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インタビュー:you-show まずは目指せ、新宿制覇! 新宿発の楽曲派アイドル・グループがデビュー! - CDJournal CDJ PUSH

you-show まずは目指せ、新宿制覇! 新宿発の楽曲派アイドル・グループがデビュー!

2023/12/25掲載けいさい
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 ライヴハウス、新宿しんじゅくSAMURAIが手掛てがける楽曲がっきょくアイドル・グループ、you-showが9月にデビューした。CDジャーナルもだい注目ちゅうもくする5人組にんぐみです。今回こんかいは12月25にち発売はつばい季刊きかん『CDジャーナル2024ふゆごう』との連動れんどう企画きかくべつカット&べつエディットでyou-showスペシャル・インタビューをおとどけします。誌面しめんではサインりチェキプレゼントもあるので、ぜひそちらもごらんになってください。
you-show
メガラブ/teenage

配信はいしんちゅう
you-show
you-show time!/Gossiper

配信はいしんちゅう
――you-showのグループの特徴とくちょうおしえてください。
みずはなだみつき「you-showは“かかわるすべてのひと優勝ゆうしょうみちびきます”というスローガンをかかげて活動かつどうしてるグループです」
とまる新宿しんじゅくSAMURAIというライヴハウスの店長てんちょう馬場ばばさんがプロデュースする楽曲がっきょくちかられたアイドル・グループのオーディションがおこなわれて、そこでえらばれた5にん結成けっせいされました。今年ことし8がつ28にち新宿しんじゅくSAMURAIでプレデビューライヴがあって、9月26にち新宿しんじゅくMARZで正式せいしきデビュー・ライヴをおこないました。楽曲がっきょくは、磯野いそのすずかさんが手掛てがけてくださってます」
you-show
――では、みなさんがアイドルをきになったきっかけやyou-showにたどりいた経緯けいいなど、それぞれの自己じこ紹介しょうかいをおねがいします。まずは、みずはなださん。
みずはなだわたしはもともと声優せいゆう専門せんもん学校がっこうかよっていて、舞台ぶたいやナレーションの経験けいけんはあったんですがアイドルって選択肢せんたくしはなかったんです。でも、コロナ舞台ぶたい活動かつどうができなくて、表現ひょうげんするのはきだしなにかやるならいましかないなっておもってたんです。そしたら、SAMURAIではたらいてる知人ちじんがいてオーディションのはなしいたんです。そのあと、ぱらってるときにツイッター(現在げんざいのX)でオーディションの募集ぼしゅうたんです。かっこいいもかわいいもあるアイドルってところにかれましたね。そしたら、募集ぼしゅう要項ようこうに“うたとダンスの映像えいぞうがあればせてください”っていてあって、ぱらいながら必死ひっしでハローキティのポップコーンの機械きかいうた真似まねおくったんです(笑)。そしたら馬場ばばさんもぱらってたらしく、それをきながらちしてあさまでながれてたってエピソードがあります(笑)」
――(笑)。あこがれるひとはいますか。
みずはなだわたしはディズニーがきで、みつきって名前なまえ由来ゆらいがミッキーからてるんです。ディズニーっていつだれおこなってもワクワクするところじゃないですか。ゆめあたえられる存在そんざいあこがれだから、わたしあこがれはミッキーだとおもいます(笑)」
you-show
みずはなだみつき
――つぎは、とまるさん。
とまるわたし中学ちゅうがくころからアイドルがきだったんです。最初さいしょはでんぱぐみ.incさん、バンドじゃないもん!さん、乙女おとめ新党しんとうさんとかからはいってどんどん地下ちかアイドルがきになり、FES☆TIVEさん、Appare!さんとか、そしてSOMOSOMOさんにいたんです。ただ自分じぶんでアイドルやるつもりは全然ぜんぜんなくて、もともとイラストをえがいたり、ホテルの中華ちゅうか料理りょうりてんはたらいてたんです。でもイラストの仕事しごとで、依頼いらいされたものをえがくのが結構けっこうキツくなってしまって。そのときに、自分じぶんのイラストのファンをやせば、自分じぶんえがきたいイラストとつくりたい中華ちゅうかができるのかも?とおもい、それでアイドルをやってみようとおもったんです」
