Xperiaハイエンドは「XZ3」から「1」へ／ミドルレンジXperiaは日本にっぽんに上陸じょうりくする？：Mobile Weekly Top10

[井上いのうえ翔しょう，ITmedia]

　今回こんかいのITmedia Mobile Weekly Top10は、2019年ねん2月がつ18日にちから2月がつ24日にちまでのアクセスを集計しゅうけいし、ランキング化かしました。

　「MWC19 Barcelona」に合あわせて新しん機種きしゅが発表はっぴょうされたこともあり、今回こんかいのランキングではXperiaに関かんする記事きじがトップ10中ちゅう7つを占しめました。中なかでも、ハイエンドな「Xperia 1（エクスペリアワン）」の発表はっぴょう記事きじは特とくによく読よまれました。

　Xperia 1のディスプレイのアスペクト比ひ21：9で、従来じゅうらいのトレンドだった18：9よりもさらに“細長ほそながい”形状けいじょうとなっています。アウトカメラは「広角こうかく＋超ちょう広角こうかく＋望遠ぼうえん」のトリプル構成こうせいで、「Xperia XZ2 Premium」で搭載とうさいされたモノクロセンサーと、画像がぞう処理しょりプロセッサ「AUBE（オーブ）」は搭載とうさいされませんでした。非ひ接触せっしょく（ワイヤレス）充電じゅうでん規格きかく「Qi（チー）」にも非ひ対応たいおうです。

　しかし、ボディーは幅はば72mm、薄うすさ8.2mmと、ここ最近さいきんのハイエンドXperiaと比くらべるとスリムになりました。復活ふっかつしたパープルのボディーカラーと合あわせて、SNS上じょうでの反応はんのうはおおむね好意こうい的てきな傾向けいこうです。

　従来じゅうらい通どおりなら、Xperia 1は2019年ねん夏なつ商戦しょうせんモデルとして各かくキャリアから登場とうじょうするものと思おもわれます。筆者ひっしゃも早はやく、実機じっきを触さわってみたいです。

　一方いっぽう、同時どうじに発表はっぴょうされたミドルレンジモデル「Xperia 10（エクスペリアテン）」「Xperia 10 Plus」「Xperia L3」の3機種きしゅに関かんする記事きじも非常ひじょうに良よく読よまれました。

　世界せかい市場いちばではミドルレンジのスマホに対たいする需要じゅようが高たかまっています。従来じゅうらいは「ハイエンド偏重へんちょう」といわれてきた日本にっぽん市場いちばでも、ハイエンド端末たんまつの価格かかく高騰こうとうも手伝てつだってミドルレンジモデルに対たいする需要じゅようが高たかまっています。

　従来じゅうらい、ソニーモバイルコミュニケーションズは日本にっぽん市場いちばではミドルレンジのXperiaを展開てんかいしていません。ほぼ唯一ゆいいつの例外れいがいとして2016年ねん冬ふゆモデルとして登場とうじょうした「Xperia X Compact SO-02J」が挙あげられますが、「Xperia XA」シリーズを始はじめとするその他たのミドルレンジモデルは海外かいがい専売せんばいとされていました。

　しかし先述せんじゅつの通とおり、日本にっぽんでもミドルレンジスマホがある意味いみでの「主戦しゅせん場じょう」になりつつあります。ソニーのCFO（最高さいこう財務ざいむ責任せきにん者しゃ）で、以前いぜんソニーモバイルコミュニケーションズの社長しゃちょうも務つとめていた十じゅう時じ裕樹ゆうき専務せんむは、日本にっぽんにおけるミドルレンジXperiaの投入とうにゅうに含ふくみを持もたせた発言はつげんをしています。

　日本にっぽんでも、今回こんかい発表はっぴょうされたミドルレンジ3機種きしゅのいずれかが何なんらかの形かたちで登場とうじょうするのか。注目ちゅうもくです。