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インタビュー:文坂なの "令和に舞い降りた昭和の天使" 話題のソロ・アイドルが登場 - CDJournal CDJ PUSH

文坂なの "令和に舞い降りた昭和の天使" 話題のソロ・アイドルが登場

ぶんざかなの   2024/02/21掲載けいさい
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 『アフター6ジャンクション』や『南波なんばいちうみのアイドルさんじゅうろくぼう』、『吉田よしだつよし南波なんばいちうみの“このアイドルがたい”』などでとりあげられるなど、ちまたうわさになりつつあるソロ・アイドル、ぶんざかなの(あやさか・なの)がついにファースト・アルバム『だけど、わたし、アイドル』を発表はっぴょうした。大阪おおさか拠点きょてん活動かつどうするフリーランス・セルフ・プロデュースとして唯一ゆいいつ無二むに存在そんざいかんはな彼女かのじょにたっぷりはなしいた。
――まずは、ぶんざかさんがどんなじんかをかせてください。
 「フリーランスでセルフ・プロデュースでアイドルをしています。昭和しょうわのアイドルさんや80年代ねんだいのカルチャーがきで、その影響えいきょうけてそだってきたので、自分じぶんなつかしさもありあたらしくもあるようなきょくうたっています」
――もともとどんなきっかけで昭和しょうわ音楽おんがくかれたんですか。
 「まれは平成へいせいなんですけど、よく“両親りょうしん影響えいきょうで”とかあるじゃないですか。わたしはそうじゃなかったんです。幼稚園ようちえんころからテレビでやってるなつメロ特集とくしゅうるのがきで、自然しぜんきになっていました。だから、きっかけというきっかけがなかったんです」
――もちろん、リアルタイムで流行はやってるものにもれていたわけですよね。
 「AKB48さんがすごく流行はやってて。もともとアイドルがきだったので、ジャンルわず、声優せいゆうアイドルさん、グループ・アイドルさんもいていました。でも、なぜか自分じぶん一番いちばんかれたのが昭和しょうわのアイドルさんだったんです」
――いろいろ調しらべるのもきなタイプですか。
 「調しらべるのもすごくきです。中学ちゅうがくのときに、まだケータイをたせてもらえてなくて、いえのリビングのパソコンで調しらべまくっていました(笑)。あと、近所きんじょのリサイクルショップや古本屋ふるほんやさんにって、むかしのCDや雑誌ざっしってあつめたりしていました」
――ふるいカルチャーは、まわりにはあまりってるじんがいない自分じぶんだけの趣味しゅみってかんじでしたか。
 「そうですね。ひとりで興奮こうふんして(笑)。ともだちとカラオケっても、わたしはテレサ・テンさん〈つぐない〉をうたってました(笑)。テレサ・テンさんは唯一ゆいいつおや影響えいきょうです。ドライブのときに、おとうさんのくるまでよくかかってたんです」
――80年代ねんだいのアイドルだとだれ一番いちばんきですか。
 「中森なかもり明菜あきなさんが大好だいすきです。もちろん松田まつだ聖子せいこさんもきですけど。でも、アイドルってキラキラあかるいイメージだったけど、明菜あきなさんをはじめてたときにちょっとかげのあるかんじにすごくかれたんです。自分じぶんてきにそうしたかげのあるアイドルさんにかれることがおおくて、山口やまぐち百恵ももえさんもきですし、Winkさんもきですね」
――せつなさがはいかんじにかれると。
 「そうです。なので、自分じぶんきょくかなしいかんじがおおいんです。昭和しょうわ時代じだいってせつなさがわりとおおいですよね」
――たしかにそうですね。では、学生がくせいころからアイドルになるまでのはなしかえってかせてもらえますか。
