ダラスに引っ越す途中で事故に遭ったケリーは、つらいリハビリを経て回復し、修士号をめざし勉強に励んでいる。心の支えは、入院中に知りあったシェーン・ウォーカーと、姉のように慕ってきたブリン・ラーキン・ダレッサンドロだ。うれしいことに、シェーンとブリンはいとこ同士と判明。ふたりにつながる大家族の輪にケリーも加わるようになった。出会いから一年半、ケリーとシェーンは親友のように楽しみをわかちあい、ときにはふれあってきた。ある夜、シェーンは実母の訃報をケリーに明かし、アル中で一緒に暮らすことのできなかった母への思いを話した。なぐさめようと彼を抱きしめたケリーの中に、突然、熱い炎が燃えあがる。もう親友には戻れないの?ケリーは怖くなった。友達を失うなんて、耐えられない。