台風たいふうへの備そなえは？　Foldは？　NTTドコモ吉澤よしざわ社長しゃちょう一いち問もん一いち答とう（2019〜2020冬ふゆ春はる編へん）（1/2 ページ）

[井上いのうえ翔しょう，ITmedia]

　既報きほうの通とおり、NTTドコモが10月11日にち、2019年ねん冬ふゆ商戦しょうせんと2020年ねん春はる商戦しょうせん向むけの新しん製品せいひんを発表はっぴょうした。

• →NTTドコモが2019年ねん冬ふゆ・2020年ねん春はるモデルを発表はっぴょう　スマホ5機種きしゅ、ケータイ2機種きしゅとSTB1機種きしゅ

　同日どうじつ、都内とないで発表はっぴょう会かいが行おこなわれた。その後ご、同社どうしゃの吉澤よしざわ和弘かずひろ社長しゃちょうが報道ほうどう関係かんけい者しゃとの囲かこみ取材しゅざいに応おうじた。この記事きじでは、その主おもなやりとりをお伝つたえする。

安価あんかな端末たんまつは割わり引びく？

――　新あたらしい省令しょうれいでは端末たんまつ代金だいきんの値引ねびきが2万まん円えんまで許容きょようされます。先日せんじつ、Y!mobile（ソフトバンク）は1万まん〜2万まん円えんの割わり引びきを実施じっしすることを発表はっぴょうしていますが、（販売はんばいにおいて）どのように活用かつようされるお考かんがえでしょうか。

吉澤よしざわ社長しゃちょう　今回こんかい発表はっぴょうした「Galaxy A20 SC-02M」については、（オンラインショップでの）値ね付づけが2万まん円えんを切きっていますが、端末たんまつ購入こうにゅう補助ほじょそのものの対象たいしょうにする考かんがえはありません。高額こうがくな端末たんまつについては「スマホおかえしプログラムの対象たいしょうとなりますが、こちらは（割わり引びき上限じょうげん額がくとなる）2万まん円えんの範囲はんい内ないとなるように対応たいおうします。

　とはいえ、（他たのキャリアとの）競争きょうそうもありますし、3G（FOMA）端末たんまつをLTEの方ほうに移行いこうを進すすめないといけない状況じょうきょうですので、場合ばあいによってはスタンダード（エントリークラスやミドルレンジの）端末たんまつを「0円えん」を下回したまわらないようにキャンペーンとして販売はんばいする可能かのう性せいはあります。「スタンダード端末たんまつでは2万まん円えん以内いないの端末たんまつ購入こうにゅう補助ほじょを絶対ぜったいにやらない」と決きめているわけではありません。

d払はらいのミニアプリはどう収益しゅうえき化かする？

――　d払はらいのミニアプリの収益しゅうえき化かは考かんがえているのでしょうか。

吉澤よしざわ社長しゃちょう　この質問しつもんは田原たはら（ウォレットビジネス推進すいしん室長しつちょう）からお答こたえします。

田原たはら室長しつちょう　ビジネスモデルとしては、ミニアプリを経由けいゆして決済けっさいが発生はっせいした場合ばあい、一定いっていの「送おく客きゃく手数料てすうりょう」をいただくことを考かんがえております。

――　ミニアプリをいつまでにいくつそろえるといった数値すうち目標もくひょうはありますか。

田原たはら室長しつちょう　2020年度ねんど（2021年ねん3月がつ）までに10社しゃ以上いじょうのミニアプリを提供ていきょうしたいと考かんがえています（※1）。すでに10社しゃ以上いじょうの加盟かめい店てんと話はなしは進すすめていて、加盟かめい店てん側がわのシステム投資とうしのタイミングに合あわせてミニアプリを、という提案ていあんをさせていただいております。

※1 今回こんかいの発表はっぴょうでは、2019年度ねんど内ない（2020年ねん3月がつまで）に4社しゃのパートナーがミニアプリを提供ていきょう、または提供ていきょうを予定よていしていることが明あきらかとなっている

吉澤よしざわ社長しゃちょう　dポイントやd払はらいの加盟かめい店てん、特とくに飲食いんしょく店てんなど（注文ちゅうもんから商品しょうひんの受うけ渡わたしまでに）少すこし待またなければいけないような所ところですぐ受うけるといった所ところでできるだけ（ミニアプリの導入どうにゅうを）加速かそくできれば、と思おもっています。