市政しせい提案ていあん（イノシシ捕獲ほかくに対たいする補助ほじょについて）

　農作物のうさくもつの被害ひがいを防ふせぐため、イノシシの捕獲ほかくに対たいして補助ほじょ金きんが出でています。その額がくは、１頭とう１万まん円えんのようですが、「必要ひつよう経費けいひが出でない」と言いわれています。
１．補助ほじょ金額きんがくはどのように決きめられていますか。
２．必要ひつよう経費けいひが出でなくても捕獲ほかくされていますが、それでいいのでしょうか。
３．捕獲ほかくしたイノシシ肉にくは、ほとんど自家じか消費しょうひされています。それを流通りゅうつう（加工かこう、卸売おろしうり、小売こうり）できるような仕組しくみができれば、捕獲ほかくする人ひとの収入しゅうにゅうにつながります。市しや農協のうきょう、森林しんりん組合くみあいなどで検討けんとうする必要ひつようはありませんか。
 

　イノシシの捕獲ほかくに対たいしては、必要ひつよう経費けいひを補助ほじょ金きんとしてお支払しはらいするのではなく、農作物のうさくもつ被害ひがい防止ぼうしへのご協力きょうりょくに対たいし、「有害ゆうがい鳥獣ちょうじゅう捕獲ほかく奨励しょうれい金きん」として１１，０００円えん／頭あたまを支払しはらっており、金額きんがくについては、有害ゆうがい鳥獣ちょうじゅうの捕獲ほかく業務ぎょうむを委託いたくしている捕獲ほかく員いんのご理解りかいをいただきながら決きめています。
　また、捕獲ほかくしたイノシシ肉にくを流通りゅうつうさせるには、イノシシ肉にくを搬入はんにゅうする捕獲ほかく員いんと受うけ入いれるジビエ施設しせつとの連携れんけいが必要ひつようです。そのような仕組しくみづくりの検討けんとうが必要ひつようであると考かんがえています。