青年せいねんマンガ

14巻かん配信はいしん中ちゅう

ペリリュー ─楽園らくえんのゲルニカ─ 1巻かん

武田たけだ一義かずよし平塚ひらつか柾まさき緒いとぐち（太平洋戦争たいへいようせんそう研究けんきゅう会かい）

（4.7）投稿とうこう数すう66件けん

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作品さくひん内容ないよう

昭和しょうわ１９年ねん、夏なつ。太平洋戦争たいへいようせんそう末期まっきのペリリュー島とうに漫画まんが家か志望しぼうの兵士へいし、田丸たまるはいた。そこはサンゴ礁さんごしょうの海うみに囲かこまれ、美うつくしい森もりに覆おおわれた楽園らくえん。そして日米にちべい合あわせて5万まん人にんの兵士へいしが殺ころし合あう狂気きょうきの戦場せんじょう。当時とうじ、東洋とうよう一いちと謳うたわれた飛行場ひこうじょう奪取だっしゅを目的もくてきに襲おそい掛かかる米べい軍ぐんの精鋭せいえい４万まん。迎むかえ撃うつは『徹底てってい持久じきゅう』を命めいじられた日本にっぽん軍ぐん守備しゅび隊たい１万まん。祖国そこくから遠とおく離はなれた小ちいさな島しまで、彼かれらは何なにのために戦たたかい、何なにを思おもい生いきたのか――!?『戦争せんそう』の時代じだいに生いきた若者わかものの長ながく忘わすれ去さられた真実しんじつの記録きろく！

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ペリリュー ─楽園らくえんのゲルニカ─ 1巻かん

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8/18まで

昭和しょうわ１９年ねん、夏なつ。太平洋戦争たいへいようせんそう末期まっきのペリリュー島とうに漫画まんが家か志望しぼうの兵士へいし、田丸たまるはいた。そこはサンゴ礁さんごしょうの海うみに囲かこまれ、美うつくしい森もりに覆おおわれた楽園らくえん。そして日米にちべい合あわせて5万まん人にんの兵士へいしが殺ころし合あう狂気きょうきの戦場せんじょう。当時とうじ、東洋とうよう一いちと謳うたわれた飛行場ひこうじょう奪取だっしゅを目的もくてきに襲おそい掛かかる米べい軍ぐんの精鋭せいえい４万まん。迎むかえ撃うつは『徹底てってい持久じきゅう』を命めいじられた日本にっぽん軍ぐん守備しゅび隊たい１万まん。祖国そこくから遠とおく離はなれた小ちいさな島しまで、彼かれらは何なにのために戦たたかい、何なにを思おもい生いきたのか――!?『戦争せんそう』の時代じだいに生いきた若者わかものの長ながく忘わすれ去さられた真実しんじつの記録きろく！
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ペリリュー ─楽園らくえんのゲルニカ─ 2巻かん

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米べい軍ぐん上陸じょうりくから3日にち。西浜にしはまの死闘しとうを生いき延のびた田丸たまるは、仲間なかまと共ともに洞窟どうくつに身みを潜ひそめていた。昭和しょうわ19年ねん9月がつ、酷暑こくしょのペリリュー島とう。昼夜ちゅうやを問とわず迫せまる米べい軍ぐんの掃討そうとう部隊ぶたい、そして経験けいけんしたことのない強烈きょうれつな喉のどの「渇かわき」が彼かれらを襲おそう――。水みずを得えるにも命懸いのちがけ。そんな戦場せんじょうの現実げんじつに慣なれていく自分じぶんに戸惑とまどいを覚おぼえる田丸たまる。戦たたかうために生いきているのか、生いきるために死しなねばならないのか――。「戦争せんそう」が「日常にちじょう」にあった時代じだい、若者わかものが見みた”真実しんじつ”の記録きろく。
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ペリリュー ─楽園らくえんのゲルニカ─ 3巻かん

600pt/660円えん(税込ぜいこみ)

