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 知床しれとこ半島はんとう羅臼らうすまちおきで23にち国内こくないではきわめてめずらしいホッキョククジラのどもとみられるクジラが遊泳ゆうえいしている姿すがた観光かんこうクルーズせんから観察かんさつされた。

 ホッキョククジラは北極ほっきょくかいいちねんつうじて生息せいそくし、成体せいたい全長ぜんちょう18~20メートル。のクジラにくらべてあたまおおきいのが特徴とくちょうだ。

 シャチ観察かんさつのために乗船じょうせんしていた海洋かいようジャーナリストとき重夫しげおさん(49)=東京とうきょう在住ざいじゅう=によると、このホッキョククジラはやく10メートルでどもとみられる。セミクジラとているが、しもあごの部分ぶぶんしろいので判別はんべつできるという。「はじめてたのでおもわずおおきなさけごえげてしまった」とはなす。

 ホッキョククジラは1969ねん大阪おおさかわんやく7メートルのどもがまよんだ記録きろくのこっているが、「国内こくないではそれ以来いらい観察かんさつではないか」(ときさん)という。(ろくふん一真いっしん