――いきなりの展開てんかいですね(笑)。
とまる「(笑)。やっぱりオタクだったので、1かい自分じぶんでもやってみたいなって気持きもちになったんです。それで去年きょねんまえのグループにはいったんですが、おもうような活動かつどうができず、メンバーがわたしだけになり、今年ことしの1がつにひとりでライヴをしてわったんです。しばらくしてもう1かいアイドルをやろうっておもったときに、職場しょくば同僚どうりょう馬場ばばさんのいで、オーディションのことをおしえてくれたんです。どうしようとおもいながら、応募おうぼりギリギリにおくりました。わたし楽器がっきをやっていたので、バンドとアイドルってコンセプトにめちゃくちゃかれました。はいったら、めちゃくちゃいいグループですごくよかったです(笑)。わたしきなアイドルさんは、バンもんのだい桃子ももこサンライズさん、いまは#ババババンビにいる近藤こんどうすな瑛子えいこさん、あとSOMOSOMOのツクヨミ ケイコさんがわたしの3きょうです」
you-show
とまる
――では、さかさん。
さきかおりわたしはもともと宝塚たからづかきで、自分じぶんもミュージカルをはじめたんです。でもコロナでできなくなってたときに、TikTokで藤城ふじしろなみちゃんにかれたんです。かわいいなとおもってたら、のんふぃく!でアイドル・デビューしてどんどんおおきくなっていったんですよ。それをてたら、きゅう自分じぶんもやりたいとおもうようになりました。地元じもと大阪おおさかなんですけど、東京とうきょうたくていろんなグループのオーディションをけて、去年きょねんまえ事務所じむしょはいったときに上京じょうきょうしたんです。でも、なにもやらせてもらえなくてまえ事務所じむしょめたんです。キラキラしたアイドルをやりたいっておもってたときに、you-showのオーディションをつけたんです。そしたらyou-showの作曲さっきょくさんが、のんふぃく!とかのきょくつくってる磯野いそのすずかさんで、これは絶対ぜったいけなきゃ!ってかんじでした。わたしはもともとダンスを7ねんぐらいやってたので、グループではダンスをすごくがんばってます」
――あこがれるひとはいますか。
さきわたしあこがれは、11ねんぐらいしてる宝塚たからづかれい真琴まことさんです。いつかミュージカル女優じょゆうになってらいさんと共演きょうえんするっていうのが将来しょうらいてきわたし野望やぼうです(笑)」
you-show
さきかおり
――では、ぴらのさん。
ぴらのぴらみわたしはもともとバンドやアイドルがきで、よくSAMURAIにもおこなっていたんです。まえにもアイドルをやってたんですけど、それが秋葉原あきはばら拠点きょてんねこカフェのアイドルだったんです。あまりきょくわなかったのもあってめて、オーディションをさがはじめたときにSAMURAIのアイドルができるってってけました。わたし磯野いそのさんのきょくきだったので、すごくやりたいなっておもいました。you-showのきょく大好だいすきです」
――きなバンドとアイドルをきたいです。
ぴらの「バンドはThe Mirrazがきで、アイドルでいちばんハマったのは°C-uteさんです。いま鈴木すずき愛理あいりさんはソロで活動かつどうしてるんですけど、うたもダンスも上手うまいし、こころざしもアイドルのあるべき姿すがただなっておもいます」
you-show
ぴらのぴらみ
――つぎは、千葉ちばさん。
