【市民しみん税ぜい】個人こじん住民じゅうみん税ぜいとは（令れい和わ６年度ねんど以降いこう）

個人こじん住民じゅうみん税ぜいとは

個人こじん住民じゅうみん税ぜいは、一般いっぱんに個人こじん市民しみん税ぜいと個人こじん県民けんみん税ぜいとあわせたものであり、前年ぜんねん１年間ねんかんの所得しょとくに応おうじて課かされる 「所得しょとく割わり」と、

一いち定額ていがくで課税かぜいされる「均等きんとう割わり」とで構成こうせいされています。

また、令れい和わ６年度ねんどから森林しんりん環境かんきょう税ぜい（国税こくぜい）が創設そうせつされ、住民じゅうみん税ぜいの均等きんとう割わりの枠組わくぐみを用もちいて1人ひとり年額ねんがく1,000円えんが課税かぜいされることになります。

森林しんりん環境かんきょう税ぜい及および個人こじん県民けんみん税ぜいは、賦課ふか・徴収ちょうしゅうを個人こじん市民しみん税ぜいと併あわせて行おこない、市しを経由けいゆして県けんへ送おくられます。

納税のうぜい義務ぎむ者しゃ（住民じゅうみん税ぜいを納おさめる人ひと）

個人こじん住民じゅうみん税ぜいは、その年としの１月がつ１日にちに住所じゅうしょがあり前年ぜんねんに所得しょとくがあった人ひとに課税かぜいされます。

また、住所じゅうしょがなくても市内しないに家いえや事務所じむしょ・事業じぎょう所しょがある場合ばあいは、均等きんとう割わりが課税かぜいされます。
 

非課税ひかぜいになる人ひと

所得しょとく割わりも均等きんとう割わりもかからない人ひと	生活せいかつ保護ほご法ほうによる生活せいかつ扶助ふじょを受うけている人ひと
	障さわがい者しゃ、未成年みせいねん者しゃ、寡婦かふまたはひとり親おやであり、 前年ぜんねんの合計ごうけい所得しょとく金額きんがくが１３５万まん円えん以下いかの人ひと
均等きんとう割わりがかからない人ひと	前年ぜんねんの合計ごうけい所得しょとく金額きんがくが次つぎの金額きんがく以下いかの人ひと
	◎ 控除こうじょ対象たいしょう配偶はいぐう者しゃ・扶養ふよう親族しんぞくのいない人ひと　 　＝３８万まん円えん
	◎ 控除こうじょ対象たいしょう配偶はいぐう者しゃ・扶養ふよう親族しんぞくのいる人ひと 　＝２８万まん円えん×｛（控除こうじょ対象たいしょう配偶はいぐう者しゃ＋扶養ふよう親族しんぞくの数かず）＋１｝＋２６．８万まん円えん
所得しょとく割わりがかからない人ひと	前年ぜんねんの総そう所得しょとく金額きんがく等とうが次つぎの金額きんがく以下いかの人ひと
	◎ 控除こうじょ対象たいしょう配偶はいぐう者しゃ・扶養ふよう親族しんぞくのいない人ひと　 　＝４５万まん円えん
	◎ 控除こうじょ対象たいしょう配偶はいぐう者しゃ・扶養ふよう親族しんぞくのいる人ひと    　＝３５万まん円えん×｛（控除こうじょ対象たいしょう配偶はいぐう者しゃ＋扶養ふよう親族しんぞくの数かず）＋１｝＋４２万まん円えん
	所得しょとく控除こうじょの合計ごうけい金額きんがくが、総そう所得しょとく金額きんがく等とうを上うえまわる人ひと

個人こじん住民じゅうみん税ぜい均等きんとう割わり額がく・森林しんりん環境かんきょう税額ぜいがく

均等きんとう割わり額がくは、市民しみんのみなさんに広ひろく均等きんとうに負担ふたんしていただくものです。

なお、平成へいせい26年度ねんどから住民じゅうみん税ぜいの均等きんとう割わりに加算かさんされていた復興ふっこう特別とくべつ税ぜい（市民しみん税ぜい500円えん、県民けんみん税ぜい500円えん）は、令れい和わ５年度ねんどで終了しゅうりょうとなります。

 

税目ぜいもく	令れい和わ５年度ねんどまで	令れい和わ６年度ねんど以降いこう
森林しんりん環境かんきょう税ぜい（国税こくぜい）	ー	1,000円えん
県民けんみん税ぜい	2,000円えん	1,500円えん
市民しみん税ぜい	3,500円えん	3,000円えん
合計ごうけい	5,500円えん	5,500円えん

　個人こじん県民けんみん税ぜいについては、島根しまね県けん独自どくじの「水みずと緑みどりの森もりづくり税ぜい」５００円えんが含ふくまれています。

 

 

所得しょとく割わり額がく

所得しょとく割わりの税額ぜいがくは、一般いっぱんに次つぎのような方法ほうほうで計算けいさんされます。
（所得しょとく金額きんがく－所得しょとく控除こうじょ額がく）×税率ぜいりつ－税額ぜいがく控除こうじょ＝所得しょとく割わり額がく

