ある休日、礼子と小百合はエキスポランドへ出かけることになった。途中で銀行に寄った小百合だが、そこは覆面をした二人組の銀行強盗によって占拠されていた。小百合が出てこないのに銀行が閉まったことを不信に思った礼子がシャッターを叩くと、強盗のひとりが扉に向かって銃を発射しようとした。礼子を助けようとした小百合の言葉で状況を把握した礼子は銀行へ潜入、天井裏から様子を窺うが…(第1話)。▼大坂府警初の女性機動捜査隊員になった礼子は“とんぼり署”勤務となっていた。そこへ、盗聴するだけでは飽き足らなくなり、ニセの緊急指令を流す「オオカミじじい」の狂言無線が流れた。その無線が気になった礼子は「オオカミじじい」=山城の家へ向かう。死んだ振りをして待っていた山城に驚かされながらも、礼子はこんなことはやめるように諭した。礼子たちがパトロール中、またしても山城から無線が流れ、その声の暗さに不安を感じた礼子は始末書覚悟で山城の家へ。再び騙されたと知った礼子の怒りが爆発、ハイヒールを投げて死んじまえと叫ぶのだが…(第8話)。