千葉ちばみゆうわたしは『きらりん☆レボリューション』からはいり、『アイカツ!』『プリパラ』がきになって、AKB48ががってるときともこうむってたり、まれてからずっとアイドルけい辿たどってきてたんです。高校こうこうのときに理系りけい大学だいがくこうとおもってたけど、こう2のときにうつびょうになっちゃって通信つうしんせい編入へんにゅうしたんです。大学だいがく通信つうしんせいくことにしたんですけど、仕事しごとしつつ場所ばしょだとおもってたから、わたしなにかやらなきゃとおもってずっときだったアイドルをやろうとおもったんです。パーってツイッターてたらこのオーディションをつけてピーンとて、いきおいでパーンって応募おうぼしました(笑)。あこがれるひとは、もとモーニングむすめ。の佐藤さとう優樹ゆうきさんです。部屋へやちゅうがっつり佐藤さとう優樹ゆうきさんってかんじですね。中学ちゅうがくころからハロオタで、秋葉原あきはばら目的もくてきはハロショしかないとおもってた人間にんげんです(笑)」
you-show
千葉ちばみゆう
――では、結成けっせいからデビューするまでの準備じゅんび期間きかん印象深いんしょうぶか出来事できごとはありましたか。
とまる「みんなではじめましてしてはるごろから練習れんしゅうはじめて、6月のなかばくらいからyou-showのきょくのレッスンがはじまったんです。8月のプレデビューまでに4きょく完成かんせいさせるのは結構けっこう大変たいへんでしたね。そういうなかで、7がつ千葉ちばかた脱臼だっきゅうしちゃったんですよ。プレデビューまで1ヵ月かげつしかないし、まだ2きょくできてない状態じょうたいだったんです。でも千葉ちばもやりたいって気持きもちがつよかったし、4にんもがんばるってかんじになってたんです。ただながいレッスン期間きかんで、どうしてもがんばる時間じかんゆるくなる時間じかんはげしかったので、みんなの気持きもちがりたくて意見いけん交換こうかんをしたがあったんです」
さききながらはなしたよね」
とまる「あと1ヵ月かげつしかないけどどうするの?って」
みずはなだ「やっぱりアイドル経験けいけんしゃばかりじゃないので、がんばりたくてもがんばりかたがわからないもいたんです。そういうところを、あらためてみんなではないました」
――はらってはな機会きかいがないと、チームがかたまらないしまえすすんでいけないんですよね。
とまる「そこでみんなの気持きもちがかたまったんです」
千葉ちば「そしたら、がんばりすぎてプレデビュー1週間しゅうかんまえにまた脱臼だっきゅうしちゃったんですよ(笑)。でも、もうやるしかないってかんじでした」
you-show
――8がつ28にちのプレデビュー当日とうじつはどんな手応てごたえがあったんですか。
みずはなだ「まさかのチケットが110まい完売かんばいして、SAMURAIがパンパンだったんです」
とまる感動かんどうしました」
さき絶対ぜったいくだろってはなしてたのに、でもだれかなかったんです」
千葉ちば「それは、緊張きんちょうのほうがってたんです」
みずはなだ「しかもライヴは4きょく連続れんぞくでやったんですよ」
さき「バーってあせだくでやる、みたいな(笑)」
とまる「なので一瞬いっしゅんわりました(笑)」
みずはなだ「だからあまり記憶きおくがないんです。プレデビューがわったあとも、正式せいしきデビューまで1ヵ月かげつだし、すぐ新曲しんきょくのレッスンがはじまったりで、ほんとデビュー・ライヴまでノンストップでした」
とまる「“#とまるノンストップ”ってハッシュタグをつくるくらいでした(笑)」
――(笑)。では、9月26にち正式せいしきデビュー・ライヴの感想かんそうをおねがいします。
みずはなだ「プレデビュー・ライヴはやりえることに必死ひっしだったけど、デビュー・ライヴはしっかり1きょく1きょくやってくかんじがして、あたまフル回転かいてんさせてましたね。はじめてのたいバンで豪華ごうか方々かたがたとご一緒いっしょさせてもらって、ありがたいなしかなかったです」
とまる「ライヴはすごくたのしくできたんです。でもライヴがわったあと、自分じぶんなかでできてなかったことがかなりになって、ちょっとずかしい気持きもちになってしまいました。自分じぶんたちの最善さいぜんくしたけど、ほかのアイドルさんとのがまだまだあるなってかんじました」
