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折りたたみスマホ「HUAWEI Mate X」に触れて感じた「良い/不満/気になる」ポイント(1/3 ページ) - ITmedia Mobile

りたたみスマホ「HUAWEI Mate X」にれてかんじた「い/不満ふまんになる」ポイント(1/3 ページ)

» 2019ねん03がつ28にち 0600ふん 公開こうかい

 Huaweiのりたたみスマートフォン「HUAWEI Mate X」は、じると6.6がた/6.38がた両面りょうめんディスプレイ、ひらくと8がたのディスプレイになるのが特徴とくちょう。ストレートがた形状けいじょう大半たいはんめる現在げんざいのスマートフォンのなかでは、ひときわ異彩いさいはなっている。ほん発表はっぴょうされた展示てんじかい「MWC19 Barcelona」でも、とく注目ちゅうもくたかいモデルだった。

HUAWEI Mate X ひらくと8がたディスプレイになる「HUAWEI Mate X」

 そんなMate Xの実機じっきに、短時間たんじかんだがれる機会きかいた。ITmedia Mobileでは、これまでもMWC19 BarcelonaのレポートでMate Xについても記事きじ掲載けいさいしているが、そこではつたえられなかったこまかな情報じょうほうまじえて紹介しょうかいしたい。

じた状態じょうたい両面りょうめんスマホとして使つかえる

 まずは本体ほんたいじた状態じょうたいについて。じた状態じょうたいのサイズは78.3(はば)×161.3(たかさ)×11(奥行おくゆき)で、「すこおおきなスマートフォン」という印象いんしょう両面りょうめんともディスプレイを搭載とうさいしており、ひょうが6.6がたうらが6.38がた。インカメラを搭載とうさいしていないので、画面がめん上部じょうぶにはノッチ(き)がなく、ひょうはほぼ全面ぜんめんディスプレイといった印象いんしょうだ。

HUAWEI Mate X じた状態じょうたいひらいた状態じょうたいわせ、3つの画面がめんサイズがある
HUAWEI Mate X じた状態じょうたいは、一般いっぱんてきなスマートフォンとわらない

 背面はいめん左端ひだりはしにカメラやボタンるい搭載とうさいする関係かんけいで、背面はいめんディスプレイはちいさくなっており、画面がめん比率ひりつ関係かんけいか、上部じょうぶには余白よはく(というかくろたい)がている。

HUAWEI Mate X こちらは背面はいめんがわ左上ひだりうえにカメラを搭載とうさいしている

 後述こうじゅつするが、背面はいめんディスプレイは、カメラ撮影さつえい使つかう。普段ふだん背面はいめんディスプレイは使つかえるので、どちらの画面がめんサイズが使つかいやすいかによって、使つかけるかたちになる。ちなみにカメラ撮影さつえい以外いがいに、両面りょうめんディスプレイをかした機能きのういまのところないようだが、ソフトウェアが最終さいしゅうばんではないため、今後こんご機能きのうかされる可能かのうせいはある。

HUAWEI Mate X 背面はいめんディスプレイをかし、ポートレート撮影さつえい被写体ひしゃたい自分じぶん様子ようすられる

 背面はいめんひょうになるようえると、背面はいめんディスプレイが自動じどう点灯てんとうし、ひょうのディスプレイは消灯しょうとうする。ぎゃくもしかりで、ひょうえると、背面はいめんディスプレイは自動じどう消灯しょうとうする。つねにどちらのディスプレイも点灯てんとうするというわけではないので、2画面がめんあるからといって、バッテリーがりやすいというわけではなさそうだ。

HUAWEI Mate X はばは78.3mmとややふといが、なにとか片手かたてでもにぎれる

 じた状態じょうたいにした感想かんそうは「おもったほどおもくないかな」というもの。Mate Xの重量じゅうりょうは295gなので、一般いっぱんてきなスマートフォンよりは100g以上いじょうおもいが、数字すうじほどのおもさはかんじなかった。

いよいよディスプレイをひらいてみる

 さて、いよいよディスプレイをひらいてみる。ひらくには、背面はいめんのカメラとフォトライトのしたにあるボタンを必要ひつようがある。これをすと、背面はいめんディスプレイがカチャッとはずれて、けるようになる。そのさい背面はいめん左端ひだりはしのカメラやボタンを搭載とうさいしたバーからは分離ぶんりするので、ひらいた状態じょうたいでもカメラは背面はいめんのこる。

HUAWEI Mate X ディスプレイをひらかせるさいすボタン

 いくつかの段階だんかいひら具合ぐあい固定こていできるわけではなく、スススーッとひらく。90くらいの状態じょうたいすこ固定こていされるが、完全かんぜん固定こていされるわけではなく、しっかりとひら必要ひつようがある。ひらいてもはつかず、まさに1まいおおきなディスプレイに早変はやがわりする様子ようすは、素直すなおに「おお〜すごい」とおもえる。さいすすきあつさ5.4mmなので非常ひじょうにスリムだ。

HUAWEI Mate X ボタンをすと……
HUAWEI Mate X カメラのあるバーをのこしたまま、ディスプレイがひら
HUAWEI Mate X 8がた表示ひょうじ自動じどう最適さいてきされる
HUAWEI Mate X ひらった状態じょうたいはいらない
HUAWEI Mate X カメラ部分ぶぶんのある箇所かしょあつさは11mm
HUAWEI Mate X さいすすきは5.4mm

 ディスプレイをりたたんですこりょくれればカチャッとおとがなってじる。特筆とくひつすべきは、ディスプレイをりたたんでも平行へいこうかさなり、隙間すきまがほとんどしょうじないこと。Mate Xでは、ハヤブサのつばさをイメージしたという「ファルコンウイング・メカニカルヒンジ」を採用さいようしており、この機構きこうがスマートなりたたみを可能かのうにしているようだ。

HUAWEI Mate X りたたむと、平行へいこうかさなり
HUAWEI Mate X スピーカーやUSB Type-Cポートがある

 Mate Xを開閉かいへいさせると、ヒンジにある蛇腹じゃばらじょう部品ぶひん伸縮しんしゅくし、ヒンジから「メキメキメキッ」ときしむようなおとる。まさにつばさばたいているおと表現ひょうげんできるが、内部ないぶには100ほどのパーツがあり、これらが複雑ふくざつからってこのようなおとるのだろう。

HUAWEI Mate X 蛇腹じゃばらじょうのヒンジ
HUAWEI Mate X ひらいた状態じょうたい背面はいめん。こちらはアルミが使つかわれている
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