 「中学ちゅうがくのときにアイドルにのめりんだんですけど、ちょうど学校がっこうけなくなった時期じきで、それもあって余計よけいかれたのはあります。モヤモヤする日常にちじょうみちというか、唯一ゆいいつひかりというかんじでした。小学生しょうがくせいころはアイドルはただきって存在そんざいでしたが、そのころにアイドルへのあこがれが芽生めばえました」
――おはなしさせてもらってるかんじでは、ぶんざかさんはあかるいタイプかなとおもったんですが。
 「いやー、そうでもなくて(笑)。普段ふだんいえからまったくない、こもりがちなタイプです。ひとりの世界せかいはいんで、なにかつくったりかんがえるのがきなんだとおもいます」
文坂なの
――実際じっさいにアイドル活動かつどうはじめたのはどんなきっかけがあったんですか。
 「高校生こうこうせいのときに、アイドルになりたいなと漠然ばくぜんおもうようになって調しらべたら、オーディションをけて事務所じむしょはいるというのがわかって、そこからいろんなオーディションに応募おうぼしたんです。有名ゆうめいなところもけてみたけどダメだったんです。どうしよう?っておもっていたときに、地下ちかアイドルさんの存在そんざいって。高校こうこう卒業そつぎょうしてからメイドカフェではたらいてたら、おみせおんな週末しゅうまつにアイドル活動かつどうをしてるとってたのでくわしくいたんです。そしたらライヴハウスのオーナーさんを紹介しょうかいしてくれて挨拶あいさつしにったんです。“わたしもライヴにたいです”ってったら、“じゃあ、つぎのライヴますか?”ってかれて“たいです!”って返事へんじをして1ヵ月かげつくらいにステージにてることになって」
――意外いがいとスムーズだったと。
 「そうなんですよ。とにかくいっぱい練習れんしゅうして、全部ぜんぶカヴァーきょくで15ふんか20ふんくらいのステージをやったんです」
――はじめてステージにったときの感想かんそうは?
 「それが……緊張きんちょうしすぎて正直しょうじき記憶きおくがなくて(笑)。キャッチフレーズとかけとかいろいろかんがえてたのに、ステージったら全部ぜんぶんじゃったんです。ひたすらうたって、わった瞬間しゅんかんだい号泣ごうきゅうでした(笑)。でも、そこで不思議ふしぎいやおもいにはならなかったんです。またたいっておもってたら、オーナーさんが“つぎてください”ってってくれて。つぎのライヴをてくれたイベンターさんが“ぼくのライヴもてください”ってってくれたり、それがどんどんひろがっていきました」
――よかったですね。
 「ハイ(笑)。そのときは“エスパーなのたん”という名義めいぎ活動かつどうしてました。想像そうぞうしていたアイドル・デビューとはちょっとちがかたちでしたけど、わたしはステージにった2016ねんの4がつ10日とおかがデビューだとおもっているので、4がつ10日とおかしゅうねんにしています」
――エスパーなのたん時代じだいはどんなかんじでやってたんですか。
 「大阪おおさか日本橋にほんばしのソロ・アイドル界隈かいわい活動かつどうしていました。がるけいのライヴにることがおおかったので、わたしがるカヴァーやオリジナルきょくをやりつつ、でも昭和しょうわのアイドルさんのきょくはかならずセットリストにれてました。明菜あきなさん、聖子せいこさんのきょく、〈セカンド・ラブ〉とか〈あかいスイートピー〉とかいろいろうたってました。むかしきょくをやってるひとがそんなにいなくて、ぎゃくにそれがよかったのかなっておもいます」
――特徴とくちょうになりますよね。はなしびますけど、ふるきょくいて作家さっかのクレジットを調しらべたりするひとですか。「このひときょくいてるからこのきょくいいぞ」っておもったりします?
