暗黒の千年期に失われた星・地球において、銀河帝国の始祖総統が隠した秘宝。それをアインに奪われたJACたちだが、偶然発見したメモリチップにより、「秘宝」が千年前の大戦末期に帝国が作った対《奴ら》最終兵器であることがわかる。《企業》に代わり再び銀河の覇権をにぎろうと、着々と準備を進める帝国。《企業》そしてJACを巻き込み、三つ巴の構図のなか、ついにすべての謎が明らかに……。
著者渾身のスペース・アクション・ロマン、第3弾。完結篇。
電子版の特別付録として、巻末に短編小説「銀河広告ビーグル支店の日常」を収録。
●神代創(かみしろ・そう)
1965年、滋賀県近江八幡市生まれ。関西大学卒業。1991年に『ヴェルナディックサーガ』でデビュー。オリジナルのSF/ファンタジー、アニメ・ゲームのノヴェライズを執筆の他、ゲームシナリオも少々。代表作に『はみだしバスターズ』シリーズ、『ウェイズ事件簿』シリーズなど。ノベライズには『新機動戦記ガンダムW』、『魔界戦記ディスガイア』などがある。