地域ちいきからのおらせ(四国しこく)

NTTドコモと四国電力しこくでんりょくによる基地きちきょくやドコモショップに配備はいびしている蓄電池ちくでんち活用かつようしたデマンドレスポンスの運用うんよう開始かいしについて
再生さいせい可能かのうエネルギーのさらなる活用かつようけて~

2024ねん6がつ19にち
株式会社かぶしきがいしゃNTTドコモ 四国しこく支社ししゃ
四国電力しこくでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ

 株式会社かぶしきがいしゃNTTドコモ(以下いか、ドコモ)と、四国電力しこくでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ以下いか四国電力しこくでんりょく)は、電力でんりょく安定あんてい供給きょうきゅう再生さいせい可能かのうエネルギーの有効ゆうこう活用かつようなどのために、2024ねん6がつ19にちみず)から、四国しこくない携帯けいたい電話でんわ基地きちきょくやドコモショップに配備はいびしている蓄電池ちくでんち活用かつようしたデマンドレスポンス(以下いか、DR)の運用うんよう開始かいししました。

 ドコモでは、四国しこく多数たすう点在てんざいする携帯けいたい電話でんわ基地きちきょくやドコモショップに、災害さいがい対策たいさく一環いっかんとして蓄電池ちくでんちそなえており、その有効ゆうこう活用かつようさくのひとつとして、電力でんりょく需給じゅきゅうひっぱくなど電力でんりょく需給じゅきゅうバランスがくずれることが予見よけんされるさいに、一斉いっせいたかし放電ほうでんすることで地域ちいき電力でんりょく通信つうしんサービスの安定あんていをめざしてまいりました。

 また、四国電力しこくでんりょくでは、蓄電池ちくでんちなどの分散ぶんさんがたエネルギーや、IoTを活用かつようしたバーチャルパワープラント(VPP※1事業じぎょう拡大かくだいすすめ、電力でんりょく需給じゅきゅうひっぱく需要じゅよう低減ていげんげDR)や、再生さいせい可能かのうエネルギーの出力しゅつりょく制御せいぎょ需要じゅよう造成ぞうせいげDR)にんでおります。

 これまで両社りょうしゃでは、携帯けいたい電話でんわ基地きちきょく対象たいしょうとして、2019ねんから2021ねんにかけて実施じっしされた経済けいざい産業さんぎょうしょうのVPP構築こうちく実証じっしょう事業じぎょう共同きょうどう参画さんかくするなど、蓄電池ちくでんちのさらなる有効ゆうこう利用りようけた、DRの技術ぎじゅつ開発かいはつ効率こうりつてきなDR体制たいせい構築こうちくけて検討けんとうしてまいりました。
 また、今年度こんねんどには、あらたにドコモショップの蓄電池ちくでんちくわえ、ドコモのエネルギー・マネジメント・システム基盤きばん以下いか、EMS基盤きばん※2)と四国電力しこくでんりょく連携れんけいするDR体制たいせい構築こうちくし、その有効ゆうこうせい確認かくにんいたしました。

 両社りょうしゃは、今後こんごとも、安定あんていした電力でんりょく通信つうしんサービスの提供ていきょうつとめるとともに、カーボンニュートラル社会しゃかい実現じつげんけてんでまいります。

  1. 蓄電池ちくでんちなどの分散ぶんさんがたエネルギーを遠隔えんかく制御せいぎょし、あたかもひとつの発電はつでんしょのように機能きのうさせることで、電力でんりょく需給じゅきゅう調整ちょうせい活用かつようする仕組しくみ。
  2. もとめられるDR調整ちょうせいりょう適切てきせつたすよう、かく拠点きょてんにある蓄電池ちくでんちたかし放電ほうでん遠隔えんかく制御せいぎょするシステム。
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