さきわたしは、ミュージカルの経験けいけんがあるのでステージに緊張きんちょうないんですけど、自分じぶんきょくでライヴをやることがはじめてだったから、うれしさもありつつ、自分じぶんうたがどのくらい評価ひょうかされるのかって緊張きんちょうがあって、はじまるまえはずっとヤバかったです。いざステージつとたのしんでできて、自分じぶんたちのきょくをこのメンバーでできてしあわせだなっておもいました。ただ、その体調たいちょうわるくて万全ばんぜんじゃなかったことがすごく後悔こうかいです。あとダンスは自信じしんがありましたけど、うた不安定ふあんていさが課題かだいだなっておもいました」
ぴらのわたし新宿しんじゅくMARZもきでよくおこなってたハコなので、楽屋がくやはいるときからテンションアガってたし、ちかくのケバブべたりしてたんです(笑)。でも、たいバンのみなさんをてるうちに、こんなにがってるなかるのかとおもったら緊張きんちょうしてきたんです。でも、ともだちや前世ぜんせいのおきゃくさんとか職場しょくばひととか、いろんなひとてくれてたんです。まえ一緒いっしょにやってたメンバーがいて“おめでとう”“まえよりおどれるようになったね”ってってくれて、練習れんしゅう期間きかんがんばってきてよかったなっておもいました」
千葉ちばわたしは、プレデビューもデビュー・ライヴもくやしかったです。ダンスでよくをかくと脱臼だっきゅうしちゃうとおもって、自分じぶんっていきたいてんまでけなかったんです。心配しんぱいはありましたけど、でも自分じぶんたちのライヴだし一旦いったんたのしんだほうがちじゃない?とおもって、わたしたいバンさんもギリギリまでてました(笑)。ステージじょうは、さっきてたたいバンのかたたちやおきゃくさんに見守みまもられながらやれて、あったかいなっておもいました。でも、気持きもてきにはくやしいがいちばんおおきかったです。ぎゃくに、もっとやってやる!って気持きもちにもなれました」
you-show
――いい経験けいけんができたかんじですね。さて、ここまで数ヵ月すうかげつ活動かつどうしてきて、you-showならではのよさはどんな部分ぶぶんかんじたりしますか。
みずはなだ「グループにかんしてえば、まずメンバーがいいですね。みんな真剣しんけんだし、いい意味いみでのバチバチかんもあるし、面白おもしろいし、いいたちばかりです」
さき女子じょししてなくて、意外いがいとサバサバしてるんです」
みずはなだ「そうそう。相性あいしょういいなっておもいます」
――演者えんじゃとしては、どんなところがyou-showは面白おもしろいとおもいいますか。
みずはなだわたしはあまりアイドルをらないんですけど、きょく毛色けいろちがうのはかんじます」
さき「やっぱり楽曲がっきょくってるだけに、“きょくがすごくかっこいいね”ってわれることがおおいんです」
とまる楽曲がっきょくめてくださることがおおいよね。だからこそ、わたしたちがきょくけないように、っていうのはおもいます」
――きょくのクオリティがたかいからこそ、パフォーマンスのハードルはがりますよね。
とまる「そうなんですよ。たぶん“この楽曲がっきょくならこのレベルでたりまえでしょ?”っていうのがあるとおもうから、がんばらないとなっておもいます」
さきむずかしいリズムではあるんですけど、サビはおきゃくさんも真似まねしやすいけになってるので、みんなりコピをしてくれたりします」
みずはなだはつさんもやってくれるりつたかいのでうれしいです」
とまる「コールはしづらいとはおもうんですけど、今後こんごどうなるかちょっとたのしみです」
――では、you-showならではの魅力みりょくまったそれぞれの楽曲がっきょく紹介しょうかいしてください。「you-show time!」はどんなきょくですか。
千葉ちば「〈you-show time!〉は、わたしたちが最初さいしょにいただいたきょくで、はじまりをイメージする歌詞かしですっごくキラキラしたきょくなんです。タイトルに名前なまえはいってるだけあってグループの代表だいひょうきょくだし、最初さいしょいてもらえたらいいなっておもいます。ライヴでもいちばんりがしやすいとおもいます。あさいたら1にちがんばれるし、その優勝ゆうしょうできます(笑)。ゆくゆくは国家こっかにまでなってほしいきょくです(笑)」
――「Gossiper」は?