サクラ、サクラ――。開戦かいせんから約やく1か月げつ。美うつくしかったペリリュー島とうは、日米にちべい両りょう軍ぐんが殺ころし合あう焦土しょうどと化かした。生いきることすら難むずかしい状況じょうきょうで、田丸たまるは米べい軍ぐんの攻撃こうげきを逃のがれ、日にち中ちゅうは騒音そうおんと振動しんどうと蒸むし風呂ぶろのような暑あつさの中なかで眠ねむり、夜よるは食糧しょくりょうを探さがす日々ひびを過すごしていた。一方いっぽう、徹底てってい持久じきゅうを命めいじられ、抗戦こうせんを続つづける守備しゅび隊たい本部ほんぶにも、米べい軍ぐんの猛火もうかが迫せまる――。戦たたかうにも武器ぶき弾薬だんやくは尽つき、生いきるにも食たべ物ものが無ない。極限きょくげん状態じょうたいの中なか、ついに玉砕ぎょくさいの許可きょかを請こうが――!?「戦場せんじょう」を「日常にちじょう」として受うけ入いれることを余儀よぎなくされ、それでも前まえを向むいた若者わかものの〝生せい〟の記録きろく。
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ペリリュー ─楽園らくえんのゲルニカ─ 4巻かん

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昭和しょうわ19年ねん11月24日にち、本部ほんぶ玉砕ぎょくさい──。米べい軍ぐんが上陸じょうりくを開始かいしして、2か月げつ半はん後ご、ペリリュー島とうにおける組織そしき的てきな戦闘せんとうは終おわりを告つげる。しかし、田丸たまるら生いき残のこった日本にっぽん兵へいの多おおくは、その事実じじつを知しる由よしもなく、水みずと食糧しょくりょうを求もとめ戦場せんじょうを彷徨ほうこうっていた。限界げんかいを超こえた「空腹くうふく」は、兵士へいしを動うごくことすら面倒めんどうにさせ、思考しこう力りょくを容赦ようしゃなく奪うばう。そんな中なか、幕まくを開あける米べい軍ぐんによる「大だい掃討そうとう戦せん」──。極度きょくどの空腹くうふくと疲労ひろうに苛さいなまれ、意識いしきが朦朧もうろうした状態じょうたいで、田丸たまるが見みた日米にちべいどちらの兵へいでもない人間にんげんとは──!?　生なまと死しが限かぎりなく近ちかくにある戦場せんじょうで、日常にちじょうに抗あらがい生いきた若者わかものの「生命せいめい」の記録きろく。第だい46回かい日本にっぽん漫画まんが家か協会きょうかい賞しょう優秀ゆうしゅう賞しょう受賞じゅしょう作さく！！
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ペリリュー ─楽園らくえんのゲルニカ─ 5巻かん

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米べい軍ぐんの猛もう爆ばく撃げきで瓦礫がれきの島しまとなったペリリュー島とうに、草木くさきが再ふたたび芽吹めぶき、小しょう動物どうぶつが姿すがたを現あらわし始はじめた頃ころ。田丸たまる、吉敷よしき、小杉こすぎの3人にんは、茂しげる草木くさきに隠かくれ、必死ひっしに食糧しょくりょうを探さがす日々ひびを過すごしていた。ある日ひ、田丸たまるは米べい軍ぐんの缶詰かんづめとともに、地面じめんに残のこされた「伝令でんれい」を見みつける。そこにあったのは、生いき残のこった日本にっぽん兵へい全員ぜんいんの苦境くきょうを打破だはする可能かのう性せいのある言葉ことば。食糧しょくりょうとなる米べい軍ぐん物資ぶっしを奪取だっしゅする方法ほうほうを教おしえるというものだった。その策さくは、散ちり散ぢりになった仲間なかまを救すくい、反撃はんげきへとつながる1歩ほとなるか――!？　「戦場せんじょう」で生いきた若者わかものたち、それぞれが「体験たいけん」した真実しんじつの記録きろく。
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ペリリュー ─楽園らくえんのゲルニカ─ 6巻かん

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昭和しょうわ20年ねん、3月10日にち深夜しんや――。東京とうきょうで大だい規模きぼな空襲くうしゅうと同おなじ頃ごろ、ペリリュー島とうで生いき残のこった田丸たまるたちは食糧しょくりょう調達ちょうたつに成功せいこう。“水みず”と“食糧しょくりょう”を手てに入いれた彼かれらは再ふたたび“徹底てってい持久じきゅう”という目標もくひょうを掲かかげ、集団しゅうだん生活せいかつを始はじめる。飢うえと渇かわきから解放かいほうされた日々ひび。それは、死しと隣となり合あわせの戦場せんじょうで、ほんのひと時ときの平穏へいおん。しかし、わずかな“余裕よゆう”を得えるまで、気きづかなかった戦争せんそうの一いち面めんを田丸たまるらは知しる――。極限きょくげん状況じょうきょう下かで、他者たしゃと常つねに行動こうどうを共ともにし、生活せいかつをする困難こんなん。明日あしたをも知しれぬ戦場せんじょうで、懸命けんめいに日々ひびを生いきた若者わかものの真実しんじつの記録きろく。
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ペリリュー ─楽園らくえんのゲルニカ─ 7巻かん

