうとメンチのい。あしめての合戦かっせん移行いこうするも、イオがあしみつけてぺーすっをにぎる。IVとらはアトミックドロップでやりかえした。ふたた奈苗ななえ夏樹なつき攻防こうぼうIVとら介入かいにゅう劣勢れっせいとなった奈苗ななえだがIVとらをサイドバスターでたたきつけてイオにつなげる。イオはIVとらかおへのドロップキック、エルボードロップ3連発れんぱつ、サンセットフリップとてたが、クロスフェースはIVとらちあげられ、マットにたたきつけられてしまった。IVとら奇声きせいげながらマウントエルボーのあらし。さらにイオのかみ両手りょうてつかみ、なんもマットにあたまをたたきつけた。スタンドとなってもくびめるなど、狂気きょうきIVとらめがつづいたが、イオはうでねじりあげて反撃はんげきした。奈苗ななえ夏樹なつきのエビがためで左肩ひだりかた負傷ふしょうするも、右手みぎてだけでIVとらとのラリアット合戦かっせんち、イオをかついでダブルのニードロップをとす。夏樹なつきがエプロンから奈苗ななえつかまえIVとら反撃はんげき串刺くしざしラリアット、セントーンとびせて夏樹なつきとチェンジ。奈苗ななえはカワカツの合体がったい攻撃こうげき阻止そしすると、IVとらのエルボーを夏樹なつき誤爆ごばくさせる。夏樹なつきをラリアット、冷蔵庫れいぞうこばくだんんだ。しかし、IVとらかたかついでまえすてて、夏樹なつき息吹いぶきヘッド、IVとらのセントーン、夏樹なつきのダイビングボディープレス。それでも奈苗ななえはたいようちゃん☆ボム、モモラッチをゆるさず、夏樹なつきをバックドロップでてる。さらにモモラッチをつぶした奈苗ななえがナナラッカをめたが、夏樹なつきにコーナーじょうからアームホイップでてられ、IVとらのダイビングセントーン、夏樹なつきのダイビングフットスタンプでまれた。イオが右手みぎてばしてタッチを要求ようきゅういきおいよくリングインしたイオだったが、右腕うわんをかばいながらんだムーンサルトプレスは夏樹なつきあしてられ、夏樹なつき右腕うわんげられた。奈苗ななえがカットにはいって救出きゅうしゅつ。イオはイグチボムをウラカンラナにかえしたが、ふたた右腕うわんめられ、たいようちゃん☆ボムで3カウントをいた。

