秋季しゅうき特別とくべつ展てん「多々納たたの弘光ひろみつの仕事しごと －出で西窯にしがまを育はぐくみ、民藝みんげいに生いきた陶工とうこう－」が終了しゅうりょういたしました。当館とうかんは2020年ねん2月がつ29日にち(土ど）(予定よてい)まで冬季とうき休館きゅうかんいたします。

2020年ねん3月がつ1日にち（日ひ）から7月がつ14日にち（火ひ）まで「万博ばんぱく５０周年しゅうねん記念きねん　春季しゅんき特別とくべつ展てん　民藝みんげいの力ちから　―パビリオン「日本にっぽん民藝みんげい館かん」とEXPO’70―」を開催かいさい予定よていです。

　大阪おおさか日本にっぽん民芸みんげい館かんは1970年ねんの大阪おおさか万博ばんぱくに東京とうきょう駒場こまんばの日本にっぽん民藝みんげい館かんが出展しゅってんした、パビリオン「日本にっぽん民藝みんげい館かん」を継承けいしょうして開館かいかんしました。
パビリオン「日本にっぽん民藝みんげい館かん」では、日本にっぽん民藝みんげい館かんが収蔵しゅうぞうする200点てんもの優品ゆうひんと共ともに、当時とうじの産地さんちの作品さくひんや、濱田はまだ庄司しょうじ、河井かわい寬次郎かんじろう、芹沢せりざわ銈介と言いった民藝みんげい運動うんどうを代表だいひょうする作家さっかの作品さくひんが並ならび、まさに民藝みんげい運動うんどうが見出みだし育はぐくんできた「暮くらしの美び」を存分ぞんぶんに展観てんかんする内容ないようでした。来年らいねん2020年ねんは大阪おおさか万博ばんぱくにパビリオン「日本にっぽん民藝みんげい館かん」が出展しゅってんされてから、50年ねんの節目ふしめの年としです。
　これを記念きねんして、令れい和わ2年度ねんど春季しゅんき特別とくべつ展てんでは、東京とうきょうの日本にっぽん民藝みんげい館かんに御ご協力きょうりょくいただき、全館ぜんかん通とおして万博ばんぱく当時とうじの再現さいげん展示てんじを試こころみます。
質量しつりょうともに類るいまれな規模きぼのコレクションがご覧らんいただける機会きかいとなります。力強ちからづよいまでの当時とうじの熱気ねっきと、時代じだいを貫つらぬく民藝みんげいの美びの世界せかいをご高覧こうらんください。

現在げんざい開催かいさい中ちゅうの展覧てんらん会かい「多々納たたの弘光ひろみつの仕事しごと―出西しゅつさい窯かまを育はぐくみ、民藝みんげいに生いきた陶工とうこう―」にちなんで、
出西しゅつさい窯かまと出雲いずも民藝みんげい館かんの見学けんがくを行おこないます。
出西しゅつさい窯かまは島根しまね県けん出雲いずも市しにある窯元かまもとで、日々ひびに役立やくだつ健すこやかで美うつくしい器うつわを作つくり続つづけています。
2018年ねんにオープンした「ルコションドール出西しゅつさい」でランチをした後のち、「くらしの陶すえ・無む自性じしょう館かん」
で仕事場しごとばや登のぼり窯かまを見学けんがくしたりお買かい物ものを楽たのしんでいただきます。
出雲いずも民藝みんげい館かんでは現在げんざい、当館とうかん収蔵しゅうぞうの武内たけうち晴はれ二郎じろう作品さくひんを一堂いちどうに展観てんかんする「武内たけうち晴はれ二郎じろう」展てんを開催かいさい中ちゅうです。
ダイナミックな大だい鉢はちを中心ちゅうしんとした陶芸とうげい作品さくひんを間近まぢかでご覧らんいただけます。
皆様みなさまのご参加さんかをお待まちしております。

