小谷おたにみどり
シニア生活せいかつ文化ぶんか研究所けんきゅうじょ長ちょう

継承けいしょうを巡めぐる思おもい込こみ

　人ひとが亡なくなれば、先祖せんぞ代々だいだいのお墓はかに納骨のうこつする―。これが当あたり前まえの光景こうけいでなくなりつつある。総務そうむ省しょうが昨年さくねん発表はっぴょうした調査ちょうさによれば、市町村しちょうそんが保管ほかんしている引ひき取とり手てのない「無縁むえん遺骨いこつ」は、全国ぜんこくで6万まん柱はしら以上いじょうもあるという。

　そもそも日本にっぽんでは、葬送そうそうや死者ししゃ祭祀さいし（さいし）は家族かぞくや子孫しそんが担になうべきだと考かんがえられてきた。例たとえばお墓はかは、慣習かんしゅうに従したがって祖先そせんの祭祀さいしを主宰しゅさいすべき者ものが継承けいしょうすると、民法みんぽうで規定きていされている。主宰しゅさいすべき者ものとは誰だれか、までは法律ほうりつには明記めいきされていないが、多おおくの人ひとは、長男ちょうなんがお墓はかを継承けいしょうすると思おもい込こんでいる。「次男じなんや三男さんなんは新あたらしくお墓はかを建たてなければならない」「結婚けっこんした娘むすめは一緒いっしょのお墓はかに入いれない」などと思おもっている人ひとも少すくなくない。しかし公営こうえい墓地ぼちや民間みんかん霊園れいえんでは、一緒いっしょのお墓はかに入いれる人ひとの範囲はんいは「6親等しんとう内ないの親族しんぞく、配偶はいぐう者しゃ、3親等しんとう内ないの姻族いんぞく」とされているのが一般いっぱん的てきだ。

　そもそも「○○家いえの墓はか」のように、子々孫々ししそんそんで同おなじ墓石はかいしの下したに遺骨いこつを安置あんちするようになったのは、火葬かそうが普及ふきゅうしてからのことだ。厚生こうせい労働省ろうどうしょう『衛生えいせい行政ぎょうせい報告ほうこく例れい』によれば、今いまでこそ火葬かそう率りつは99・9%を超こえているが、1970年ねんには79・2%だったので、50年ねん前まえには5人にんに1人ひとりが土葬どそうされていたことになる。子々孫々ししそんそんが同おなじお墓はかに入はいり、代々だいだい継承けいしょうするシステムは火葬かそうになって誕生たんじょうしたのに、お墓はかの話はなしになると、国民こくみんの多おおくが戦前せんぜんの「家督かとく相続そうぞく」を想起そうきするから面白おもしろい。

かたちが変かわる

　しかし、ここ20〜30年ねん、お墓はかに対たいする意識いしきは変容へんようしている。昨今さっこん、家名かめいではなく、「愛あい」「平和へいわ」などの単語たんごであったり、「ありがとう」「偲しのべ」など、遺族いぞくから故人こじんへのメッセージを刻きざんだりする墓石はかいしが増ふえている。音楽おんがく好すきだった故人こじんのために、楽譜がくふを墓石はかいしに刻きざんだお墓はかやピアノの形かたちをした墓石はかいしを建たてる遺族いぞくもいる。こうしたお墓はかは、先祖せんぞをまつる場所ばしょというよりは、故人こじんが生いきた証あかしや故人こじんの死後しごの住すみかとしての意味合いみあいが強つよい。

　お墓はかの大おおきさも、都心としんでは小ちいさくなる傾向けいこうにある。90年代ねんだい初頭しょとうでは、首都しゅと圏けんの民営みんえい墓地ぼちで売うり出だされていた一般いっぱん的てきな区画くかくは3平方へいほうメートルだったが、2000年ねん頃ごろには2平方へいほうメートルの区画くかくが中心ちゅうしんになり、最近さいきんでは1・5平方へいほうメートルに満みたない区画くかくが多おおい。30年ねん前まえに比くらべると半分はんぶんの大おおきさだ。もちろん、「先祖せんぞのために立派りっぱな大おおきなお墓はかを建たてたい」という人ひともいるが、「小ちいさくても故人こじんらしいお墓はかを」と考かんがえる人ひとも少すくなくない。

