【西武せいぶ】外崎そとざき修おさむ汰選手せんしゅインタビュー　源田げんた壮たけし亮あきら 必死ひっしのヘッドスライディングを見みて「早はやく戻もどってあげたい」

――6月4日にち、神宮球場じんぐうきゅうじょうでのヤクルト戦せん（1回戦かいせん）で左ひだり太ふともも裏うらを故障こしょうしたときのことから振ふり返かえらせてください。第だい3打席だせきで同点どうてんホームランを打うったときはまだ大丈夫だいじょうぶだった？
外崎そとざき「大丈夫だいじょうぶでした」

――そのホームランで外崎そとざき修おさむ汰の調子ちょうしが上あがってきたと、ライオンズファンは大だい喜よろこびだったのですが、4打席だせき目めで右中間うちゅうかんに特大とくだいのセンターフライを放はなちました。（ヤクルトのセンター）西川にしかわ遥はるか輝てる選手せんしゅのファインプレーに阻はばまれましたが、その後ごの守備しゅびから交代こうたいでした。どのタイミングで痛いためたのですか？
外崎そとざき「（センターフライを）打うって、走はしっているときです」

――1塁るいへの走塁そうるいということですか？
外崎そとざき「そうですね」

――結構けっこう痛いたみはあった？
外崎そとざき「痛いたみ的てきにはつったぐらいだったのですが、伸のばしてもその痛いたみが消きえなかったので、痛いためたなという感かんじでした」

――好調こうちょうなときに限かぎってそういうことがあるのですね？
外崎そとざき「よくありますね」

――リハビリのプロセスは打撃だげき、守備しゅび、走塁そうるいのうちどのメニューから始はじめていった？
外崎そとざき「僕ぼくは打撃だげきでしたね。打うつのは痛いたくなかったので。走塁そうるい、守備しゅびはちょっと違和感いわかんというか、再発さいはつしないように徐々じょじょにやっていた感かんじです」

――イースタン・リーグで実戦じっせん復帰ふっきするまで2週間しゅうかんでした。渡辺わたなべ（久信ひさのぶ）監督かんとく代行だいこうは「案外あんがい早はやかった」と喜よろこんでいました。ご自身じしんもそう感かんじますか？
外崎そとざき「そうですね。痛いためた感かんじは初はじめての感覚かんかくだったので、どれぐらいかかるのだろうと予想よそうもつかなかったのですが、やった瞬間しゅんかんのイメージからしたら2週間しゅうかんはすごく早はやかったなという感覚かんかくですね」

――1軍ぐん復帰ふっき後ご5試合しあいでスタメン出場しゅつじょうしています（6月がつ30日にち終了しゅうりょう時点じてん）。最もっとも際立きわだった活躍かつやくは6月がつ28日にち、山形やまがた（山形やまがた県けんきらやかスタジアム）で行おこなわれた楽天らくてん戦せん（10回戦かいせん）で放はなったレフトスタンドへのホームラン、そして左中間さちゅうかんへのツーベースではないかと思おもいます。あのバッティングはいかがでしたか？
外崎そとざき「よかったですね。交流こうりゅう戦せんで怪我けがする前まえのバッティングの感覚かんかくが消きえることなく、忘わすれることなく、しっかり調整ちょうせいできたなという感覚かんかくです」

――交流こうりゅう戦せん最中さいちゅうのいい感覚かんかくというのは、言語げんご化かすることはできますか？
外崎そとざき「できますが、言いってしまうと相手あいてに作戦さくせんがばれてしまいますね（笑） 」

――外崎そとざきさんが戻もどってからチームは（6月がつ30日にち終了しゅうりょう時点じてんで）3勝しょう1敗はい1分わけです。それまでチームが苦くるしかった時ときの試合しあいをご覧らんになっていましたか？
外崎そとざき「もちろん見みていました」

――どのようなことを感かんじた？
外崎そとざき「なんで怪我けがしてしまったのだろうとか、なんで試合しあいに出でられないのだろうというもどかしさとか、あとはずっと一緒いっしょに戦たたかってきたチームメイトが悔くやしい思おもいをしているだろうなということを思おもっていました」

――例たとえば（6月がつ11日にちの）広島ひろしま戦せん（1回戦かいせん）の源田げんた（壮たけし亮あきら）選手せんしゅの1塁るいヘッドスライディングで試合しあい終了しゅうりょうしたシーンでは、どんなことを思おもいましたか？
外崎そとざき「源みなもと（源田げんた壮たけし亮あきら）と同おなじような気持きもちですかね。源みなもとがどう思おもっていたのかわからないですけど、でも似にたような悔くやしい気持きもちや、なんとかしないといけないという気持きもちは持もっていたので、そういう感かんじだったのだろうなと思おもって、早はやく戻もどってあげたいなという気持きもちでしたね」

――やはり外崎そとざき、源田げんた、トノゲンコンビの二に遊ゆう間あいだは抜群ばつぐんの安心あんしん感かんがありますね。守まもっていていかがですか？
外崎そとざき「源みなもとと一緒いっしょに変へんなストレスもなくやれています」

――親友しんゆうですね本当ほんとうに。
外崎そとざき「親友しんゆうなのですかね。兄弟きょうだいとかそっちの方ほうが近ちかいかもしれません。わからないですけど（笑） 」

――血ちを分わけている感かんじがするということですか？
外崎そとざき「何なんとなく野球やきゅうの血ちは分わけている感かんじがしますね。野球やきゅう勘かんとか」

――ベースボールマガジン社しゃ刊かん、外崎そとざき修おさむ汰『マイペースでいいじゃん！ 』の127ページに書かいてある、一番いちばん好すきな打順だじゅんは6番ばんだという理由りゆうを改あらためて伺うかがってもいいですか？
外崎そとざき「試合しあいの流ながれをつかめた中なかで打席だせきに入いれるというのがいいですね。今日きょうはどんどんいっていい感かんじだなとか、今日きょうはちょっと様子見ようすみながらみたいなことを6番ばんはやりやすいイメージですね」

――今こんシーズン一番いちばん多おおく座すわっているのは3番ばんですよね。3番ばんのいいところを探さがすとしたら？
外崎そとざき「たまに警戒けいかいして相手あいてがボール先行せんこうになるところですかね。実際じっさいそうかわからないのですが、そんな感かんじがします」

――中軸ちゅうじくの打者だしゃだから相手あいてが勝手かってに警戒けいかいしてくれているということですか？
外崎そとざき「そうですね。雰囲気ふんいきはそんな感かんじです」

――あまりメリットはなさそうですね？
外崎そとざき「そこまであまり変かわらないですね。6番ばんがいいというだけで、3番ばんが嫌いやというわけではないので、他たの打順だじゅんに比くらべてもそこまで悪わるい感かんじはないです」

※インタビュアー：斉藤さいとう一美かずみアナウンサー

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