市内における松くい虫被害のまん延防止のため、松枯れ被害木の伐倒に補助金を交付します。
事業内容と補助金額
補助対象者
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市内で松の木を所有または管理する方
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採択要件
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次の全てを満たすものとします。
(1)当該年度の松枯れ被害木であること。
(2)出雲市が定める「松くい虫防除区域」の外にある保安林であること。
※「松くい虫防除区域」については、こちらからご確認ください。
(3)根本直径がおおむね25cm以上の松枯れ被害木であること。
(4)松枯れ被害木は伐倒を行ったうえで、破砕処理・焼却処理・くん蒸処理のいずれかを行うこと。
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補助金額
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1本当たり 22,000円
(上限額:200,000円)
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申込方法
1.補助金の交付申請
事業を実施しようとする方は、交付申請書(Word/33KB)に下記の書類を添付して申請してください。
・事業計画書(Word/15KB)
・見積書(直営でない場合)
・位置図
・伐採前の写真
・その他
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2.補助金交付決定の通知
補助事業の目的および内容が適正であるか審査のうえ通知します。
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3.実績の報告
事業完了したときは、速やかに実績報告書(Word/34KB)に下記の書類を添付して報告してください。
・事業実績書(Word/16KB)
・伐採後の写真(根本直径が分かるよう、1本ずつ撮影してください。)
・破砕処理、焼却処理、くん蒸処理のうち、いずれかの処理を行ったことが分かる書類又は写真
・その他
4.補助金の請求
実績報告に併せて、交付請求書(Word/31KB)に必要事項を記入し、口座番号等届出書(Word/36KB)、通帳の写し(口座カナ名義と支店名まで分かるもの)を添付し提出してください。
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5.補助金確定の通知
書類審査および必要に応じて行う現地検査のうえ通知します。
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6.補助金の振込
指定された口座に補助金を振り込みます。
松くい虫について
松くい虫に感染した松は、秋ごろに枯れ始め1~2か月で完全に枯死します。松枯れの発生メカニズムは次のとおりです。
(1)7~8月に、松くい虫を保有するカミキリムシが健全な松へ卵を産み付けます。
(2)孵化した幼虫は、材中を食い進んで越冬します。
(3)6~7月に成虫となり、松くい虫を体内に保有したまま松から脱出し、健全な松へ飛び移ります。
このような発生メカニズムがあるため、カミキリムシの脱出前に松枯れ被害木を伐倒する必要があります。
詳細については、「樹木診断と松くい虫対策」ホームページをご覧ください。