　夫婦ふうふや家族かぞくなどではなく、血縁けつえんを超こえた人ひとたちと一緒いっしょに入はいる共同きょうどう墓ぼや合ごう葬そう墓はかを志向しこうする人ひともいる。ここ数すう年ねん、こうした共同きょうどう墓ぼを公営こうえい墓地ぼちに新設しんせつする自治体じちたいが増ふえているし、市民しみん団体だんたい、寺院じいんや教会きょうかいなどの宗教しゅうきょう施設しせつのほか、老人ろうじんホームなどの高齢こうれい者しゃ施設しせつが運営うんえいする共同きょうどう墓ぼもある。ほぼ毎日まいにち、誰だれかの遺族いぞくが墓参ぼさんにくるので、「いつも花はながお供そなえされている共同きょうどう墓ぼのほうがいい」という人ひともいる。

　血縁けつえんを超こえた人ひとたちで入はいるこうした共同きょうどう墓ぼは、子々孫々ししそんそんでの継承けいしょうを前提ぜんていとしない点てんが特徴とくちょうだ。寺院じいんが運営うんえいする共同きょうどう墓ぼは永代えいたい供養くよう墓ぼと呼よばれ、寺院じいんが子孫しそんに代かわって、故人こじんの供養くようやお墓はかの維持いじ管理かんりをする。

　またロッカー式しきの納骨のうこつ堂どうは、厚生こうせい労働省ろうどうしょう「衛生えいせい行政ぎょうせい報告ほうこく例れい」によれば、東京とうきょう都とに2005年ねんで310あった施設しせつが、10年ねんには347施設しせつ、22年ねんには452施設しせつにまで増加ぞうかしている。都心としんにあるビル型がたの室内しつない納骨のうこつ堂どうは、「駅えきちか」「安やすい」「掃除そうじ不要ふようでお参まいりが楽らく」がウリだ。

　一方いっぽう、お墓はかに納骨のうこつせず、海うみなどに散骨さんこつする方法ほうほうを望のぞむ人ひともいる。法律ほうりつでは墓地ぼち以外いがいでの埋蔵まいぞうは禁きんじられているが、散骨さんこつは遺骨いこつを撒まく行為こういであって、埋蔵まいぞうではないため、違法いほうではないとされている。

　しかし日本にっぽんには散骨さんこつに関かんするルールはなく、散骨さんこつする人ひとのモラルや業者ぎょうしゃの自主じしゅ規制きせいに任まかされているのが現状げんじょうだ。北海道ほっかいどうの長沼ながぬま町まちでは、散骨さんこつを請うけ負おう団体だんたいと住民じゅうみんとの間あいだでトラブルが起おきたのがきっかけで、墓地ぼち以外いがいに人骨じんこつを撒まくことを禁きんじた「長沼ながぬま町まちさわやか環境かんきょうづくり条例じょうれい」が05年ねんに施行しこうされた。現在げんざい、北海道ほっかいどう岩見沢いわみざわ市し、宮城みやぎ県けん松島まつしま町まち、埼玉さいたま県けん秩父ちちぶ市しでも散骨さんこつは規制きせいされており、静岡しずおか県けんの熱海あたみ市しや伊東いとう市しなど散骨さんこつのガイドラインを定さだめる自治体じちたいもある。

