乳にゅうがんになったけど私わたしもおっぱいも元気げんきです

著者ちょしゃプロフィール:イラストレーター。東京造形大学とうきょうぞうけいだいがく卒業そつぎょう。
文具ぶんぐ・雑貨ざっかの企画きかく、デザイン、プロデューサーなどを経へて、1000点てん以上いじょうの製品せいひん作づくりを経験けいけんし、
『GOOD DESIGN賞しょう』を2回かい受賞じゅしょうする。その後ご、フリーランスのイラストレーター・漫画まんが家かとして活動かつどう中ちゅう。

愛あいする人ひとのために、愛あいするあなた自身じしんのために、いきましょう!
乳にゅうがん検診けんしんに行いけば、不安ふあんはなくなる!
乳にゅうがんで幸しあわせを手放てばなさないためのエッセイ漫画まんがです!

日本人にっぽんじんの2人ふたりに1人ひとりががんにかかると言いわれる時代じだいに突入とつにゅうし、
その中なかでも乳にゅうがんは、女性じょせいがかかるがんの中なかで一番いちばん多おおい。
クイズ番組ばんぐみで活躍かつやくしていた麻木あさぎ久仁子くにこや良妻賢母りょうさいけんぼのタレント北斗ほくと晶あきら氏しなど著名ちょめい人じんにも、
つぎつぎに乳にゅうがんが発覚はっかく。全国ぜんこくでも乳にゅうがんの罹患りかん数すうは、増加ぞうかの傾向けいこうにあります。まさに他人事たにんごとではありません。
しかし、「国民こくみん生活せいかつ基礎きそ調査ちょうさ」によれば、女性じょせいのマンモグラフィー検診けんしん受診じゅしん率りつは23.7％と
欧米おうべいの7、8割わりという受診じゅしん率りつと比くらべても非常ひじょうに低ひくいのが現状げんじょうです。
その主おもな理由りゆうは「行いきづらい」「どんなことをするのかわからないので、怖こわい」というものです。
本書ほんしょは、その問題もんだいを解決かいけつするために、乳にゅうがん検査けんさから、がんの発見はっけん、治療ちりょうまでを事細ことこまかに描写びょうしゃしたエッセイ漫画まんがです。
実際じっさいに片方かたがたの乳房ちぶさを全ぜん摘出てきしゅつした著者ちょしゃが、「乳房ちぶさは元もとに戻もどるのか?」「お金かねはどれくらいかかるのか?」
「どんな方法ほうほうで治療ちりょうするのか?」「手術しゅじゅつ後ごも元気げんきでいられるのか?」といった人ひとには聞きけない女性じょせいの悩なやみに漫画まんがで答こたえます。
さらに著者ちょしゃの執刀しっとう医いが、乳にゅうがん検診けんしんの現状げんじょうやがんへの対応たいおうなどをデータを交まじえてわかりやすく紹介しょうかい。
がん罹患りかん後ごの家族かぞくとの関係かんけい、がん友達ともだちとの会話かいわなど
乳にゅうがん患者かんじゃのリアルを明あかるく楽たのしく読よみやすいテーストに仕上しあげています。

9784835628813