 「めちゃします。まさに、いまの活動かつどうもそれにちかいんですよ。いろんなアイドルさんのきょくくのがきで、“このきょくめちゃいいな”とおもうと作曲さっきょくさんを調しらべるんです。自分じぶんきょくつくってもらうときに、そのほう自分じぶんでアポっておねがいするんです。なので、いままできょくつくってくださったほうはもともと面識めんしきがないほうばかりなんです」
――作家さっかさんとのやりとりも自分じぶんでやってると。
 「どこのだれかもわからないようなひとから連絡れんらくきてもあやしいじゃないですか(笑)。なので“こういう活動かつどうをしているものなんですが、きょく依頼いらいけておりますでしょうか?”と丁寧ていねい失礼しつれいのないようにメールするんです。結構けっこう有名ゆうめいほうつくっていただいてるんですけど、ほんとにみなさんやさしくてありがたいです」
――ずっとソロで活動かつどうされてますが、グループでやってみたいとおもったことはありますか。
 「グループにさそわれたこともあるんですけど、なかなかうんがなかったんです。活動かつどう準備じゅんびちゅうはなしながれるっていうのが2かいくらいつづいて、わたしはひとりでやる運命うんめいかなとおもいました。もともとソロ・アイドルさんがきだし、ひとりでがんばろうというかんじです」
――2020ねん4がつ現在げんざいぶんざかなのに改名かいめいしましたが、それはどんなおもいがあったんですか。
 「まえ名前なまえのときもたのしくやってたんですけど、ただがるきょくをやるとかじゃなく、自分じぶんきな音楽おんがくをやりたいなとかんがえて、それで自分じぶんきな昭和しょうわの80年代ねんだいっぽい音楽おんがくせたものをやってみようとおもったんです。あと、エスパーなのたんだと、マジックとか、ちょう能力のうりょく使つかひとなのかとおもわれがちで(笑)。スプーンきょくげとかするわけじゃなく、わたし普通ふつううたうだけだったので(笑)」
――名前なまえとキャラがってなかったと。
 「そうですね。これをにガラッとえようと。まず、漢字かんじ名字みょうじがほしいなとおもったんです。あと、なのたんって名前なまえで“なのちゃん”ってばれるのはきだったのでのこしました」
――心機一転しんきいってんという意味いみもあったとおもいますが、ただ時期じきてきにはコロナとモロにこうむってますね。
 「そうなんですよ!改名かいめいしたのが2020ねん4がつでちょうど緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんこうむってて、4がつ10日とおかぶんざかなのとしてのはつワンマンとミニ・アルバムの発売はつばいがあったんです。もちろんワンマンはできず、ミニ・アルバムもしたけど通販つうはんだけ。それまでしゅうに2〜3ほんライヴにてたのが一切いっさいなくなって、いえからはられないし、どうすればいいのかなってかんじでした」
――どうやってえたんですか。
 「配信はいしんはじめたんです。ツイキャスでいっぱい配信はいしんして収益しゅうえきをがんばりました。あと通販つうはんでCDやチェキを販売はんばいして、そのおかねでファースト・シングルの制作せいさくめました」
――そうした苦難くなんて、2021ねん1がつにファースト・シングル「あいわずらい」をリリースしました。このきょくがきっかけでメディアのひとたちにも注目ちゅうもくをされましたよね。
 「〈あいわずらい〉は佐々木ささき喫茶きっささんがつくってくださったきょくで、ラジオの『アフター6ジャンクション』で宇多うたまるさんが紹介しょうかいしてくださったり、『南波なんばいちうみのアイドルさんじゅうろくぼう』で南波なんばさんが紹介しょうかいしてくださったんです。その影響えいきょうがほんとにおおきかったですね。ライヴに「『アトロク』いてました」「さんじゅうろくぼうりました」というひとがたくさんてくれるようになったんです。喫茶きっささんにたのんでよかったですし、ぶんざかなのとしても、こういう昭和しょうわチックな路線ろせん間違まちがってないな、この路線ろせんすすんでいこうって決心けっしんがついたんです。〈あいわずらい〉は、人生じんせいおおきな分岐ぶんきてんになりました」
――佐々木ささき喫茶きっささんに楽曲がっきょくをおねがいしたきっかけは?