 IVとら川崎かわさき葛飾かつしかったぞ! つぎはBY。今日きょう、うちらがって、うちらはまだBYにけてないんで、自分じぶんたちがチャンピオンベルトをけるかまる試合しあい絶対ぜったい自分じぶんたちがくんで、そこらへんIV親分おやぶん、おねがいします」
 夏樹なつき「よっしゃったぞ! まだ、優勝ゆうしょうできたわけじゃないけど、めっちゃうれしいよ。でもね、今日きょううちらがつのは当然とうぜんのことなんでね。イオ、さっさとヒジをなおして出直でなおしていよ。つぎはシングルマッチで完全かんぜんってやるから」。
 夏樹なつきとイオが握手あくしゅ
 夏樹なつき「それから奈苗ななえさん、11月じゅういちがつ12にちなにってますか? 自分じぶんあかいベルトをですよ。タイトルマッチを要求ようきゅうします。もちろんけてくれますよね?」
 奈苗ななえあかいベルト、防衛ぼうえいせん。ベルトをいてから3カ月かげつなにもなく最初さいしょ防衛ぼうえいせん相手あいてがあんたならのぞむところだよ! やってやろうじゃねえか。でも、そうやっていきがって、わめくのも今日きょうまでだよ。今日きょうまるがおけてくやしいし、どうしたらいいかわからないですけど、でも夏樹なつきに(大会たいかいを)めさせるわけにはいかないんだよ」
 客席きゃくせきから「仙女せんにょトーナメント!」のこえぶ。
 奈苗ななえ「そう! いま、スターダムではタッグリーグちゅうちからわせるなんてむずかしいかもしれない。でも、今年ことし旗揚はたあげしてやってきた意地いじ爆発ばくはつするために、かなら優勝ゆうしょうしたいんです。その優勝ゆうしょうするためのメンバーをいま発表はっぴょうします」
 IVとら発表はっぴょうするのはいいけど、うちらをかすなよ」
 奈苗ななえ生意気なまいきくちくからいや平日へいじつ大会たいかいなので、学校がっこうってるメンバーやドラマでいそがしいゆずポンはられません。まず、もちろん高橋たかはし奈苗ななえ! そして、後楽園こうらくえん一緒いっしょにメインをつとめたよしたたかえ陽子ようし今日きょうちをられたんで夏樹なつき☆たいよう。しょうがないのでIVとら最後さいご岩谷いわたにあさゆう! いち回戦かいせんのレイナせんはこの5にんきたいとおもいます」
 鹿島かしますなまれがリングにがる。
 鹿島かしま自分じぶん今日きょうけてしまいましたけど、自分じぶんたいです。なんでシングルで1しょうもしてないあさゆうちゃんがられるんですか? 自分じぶんたいです」
 奈苗ななえたしかにあさゆうはシングルでってないけど、タッグで経験けいけんんでるし、優勝ゆうしょうしたいので。優勝ゆうしょうかんがえたメンバーということであさゆう
 鹿島かしま「スターダムは絶対ぜったいにレイナになんてけません。だから、奈苗ななえさんがひかえにまわってください」
 奈苗ななえ「はぁ?」
 奈苗ななえ以外いがいの5にんかたむ。
 岩谷いわたにすなのぞみちゃんは頑張がんばっているのでれてあげてください。自分じぶんたちは絶対ぜったいつので、奈苗ななえさんは見守みまもっていてください」
 IVとら「うちらは新人しんじんだけど、そこらあたり団体だんたいとはちがうんだよ。そうでしょ? だから、このうちらのやるがないとてないとおもうんだよ。わかってるだろ?」
 かく選手せんしゅから説得せっとくされた奈苗ななえ決断けつだん
 奈苗ななえ「よっしゃ、わかった! スターダムの家訓かくんである『いましんじて明日あしたかがやく』。あんたたちをしんじるよ。だけど、あんたち1回戦かいせんけたらわたしられなくなるから。2回戦かいせんるからね。絶対ぜったいってくれよ! じゃあ、このメンバーできます! チクショー!! じゃあ、わたししたすなまれ、おまえめろ!」
 鹿島かしまいましんじて、明日あしたかがやけ、We are スターダム!」

川崎かわさき葛飾かつしか最強さいきょう伝説でんせつのコメント

 夏樹なつき「よっしゃ!」
 IVとら最高さいこう! 親分おやぶん
 夏樹なつき「もう優勝ゆうしょうしたようなもんでしょ」
 IVとら「ベルトに王手おうてをかけましたね。うちらが一番いちばんつよくて、かっこよくて、あたまがいい。そこらあたりけてられないですからね」
 IVとら「(イオは)たるのははじめてだったんですけど、なつかしい記憶きおくよみがえるというか、久々ひさびさにケンカできるヤツだったので。こうもすごく挑発ちょうはつしてきたので、けるわけにいかなかったですね。もっと、せつけましょう。りないです。こんなんじゃ」
 夏樹なつきつぎ圧勝あっしょうして、うちらが最強さいきょう伝説でんせつつくっていきます」
 ──戦勝せんしょうっても同点どうてんならぶが?
 夏樹なつき「まあ、まるがおっていきおいづいてるんで、うちらはこのリーグせんだれよりも一緒いっしょ練習れんしゅうしてきてるし、あたま使つかってきているので」
 IVとら普通ふつうかんがえたらけるわけないですよ」
 夏樹なつき「ベルトができたときから、カワカツでベルトをそうなめするってつづけてきたんで。タッグをいて、IVとらしろをベルトをいて、自分じぶんはハイスピードのベルトをいてますが、あかいベルトもいて、そうなめを実現じつげんしたいとおもいます」
 IVとら「カワカツでいきます。スターダムはカワカツ中心ちゅうしんなんで。そこらへんIV
 ──Flashトーナメント出場しゅつじょうまったが?
 夏樹なつき対抗たいこうせんとかえるタイプなので。元祖がんそ特攻隊とっこうたいちょうとしてやってきた過去かこがあって、IVとら一緒いっしょなんで。うちら2にんはいっていればけることはないですよね」
 IVとら高橋たかはし奈苗ななえがうちのことをれないようにしようとして、あるのかよって」。
 夏樹なつき「うちらスターダムのかおですからね」
 IVとら鹿島かしまっていたように、自分じぶんたちは絶対ぜったいにレイナにけません。そこらあたり新人しんじんとはひとあじもふたあじちがうし、もちろん優勝ゆうしょうするので」
 夏樹なつき優勝ゆうしょうして正真正銘しょうしんしょうめい女子じょしプロレスの中心ちゅうしん。そこにカワカツがいるってね」

