災害さいがい避難ひなんにおける新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうへの対応たいおう方針ほうしんについて【防災ぼうさい安全あんぜん課か】

目的もくてき

　新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの状況じょうきょうを踏ふまえ、災害さいがいが発生はっせいし避難ひなんをする場合ばあいには、感染かんせん症しょう対策たいさくに万全ばんぜんを期きすことが重要じゅうようになります。
　避難ひなん時じにおける感染かんせん予防よぼうや感染かんせん拡大かくだい防止ぼうしを図はかるため、対応たいおう方針ほうしんを策定さくていしました。
 

災害さいがい避難ひなんにおける新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうへの対応たいおう方針ほうしん

【住民じゅうみん周知しゅうち】

１．避難ひなんのあり方かた、避難ひなんする場合ばあいの準備じゅんび品等ひんとうの住民じゅうみん周知しゅうち

(1)新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうが収束しゅうそくしない中なかでも、災害さいがい時じに危険きけんな場所ばしょにいる場合ばあいは避難ひなんすることが原則げんそくであること。

(2)避難ひなんとは「難なん」を「避」けることであり、安全あんぜんな場所ばしょにいる人ひとまで避難ひなん所しょに行いく必要ひつようはないこと。

(3)避難ひなん先さきは小中学校しょうちゅうがっこうなどの指定してい避難ひなん所しょのみではなく、安全あんぜんな親戚しんせき・知人ちじん宅たくへの避難ひなんも検討けんとうすること。

(4)避難ひなんの際さいには、食料しょくりょう、飲料いんりょう水すい、生活せいかつ用品ようひん等とう通常つうじょうの非常時ひじょうじ持じ出品しゅっぴんに加くわえ、できるだけ、マスク、消毒しょうどく液えき、体温計たいおんけいを自みずから携行けいこうすること。
 

【避難ひなん所しょ開設かいせつ前まえの準備じゅんび】

２．通常つうじょうより多おおくの避難ひなん所しょの開設かいせつ

　指定してい避難ひなん所しょの過密かみつ状態じょうたいを防ふせぐため、収容しゅうよう人数にんずうを考慮こうりょし、通常つうじょうの災害さいがい発生はっせい時じよりも多おおくの指定してい避難ひなん所しょを開設かいせつする。
　また、指定してい避難ひなん所しょ以外いがいの市有しゆう施設しせつ等とうの活用かつようも検討けんとうする。

 

３．避難ひなん所しょで必要ひつようとなる資材しざいの整備せいび

感染かんせん防止ぼうしや衛生えいせい環境かんきょうの確保かくほのために必要ひつような資材しざいを可能かのうな限かぎり整備せいびする。

　(1)居住きょじゅう区画くかく整備せいび用よう資材しざい　　　　間あいだ仕切じきり、テント、段だんボールベッド等とう

　(2)避難ひなん所しょの感染かんせん予防よぼう用よう資材しざい　　消毒しょうどく液えき、ペーパータオル、ウエットティッシュ、ハンドソープ等とう

　(3)避難ひなん者しゃ等とうの健康けんこう管理かんり用よう資材しざい　マスク、非ひ接触せっしょく赤外線せきがいせん体温計たいおんけい等とう

　(4)避難ひなん所しょ運営うんえいスタッフ用よう資材しざい　ガウン、フェイスシールド等とう

　　

【避難ひなん所しょ開設かいせつ時じの感染かんせん予防よぼう対策たいさく】

４．避難ひなん者しゃの健康けんこう確認かくにん（受付うけつけ）

(1)受付うけつけ時じには、全すべての避難ひなん者しゃに対たいし検温けんおんと手指しゅし消毒しょうどくを徹底てっていするとともに、健康けんこう状態じょうたいなどのき取きとりを行おこなう。

(2)発熱はつねつ、咳せき等とうの症状しょうじょうのある方ほうは、あらかじめ用意よういした専用せんようスペース（個室こしつ空間くうかん）へ誘導ゆうどうする。

５．発熱はつねつ、咳せき等とうの症状しょうじょうがある方ほうのための専用せんようスペース（個室こしつ空間くうかん）の確保かくほ

(1)発熱はつねつ、咳せき等とうの症状しょうじょうがある方ほうのための、専用せんようスペースを確保かくほする。その際さいは、間あいだ仕切じきりなどを活用かつようし個室こしつにするとともに、専用せんようのトイレまたは簡易かんいトイレを用意よういする。

(2)発熱はつねつ、咳せき等とうの症状しょうじょうがある方ほうの専用せんようスペースやトイレは、一般いっぱんの避難ひなん者しゃとはゾーン、動どう線せんを分わける。

 

【避難ひなん所しょ運営うんえい時じにおける感染かんせん予防よぼう対策たいさく】

６．避難ひなん所しょ生活せいかつにおける感染かんせん予防よぼうの徹底てってい

(1)避難ひなん者しゃ及および避難ひなん所しょ運営うんえいスタッフは、頻繁ひんぱんに手洗てあらいするとともに、咳せきエチケット等とうの基本きほん的てきな感染かんせん対策たいさくを徹底てっていする。（貼はり紙がみ、チラシ配布はいふ）

(2)物品ぶっぴん等とうは、定期ていき的てき及および必要ひつよう時じ、消毒しょうどく液えきや家庭かてい用よう洗剤せんざいを用もちいて清掃せいそうするなど、避難ひなん所しょの衛生えいせい環境かんきょうをできる限かぎり整ととのえる。

(3)避難ひなん所内しょないについては、十分じゅうぶんな換気かんきに努つとめるとともに、避難ひなん者しゃが十分じゅうぶんなスペースを確保かくほできるよう留意りゅういする。

 

７．避難ひなん者しゃの健康けんこう状態じょうたいの確認かくにん

(1)避難ひなん所しょでは、避難ひなん者しゃ各自かくじで定期ていき的てきに検温けんおんを行おこない、発熱はつねつや体調たいちょう不良ふりょうの場合ばあいには、避難ひなん所しょ運営うんえいスタッフに報告ほうこくしてもらう。

(2)避難ひなん所しょ(車中しゃちゅうでの避難ひなん等とうを含ふくむ。)を保健ほけん師しが巡回じゅんかいし、健康けんこう状態じょうたいの確認かくにんを定期ていき的てきに行おこなう。

※車中しゃちゅうでの避難ひなんは、エコノミークラス症候群しょうこうぐんの予防よぼうに留意りゅういする。