「東京とうきょうとどまるマンション」とは？…東京とうきょう都と・山口やまぐち大助だいすけマンション課長かちょうにきく

防災ぼうさいをもっと身近みぢかにもっとわかりやすく生活せいかつ目線めせんでお送おくりする「防災ぼうさいアワー」
6月24日にち(月)げつには栃木とちぎ県けん佐野さの市しで36.8度ど、都心としんで33.4度どまで上あがり、熱中ねっちゅう症しょうの疑うたがいで関東かんとう全体ぜんたいで120人にん以上いじょうが救急きゅうきゅう搬送はんそうされ、その後ごも連日れんじつのように救急きゅうきゅう搬送はんそうされる方ほうが出でています。
梅雨つゆの間あいだは湿度しつどは高たかく、晴はれると急きゅうに気温きおんが上あがり、熱中ねっちゅう症しょうのリスクが高たかまります。
エアコンを適切てきせつに使つかい、水分すいぶんをこまめに補給ほきゅうするなど熱中ねっちゅう症しょうを予防よぼうしてください。

また、梅雨つゆ前線ぜんせんの影響えいきょうで大雨おおあめが続つづいている所ところがあります。
（↓　気象庁きしょうちょうHPより）

28日にち(金)きんには静岡しずおか県けんで線せん状じょう降水こうすい帯たいが発生はっせいし、鹿児島かごしま県けん指宿いぶすき市しでは20日はつかの降ふり始はじめからの雨量うりょうが770ミリを超こえるなど、記録きろく的てきな大雨おおあめとなりました。
この後のちも九州きゅうしゅうから北海道ほっかいどうにかけて、非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふる所ところがありそうです。
これまでの大雨おおあめで地盤じばんが緩ゆるんでいる所ところがあります。
西日本にしにほんから東日本ひがしにっぽんでは明後日みょうごにち7月がつ2日にちにかけて、北日本きたにっぽんでは明日あした7月がつ1日にちにかけて、土砂どしゃ災害さいがいや低ひくい土地とちの浸水しんすい、河川かせんの増水ぞうすいや氾濫はんらんに警戒けいかいし、落雷らくらいや突風とっぷうに注意ちゅういしてください。
最新さいしんの気象きしょう情報じょうほうにご注意ちゅういください。

さて、きょうの「防災ぼうさいアワー」は「東京とうきょうとどまるマンション」についてご紹介しょうかいしました。
東京とうきょうは都民とみん1400万まん人にんのうち7割わりに当あたるおよそ700万まん人にんがマンションなどの共同きょうどう住宅じゅうたくに住すんでいます。
東京とうきょう都とは災害さいがいが発生はっせいした時ときでも、自宅じたくにとどまり「在宅ざいたく避難ひなん」ができやすいように備そなえた「東京とうきょうとどまるマンション」の普及ふきゅうを進すすめています。
東京とうきょう都と 住宅じゅうたく政策せいさく本部ほんぶマンション課長かちょう・山口やまぐち大助だいすけさんに伺うかがいました。

要件ようけんを満みたしたマンションには、昨年度さくねんどから通常つうじょう分ぶんとして防災ぼうさい備蓄びちくの費用ひようの補助ほじょがおこなわれています。
さらに今年度こんねんど、地域ちいきの町会ちょうかいなどと連携れんけいして合同ごうどう防災ぼうさい訓練くんれんをおこなったマンションに、上限じょうげん100万まん円えんの補助ほじょをおこなうということです。
この補助ほじょについてはすでに受付うけつけが始はじまっています。
詳くわしくは、東京とうきょう都とのHPマンションポータルサイトをご覧らんください。

気象きしょう予報よほう士し　防災ぼうさい士し　都庁とちょう・気象庁きしょうちょう担当たんとう記者きしゃ　伊藤いとう佳子けいこ