無縁むえん墓ぼと改葬かいそう

　しかしお墓はかの多様たよう化かの裏うらで、無縁むえん墓ぼが増加ぞうかするという問題もんだいも露呈ろていしている。総務そうむ省しょうが22年ねん、公営こうえい墓地ぼちを運営うんえいする765市町村しちょうそんを対象たいしょうに調査ちょうさしたところ、無縁むえん墓ぼが1区画くかく以上いじょうあると回答かいとうしたのは58・2%に上のぼった。

　熊本くまもと県けん人吉ひとよし市しでは、13年ねんに市内しないの全ぜん995カ所かしょの墓地ぼちを調査ちょうさしたところ、4割わり以上いじょうが無縁むえんになっており、なかには8割わり以上いじょうが無縁むえん墓ぼになっている墓地ぼちがあった。東京とうきょう都とでは2000年ねん以降いこう、年間ねんかん管理かんり料りょうを5年間ねんかん滞納たいのうし、親族しんぞくの居場所いばしょが分わからない無縁むえん墓ぼを撤去てっきょしているが、今後こんご増ふえる無縁むえん墓ぼ対策たいさくとして、撤去てっきょしたお墓はかの遺骨いこつを納おさめられるよう、12年ねんに無縁むえん合同ごうどう墓ぼを新あらたに整備せいびした。

　さらに昨今さっこん、先祖せんぞのお墓はかを引ひっ越こす「改葬かいそう」が増ふえている。改葬かいそうの理由りゆうはさまざまだ。かつては、同おなじ集落しゅうらくに親族しんぞくが住すみ、親戚しんせき付つき合あいが濃厚のうこうだったが、その親戚しんせき付つき合あいが希薄きはくになってくると、遠とおくにあるお墓はかの掃除そうじや管理かんりをその地ちに住すんでいる親族しんぞくに任まかせていることを負担ふたんに感かんじ、お墓はかを近ちかくに移うつしたいと考かんがえる人ひともいる。遠とおくにあり、法事ほうじやお葬式そうしき以外いがいは疎遠そえんになっているお寺てらとの付つき合あいをやめたいと、お墓はかをお寺てらから市営しえい霊園れいえんなどに移うつす人ひともいる。また子こどもがいない、あるいは子こどもはいても墓守はかもりの負担ふたんをさせたくないという理由りゆうで、継承けいしょうを前提ぜんていとしない共同きょうどう墓ぼなどに移うつしたいという人ひともいる。

　実際じっさい、厚労省こうろうしょう「衛生えいせい行政ぎょうせい報告ほうこく例れい」によれば、無縁むえん墓ぼの撤去てっきょを除のぞくと、2000年度ねんどには6・4万まん件けんほどだった改葬かいそう数すうは、22年度ねんどには15万まん件けん近ちかくにまで増加ぞうかしている。

　「この先さき、お墓はかを維持いじ管理かんりする子こどもがいない」「子こどもに負担ふたんをかけたくない」と、「墓はかじまい」をする人ひともいる。継承けいしょうを前提ぜんていとしない共同きょうどう墓ぼなどに遺骨いこつを改葬かいそうするか、散骨さんこつするなどして、先祖せんぞのお墓はかを片付かたづける場合ばあいもある。

　しかし墓石はかいしの撤去てっきょ、遺骨いこつの移動いどうなど、改葬かいそうや墓はかじまいには数すう十じゅう万まん円えんから数すう百ひゃく万まん円えんと経済けいざい的てき負担ふたんは小ちいさくない。また、お墓はかを引ひっ越こすと菩提寺ぼだいじ（ぼだいじ）に申もうし出でたところ、「法外ほうがいな離はなれ檀まゆみ（だん）料りょうを請求せいきゅうされた」というトラブルが全国ぜんこくの消費しょうひ生活せいかつセンターに寄よせられている。その結果けっか、放置ほうちされた無縁むえん墓ぼが増ふえるという悪循環あくじゅんかんが生うまれている。