 「喫茶きっささんは、KOTOちゃんとかいろんなアイドルさんにきょく提供ていきょうされててずっときでいてたんです。80年代ねんだいっぽいきょくつくっていたので、いつかおねがいしたいなとおもってました。それで、ぶんざかなののファースト・シングルをすときに、喫茶きっささんにもメールしたんです。改名かいめいしたばかりでだれやねんって状態じょうたいではあったんですけど(笑)、いままでした音源おんげんをドロップボックスにまとめて“はじめまして、こういうものです”っておくりました。そしたら奇跡きせきてきにお返事へんじいただけたんですよ」
――どういうきょくにしたいかはつたえたんですか。
 「ハイ。喫茶きっささんのきょくにはがるけいおおいんですけど、ぎゃくに“アイドルてきがりがないきょくをおねがいしたいです”ってつたえたんです。そうわれたのがはじめてだったみたいで、わからないですけど、それがめずらしくてつくっていただけたのかもしれないです」
――まさに喫茶きっささんとの出会であいで運命うんめいとびらひらいたと。
 「ほんとにそうです。ありがたいです」
――そこからライヴとリリースをかさねてきたぶんざかさんですが、ついにファースト・アルバム『だけど、わたし、アイドル』を1がつ31にちにリリースしました。
 「これまでぶんざかなのとしてシングルを5まい、EPを2まいしてきて、まんしてのアルバム・リリースというかんじなんです。喫茶きっささんの3きょく全部ぜんぶはいっていたり、これまでの楽曲がっきょくのまとめでもありつつ、新曲しんきょくが3きょく、あとライヴのSEもはいってます。ジャケットも昭和しょうわのレコードふうにしたり、かなりこだわってづくりました」
――アルバム全体ぜんたいてきなサウンドでかんじるのは、けっして昭和しょうわきょく再現さいげんではなく、80年代ねんだいをモチーフにしたいまのシンセポップてき解釈かいしゃく音楽おんがくだなとおもいました。
 「そうですね。あくまで“なつかしいけどあたらしい”をテーマにしてるので、こういう音楽おんがくになりました」
――なるほど。では、アルバムに収録しゅうろくされた新曲しんきょくについてれていきましょう。まず、アルバム・タイトルにもなっている「だけど、わたし、アイドル」についてかせてください。
 「このきょくは、きなみうみさんがつくってくださったんです。きなみさんは東京とうきょう女子じょしりゅうさんに提供ていきょうされてるきょくって、調しらべたら素敵すてききょくをたくさんつくってらしたんです。きょくをおねがいしたくて連絡れんらくしたら、わたしのことをってくださってて、SNSもフォローしてくれていたんです。わたしは、作曲さっきょくさんとわせするときは、とくにはじめてのひととはどういうきょくにするかこまかくおはなしするんです。でもきなみさんは“ぶんざかさんに楽曲がっきょく提供ていきょうするならこういうきょくがいいなっていうのがぼくなかにあるので、1かいいてもらっていいですか?”とってくれたんです。それでおくっていただいたのが、〈だけど、わたし、アイドル〉だったんです。めちゃめちゃよくて“ぜひうたわせてほしいです”とお返事へんじしました」
――パーフェクトな楽曲がっきょくだったと。
 「じつはその時点じてんでは、アルバムをつくるかシングルにするかなやんでいたんですけど、このきょくいて“アルバムにしよう”“このきょく表題ひょうだいきょくにしよう”とおもったんです。曲名きょくめいも、アルバム・タイトルにもぴったりだなとおもいました」
――歌詞かしは、恋愛れんあいせつなさとアイドルといういましかできないものへのあつ気持きもちがめられていますね。
 「ストーリーてきには、アイドルの恋人こいびとがいて、わたしはアイドルだからさよならしなきゃいけないというきょくなんです。アルバムには前向まえむきなあかるい恋愛れんあいソングもはいってるんですけど、アルバムの最後さいごにあえて〈だけど、わたし、アイドル〉をってきたんです。ちょっと素直すなおじゃないかんじが、ぶんざかなのっぽいなとおもいました」
――せつなさとつよ意志いしみたいな部分ぶぶんかんじられますね。では、あと2きょく新曲しんきょくにもれていきましょう。
 「〈妄想もうそうワンルームワンダーランド〉は、昭和しょうわっぽいおとはいってるけどこのアルバムのなか一番いちばん最近さいきんっぽいサウンドのきょくです。キラキラでぶんざかなの史上しじょう最高さいこうにかわいいきょくです(笑)。〈やさしいひと〉はジャンルてきにはシティポップけいのミドルテンポの楽曲がっきょくで、作曲さっきょく江並えなみ哲志てつしさん、歌詞かしはLASTorderさんにつくっていただいたんです。ラストさんは〈さよならクリエーター〉や〈しん都市とし遊泳ゆうえいシルエット〉をいていただいたり、〈かがやきin my love〉では歌詞かし一緒いっしょかせていただいたり。わたし、ラストさんの歌詞かしがすごくきで、〈やさしいひと〉のデモ音源おんげんいた瞬間しゅんかん歌詞かしをラストさんにたのみたいとおもいました。そしたらめちゃめちゃせつなく仕上しあげてくださって。すごく大好だいすきなきょくです。うたってるときそうになるんですよ、すくいのないかんじがして(笑)」