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堪たへ難なんキヲ堪たへ忍にんヒ難なんキヲ忍にんヒ――。昭和しょうわ20年ねん3月がつ某ぼう日び、平穏へいおんだった日々ひびは一変いっぺんする。日本にっぽん兵へいの隠かくれ場じょうを狙ねらい撃うった米べい軍ぐんの襲撃しゅうげき。多おおくの仲間なかまを失うしなった長ながい1日にちを生いき延のびた田丸たまるらは、再ふたたび日常にちじょうを取とり戻もどすべく、立たて直なおしを図はかる。そして迎むかえた同年どうねん8月がつ15日にち。日本にっぽんという“国くに”は戦争せんそうを終おえた。では、ペリリュー島とうで生いき残のこった兵士へいしの“戦争せんそう”は――!?　来くるはずのない反攻はんこうの日ひ。その日ひを待まちながら、生いきる。戦場せんじょうで過すごした若者わかものたちの“青春せいしゅん”――真実しんじつの記録きろく。
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ペリリュー ─楽園らくえんのゲルニカ─ 8巻かん

600pt/660円えん(税込ぜいこみ)

昭和しょうわ２１年ねん、秋あき。最後さいごの戦闘せんとうから１年ねん半はん、平穏へいおんが続つづく島しまに、島民とうみんが帰かえってきた。終戦しゅうせんを知しらず潜伏せんぷくを続つづける田丸たまると吉敷よしきは、ある日ひ、米べい軍ぐんのゴミ捨ごみすて場ばで「戦争せんそうは終おわった」と書かかれた新聞しんぶんを見みつける。敗まけられない戦たたかいだった。そう言いわれて命いのちを懸かけた。しかし訪おとずれない反攻はんこうの日ひ、無む警戒けいかいな米兵べいへいの姿すがた、“敗戦はいせん”へとつながる事実じじつの数々かずかずに、生いき残のこった兵士へいしは揺ゆれる――。戦争せんそうは終おわっているのか、いないのか。終おわっている方ほうがいいのか、終おわっていない方ほうがいいのか。病やまいに侵おかされた仲間なかまを救すくうため、真実しんじつを確たしかめるため、吉敷よしきはある決断けつだんを下くだす――。玉砕ぎょくさいの島しまで、覚悟かくごを胸むねに、懸命けんめいに生いきた若者わかものたちの記録きろく。
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ペリリュー ─楽園らくえんのゲルニカ─ 9巻かん

600pt/660円えん(税込ぜいこみ)

間まもなく昭和しょうわ22年ねんを迎むかえる頃ころ、投降とうこうに失敗しっぱいした吉敷よしきと田丸たまるは、仲間なかまによって監禁かんきんされていた。終戦しゅうせんを確信かくしんする吉敷よしきと一抹いちまつの不安ふあんを抱かかえながらも日本にっぽんは敗まけていないと信しんじる島田しまだ。それぞれの信念しんねんの違ちがいが、生死せいしを共ともにしてきた味方みかた同士どうしを対立たいりつさせる。一方いっぽう、日本にっぽん兵へいの生存せいぞんに気きづいた米べい軍ぐんは緊張きんちょうを高たかめ、捜索そうさく網もうを広ひろげていた。戦争せんそうは終おわった、しかし、互たがいに殺ころし合あった過去かこは消けせない。そんな相手あいてに自分じぶんの「生いき死じに」を預あづけることが出来できるか。投降とうこうは博打ばくちか、救済きゅうさいの一いち手てか――!?終おわらない戦場せんじょうで、信念しんねんに命いのちを懸かけた若者わかものの真実しんじつの記録きろく。
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ペリリュー ─楽園らくえんのゲルニカ─ 10巻かん

600pt/660円えん(税込ぜいこみ)

終戦しゅうせんからおよそ１年ねん半はん――。昭和しょうわ22年ねん３月がつ、田丸たまると吉敷よしきは「生いきて日本にっぽんに帰かえる」という約束やくそくを果はたすべく、壕ごうからの脱走だっそうに成功せいこうする。投降とうこう――それは数多すうたの苦難くなんを共ともに乗のり越こえ、生死せいしを共ともにしてきた仲間なかまの敵てきになるということ。では仲間なかまにとって≪正ただしい≫行動こうどうとは何なにか。全体ぜんたいを危険きけんから遠とおざけるための規律きりつか。全員ぜんいんを救すくうための危あやうさをはらんだ勇気ゆうきか。指揮しき官かんとして命いのちがかかる決断けつだんを迫せまられる島田しまだ。混乱こんらんの中なか、島しまに銃声じゅうせいが響ひびく――。生いき残のこった兵士へいしそれぞれに、ゆずれない正義せいぎがある。本当ほんとうの終戦しゅうせんをもたらすため、想おもいを繋つないだ若者わかものの生還せいかんの記録きろく。

