令和5年度の島根県地域社会武道(柔道)指導者研修会を、公認指導員資格指導者更新講習会と併催して令和5年12月2日(土)、3日(日)の二日間、島根県立武道館において開催しました。
この度の研修会は、中央講師として、日本武道館派遣 竹澤 稔裕 先生(順天堂大学)、小野 綾子先生(福井工大付属福井高校)をお招きし、地元講師の 佐々尾 義明先生(益田中学校)、濵岡 睦月先生(大田西中学校)の4名の指導講師により開催されました。
指導者の倫理、マネジメント、柔道の安全管理と指導、審判員心構え、ジュニア期の指導法、指導計画と、実技指導では、安全指導をベースに段階的な指導、投げ技、固め技の安全指導と指導体系、対人技能の指導体系と、
指導者として欠くことのできない多様な内容の研修会を実施しました。
参加者の感想
指導者の倫理観やコーチング、ハラスメント、事故対応、そして長期育成指針の解説など、指導者としてあるべき姿について、ご自身の体験を織り交ぜながらご指導いただきました。マネジメントや指導計画など、選手に適切な指導をするための準備についても教えていただきました。
審判法については、新しい知識を得る姿勢、協力して審判に取り組むことを教えていただきました。また、実技指導においては、一緒に柔道の基本動作について、わかりやすく指導する方法を研修しました。
我々指導者が今後、新たに柔道を始める子どもたちが、より楽しみながら取組める内容でした。
今回の研修会を通して、これから柔道を始める子どもたちにより適切な指導について知ることができました。また、閉講式で竹澤先生がお話しされましたが、学びを続け、柔道の魅力を伝えていくことの大切さを再認識することができました。