★チームまるがおのコメント

 イオ「すみませんでした。まだなおりきってないんで。それをいいわけにするわけにはいかないんですけど。もうわけないです。タッグリーグはまだつづくんですけど、最後さいごもういちせんだけはけずにちますので。優勝ゆうしょうできないからってけられないです」
 奈苗ななえいちしょうしないとね」
 イオ「愛川あいかわさんとのタイトルマッチから今回こんかいまでるわなくて、自分じぶんのことをつめなおすとうか、時間じかんしいなっておもうので、またメキシコのほうってこようとおもいます。3週間しゅうかん予定よていしていて、次回じかいのスターダムは欠場けつじょうになるんですけど、メキシコにって、まずはケガをながらルチャのジムにかよって、後半こうはんとなる11月じゅういちがつ中頃なかごろにはメキシコのパラシオという2まんにん規模きぼおおきな会場かいじょう試合しあいまっているので、度胸どきょうだめしをしたり、ケガの様子ようすたり、メキシコの太陽たいようびて、スターダムで全開ぜんかい自分じぶんせられるようかえってきたいとおもいます。奈苗ななえさんはタイトルマッチがあるので、最終さいしゅうてきにそれはわたしのベルトになるんですけど頑張がんばってください。メキシコから応援おうえんしてるので」
 奈苗ななえ「え? まあ、そうだだね。まずは元気げんきになってもらわないと。イオはわたし女神めがみさまなので。イオがそうやってめてメキシコにくなら、自分じぶんはこっちであかいベルトをかならまもっていますので、今日きょうもだいぶ…あぁ、もう! もう優勝ゆうしょうできないってこと?」
 イオ「かんがえないようにしましょう。関係かんけいないです」
 奈苗ななえ防衛ぼうえいしたら得点とくてんとかないの? あかいベルトを防衛ぼうえいして、最終さいしゅうせんてば100てんとか」
 イオ「バラエティー番組ばんぐみみたいですね(笑)」
 奈苗ななえだれがMVPとかチームまるがお頑張がんばったよっておもってもらえるように」
 イオ「そうですね。おきゃくさんの気持きもちの点数てんすうをもらいましょう」
 奈苗ななえつぎ夏樹なつきせん絶対ぜったい防衛ぼうえいするので。わたしがまだトップでつづけないといけないのでね。さらに進化しんかした高橋たかはし奈苗ななえせるために、いい機会きかいをもらったとおもうので。リーグせん最後さいごまでてません」
 ──仙女せんにょのトーナメント1回戦かいせんからははずれてしまったが?
 奈苗ななえ「まあリングじょうったようにしんじるしかないです。わたし自信じしんって、あのたちをしんじてあげらないとちがうかなって。でも、なんわたしされないといけないの? まあ、しんじて2回戦かいせん決勝けっしょうにはわたしたいので。スターダムファンのみなさんのために一番いちばんってかえってきたいとおもうので、団体だんたい対抗たいこうということで、旗揚はたあげしてからの実力じつりょくたしかめられるいい機会きかいだとおもうので、絶対ぜったい優勝ゆうしょうしたいとおもいます」

 タッグリーグ開幕かいまく!BYほうおんな-AMA-が白星しろぼし発進はっしん

『スターダム Season4  Goddesses  inいん Stars2001 ~Fan+プレゼンツGODDESSES OF STARDOM争奪そうだつタッグリーグせん~』
◆10がつ10にちつき東京とうきょう新木場しんきば1st RING(12:30)
観衆かんしゅう375にんちょう満員まんいん札止ふだどめ)