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作品さくひん情報じょうほう

ジャンル

：青年せいねんマンガ

歴史れきし / 近代きんだい(明治めいじ以降いこう) / アニメ化か / 広告こうこく掲載けいさい中ちゅう

作品さくひんタグ

：漫画まんが家か / 指揮しき官かん / 編集へんしゅう者しゃ / 兵士へいし / ギャップがいい / 残虐ざんぎゃくなシーン / 独特どくとくな世界せかい観かん / 生々なまなましい描写びょうしゃ / 絵えが可愛かわいらしい / ストーリーが読よみやすい

※システムにて自動じどう抽出ちゅうしゅつしたものを表示ひょうじしています

出版しゅっぱん社しゃ

：白泉社はくせんしゃ

雑誌ざっし・レーベル

：ヤングアニマル

DL期限きげん

：無む期限きげん

配信はいしん開始かいし日び

： 2016年ねん7月がつ29日にち

ファイルサイズ

： 43.7MB

ISBN

：

9784592141877

対応たいおうビューア

：ブラウザビューア（横よこ読よみ）

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レビュー

ペリリュー ─楽園らくえんのゲルニカ─のレビュー

平均へいきん評価ひょうか：4.7 66件けんのレビューをみる

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高こう評価ひょうかレビュー

(5.0) 史実しじつへの誠実せいじつさある鎮魂ちんこんのフィクション

ミツバチさん投稿とうこう日び：2023/6/28

戦争せんそうものって難むずかしいですよね。特とくに私わたしは捻ねじくれ者しゃなので、現代げんだい人じんの論理ろんりで過去かこを裁さばくような描えがき方かたをされたり、逆ぎゃくに当時とうじを美化びかしていたり、善悪ぜんあくの判断はんだんを押おし付つけてくるようなものが苦手にがてです。が、この作品さくひんはどれにも該当がいとうしない、誠実せいじつさのあるものでした。戦争せんそうもっとみる▼

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(5.0) ぜひ読よむべき作品さくひん

ぽてとさん投稿とうこう日び：2020/5/30

みなさんも書かかれていますが、ほんわかしたかわいい絵えと内容ないようのギャップがすごいです。私わたしの祖父そふも、ペリリューではありませんが、戦時せんじ中ちゅう南方なんぽうへ出征しゅっせいしていました。戦闘せんとうはなかったようですが、食糧しょくりょう事情じじょうや衛生えいせい状態じょうたい、上官じょうかんからのリンチなどは凄すごもっとみる▼

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(5.0) 読よんでいて苦くるしい

Hamyさん投稿とうこう日び：2018/7/27

「絵えがかわいいので読よめる」その事ことが、なによりこの漫画まんがの強つよみでしょうね… あまりにも残酷ざんこくでページをめぐるたびに苦くるしくなった…。読よんでいて、兵隊へいたいさん達たちが本当ほんとうに可愛かわいそうです。ペリリューの事ことは「忘わすれられた戦場せんじょう」といつか聞きいた事ことがある。それもっとみる▼

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(5.0) 誰だれもが読よむべき

はっさんさん投稿とうこう日び：2022/1/7

戦争せんそうの話はなしは年齢ねんれいが進すすむに従したがって悲かなしく暗くらい気持きもちになるから避さけてしまっていたが、この作品さくひんはタッチが可愛かわいく優やさしいのでスッと入はいっていけた。テレビのニュース番組ばんぐみでこの漫画まんがが紹介しょうかいされていたのを見みたのをきっかけに読よみ始はじめたが、だれもが読よむべきと感かんじた（小しょうもっとみる▼

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(5.0) 悲かなしい記録きろく

Ashさん投稿とうこう日び：2021/10/7

可愛かわいい絵柄えがらで重おもい内容ないよう。ペリリュー島とうの事ことも知しらなかったのですがYouTubeで知しる機会きかいが有あり、戦争せんそうのこと全然ぜんぜんとは言いわないまでも知しらないなと思おもい知しるべき事ことが可愛かわいい絵柄えがらでしっかりかかれていて、この漫画まんがを通とおして過去かこの事ことを知しれて良よかったと思おもいました。もっとみる▼