引ひき取とり手てがいない

　こうしたさまざまな問題もんだいの背景はいけいには、社会しゃかいの変容へんようがある。厚労省こうろうしょう「国民こくみん生活せいかつ基礎きそ調査ちょうさ」によれば、65歳さい以上いじょうがいる世帯せたいのうち、3世代せだい世帯せたいが占しめる割合わりあいは、1975年ねんには54・4%と過半数かはんすうだったが、2022年ねんには7・1%にまで減少げんしょうした。代かわって夫婦ふうふのみの世帯せたいが32・1%、単独たんどく世帯せたいも31・8%と、子こどもと離はなれて暮くらす高齢こうれい者しゃが主流しゅりゅうとなっている、

　また厚労省こうろうしょう「人口じんこう動態どうたい統計とうけい」を基もとに計算けいさんすると、特とくに2000年ねん以降いこう、死亡しぼう年齢ねんれいの高齢こうれい化かが進すすんでいる。90歳さい以上いじょうで亡なくなり、死後しご20年ねん以上いじょう経過けいかすると、遺族いぞくの高齢こうれい化かも進すすむ（表ひょう）。一緒いっしょに暮くらしたことのない孫まご世代せだいは、祖父母そふぼの墓参ぼさんや年忌ねんき法要ほうようをしない可能かのう性せいは大おおきい。生うまれ育そだった場所ばしょに先祖せんぞのお墓はかがない人ひとが増ふえると、墓参ぼさんにかかる経済けいざい的てき、時間じかん的てき負担ふたんは小ちいさくないこともある。

80歳さい以上いじょう、90歳さい以上いじょうで亡なくなった人ひとの割合わりあい：厚生こうせい労働省ろうどうしょう「人口じんこう動態どうたい統計とうけい」から筆者ひっしゃが計算けいさんし、作成さくせい。（単位たんい：％）

　50歳さい時じ未婚みこん率りつが上昇じょうしょうし、遺族いぞくがいない死者ししゃも増ふえている。現げんに、ここ20年ねんほどの間あいだに、引ひき取とり手てがおらず、無縁むえん納骨のうこつ堂どうに安置あんちされる遺骨いこつが全国ぜんこくで増加ぞうかしている。日本にっぽんでは、死後しご、火葬かそうをしたりお墓はかに納骨のうこつしたりする人じんがいない場合ばあい、自治体じちたいが遺族いぞくの代かわりに行おこなわなければならないことになっている。

　自治体じちたいが引ひき受うけた遺骨いこつが全国ぜんこくで最もっとも多おおい大阪おおさか市しでは、21年ねんには3149柱はしらを市し設しつらえ霊園れいえんの無縁むえん堂どうに安置あんちした。これは、大阪おおさか市内しないで亡なくなった人ひとの16・3%にあたる。い換いかえると、遺骨いこつの引ひき取とり手てがいない死者ししゃは、6人にんに1人ひとりもいることになる。1990年ねんには無縁むえん堂どうに安置あんちされた遺骨いこつは336柱はしらだったので、この30年間ねんかんで10倍ばい近ちかくにも増ふえている。

バーチャル墓ぼの出現しゅつげん

　お墓はかは従来じゅうらい、遺骨いこつの安置あんち場所ばしょと遺族いぞくが故人こじんをしのぶ場所ばしょとしての二ふたつの機能きのうを有ゆうしていたが、SDGsや環境かんきょう問題もんだいへの意識いしきの高たかまりを受うけ、前者ぜんしゃの機能きのうが喪失そうしつする傾向けいこうが諸しょ外国がいこくで現実味げんじつみを帯おびている。遺体いたいや遺骨いこつを残のこさなければ安置あんち場所ばしょとしてのお墓はかは必要ひつようなくなり、それが環境かんきょうにも良よいという考かんがえ方かただ。