◇当日とうじつのスケジュール
　　　11:30　　　　　　出雲いずも市し駅えき集合しゅうごう
　　　12:00～13:00 「ルコションドール出西しゅつさい」にて昼食ちゅうしょく
　　　13:00～14:00 「出西しゅつさい窯かま」（登のぼり窯かま・仕事場しごとば見学けんがくがあります）
　　　14:30～15:30 「出雲いずも民芸みんげい館かん」を見学けんがく

◇定員ていいん：１０名めい

◇料金りょうきん：出雲いずも民藝みんげい館かん入館にゅうかん料りょう　大人おとな７００円えん、 高こう・大生おおう４００円えん、小しょう・中ちゅう生せい３００円えん
　　　　別途べっと 交通こうつう費ひ（現地げんちはタクシーで移動いどうします）　昼食ちゅうしょく・喫茶きっさ代だい

◇申もうし込こみ締しめ切きり日び：11月15日にち（金かね）

◇お申込もうしこみ方法ほうほう：大阪おおさか日本にっぽん民芸みんげい館かん（06-6877-1971）までお電話でんわにてお申込もうしこみください。
　　※　お申込もうしこみの方ほうには日帰ひがえり研修けんしゅう旅行りょこうの一いち週間しゅうかん前まえに別途べっと詳細しょうさいをお送おくりいたします。

大阪おおさか日本にっぽん民芸みんげい館かん（以下いか当館とうかん）は、1970年ねんの日本にっぽん万国博覧会ばんこくはくらんかい（以下いか大阪おおさか万博ばんぱく）に出展しゅってんされたパビリオンである「万博ばんぱく・日本にっぽん民藝みんげい館かん」の建物たてものと展示てんじ品ひんの一部いちぶを継承けいしょうして1972年ねんに開館かいかんしました。
来年らいねん2020年ねんは、大阪おおさか万博ばんぱくで「万博ばんぱく・日本にっぽん民藝みんげい館かん」が開館かいかんしてからちょうど50年ねんになります。そこで、当館とうかんの前身ぜんしんである「万博ばんぱく・日本にっぽん民藝みんげい館かん」開館かいかん50周年しゅうねんを記念きねんして、開館かいかん記念きねん特別とくべつ展てんを2020年ねん3月がつ初旬しょじゅんから開催かいさいする予定よていです。
つきましては、1970年ねんの「万博ばんぱく・日本にっぽん民藝みんげい館かん」と実際じっさいに関かかわりのあった方ほうへインタビューを行おこない、大阪おおさか万博ばんぱく当時とうじの「万博ばんぱく・日本にっぽん民藝みんげい館かん」の情報じょうほうを教おしえていただきたいと考かんがえています。第三者だいさんしゃの言葉ことばや残のこされている文献ぶんけん資料しりょうのみならず、実際じっさいに何なんらかの立場たちばから関かかわった当事とうじ者しゃの思おもい出でや言葉ことばは、「万博ばんぱく・日本にっぽん民藝みんげい館かん」を再検さいけん証あかし、全体ぜんたい像ぞうをより立体りったい的てきに捉とらえ直なおす上うえで大変たいへん重要じゅうような要素ようそです。現在げんざいの大阪おおさか日本にっぽん民芸みんげい館かんであるパビリオン「万博ばんぱく・日本にっぽん民藝みんげい館かん」にゆかりのある方ほうがいらっしゃいましたら、ぜひ当時とうじの思おもい出でをお聞きかせください。

〈例たとえば〉
・「万博ばんぱく・日本にっぽん民藝みんげい館かん」の展示てんじ設営せつえいなどに関かかわった方ほう
・「万博ばんぱく・日本にっぽん民藝みんげい館かん」が開催かいさい中ちゅうに館内かんないガイドや職員しょくいんとして参加さんかされていた方ほう
・「万博ばんぱく・日本にっぽん民藝みんげい館かん」にお客様きゃくさまとしてご来館らいかんくださった方ほう　などなど…