▼オープニング&タッグリーグせん開会かいかいしき

 しんシリーズ開幕かいまくとなるこん大会たいかいからKちゃんパンダはあたらしいダンスに。ふうGMも7にちの『仮面かめん貴族きぞくFIESTA』でせたしろしんコスチュームで登場とうじょうした。「本日ほんじつはご来場らいじょうありがとうございます。(大会たいかい開始かいし直前ちょくぜんにチケットが完売かんばいしたとありがたいおらせがました。ありがとうございます。期待きたいこたえられる開幕かいまくせんになるとおもうのでたのしんでってください。こん大会たいかいはハイブリットコンテンツ『Fan+』(http://www.fanplus.jp/_fightinggirl_/)が後援こうえんしております。11月じゅういちがつ27にちにはホテルメトロポリタンエドモンドにて「Fan+presents GODDESSES OF STARDOMげパーティー」が開催かいさいされます」と開幕かいまく挨拶あいさつつづいてタッグリーグせん出場しゅつじょうするぜん選手せんしゅがたすきをかけて入場にゅうじょうし、おんな-AMA-が「わたしたちは本日ほんじつから開幕かいまくするGODDESSES OF STARDOM争奪そうだつタッグリーグせんにおいて、ちからかぎ正々堂々せいせいどうどうたたかい、優勝ゆうしょう目指めざたたかくことをちかいます」と選手せんしゅ宣誓せんせいおこなった。

▼15ふんほん勝負しょうぶ
 松本まつもと浩代ひろよ(10ふん44びょう東海道とうかいどうとし→かたエビかため)鹿島かしますなまれ

 鹿島かしま松本まつもとはつ対戦たいせん。「前回ぜんかい圧倒あっとうされたIVとらちゃんとタイプがている。いきおいではなくあたま使つかっていきたい。キャリアにはわかさでく」とかたっていたが、序盤じょばんからエルボー、ドロップキックでめる。松本まつもとたおすことはできず、サーフボードストレッチ、ヘアーホイップで劣勢れっせい。フェースクラッシャーで反撃はんげきしてもサイドバスターでたたきつけられ、アルゼンチンしき背骨せぼねりでかつがれた。ロープをつかんでのがれクリストで反撃はんげき、ドロップキックをはなつ。さらにグラウンドにきずりんでかためた。しじみは阻止そしされながらも、気持きもちのこもったエルボーでかっていく。しかし、エルボー1はつたおされ、串刺くしざしボディーアタックをらった。リバーススプラッシュしきのダブルニードロップをびながらも、バックドロップはエビがためにかえし、しじみをめたが3カウントはうばえず、ボディーアタック、東海道とうかいどうとしで力尽ちからつきた。

★バックステージのコメント

 松本まつもと「まあ、たのしかったです。まだ新人しんじん元々もともとからだの)せんほそいですけど、しんとかプロレスがきな気持きもちがすごくあって、かんがえてるなっていうのはありました。でも、からだ大事だいじ。ケガしてつぶれるのがさきなのか、もっと成長せいちょうするかはこれからだとおもうので。たのしみだとおもいます」

 鹿島かしま「パワーにけてしまっていちいちわざおおきくて、やりかえせなかったのがくやしいです。もっと自分じぶんからだつくって、気持きもちはけてないとおもうので…からだとかも全然ぜんぜんちがうので、イチからやりなおしたいとおもいます」

▼20ふんほん勝負しょうぶ
 山縣やまがたゆう(10ふんびょう/フェースバスター→エビかため)須佐すさえり

 9月くがつ10にちはつ対戦たいせんで「不甲斐ふがいない試合しあいをした」と再戦さいせん希望きぼうした須佐すさたいし、山縣やまがたは「まったく印象いんしょうのこっていない。今日きょう自分じぶんをキレさせてほしい。そのうえつぶす」とコメント。「今回こんかい積極せっきょくてきめる」という須佐すさはゴングまえ奇襲きしゅう。すぐに形勢けいせい逆転ぎゃくてんされ、かおあたまりをび、スリーパー、サーフボードストレッチ、バックブリーカー、弓矢ゆみやかため、ぎゃくかたエビがためにつかまった。でやりかえしボディースラムでたたきつけ、ドロップキックを3連発れんぱつ。さらに足首あしくびかためをめる。山縣やまがた延髄えんずいりでかえそうとするも、須佐すさはかわして足首あしくびつづけた。ロープにあしをかけさせてヒザへドロップキックをはなち、さらにヒザにヒジをとすなど、左足ひだりあしへの集中しゅうちゅう攻撃こうげき優勢ゆうせいとなるも、カウンターのドロップキックでながれをもどされてしまった。連発れんぱつしても、大振おおぶりの一発いっぱつたおされる。ジャンピングエルボーでんでいき、DDT、きDDTをめたが、スイングDDTは阻止そしされ、カウンターのフロントキックからうでめのくび4のがためにつかまった。あきらめずにまるみでねばったが、カサドーラはフェースバスターにかえされてしまい、トラースキック、ブレーンバスターの体勢たいせいからまえとすフェースバスターで3カウントをいた。

