図書としょカード：No.43623

作品さくひんデータ

作家さっかデータ

分類ぶんるい：	著者ちょしゃ
作家さっか名めい：	池田いけだ 菊苗きくなえ
作家さっか名めい読よみ：	いけだ きくなえ
ロろーマ字まじ表記ひょうき：	Ikeda, Kikunae
生年せいねん：	1864
没年ぼつねん：	1936-05-03
人物じんぶつについて：	元もと治ち元年がんねん、京都きょうとに父ちち池田いけだ春はる苗なえの次男じなんに生うまれる。幼名ようみょう完かん二に郎ろう。 1896（明治めいじ29）年ねん、帝国ていこく大学だいがく理科りか大学だいがく助教授じょきょうじゅとなる。 1899（明治めいじ32）年ねん7月がつ、ドイツライプチヒ大学だいがくのオストワルド教授きょうじゅの研究けんきゅう室しつに1年ねん半はん滞在たいざいする。帰国きこく後ご、東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく理科りか大学だいがく教授きょうじゅに任にんぜられる。 1917（大正たいしょう6）年ねん、財団ざいだん法人ほうじん理化学研究所りかがくけんきゅうしょの創立そうりつに参加さんかし化学かがく部長ぶちょうとなる。 1936（昭和しょうわ11）年ねん、腸閉塞ちょうへいそくのため急逝きゅうせい。雑司ヶ谷ぞうしがや霊園れいえんに埋葬まいそうされる。 氏しは調味ちょうみ料りょう「味あじの素もと」の発明はつめいで有名ゆうめいだが、その特許とっきょは1908（明治めいじ41）年ねん7月がつ取得しゅとくの「グルタミン酸ぐるたみんさん塩しおを主成分しゅせいぶんとする調味ちょうみ料りょう製造せいぞう法ほう」である。片山かたやま正夫まさおの追想ついそう文ぶん「池田いけだ菊苗きくなえ先生せんせいの思おもえ出で」によると、後年こうねん理化学研究所りかがくけんきゅうしょの同僚どうりょうとなる鈴木すずき梅太郎うめたろうは「池田いけださんの仕事しごとは自分じぶんの方ほうでやるべき性質せいしつのものであるが、洒落しゃれでは無ないがうまくやられた。グルタミン酸ぐるたみんさんはなめた事ことはあるが、塩しおはなめなかつた」と話はなしたらしい。（小林こばやし　徹とおる） 「池田いけだ菊苗きくなえ」

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