――ここでもせつなさ爆発ばくはつだと(笑)。
 「アルバムのきょくじゅんでいうと、つぎが〈ためいきさえも〉なんですが、〈やさしいひと〉とこの2きょくつくったひとした時期じき全然ぜんぜんちがうんですが、なんか対照たいしょうてききょくだなとおもってるんです。〈ためいきさえも〉は、はなばなれにいるカップルが、あなたとならさびしくてもつらくてもえられるという前向まえむきなきょくなんですけど、〈やさしいひと〉は、こんなにつらいおもいをするなら出会であわなきゃよかった、きになりたくなかったというぎゃくきょくなんです。それで、どっちをまえってくるかすっごくなやんだんです。たしかに〈ためいきさえも〉から〈やさしいひと〉のほうがぶんざかなのっぽいけど、あまりにすくいがなさすぎるなとおもって〈ためいきさえも〉をあとにってきました。ですけど、アルバムの一番いちばん最後さいごが〈だけど、わたし、アイドル〉なので、結局けっきょく恋人こいびととはさよならしちゃうっていう(笑)。でもほんと、きょくじゅんはすごくなやみました」
――きょくじゅんのこだわりをかせてください。
 「一番いちばんは、ぶんざかなのらしさをかんがえました。とにかくなやんで、いろんなながれをかんがえてプレイリストを25くらいつくったんです(笑)。かんがえにかんがいてこのきょくじゅんになったんです。だから、アルバムをとおしていてしいなっておもいます」
――アルバムはやっぱり作品さくひんですし、アーティストがわ提示ていじするきょくしたがってすごく大事だいじですよね。
 「そうなんですよ。きょくじゅんもですし、きょくあいだびょうすうもこだわりました。マスタリングもわせていただいたんです」
――それはすごいですね。
 「やっぱりセルフでやってるからこそ、こだわりがどんどんつよくなっていきます。アルバムのジャケットのデザインや歌詞かしカードのレイアウトも毎回まいかい自分じぶんでやってるんですけど、“ここをこうしたい”というのがどんどんえてきちゃって。歌詞かしカードもいままではシングルで4ページでしたけど、今回こんかい14ページだったのでめちゃめちゃ大変たいへんでした(笑)。最近さいきん配信はいしんだけのアイドルさんもおおいですけど、わたしはやっぱりのこるものをしたいというおもいがあるんです。すごいこだわったので、ぜひCDをってほしいです」
――そんなぶんざかさんですが、今後こんごやってみたいことを希望きぼう願望がんぼうみでかせてください。
 「レコードをしたいです。今回こんかいのアルバムは、ジャケットやおびもレコードふうにしましたし、CDのレーベルがわもレコードのみぞ再現さいげんしたプリントでさわるとボコボコしてるんです。特殊とくしゅ印刷いんさつでめっちゃこだわりました(笑)。なので、いつか本物ほんもののレコードにできたらめちゃうれしいですね」
――それはゆめがありますね。
 「わたし、やりたいことがいっぱいあってきないんですよ。つぎきょくつくはじめてたりするし、こだわりもどんどんしていくし(笑)。うれしいなやみですけど」
――では、6月15にち青山あおやまRizMでおこなわれる東京とうきょうでのはつワンマンライヴへの意気込いきごみをおねがいします。
 「東京とうきょうでのはじめてのワンマンで、青山あおやまRizMさんがすごくきれいなライヴハウスで、照明しょうめいもきれいなんです。去年きょねん大阪おおさか心斎橋しんさいばしのルイードさんでワンマンをやったんですが、それをえるライヴにしたいです。やっぱりワンマンライヴって、2あいだくらいただひとりでうたうだけじゃダメだなっておもうんですよ。カヴァーとか新曲しんきょく発表はっぴょうとか、りだくさんでやりたいなとおもってます。ひと全員ぜんいんが“ぶんざかなの大好だいすき!”となってもらえる自信じしんはあります。たのしいよるにしますので、ぜひたくさんていただけたらとおもってます!」

取材しゅざいぶん土屋つちやめぐみかい
Live Information
ぶんざかなのソロコンサート〜だけど、わたし、アイドル〜
2024ねん6がつ15にち東京とうきょう 青山あおやまRizM
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