防衛省は25日、制服組トップの河野克俊統合幕僚長(63)の定年を、2019年5月27日まで延長することを決めた。発令は今月28日付。自衛隊法に基づく措置で、河野氏の定年延長は異例の3度目となる。
統幕長の定年は62歳だが、最大で3年延長できる。河野氏は16年11月28日に定年退職予定だったが、これまで2度の延長で任期は今月27日までとされていた。安倍晋三首相や米軍からの信頼が厚く、北朝鮮への対応や安全保障関連法の運用を期待されたとみられる。
河野氏は自衛艦隊司令官や海上幕僚長を歴任し、14年10月に統幕長へ就任。任期は既に歴代最長となっている。(2018/05/25-19:42)
【社会記事一覧へ】
【アクセスランキング】