他ほかにも、「万博ばんぱく・日本にっぽん民藝みんげい館かん」との思おもい出でがある方ほう、あるいはそういったお知しり合あいをご存知ぞんじの方ほうがいらっしゃったら、当館とうかん受付うけつけカウンターか大阪おおさか日本にっぽん民芸みんげい館かん　学芸がくげい員いん小野おの（06-6877-1971）までご連絡れんらくください。
お申もうし出でいただいた方ほうには、当時とうじの思おもい出でをインタビューやアンケートなどでお訊たずねさせていただき、そばちょこポストカードをプレゼント！
皆様みなさまのご協力きょうりょくをよろしくお願ねがい致いたします！

2019年ねん秋季しゅうき特別とくべつ展てん「多々納たたの弘光ひろみつの仕事しごと―出西しゅつさい窯かまを育はぐくみ、民藝みんげいに生いきた陶工とうこう―」が始はじまりました。
2019年ねん9月がつ7日にち（土ど）から12月17日にち（火ひ）まで開催かいさいしております。

詳くわしくはこちらをご覧らんください。

春季しゅんき特別とくべつ展てん「自然しぜん布ぬの －草木くさきで織おりなす－」が終了しゅうりょういたしました。当館とうかんは2019年ねん9月がつ6日にち(金かね）(予定よてい)
まで夏季かき休館きゅうかんいたします。

2019年ねん9月がつ7日にち（土ど）から12月17日にち（火ひ）まで　秋季しゅうき特別とくべつ展てん「多々納たたの弘光ひろみつの仕事しごと―出西しゅつさい窯かまを育はぐくみ、民藝みんげいに
生いきた陶工とうこう―」を開催かいさい予定よていです。
出西しゅつさい窯かまの創業そうぎょうメンバーの一人ひとりであり、2017年ねん6月がつ29日にちに惜おしくもこの世よを去さった多々納たたの弘光ひろみつ。窯元かまもとの顔かお
としてよく知しられる存在そんざいですが、これまでひとりの作つくり手しゅとして注目ちゅうもくされることは多おおくありませんでした。
弘光ひろみつが出で西窯にしがまで担になっていた仕事しごとは、主おもにハンドル（把手とって）付つけと、型かたを使つかって成形せいけいする作品さくひんの製作せいさく。
ハンドル付づけにおいては、見みた目めの美うつくしさとともに手てに持もった時ときの重量じゅうりょう感かんや掴つかみやすさなどを重視じゅうしして
おり、道具どうぐとして使つかわれることへの気配きくばりを感かんじます。
また作さく陶すえにおいて轆轤ろくろを用もちいなかったため、型かた物ぶつの製作せいさくには熱心ねっしんに取とり組くみました。非常ひじょうに多おおくの種類しゅるいの
型かたを作つくり、そこから形かたちを取とった陶器とうきには櫛くし描、点てん打だ、縄文じょうもん、指ゆび描えがきといった様々さまざまな技法ぎほうの装飾そうしょくが施ほどこされ
ました。どの作品さくひんにも弘光ひろみつの美意識びいしきが表あらわれており、表現ひょうげんの幅はばや奥行おくゆき、愉たのしさを示しめす実例じつれいとして見みる者ものに
驚おどろきと感動かんどうを与あたえてくれます。
日にち中ちゅうは出西しゅつさい窯かまの経営けいえい者しゃとしての仕事しごとにも追おわれていたこともあり、工房こうぼうに入はいるのは主おもに終業しゅうぎょう後ご、日にちが暮くれ
てから。そのため作さく陶すえする姿すがたを人ひとに見みられることは稀まれで、弘光ひろみつは作さく陶すえには関かかわっていないと思おもっていた、
という人ひとさえいたのだそうです。
そんな「名なもなき陶工とうこう」が続つづけていた、喜よろこびにあふれた仕事しごとの数々かずかずを、どうぞご高覧こうらんください。

The Japan Folk Crafts Museum, Osaka is closed temporarily for exhibits installation
from Jul 16th,2019 to Sep 6th,2019.
Next exhibition: Special Exhibition in Memory of the Late Hiromitsu Tatano
－a potter who established the Shussai-gama kiln and lived in the world of Mingei－
Sep 7th(Sat)－Dec 17th(Tue)

