2016年ねん3月がつ14日にち(月)げつ

教科書きょうかしょ　情報じょうほう公開こうかいせよ

衆院しゅういん文科ぶんか委い　大平おおひら氏しが主張しゅちょう

　日本にっぽん共産党きょうさんとうの大平おおひら喜信よしのぶ衆院しゅういん議員ぎいんは９日にちの衆院しゅういん文部もんぶ科学かがく委員いいん会かいで、広島ひろしま県けん呉くれ市しで中学校ちゅうがっこうの歴史れきし、公民こうみんの教科書きょうかしょの選定せんてい時じに使つかわれた調査ちょうさ研究けんきゅう資料しりょうに誤あやまりがあった問題もんだいを取とり上あげました。

　調査ちょうさ研究けんきゅう資料しりょうの誤あやまりは、市民しみんが公文書こうぶんしょ公開こうかい請求せいきゅうで入手にゅうしゅし調しらべる中なかで発見はっけんされました。その後ご、呉くれ市し教委きょういは調査ちょうさ研究けんきゅう資料しりょうに計けい１０５４カ所かしょの誤あやまりがあったことを認みとめました。

　大平おおひら氏しは、教科書きょうかしょ採択さいたくに関かかわる情報じょうほうの公開こうかい、呉くれ市し教委きょういの対応たいおうについて文科ぶんか省しょうとしての見解けんかいをただしました。

　馳はせ浩文ひろふみ科か相しょうは「できる限かぎり情報じょうほうが公開こうかいされることがやはり当然とうぜんだ」とし、呉くれ市し教委きょういの調査ちょうさ研究けんきゅう資料しりょうの多数たすうの誤あやまりは「望のぞましいものではない」と答弁とうべん。「（今後こんご）呉くれ市し教育きょういく委員いいん会かいにおいて説明せつめい責任せきにんを果はたしていただく。しっかりとした対応たいおうが行おこなわれることを期待きたいしたい」と述のべました。