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66件けんすべてのレビューをみる

書店しょてん員いん・編集へんしゅう者しゃなどオススメレビューをピックアップ！

忘わすれてはいけない若者わかものから見みた戦争せんそうの記録きろく

制作せいさく:そのめろ(シーモアスタッフ)

昭和しょうわ19年ねんの夏なつ、漫画まんが家か志望しぼうの田丸たまるは、兵士へいしとして太平洋戦争たいへいようせんそう末期まっきのペリリュー島とうへ派遣はけんされていました。パラオ諸島しょとうの南みなみに位置いちするこの島しまは、日米にちべい合あわせて5万まん人にんの兵士へいしの戦場せんじょう。飛行場ひこうじょうを奪取だっしゅすべく襲おそい掛かかる米べい軍ぐん4万まん人にんと、徹底てってい持久じきゅうを命めいじられた日本にっぽん軍ぐん守備しゅび隊たい１万まん人にんの戦たたかいの行方ゆくえは…？漫画まんが編集へんしゅう者しゃの後のち村むらが、戦場せんじょうに赴おもむいた祖父そふ（田丸たまる）の視点してんで語かたる本ほん作さく。戦争せんそうをテーマにした作品さくひんはヘビーな内容ないようでリアルな描写びょうしゃが多おおく、苦手にがてな方ほうもいるかもしれません。しかし本ほん作さくは3頭とう身みほどのキャラクターでシンプルに描えがかれており、悲壮ひそう感かんを和やわらげています。極限きょくげん状態じょうたいでも自分じぶんの夢ゆめを追おい続つづける田丸たまるの姿すがたや、最期さいごまで戦たたかい続つづける隊員たいいんたちの姿すがたは、戦争せんそうを知しらない世代せだいにとって衝撃しょうげきでしょう。自分じぶんが今いまいることの素晴すばらしさや、歴史れきしを作つくった先人せんじんに想おもいを馳はせたくなる作品さくひんです。原案げんあん協力きょうりょくは太平洋戦争たいへいようせんそう研究けんきゅう会かいの平塚ひらつか柾まさき緒いとぐち先生せんせい、作画さくがは武田たけだ一義かずよし先生せんせいの本ほん作さくは、2022年ねんにアニメ化かが決定けっていしました。サンゴ礁さんごしょうの海うみに囲かこまれ、美うつくしい森もりに覆おおわれた楽園らくえんで実際じっさいに起おこった戦争せんそうについて知しりたい方ほうはぜひ読よんでみてください。

戦闘せんとう中ちゅうの美うつくしいペリリュー島とうで…

広報こうほう:あずき(シーモアスタッフ)

武田たけだ一義かずよし先生せんせいによる、太平洋戦争たいへいようせんそう末期まっきのペリリュー島とうでの悲惨ひさんな戦争せんそうを描えがいた作品さくひんです(平塚ひらつか柾まさき緒いとぐち先生せんせい（太平洋戦争たいへいようせんそう研究けんきゅう会かい）原案げんあん協力きょうりょく)。2017年ねん日本にっぽん漫画まんが家か協会きょうかい賞しょう優秀ゆうしゅう賞しょう受賞じゅしょう作さく。田丸たまるは漫画まんが家か志望しぼうの兵士へいし。昭和しょうわ１９年ねんの夏なつ、太平洋戦争たいへいようせんそう末期まっきのペリリュー島とうにいました。この島しまで見聞けんぶんを広ひろげて帰かえったら冒険ぼうけん漫画まんがを描えがきたい。青年せいねんらしい夢ゆめを描えがきながら田丸たまるは島しまでの仕事しごとに従事じゅうじします。しかし、アメリカの攻撃こうげきは激はげしさを増ましていき…。サンゴ礁さんごしょうの海うみに囲かこまれ、美うつくしい森もりに覆おおわれた楽園らくえんの島しまで繰くり広ひろげられる、あまりに悲惨ひさんな戦争せんそうと飢うえ。可愛かわいらしい絵柄えがらで、大変たいへん読よみやすく、戦争せんそう物ぶつが苦手にがてという方ほうでも手てに取とりやすいです。内容ないようは戦争せんそうものだけあって、大変たいへん重おもく辛つらいですが、決けっして忘わすれてはいけない出来事できごとがストレートに伝つたわってきます。戦争せんそうの緊迫きんぱくした場面ばめんが続つづき、どうなるのかどんどん読よみ進すすめられます。読よみ応ごたえのある素晴すばらしい作品さくひんです。

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