とまる「〈Gossiper〉はとがったきょくで、けばくほどハマるスルメきょくです。AIかんというか人間味にんげんみのないところがいいポイントで、〈you-show time!〉とせい反対はんたいきょくだとおもいます。Aメロ、Bメロ、サビがすべてちがまがってくらいはげしくて、おともピアノとかかっこいいので細部さいぶまでいてしいです。リズムがかなり複雑ふくざつで、かおりんが“ブラッシュ”って3連続れんぞくうところがあるんですけど、いきおいで“ブラッシュ”ぞうしでっちゃうときがあるんです(笑)」
さき「ずっとをつけてたんですけど、このあいだライヴで4かいくらいっちゃったんですよ〜」
とまる「かおりんはダンスがめちゃかっこいいんですけど、そのときのギャップがすごくかわいいので、“ブラッシュ”のところはどころです(笑)」
――(笑)。「メガラブ」は?
さき「〈メガラブ〉はがるきょくで、かっこいいとかわいいのわせがすごいです。ちなみに、マキシマム ザ ホルモンさんの〈こいのメガラバ〉をリスペクトさせていただいてます。バキバキのなつきょくで、なつのせいであたまおかしくなっちゃったみたいな歌詞かしで(笑)、わたしはめちゃくちゃきです。あと音源おんげんでは、きょくわったあとみんながワチャワチャしててるおとはいってるんですけど、つくわらいするがいたりでそのレコーディングもたのしかったです(笑)。ライヴではかっこいいダンスやかわいいメンバーをてほしいです。それと、レスがいっぱいできるのもたのしいです」
――「teenage」は?
ぴらの「〈teenage〉はおもきょくで、歌詞かし思春期ししゅんきみたいなおんなおもさがつよいです。きょくは、ちょっとサイケっぽかったりパワーがあってすごくかっこいいです。わたしなかではいちばん磯野いそのさんらしさをかんじます」
さき最初さいしょ最後さいごがぴーちゃんがうたってるんですよ」
みずはなだ「ぴらみの、めちゃかっこいいです」
ぴらの「ありがとう(あきら)」
とまる配信はいしんジャケットのイラストはわたしえがいてるんですけど、めちゃえがきやすかったです。最初さいしょの〈you-show time!〉と〈Gossiper〉のときはあかるいだったけど、〈メガラブ〉と〈teenage〉のジャケは得意とくい分野ぶんやで、くろおんながはしゃいじゃうイメージでペンがはしりました(笑)」
とまる「あと、このきょくではかおりんのダンスのソロ・パートがあって、そこも注目ちゅうもくポイントです」
――最新さいしんきょくの「ブルーデイズ」は?