★バックステージのコメント

 山縣やまがた「(印象いんしょうには?)ちょっとだけのこりました。前回ぜんかいとはてんですね。先々さきざきしゅうたったときのことを研究けんきゅうしたのかなって。成長せいちょうしたんじゃないですか、短期間たんきかんで。まえ打撃だげきだけでひるんじゃってた。でも、かってきたでしょ。気持きもちでぶつかってきたのがうれしかったですね」

 須佐すさまえよりは自分じぶん気持きもちをぶつけられたとおもいます。前回ぜんかいはすごく自分じぶんにも自信じしんがなくて、はじめてのシングルで緊張きんちょうかんもあったんですけど、今回こんかい自分じぶん気持きもちが整理せいりがついたというか、目標もくひょうができたかなっておもいます。わざ体格たいかく全然ぜんぜんちがうんで、DDTは山縣やまがたさんにかないなっておもったので、どんな選手せんしゅにもわざちからをつけたいとおもいます」

▼Kちゃんパンダのインタビューコーナー

 鹿島かしますなまれ登場とうじょうテレビ朝日てれびあさひけい放送ほうそうされた「銭形ぜにがた金太郎きんたろう」に出演しゅつえんし、反響はんきょうおおきいことをかす。鹿島かしまどうコーナー登場とうじょうはデビューでははつ。「毎日まいにちフライドポテトをプロテインと一緒いっしょべていたら体重たいじゅうえた」「ねらっているベルトはハイスピード」と通常つうじょうインタビューがおこなわれ、インタビュアーはふうGMへ。「なにくことがない」というふうGMは11月じゅういちがつ12にち発売はつばいの『月刊げっかんコミック アース・スター』でスターダムの連載れんさいはじまることを告知こくちした。鹿島かしまは「このあいだ須佐すさえりがやっていたのをやりたい」とふうGMに対戦たいせんもとめる。須佐すさがシューズをって登場とうじょうしたが、ふうGMはこばむ。須佐すさが「かぜかおりさんが相手あいてするほどのヤツじゃないですよ」とリングにがると、3にん対戦たいせんすることになった。ロープワークとのタイムをきそ勝負しょうぶ須佐すさがトップタイムをし、ふうGMは須佐すさ鹿島かしま妨害ぼうがいけながらも2のタイムをし、鹿島かしまばっゲームをすることに。いやがる鹿島かしまふうGMが「グダグダになってるから面白おもしろいことをやってめて」と無茶むちゃり。しかし、鹿島かしまはできず須佐すさいぬのモノマネをした。最後さいご鹿島かしまが「スターダムいちつよ選手せんしゅになって、ハイスピードのベルトをる」と抱負ほうふかたって終了しゅうりょうとなった。

▼タッグリーグ公式こうしきせん20ふんほん勝負しょうぶ
 <2てん>○愛川あいかわゆずたたかえ陽子ようし(19ふん12びょううでかため)高橋たかはし奈苗ななえ&●むらさきかみなりイオ<0てん

 試合しあいまえ、BYほうは「わたしたちがベルトをいてわるために大事だいじ初戦しょせん」(愛川あいかわ)、「わたしベルトがほしいので絶対ぜったいりたい」(たたかえ)と、チームまるがおは「ゴッデスとは女神めがみ女神めがみえばイオ。わたしたちのためのリーグせん」(奈苗ななえ)、「さらにかがやくためにベルトが必要ひつよう」(イオ)と意気込いきごみのコメント。イオはみぎヒジをテーピングでかためてリングにがった。