　米国べいこくでは、遺体いたいをコンポストにすることを認みとめる法案ほうあんが2019年ねんにワシントン州しゅうで初はじめて合法ごうほう化かされ、現在げんざい、6州しゅうで認可にんかされている。すでにコンポスト葬そうはスウェーデンでも認可にんかされているほか、伝統でんとう的てきに土葬どそうが主流しゅりゅうで、儒教じゅきょうの意識いしきが強つよく、お墓はかを大切たいせつにしてきた台湾たいわんや韓国かんこくでも、個別こべつの大おおきなお墓はかを作つくらない選択肢せんたくしが広ひろがっている。

　特とくに台湾たいわんでは、行政ぎょうせい主導しゅどうでお墓はかの在あり方かたが大おおきく変化へんかしている。市営しえい墓地ぼちでは、故人こじんの名前なまえを刻きざまない、墓石はかいしなどの建造けんぞう物ぶつは建たてない、遺骨いこつは火葬かそう後ごに粉砕ふんさいされ、土どの中なかで分解ぶんかいするコーンスターチで作つくられた専用せんよう箱ばこに入いれて埋蔵まいぞうするといった取とり決きめがあり、墓参ぼさん時じには線香せんこうをたいたり、冥めい銭ぜにを焼やいたりすることも禁きんじられている。行政ぎょうせいは、遺骨いこつ安置あんち場所ばしょとしてのお墓はかをなくす代かわりに、オンライン上じょうで故人こじんや先祖せんぞをしのぶという新あたらしい方法ほうほうを提供ていきょうしている。現実げんじつのお墓はかをなくし、追慕ついぼはバーチャル空間くうかんで行おこなうことで、費用ひようを節約せつやくでき、自然しぜんにも優やさしいというメリットを行政ぎょうせいが根気こんきよく市民しみんに説明せつめいしてきた成果せいかにより、15年ねん以降いこう、新あたらしいお墓はかを選択せんたくする市民しみんが急増きゅうぞうしているという。

　以上いじょうのように、現実げんじつの墓地ぼちが仮想かそう空間くうかんのバーチャル墓地ぼちに移行いこうする可能かのう性せいは、多おおくの国くにに今後こんご、広ひろがっていくだろう。

　日本にっぽんでも、ダイナミックな追慕ついぼ方法ほうほうを提案ていあんしていかねば、これまでの発想はっそうでは社会しゃかいや意識いしきの多様たよう化かに対応たいおうしきれず、早晩そうばん、お墓はかは遺骨いこつの安置あんち場所ばしょとしての機能きのうしか残のこらないのではないかと危惧きぐされる。人々ひとびとに死後しごの安寧あんねいを保証ほしょうするお墓はかの在あり方かたを、柔軟じゅうなんな発想はっそうで考かんがえていく時代じだいにきているのではないだろうか。

シニア生活せいかつ文化ぶんか研究所けんきゅうじょ長ちょう　小谷おたに　みどり（こたに・みどり）　1969年ねん大阪おおさか府ふ生うまれ。奈良女子大学ならじょしだいがく大学院だいがくいん修了しゅうりょう。博士はかせ（人間にんげん科学かがく）。第一生命だいいちせいめい経済けいざい研究所けんきゅうじょ主席しゅせき研究けんきゅう員いんを経へて2019年ねんから現職げんしょく。専せん門もんは死生しせい学がく、生活せいかつ設計せっけい論ろん。武蔵野むさしの大学だいがく客員きゃくいん教授きょうじゅ、身延山みのぶさん大学だいがく客員きゃくいん教授きょうじゅのほか、立教大学りっきょうだいがく、奈良女子大学ならじょしだいがく、淑徳大学しゅくとくだいがくの兼任けんにん講師こうし。「ひとり終おわり活かつ」（小学館しょうがくかん新書しんしょ）、「〈ひとり死し〉時代じだいのお葬式そうしきとお墓はか」（岩波いわなみ新書しんしょ）、「没ぼつイチ」（新潮社しんちょうしゃ）など著書ちょしょ多数たすう。

（Kyodo Weekly 2024年ねん3月がつ18号ごうより転載てんさい）