スポット概要
延命地蔵(えんめいじぞう)は、尼子・毛利時代の城郭がある「城山」山腹の巨石に掘られたお地蔵さまです。
縦横約4メートルある巨石は、松江市の月照寺にある寿蔵の碑石と大亀の親石で、玖潭神社での祈願により岩が割れたとされています。割れた後の巨石を、何人も切り取ることを禁じるために、松平不昧公の命により3メートルほどの延命地蔵が刻まれました。
延命地蔵が刻まれた巨石は約1500万年前の細粒~中粒の砂岩である「久多見石」です。
玖潭(くたみ)神社の主祭神は大国主命で、祭神を同じくする出雲大社から、遷宮の折に古材木が下渡されました。
もともとは現在より2,000mほど北方の城山山頂にあったのですが、火事で焼失したことをきっかけに、延命地蔵に一旦移され、その後現在の位置に社殿が建てられたと言われています。
地域が誇るおすすめポイント
延命地蔵までのトレッキング
延命地蔵は、約400mの山道を登った先にあります。所要時間は約15~20分ほどですので、ちょっとしたトレッキングとしてもおすすめです。
駐車場や現地までのルートについては、久多美コミュニティセンターまでお問合せください。
玖潭神社の例大祭
毎年5月3日に 行われる例大祭では、古来から伝わる獅子舞と田植え神事が奉納されます。
田植え神事では、田植神歌を唱和する中、荒おこし、代かき、苗取り、田植え、小端間などの手順で田植えの所作が演じられます。
スポットの場所
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※延命地蔵にお越しになりたい方は、久多美コミュニティセンターまでお問合せください。
お問い合わせ先
久多美コミュニティセンター
T E L :0853-63-1374
F A X :0853-63-1423
E-mail:kutami-cc@local.city.izumo.shimane.jp
リンク
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