 イオとたたかえ試合しあい開始かいし。イオがさき仕掛しかけるも、たたかえはサッカーボールキックで反撃はんげきあしをキャッチしたイオが奈苗ななえにつなぎ「イオによくもやったな!」という奈苗ななえはげしいめをびる。BYほうがダブルのせいこぶしきから愛川あいかわあしはらい、たたかえがキャメルクラッチでらえた奈苗ななえ胸元むなもと愛川あいかわがローキックを連発れんぱつした。さらにサッカーボークキック、まえからのり、くび4のかためと愛川あいかわたてて、うつせにしてかおをマットにたたきつける。奈苗ななえがすぐに反撃はんげき。イオとチェンジするも、愛川あいかわかいったイオはふたた奈苗ななえとタッチ。愛川あいかわ油断ゆだんさせてうしろからりをびせ、チームまるがおがダブル攻撃こうげき見舞みまう。奈苗ななえがボディアータック、ギロチンドロップ、イオがエルボードロップ、キャメルクラッチ、ドラゴンスリーパー、奈苗ななえがカナディアンバックブリーカーでコーナーにさかりにしてからボディーアタック、羽根はねかため、ヘッドバット、イオがぎゃくエビかためとんだ。愛川あいかわ串刺くしざしドロップキックでピンチを脱出だっしゅつ。チェンジしたよしたたかえがコーナーでミドルキックを連発れんぱつ奈苗ななえあわててカットにはいるも、たたかえ奈苗ななえのラリアットをかわしてイオにフロントキック、奈苗ななえにはハイキックをびせ、2人ふたりかさねてジャンピングニーを見舞みまった。さらにイオにトラースキックをはなち、ワキがためへ。イオは悲鳴ひめいをあげ場外じょうがいにエスケープ。負傷ふしょうしている右腕うわんめられ、あまりのいたみにさけんだ。奈苗ななえ1人ひとり2人ふたり相手あいて試合しあいつづける。2人ふたりまとめてのドラゴンスクリューをめ、たたかえあし4のがため。イオも愛川あいかわおなわざめあげる。さらにイオをかついでダブルニードロップをとすも、冷蔵庫れいぞうこばくだんたたかえあしてられ、ハイキック、アックスギロチンドライバーをらう。チェンジした愛川あいかわ相手あいてコーナーからイオをきずりそうとするも、奈苗ななえがそれを阻止そし。しかし、愛川あいかわ奈苗ななえにフィッシャーマンズスープレックス、ゆずポンキック・レッド、愛川あいかわのゆずポンキック・レッドとたたかえのフェースクラッシャーの合体がったいむ。それでも奈苗ななえ愛川あいかわにラリアットをはなち、イオの河津かわづとしにあわせてラリアットで合体がったい攻撃こうげき。ワンセコンドねらいはたたかえのカットに邪魔じゃまされた。BYほうがダブルのゆずポンキッ・レッドを奈苗ななえびせ、愛川あいかわ奈苗ななえにハイキック。チェンジしたイオにはゆずポンキック・ブルーをびせ、ラ・ゆずヒストラル。カウント2でかえされると、たたかえ愛川あいかわちあげて合体がったいゆずポンキック・レッド。愛川あいかわがシャイニングゆザードの体勢たいせいはいると、奈苗ななえがラリアットをびせてめさせない。しかし、愛川あいかわはハイキックからゆずポンキック・レッド2連発れんぱつ。ラ・ゆずヒストラルの体勢たいせいからうでがために移行いこう右腕うわんおもいっきりしぼげて試合しあいわらせた。

 愛川あいかわがマイクをつ。「BYほうちました! タッグリーグ初戦しょせんだったんですけど、たたかえ陽子ようし選手せんしゅたすけてもらってつことができました。一言ひとことねがいします」。たたかえが「本当ほんとう前回ぜんかいつづいてイオさんから2連勝れんしょうしてもらってたのもしい。でも、ゆずポンだけではなく、わたしけないように頑張がんばりたいとおもいます」と、愛川あいかわが「2人ふたりすすんでベルトをりたいとおもいます」とよろこびを爆発ばくはつしてさき退場たいじょう奈苗ななえは「わたし女神めがみさまにつらいおもいをさせてゴメン。わたし頑張がんばります。初戦しょせんわっただけ。前向まえむきにかんがえて、のちけないでいってガンガン気合きあれていけばいい。絶対ぜったい優勝ゆうしょうのがしません」とあきらめないことをファンに約束やくそくした。