Hiromitsu Tatano was one of the founding members of the Shussai-gama Kiln. He passed
away on June 29, 2017.
A well-known face as the manager at the Shussai-gama Kiln, Tatano was never in the
spotlight as an individual potter.
By day he was mainly responsible for the production of pieces with handles and molded
pieces, but when the working day was over he could be found in the workshop after dark.
As he was seldom witnessed in the making process, there were those who thought that
Tatano himself was not involved in making pottery at all. For this reason he has been
called ‘the unknown potter’.
Tatano paid great attention to the balance of aesthetics, weight, and ease of use in
handled works. Eschewing a potter’s wheel, he strived to produce a wide variety of
molded pieces, decorating them with comb lines, dots, straw-rope and finger-painted
designs.
Every work possesses Tatano’s sense of beauty; a surprising and moving display of his
breadth, depth, and enjoyment of expression.
Please enjoy the beauty in the works of ‘the unknown potter’.

滋賀しが県けんの湖東ことう地域ちいきは、室町むろまち時代じだいより麻あさ織物おりものを産さんする地域ちいきとして知しられています。特とくに江戸えど時代じだいには、「高宮たかみや布ぬの」という上質じょうしつな麻あさ織物おりものの産地さんちとしてその地位ちいを築きずき、明治めいじ時代じだいには、近代きんだい化かに伴ともなう技術ぎじゅつ革新かくしんや生産せいさん組織そしきの確立かくりつなどが進すすみ、ますます発展はってんを続つづけていきました。そして昭和しょうわ52年ねんには、絣かすり、生平おいだいらが「近江おうみ上布じょうふ」として国くにの伝統でんとう的てき工芸こうげい品ひんに指定していされ、現在げんざいまで技術ぎじゅつの保存ほぞんと継承けいしょうが行おこなわれています。
　近江おうみ上布じょうふ伝統でんとう産業さんぎょう会館かいかんでは、一いち年ねんを通とおして大麻たいまによるワークショップを開催かいさいしており、6月～9月がつになると苧麻からむしのワークショップも行おこなわれます。今回こんかいは、苧からむし引びきした繊維せんいを手て績うみして糸いとを作つくり、その糸いとを使つかって地ち機きでコースター（１０ｃｍせんちめーとる×１０ｃｍせんちめーとる）を織おってみましょう。

◇日時にちじ：6月23日にち（日ひ）10：00～16：30

◇参加さんか費ひ：3500円えん　
　　※別途べっと交通こうつう費ひがかかります。

◇定員ていいん：8名めい（要よう予約よやく）

◇所要しょよう時間じかん：約やく4時間じかん（お昼ひる休憩きゅうけい１時じ間あいだ有あり）

◇集合しゅうごう場所ばしょ：近江おうみ上布じょうふ伝統でんとう産業さんぎょう会館かいかん
　〒529-1331　滋賀しが県けん愛知あいち郡ぐん愛あい荘しょう町まち愛知あいち川がわ13−7 （駐車ちゅうしゃ場じょう有あり）　TEL：0749-42-3246
　ｱｸｾｽ①JR「近江八幡おうみはちまん」駅えきまたは「彦根ひこね」駅えきより近江おうみ鉄道てつどう乗のり換かえ、「愛知あいち川がわ」駅えき下車げしゃ、徒歩とほ5分ふん
（7:30大阪おおさか 9:25 愛知あいち川がわ 2130円えん）
　ｱｸｾｽ② JR「能登川のとがわ」駅えき下車げしゃ、近江おうみ鉄道てつどうﾊﾞｽ角かく能のう線せん「福祉ふくし総合そうごうｾﾝﾀｰ愛あいの郷前ごうぜん」下車げしゃ、徒歩とほ2分ふん
（8:00大阪おおさか 9:35 愛あいの郷前ごうぜん 2030円えん）

