昭和20年代前半、源太郎の実家に紛れ込んできた祖父・松吉は、持ち物全てが豪華絢爛、
振る舞いも気品が溢れ、只者ではない雰囲気。
幼い源太郎はそんな松吉が大好きで、膝の上を指定席にしていた。
やがて時が経ち、松吉没後に源太郎が父母から聞かされたのは驚愕の物語だった!!
激動の日本の時代のうねりに密接していた人物、松吉とは…!?
みなもと太郎が、祖父・漆原松吉のエピソードを綴った実録エッセイ漫画。
少年画報社の時代劇漫画誌「斬鬼」で連載されていたものの、単行本化される前に同誌が廃刊。
全2巻の同人誌としてのみ流通していた本作が、1・2巻を合本し、単行本として刊行!