みずはなだ「〈ブルーデイズ〉は、爽快そうかいなメロディの“ザ・青春せいしゅん”ってかんじで、you-showのなかでもわかりやすいきょくだとおもいます。歌詞かしがめちゃよくて、“ぼくまよいながらいまそう”というところがyou-showにぴったりだなとおもいます。あとラストの“ここでうたつづけるよ”というところをわたしうたわせてもらってるんですけど、その歌詞かしがめっちゃきですね。わたしはyou-showが最初さいしょ最後さいごのアイドル活動かつどうだとおもってるから、めちゃしんがこもります」
さき「みんなでわせるりがあったり、最後さいご円陣えんじんっぽくなったり、メンバーをかんじながらやれるきょくでめちゃきです。あと、SEのこともはなしていいですか?」
――もちろんです。オープニングSEもかっこいいですね。
さきわたしけをさせてもらったんですけど、SEはわたしなかでyou-showの全部ぜんぶきょくわさったようなイメージがあったんです。なので衣装いしょうしろくろせるりとか、全員ぜんいんおおきくひろがったりまわったり、ライヴの期待きたいばくアゲするかんじでつくりました」
you-show
――なるほど。では、you-showの今後こんご予定よていかせてもらえますか。
みずはなだ「2024ねん連続れんぞく企画きかくをドドンとやっていこうとおもってます。ホームの新宿しんじゅくSAMURAIで先輩せんぱいたちをおまねきするたいバンライヴをやり、そしてラストはちょっとおおきな会場かいじょうおこなう予定よていです。その企画きかくじくに、リリースだったり、衣装いしょうえたりということも予定よていしてます。you-showの2024ねんは、勝負しょうぶの1ねんにしていきたいとおもってます」
――期待きたいしています。あと、将来しょうらいてきなyou-showの目標もくひょうかせてください。
みずはなだ「まだまだ精度せいどげられるグループだとおもうので、先輩せんぱいのアイドルさんたちにけないくらいのグループになっていきたいです」
さき楽曲がっきょくアイドルなので、きょくけしないようにすこしずつレベルをあげられるようにがんばりたいです」
――野望やぼう願望がんぼうみで、こんなことやりたいっていうのはありますか。
さき「Zepp Shinjukuでワンマンはやりたいですね」
一同いちどう「やりたい!!」
千葉ちば「SAMURAIからちか距離きょりおおきな会場かいじょうだもんね」
みずはなだ「あと、新宿しんじゅくはつSAMURAIのアイドルなんで、新宿しんじゅくのライヴハウスを制覇せいはしたいですね」
一同いちどう「それいい!」
千葉ちば「ハコのスタンプラリーつくろう!」
一同いちどうたのしそう!」
みずはなだ「まずは新宿しんじゅく制覇せいはして、そのさきもどんどんおおきくなっていきたいです」
さき「この5にんでね」
一同いちどう「うん!」
とまる「この5にんでデビューできてうれしいし、これからもずっとこの5にんでyou-showしていきたいです!」

取材しゅざいぶん土屋つちやめぐみかい
Interview & Text by Keisuke Tsuchiya
撮影さつえい斎藤さいとうだい
Photo by Daishi Saito
撮影さつえい協力きょうりょく/encuentro(エンクエントロ)
Column
「you-show」というアイドル・グループをつくった理由りゆう(わけ)
 そうおもったのは2022ねん1がつごろでした。まだ活動かつどうをともにしてくれるメンバーが一人ひとりまっていない状態じょうたいあたまなかでグループの全体ぜんたいぞう想像そうぞうするこの時期じきがいちばんむずかしかったかもしれません。メンバーの個性こせいめてしまうぐらいならコンセプトはたないほうがいい。だれあたまにものこるようなキャッチーなグループめい名付なづけたい。ただキャッチーなだけでわらず自分じぶんにしかできないマイノリティ思考しこうもしっかりみたい。そんな我儘わがまま葛藤かっとうしながらもメンバーの年齢ねんれいそうは?ターゲットは?作詞さくし作曲さっきょくは?なに目標もくひょう活動かつどうする?ということをかんがつづけて半年はんとし、ようやく「優勝ゆうしょう」というひとつのワードがあたまかびました。それから楽曲がっきょく制作せいさくやオーディションなどの準備じゅんびすすめ、1ねんの2023ねん8がつのプレデビュー・ライヴがソールドアウトという最高さいこう環境かんきょうととのい、しんじてついてきてくれたメンバーやむかれてくれたファンの皆様みなさまのおかげでぼんやりしていた「優勝ゆうしょう」というイメージの解像度かいぞうどがグッとがり、ようやく自分じぶんなかで「you-show」というしっかりとしたかたちになりました。

