「生野いくの鉱山こうざん及および鉱山こうざん町まちの重要じゅうよう文化ぶんか的てき景観けいかん」

　「生野いくの鉱山こうざん及および鉱山こうざん町まちの文化ぶんか的てき景観けいかん」が、平成へいせい25年ねん11月15日にち（金かね）に国文こくぶん化か審議しんぎ会かいの答申とうしんを受うけ、平成へいせい26年ねん3月がつ18日にち（火ひ）の官報かんぽう告示こくじにより、国くにの重要じゅうよう文化ぶんか的てき景観けいかんに選定せんていされました。

　兵庫ひょうご県けんから選定せんていされるのは、これが初はじめてとなり、現役げんえきの鉱業こうぎょう都市としとして選定せんていされるのは全国ぜんこく初はつとなります。

　　※重要じゅうよう文化ぶんか的てき景観けいかんは全国ぜんこくで43件けん、近畿きんき地方ちほうでは10件けん選定せんていされています。

　重要じゅうよう文化ぶんか的てき景観けいかんは文化財ぶんかざい保護ほご法ほうで規定きていされる文化財ぶんかざいの一ひとつで、平成へいせい16年ねん（2004）に新設しんせつされ、地域ちいきの人々ひとびとの生活せいかつや風土ふうどによって形成けいせいされた景観けいかん地ちで、わが国民こくみんがどのような生活せいかつまたは生業せいぎょうを営いとなんできたかを理解りかいするうえで欠かくことのできないものとされています。

【目的もくてき】

「生野いくの鉱山こうざん及および鉱山こうざん町まちの文化ぶんか的てき景観けいかん」の特徴とくちょうは、銀鉱ぎんこう脈みゃく発見はっけんを契機けいきとして近世きんせいに確立かくりつした鉱山こうざん町まち、またそれに続つづく明治めいじ期きのモデル鉱山こうざんとしての位置付いちづけから鉱山こうざん町まちとして変貌へんぼうを遂とげた景観けいかんです。

さまざまな流通りゅうつうや往来おうらいが頻繁ひんぱんに行おこなわれた結果けっか、人々ひとびとの暮くらしに影響えいきょうし、生野いくのならではの「鉱山こうざん文化ぶんか」が形成けいせいされました。

この委員いいん会かいでは、この重要じゅうよう文化ぶんか的てき景観けいかんを後世こうせいへ継承けいしょうしていくための保存ほぞん整備せいびについて、具体ぐたい的てきな方策ほうさくや詳細しょうさいなルールを定さだめていきます。

【日時にちじ】　平成へいせい27年ねん12月15日にち　火曜日かようび　午後ごご2時じから

【場所ばしょ】　生野いくのマインホール 2階かい会議かいぎ室しつ

　　　　　〒679-3301　朝来あさく市し生野いくの町まち口銀谷くちがなや549　電話でんわ：079-679-4500

※　この会議かいぎは公開こうかいしています。傍聴ぼうちょうを希望きぼうされる方ほうは、直接ちょくせつ上記じょうきの場所ばしょにお越こしください。事前じぜん申込もうしこみ等とうは必要ひつようありません。