★バックステージのコメント

 愛川あいかわ初戦しょせんからBYほう、いいスタートがれて、優勝ゆうしょう候補こうほわれてたまるがおつことができてうれしいし、いきおいがついたとおもいます。たたかえ選手せんしゅいきおいがすごいので、BYほうがますますたのしみになりました」
 たたかえ最後さいごゆずポンがしっかりってくれたのでうれしいんですけど、やっぱりいいところをっていかれてるというか、わたしったといたいので」
 愛川あいかわ「そうだね。つぎからたたかえ選手せんしゅっていきます。最強さいきょうタッグなので、頑張がんばっていきたいとおもいます。2せん連続れんぞくでイオ選手せんしゅつことができたので、自信じしんにつながったし、これからのいきおいにもつながるとおもいます。つぎおんな-AMA-ですけど、大阪おおさかってるし、わかくて元気げんきうことで、いきおいにけないようにパワーでいきたいとおもいます」
 たたかえ「ヒョロヒョロなのでパワーでたおしたいです。すぐですね。せんほそいので」
 愛川あいかわつぎからは連勝れんしょうたたかえさんがっていきますので。スターダムのエースはたたかえさんってせていきたいとおもいます。(うでめは?)ケガしてることはにせずたたかっていたんですけど、途中とちゅうやめそうで最後さいごすごいやられたので、ちにこだわってうでにいくしかないかなって。中途半端ちゅうとはんぱきらいなので、どうやってもギブアップろうと(おもいっきり)やりました」

 奈苗ななえ「ゴメン、カバーできなくて。もう、イオがいたいのをわかっていたので、もっと自分じぶん頑張がんばればよかった」
 イオ「自分じぶんはギブアップした記憶きおくがないんですよ。気付きづいたらゴングがっていて…」
 奈苗ななえくやしいな。でも、今日きょう今日きょうくやしいけど、前向まえむきにかんがえるしかないし、つぎから自分じぶん全部ぜんぶやるつもりでいきますので。女神めがみさま女神めがみさまらしく堂々どうどうひかえてもらって、わたしきますよ。わたしたちが歴史れきし第一歩だいいっぽつくりたいので、それをかなえるために頑張がんばります。(イオのケガは)つぎまでにもうちょっと回復かいふくしてくれればいいなっておもうけど、作戦さくせんかんがえよう。もう今日きょうわすれた!」
 ──川崎かわさき葛飾かつしか最強さいきょう伝説でんせつけたが?
 奈苗ななえ「そこが一番いちばん強敵きょうてきおもっていたので。簡単かんたん相手あいてではないし、こうは敗戦はいせんきずりそうなもするので。わたしたちは今日きょうけはわすれて、女神めがみさまとなりにいてくれるだけで頑張がんばれるので大丈夫だいじょうぶです。今日きょうわたしのせいです」
 イオ「そんなことでないです」
 奈苗ななえ「イオが元気げんきさないとわたし元気げんきになれないんで。おいしいものでもべて頑張がんばろう!」

▼タッグリーグ公式こうしきせん20ふんほん勝負しょうぶ
 <2てん>○ほしあきらありさ&岩谷いわたにあさゆう(15ふん46びょう/スタンディング・ダブルニー→エビかため)夏樹なつき☆たいよう&●IVとら<0てん

 「緊張きんちょうしているけどファンの声援せいえんをパワーにしてかっていく」(ほしあきら)、「昨日きのう作戦さくせん会議かいぎをしたし、きずなふかめた。2人ふたりちからわせてちにく」(岩谷いわたに)と試合しあいまえかたったおんな-AMA-が奇襲きしゅう。しかし、すぐにながれをえられ、夏樹なつきのスピードに翻弄ほんろうされた。おんな-AMA-はダブル攻撃こうげき夏樹なつきめるも、おこったIVとら反撃はんげきにあい、ほしあきらつかまる。ふうじで右足みぎあしいためつけられ、ローンバトルをいられた。それでも岩谷いわたにのネックブリーカーにわせ、ほしあきらがローキックであしはら合体がったいわざIVとら見舞みまって逆転ぎゃくてんしたかにえたが、すきのない川崎かわさき葛飾かつしか最強さいきょう伝説でんせつ連係れんけい今度こんど岩谷いわたにつかまってしまった。岩谷いわたにはウラカンラナでやりかえし、ほしあきらがリバーススプラッシュしきダブルニードロップ、フットスタンプを夏樹なつき見舞みまう。りはかわされたが、あしをキャッチされると延髄えんずいり。さらにダブルニードロップをめる。IVとらがカットにはいり、夏樹なつきIVとら背中せなかって合体がったいのボディープレス。夏樹なつきのダイビングボディープレス、IVとらのバックフリップとほしてるてた。長時間ちょうじかんつかまったほしてる岩谷いわたにたすけにはいる。コーナーにのぼるように指示しじすると、岩谷いわたにはダイビングクロスボディーアタック、ほしあきらは1399をIVとらびせた。ほしてるがブラジリアンキックからシャイニングブリッジをねらうも、IVとらはチョーク攻撃こうげきながれをもどし、夏樹なつきとの合体がったいチンクラッシャーをめた。しかし、ほしあきらがブラジリアンキックをはなつと、ダブルニーアータックからそのままフォール。IVとらかえすことができず、3カウントがはいった。