◇申もうし込こみ締しめ切きり日び：6月14日にち（金かね）

◇お申込もうしこみ方法ほうほう：大阪おおさか日本にっぽん民芸みんげい館かん（06-6877-1971）までお電話でんわにてお申込もうしこみください。

「みんげい市し」参加さんか作家さっかのご紹介しょうかい※五十音ごじゅうおん順じゅん

2019年ねん5月がつ11日にち(土ど）、12日にち(日ひ）のみんげい市しに参加さんかされる作家さっかのご紹介しょうかいです。

《陶磁とうじ》

《大杉おおすぎ康伸やすのぶさんプロフィール》
1977年ねん　兵庫ひょうご県けん神戸こうべ市しに生うまれる
1996年ねん　岡山おかやま県けん備前びぜん陶芸とうげいセンターに入所にゅうしょ
1997年ねん　備前焼びぜんやき作家さっか　正宗まさむね 悟さとる 氏しに師事しじ
1999年ねん　伊賀いが 土ど楽らく窯かま 福森ふくもり 雅まさ武たけし 氏しに師事しじ
2006年ねん　丹波たんば市し山南さんなん町まち石せき龕がん寺てら近ちかくに登のぼり窯かまを築きずく
2007年ねん　初はつ窯かま
2009年ねん　田部たなべ美術館びじゅつかん「茶ちゃの湯ゆの造形ぞうけい展てん」入選にゅうせん
2011年ねん　田部たなべ美術館びじゅつかん「茶ちゃの湯ゆの造形ぞうけい展てん」入選にゅうせん
兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

《河井かわい一いち喜きさんプロフィール》
1971年ねん　京都きょうと市し生うまれ
　　　　　龍谷大りゅうこくだい学がく短期大学たんきだいがく部ぶ卒業そつぎょう後ご、京都きょうと府立ふりつ陶工とうこう高等こうとう技術ぎじゅつ専門せんもん校こう、京都きょうと市立しりつ工業こうぎょう試験場しけんじょうを経へて、滋賀しが県けん永源寺えいげんじ町まち（現げん・東あずま近江おうみ氏し）にある八風はっぷう窯かまにて陶芸とうげいを学まなぶ
1998年ねん　4月がつより滋賀しが県けん志賀しか町まち（現げん・大津おおつ市し）にて自みずからの作品さくひんを制作せいさく
1999年ねん　祇をん小西こにし（京都きょうと）で初はつ個展こてん、以来いらい各地かくちで個展こてん開催かいさい
2010年ねん　日本にっぽん民藝みんげい館かん展てん　奨励しょうれい賞しょう
2011年ねん　日本にっぽん陶芸とうげい展てん　入選にゅうせん
2012年ねん　国くに展てん　会友かいゆう賞しょう
京都きょうと民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　　　　

《河井かわい達之たつゆきさんプロフィール》
1974年ねん　京都きょうと市し東山ひがしやま生うまれ
　　　　　京都きょうと府立ふりつ陶工とうこう高等こうとう技術ぎじゅつ専門せんもん学校がっこう卒業そつぎょう後ご、
　　　　　(旧きゅう)蒲生がもう郡ぐん標しるべ野の窯かま、及および鳥取とっとり県けん岩井いわい窯かまにて約やく4年間ねんかん陶芸とうげいを学まなぶ
2003年ねん 1月がつより大津おおつ市し猿さる子こ田た窯かまにて、自みずからの作品さくひんを制作せいさくする
京都きょうと民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

《坂西さかにし康かん俊しゅんさんプロフィール》
1965年ねん　兵庫ひょうご県けん尼崎あまがさき市し生うまれ
1995年ねん　丹に波立はったち杭くい焼しょう　清水しみず俊彦としひこ氏しに入門にゅうもん、師事しじ
2000年ねん　清水しみず氏しのもとを辞じし独立どくりつ準備じゅんび
2001年ねん　尼崎あまがさきの自宅じたくに築ちく窯かま「やすとし窯かま」と命名めいめい
兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　 　

