同性どうせい恋愛れんあいをする人ひとが使つかう「ネコ」「タチ」「バリ」などの意味いみとは？

2020年ねん02月がつ16日にち(日)にち05:30

（sakkmesterke/iStock／Getty Images Plus／写真しゃしんはイメージです）レズビアンやゲイセクシャルなど、同性どうせいと恋愛れんあいをする人ひとは、「ネコ」や「タチ」あるいは「バリ」といった用語ようごを使つかいます。

なんとなく気きになる人ひとも、たまたま親したしい人ひとに告白こくはくされて初はじめて同性どうせいと付つき合あうことになったような人ひともいると思おもいますが、fumumu取材しゅざい班はんはこれらの用語ようごを聞きいてみました。

(1)抱いだかれる側がわの「ネコ」

「してもらう方ほう、表現ひょうげんがあってるかわからないけれど奉仕ほうしされる…みたいな感かんじがネコです。つまり『抱いだかれる』と表現ひょうげんされる側がわです。必かならずしも強つよそうな人ひとに抱いだかれるというわけではなく、見みた目めはグイグイいきそうない人ひとでもネコだという人ひともいます。

でも、必かならずしも女性じょせいっぽいフェムだからネコというわけではありません」（20代だい・女性じょせい）

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(2)抱いだく側がわの「タチ」

「ガンガン、相手あいての気持きもちいいところをついて攻せめていくのがタチです。ゲイだと、お尻しりにモノを入いれられるのが嫌いや…という人ひともタチだったりします。

『どっちでもいける』『合あわせられる』という人ひとは“リバ”と言いいます。

リバでも好このみはあるので、ネコ寄よりのリバやタチ寄よりのリバなど様々さまざまです」（20代だい・男性だんせい）

(3)ポジションを変かえられない「バリ」

「ネコもタチも、お互たがいにポジションが噛かみ合あってないとエッチが難むずかしいですよね。でも、好すきになった人ひととのポジションが必かならずしも違ちがうわけではありません。だから、リバではない人ひとも、パートナーに合あわせることがあります。

ここで『絶対ぜったい変かえられない、無理むり、しんどい』という人ひともいます。そういう人ひとは『バリ』という言葉ことばを使つかいます。例たとえば、『バリタチ』とか。

そう言いわれたら、この人ひとはタチしかできないので、大体だいたい譲歩じょうほできる方ほうが合あわせるようになると思おもいます」（20代だい・男性だんせい）

ちなみに、「“バリタチ同士どうし”“バリネコ同士どうし”とかならどうなるんですか」と聞きいてみたところ、「あ…どうなるんだ…」とちょっと困惑こんわく気味ぎみでした。譲ゆずれない同士どうしのエッチは難むずかしいのかも？