 ほしあきらがマイクをつ。「みんなましたか? おんな-AMA-がったよ! やったー! わたしたちはずっとわかさでくってってましたけど、今回こんかいわかさではじけるだけじゃなく、おきゃくさんが応援おうえんしてくれたからてたとおもいます。本当ほんとうにありがとうございました」。岩谷いわたにも「はじめてめられます。マイク、あまりたせてもらえないんで…(笑)」とよろこびをおさえきれない。「わたしたちもつよくなったんですけど。わたしがやられているときに、あさゆうちゃんがたすけてくれました。タッグリーグつづけていきたいとおもいますので、よろしくおねがいします。わたしたちがめさせてもらいます。じゃあ、(選手せんしゅの)みんなわたしたちのうしろにて! (リングに)がって。なんだれもいないの? なんでうちらのうことはいてくれないの~?」とほしあきら選手せんしゅたちにリングへがるようにうながすと、選手せんしゅたちが渋々しぶしぶリングにがった。「では、いつものきますよ。あ、みんなってください。いましんじて、明日あしたかがやけ、We are スターダム!」

★バックステージのコメント

 ほしあきら「もうてたことがうれしくて、やっぱりおきゃくさんが応援おうえんしてくれて、みんなの応援おうえん後押あとおしをけて、それであさゆうちゃんもフォローしてくれたからてたとおもいます」
 岩谷いわたにこうはパワーファイターで威力いりょくがあって、正直しょうじきこわかったんですけど、ありさがそばにいてくれてけるわけにいかなかったし、絶対ぜったいとうねってっていたので、ててうれしいです」
 ほしあきらこうは全部ぜんぶわざおもいし、はやいし、つよいし、(しんが)れそうにもなりました。でも、絶対ぜったいたないと、おんな-AMA-がうえかないとっておもって、それで最後さいごIVとらてたとおもいます。このなみって、つぎ絶対ぜったいちにいきます。わたしたちが優勝ゆうしょうします」
 岩谷いわたに「(つぎのBYほうは)りがつよいのもあるんですけど、自分じぶん相方あいかたほう威力いりょくもスピードもってるとおもうので、愛川あいかわよりありさのほううえです。ありさにフォローしてもらいながら、自分じぶん活躍かつやくできればてるとおもいます」
 ほしあきら「(フィニッシュは)スタンディング・ダブルニーです。これだったら絶対ぜったいてるとおもったんですよ。ブラジリアンキックもだいぶしたので、最後さいご最後さいごでやられたんですけど、逆転ぎゃくてんしてやるっておもって、おもいっきりはしってめました。め(のマイク)ははじめてでした。マイクをっておきゃくさんとれあえるのがたのしかったです」
 岩谷いわたに自分じぶんはいつも(めのマイクをする選手せんしゅの)うしろにいてうらやましかったし、だから今日きょうやれてよかったです。シングルでってめるんじゃなく、ありさと一緒いっしょめることができてよかったです」

 夏樹なつきなにうことないです」
 IVとら「もういちかいやりたいですね。けたのは事実じじつなんで」
 夏樹なつきつぎつぎ
 IVとら「もういちかい
 夏樹なつき優勝ゆうしょう全然ぜんぜんいけるとおもうので。のこりの試合しあい全勝ぜんしょうくんで。このままじゃわらないんで。以上いじょうです」