《佐藤さとう央ひさし巳み・ともみ(中ノ畑なかのはた窯かま)さんプロフィール》
佐藤さとう 央ひさし巳み
1973年ねん　北海道ほっかいどう生うまれ。
沖縄おきなわ県けん読谷よみたん村むら・北きた窯かま松田まつだ米べい司し工房こうぼう出身しゅっしん。
兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん
さとう ともみ
1974年ねん　大阪おおさか生うまれ。
沖縄おきなわ県けん読谷よみたん村むら・北きた窯かま宮城みやぎ正ただし享とおる工房こうぼう出身しゅっしん。
兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　　

《丹に窓まど窯かまさんプロフィール》※12日にち（日ひ）のみの参加さんかとなります。
平安へいあん初期しょきに始はじまる丹波たんば焼しょうは山紫水明さんしすいめいに自然しぜん環境かんきょうに培つちかわれ、
素朴そぼくな深ふかい美びを秘ひめながら往時おうじは穴あな窯かまを用もちい、
桃山ももやま以後いご独特どくとくの登とう窯かまに移行いこうして世々よよ多彩たさいな技法ぎほうを表現ひょうげんしてまいりました。
旺盛おうせいな営いとなみを続つづけた祖先そせん連綿れんめんの業ごうを継承けいしょうする丹に窓まど窯かまでは、
悠久ゆうきゅうの歴史れきしが育はぐくむ純度じゅんどの高たかい伝統でんとうを更さらに充実じゅうじつし、尚なおも新あらたな創造そうぞうを展開てんかいすべく、現在げんざい焼物やきもの制作せいさくに励はげんでおります。
兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　

《南森みなみもり正せい仁ひとしさんプロフィール》
1948年ねん　京都きょうと市し生うまれ
1971年ねん　山之内製薬やまのうちせいやく（株）かぶしきがいしゃ入社にゅうしゃし福岡ふくおか支店してん長崎ながさき担当たんとう
　　　　古こ唐津からつや磁器じき窯かま跡あと（特とくに初期しょき伊万里いまり）を訪たずねる
　　　　佐賀さが県立けんりつ九州陶磁文化館きゅうしゅうとうじぶんかかん主催しゅさいの九州きゅうしゅう近世きんせい陶磁とうじ学会がっかい（現げん　研究けんきゅう会かい）に出席しゅっせき
57歳さい時じに早期そうき退職たいしょくし唐津からつに移住いじゅうし薪たきぎ窯かま（単たん窯かま）を築ちく窯かまする
古こ唐津からつの味あじわいを研究けんきゅう中ちゅう（古こ唐津からつ研究けんきゅう交流こうりゅう会かい、伊万里いまり古こ陶磁とうじ研究けんきゅう会かい、肥前ひぜん古こ陶磁とうじ研究けんきゅう会かい所属しょぞく）
京都きょうと民芸みんげい協会きょうかい、長崎ながさき民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　　　　

《露ろ古こ壽ことぶき窯かま　西堀にしぼり志こころざし伸しんさんプロフィール》
1971年ねん 京都きょうと府ふ長岡京ながおかきょう市しに生うまれる
1996年ねん 同志社大学どうししゃだいがく工学部こうがくぶ卒業そつぎょう後ご、家業かぎょうを継つぎ父ちち西堀にしぼり寛厚かんこうの元もとで作さく陶すえ開始かいし
1998年ねん 京都きょうと府ふ船井ふない郡ぐん京きょう丹波たんば町まちの工房こうぼうへ移転いてん
2000年ねん 日本にっぽん工芸こうげい館かん主催しゅさい　日本にっぽん民芸みんげい公募こうぼ展てん　入選にゅうせん
　　　　以後いご、近畿きんき経済けいざい産業さんぎょう局長きょくちょう賞しょう、優秀ゆうしゅう賞しょう他ほか
2004年ねん 兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい　第だい6回かいくらしの工芸こうげい展てん
　　　　以後いご毎回まいかい参加さんか
兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　　