 アイドル戦国せんごく時代じだいわれてからはやじゅうすうねん。この年月としつきはただのブームではなくひとつのジャンルを確立かくりつしたことを証明しょうめいしている。「偶像ぐうぞう」という日本語にほんごやく見直みなおしたほうがいいのではないかとおもうほど多種たしゅ多様たようなグループが存在そんざいし、それぞれが個性こせいちアーティストとして日本にっぽん文化ぶんかとして世界せかいばたいている。長年ながねん音楽おんがく活動かつどうつづけてきた自分じぶんもこのアイドルというジャンルに感化かんかされて5ねんほどまえからいどんでみたいとおもうようになった。プレイヤーとして音楽おんがく発信はっしんつづけ、アーティストマネジメントやイベント制作せいさくてライヴハウス店長てんちょうという立場たちばにもなり、さまざまな角度かくどから日本にっぽん音楽おんがく業界ぎょうかいにぶつかってきたが今度こんどなにができるだろう。当然とうぜんメンバーにはなれない。なれないならば自分じぶんなかにある理想りそう音楽おんがく信頼しんらいできるクリエイターになんばいにも増幅ぞうふくさせてもらい、メンバーというフィルターをとおしてフレッシュなものに変換へんかんして音楽おんがく発信はっしんすることができればどんなマジックがきるのか。そしてステージにちたいとねがうメンバーのゆめかなえ、自分じぶんもメンバーの一員いちいんとなりわら感動かんどうをともにしたかった。

 アイドルという活動かつどう形態けいたい上手うまくできればとても効率こうりつい。自分じぶんたちできょくつくり、同時どうじにイベント制作せいさく営業えいぎょうおこなうバンド活動かつどうはどうしてもひとつひとつの速度そくどおそくなってしまう。もちろんそれゆえのドラマや感動かんどう長期ちょうきてきつくることができるのはバンドでしか体験たいけんできない。それにはんしてアイドルはステージに人間にんげん制作せいさくをする運営うんえいべつにすることでばい速度そくどうごくことができる。そこにわか女性じょせい瞬発しゅんぱつりょくわさりメンバーと運営うんえい最高さいこうのタッグをつくることができればとてつもないパワーになる。ライヴハウスとしてそんな素敵すてきなチームをいくつもてきたが、ぎゃく残念ざんねんながら上手うまわずえていったチームもたくさんてきた。つねにアーティストの味方みかたでありたいライヴハウスという立場たちばとしてとてもがゆい状況じょうきょうをいくつもてきたからこそ、ライヴハウスはつのアイドル・グループをつくればしっかりメンバーに理想りそう環境かんきょうでグループ運営うんえいをできるのではないか。そうおもったのがはじまりでした。

 音楽おんがく業界ぎょうかいゆめっていどんだことで人生じんせい台無だいなしになってしまったひともいるとおもいます。そんなシビアな業界ぎょうかいだからこそ今後こんごもライヴハウスとしてアイドル運営うんえいとしてアーティストと二人三脚ににんさんきゃくあゆめたらとおもっています。この業界ぎょうかいんでくれたことを後悔こうかいしないように。応援おうえんしてかったとおもってもらえるように。かかわるすべてのひと優勝ゆうしょうみちびくことができるように。すうねんこたえにけてこれからもメンバーとともにはしつづけたいとおもっています。


ぶん馬場ばば義也よしや新宿しんじゅくSAMURAI店長てんちょう / you-showプロデューサー)
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