東矢(とうや)は25才の誕生日、叶わない恋の寂しさを紛らわそうとゲイバーを訪れた。
声をかけてきたのはイケメンの瑠衣(るい)。
小心者で保守的な東矢だったが、瑠衣の顔と優しさにほだされ自らホテルに誘って一夜を…。
それを知った奏(かなた)は激怒!
「俺はケーキ買って待ってたんだぞ!」
だって…奏はゲイじゃないじゃん…僕だって一度くらい好きな人に愛されたいよ。
奏が女をとっかえひっかえして遊ぶ姿を見てきた東矢は瑠衣さんだったら…と心を寄せる。
一方で奏のイライラはマックス。
「そんなにしたいなら俺としろ!」
壁に押し付けて唇を合わせたが、受け入れることができずに奏は家を飛び出してしまった。
「こんなに魅力的なのに…奏くんは東矢くんに興味ないんだよ」
「僕と恋愛しようよ」
優しく慰めてくれる瑠衣だったが、東矢の心は…。
切ない恋愛の行方は!