個人こじん市民しみん税ぜいの税率ぜいりつ	個人こじん県民けんみん税ぜいの税率ぜいりつ
６％	４％

 

分離ぶんり課税かぜい所得しょとくに対たいする一般いっぱん的てきな計算けいさんは以下いかのとおりです

　〔収入しゅうにゅう-経費けいひ-(損益そんえき通算つうさん)-(特別とくべつ控除こうじょ)〕×税率ぜいりつ-速算そくさん控除こうじょ　

山林さんりん所得しょとくは、所得しょとく税ぜいでは分離ぶんり課税かぜい所得しょとくとなりますが、住民じゅうみん税ぜいでは市し６％、県けん４％の通常つうじょうの税率ぜいりつを使用しようします。

退職たいしょく所得しょとくは、原則げんそくとして退職たいしょく手当てあて等とうの支給しきゅうにあわせて徴収ちょうしゅう（特別とくべつ徴収ちょうしゅう）されるので、申告しんこくの必要ひつようはありません。（現げん年とし分離ぶんり課税かぜい）

 

申告しんこく

１月がつ１日にち（賦課ふか期日きじつ）現在げんざいで市内しないに住所じゅうしょがある人ひとは３月がつ１５日にちまでに、前年ぜんねん（１月がつから１２月がつまで）の収入しゅうにゅうを市しへ申告しんこくしてください。

ただし、次つぎの人ひとは申告しんこくの必要ひつようがありません。（控除こうじょの追加ついか・変更へんこう等とうがない場合ばあい）

　・所得しょとく税ぜいの確定かくてい申告しんこくをした人ひと

　・前年ぜんねんの所得しょとくが給与きゅうよ所得しょとくのみで、勤務きんむ先さきから給与きゅうよ支払しはらい報告ほうこく書しょが市役所しやくしょへ提出ていしゅつされている人ひと

　・前年ぜんねんの所得しょとくが公的こうてき年金ねんきん所得しょとくのみの人ひと
 

納税のうぜい

個人こじん市民しみん税ぜいの納税のうぜい方法ほうほうには、普通ふつう徴収ちょうしゅう、給与きゅうよ特別とくべつ徴収ちょうしゅう、年金ねんきん特別とくべつ徴収ちょうしゅうの3通とおりがあります。

区分くぶん	納税のうぜい方法ほうほう
普通ふつう徴収ちょうしゅう	市役所しやくしょから納税のうぜい通知つうち書しょが交付こうふされ、通常つうじょう６月がつ（第だい１期き）、８月はちがつ（第だい２期き）、１０月がつ（第だい３期き）、翌年よくねん１月がつ（第だい４期き）の4回かいの納期のうきに分わけて個人こじんで納税のうぜいする方法ほうほう
給与きゅうよ特別とくべつ徴収ちょうしゅう	給与きゅうよ支払しはらい者しゃが市役所しやくしょから通知つうちされた特別とくべつ徴収ちょうしゅう税額ぜいがくを給与きゅうよ所得しょとく者しゃの毎月まいつきの給与きゅうよから天引てんびきし、６月がつから翌年よくねん５月がつまでの１２回かいに分わけて納税のうぜいする方法ほうほう
年金ねんきん特別とくべつ徴収ちょうしゅう	年金ねんきん保険ほけん者しゃが市役所しやくしょから通知つうちされた特別とくべつ徴収ちょうしゅう税額ぜいがくを年金ねんきん所得しょとく者しゃの年金ねんきんから支払しはらい時じに天引てんびきし納税のうぜいする方法ほうほう
	●特別とくべつ徴収ちょうしゅう開始かいし年度ねんど 上半期かみはんき（６月がつ・８月がつ）は、対象たいしょう税額ぜいがくの4分ぶんの1ずつを普通ふつう徴収ちょうしゅうで納おさめ、下半期しもはんき（１０月がつ・１２月じゅうにがつ・翌年よくねん２月がつ）は対象たいしょう税額ぜいがくの6分ぶんの1ずつを年金ねんきんから天引てんびきします。
	●翌よく年度ねんど以降いこう 上半期かみはんき（４月がつ・６月がつ・８月がつ）は、前年度ぜんねんど分ぶんの公的こうてき年金ねんきん所得しょとくに係かかる税額ぜいがくの6分ぶんの1ずつを天引てんびきします。（仮かり徴収ちょうしゅう） 下半期しもはんき（１０月がつ・１２月じゅうにがつ・２月がつ）は、対象たいしょう税額ぜいがくから上半期かみはんきに天引てんびきされた額がくを差さし引ひいた残のこりの額がくの３分ぶんの１ずつを年金ねんきんから天引てんびきします。（本ほん徴収ちょうしゅう）

＊複数ふくすうの徴収ちょうしゅう方法ほうほうを併用へいようして納付のうふしていただく場合ばあいもあります。

 

定額ていがく減税げんぜいについて

定額ていがく減税げんぜいの詳細しょうさいは、下記かきの国税庁こくぜいちょう特設とくせつサイトをご確認かくにんください。

 

定額ていがく減税げんぜい特設とくせつサイト

 

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