《山口やまぐち和声わせい（かずな）さんプロフィール》
1983年ねん　三重みえ県けん生うまれ
2006年ねん　名古屋芸術大学なごやげいじゅつだいがく美術びじゅつ学部がくぶ絵画かいが科か卒業そつぎょう
2008年ねん　桑名くわな市内しない中学校ちゅうがっこうにて教鞭きょうべん
2010年ねん　愛知あいち県立けんりつ釜がま業ぎょう高等こうとう技術ぎじゅつ専門せんもん校こう卒業そつぎょう
　　　　　山本やまもと教きょう行こう氏しに師事しじ
2013年ねん　伊勢いせ市しにて独立どくりつ
兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　


《木き漆うるし》

《chogoro　小島こじま紗しゃ和子かずこさんプロフィール》
人間にんげん国宝こくほう、木き漆うるし工芸こうげい黒田くろだ辰たつ秋あきの下したで修行しゅぎょうした小島こじま雄つよし四郎しろうの師事しじを受うけ、2008年ねんに小島こじま美代子みよこ、紗しゃ和子わこで「螺鈿らでんをもっと身近みぢかに」をモットーにchogoroを立たち上あげました。
西宮にしのみや阪急はんきゅうにて個展こてん、各地かくちで個展こてん、グループ展てんに参加さんか。
兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん
HP→http://chogoro.com/

　

《小島こじま優ゆう（あつし）さんプロフィール》
1973年ねん　兵庫ひょうご県けん伊丹いたみ市し生うまれ
1991年ねん　渡わたり英すぐる。椅子いす職人しょくにんビルハッドフィールド氏しに師事しじ
1995年ねん　神戸こうべギャラリーミウラにて初はつ個展こてん
1997年ねん　阪急はんきゅううめだ本店ほんてん美術びじゅつ画廊がろうにて個展こてん
2008年ねん　松屋まつや銀座ぎんざにて個展こてん
2009年ねん　丹波たんば篠山しのやま・まちなみアートフェスティバルに参加さんか
兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

《辻本つじもと知之ともゆきさんプロフィール》
1978年ねん　兵庫ひょうご県けん西宮にしのみや市し生うまれ
2000年ねん　関西かんさい芸術げいじゅつ短期大学たんきだいがく卒業そつぎょう
　　　　　宝塚造形芸術大学たからづかぞうけいげいじゅつだいがくに3年ねん次じ編入へんにゅう
2002年ねん　宝塚造形芸術大学たからづかぞうけいげいじゅつだいがく卒業そつぎょう
　　　　　小林こばやし秀晴ひではる氏しに師事しじ
2008年ねん　第だい58回かい　西宮にしのみや市し展てん　入選にゅうせん
　　　　　第だい46回かい　兵庫ひょうご工芸こうげい展てん　兵庫ひょうご県けん芸術げいじゅつ文化ぶんか協会きょうかい賞しょう受賞じゅしょう
2009年ねん　第だい47回かい　兵庫ひょうご工芸こうげい展てん　入選にゅうせん
　　　　　7年ねんの弟子でしを経へて独立どくりつ
2011年ねん　西宮にしのみや市しに工房こうぼうくくのち設立せつりつ
現在げんざいに至いたる
兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　

《平松ひらまつ源はじめ木き漆うるし工房こうぼう　平松ひらまつ源はじめさんプロフィール》
1957年ねん　東京とうきょう都とに生うまれる
1977年ねん　小島こじま雄つよし四郎しろう(人間にんげん国宝こくほう黒田くろだ辰たつ秋あき門下もんか)に師事しじ
1981年ねん　伊丹いたみ市しで独立どくりつ、作家さっか活動かつどうを始はじめる。西武百貨店せいぶひゃっかてんで個展こてん(以降いこう数すう回かい)
1987年ねん　京都きょうと「無名むめい舎しゃ」生活せいかつ工芸こうげい展てん（以降いこう数すう回かい）
1992年ねん　滋賀しが県けん高島たかしま市しに工房こうぼうを移転いてん
2009年ねん　日本にっぽん民藝みんげい館かん展てん入選にゅうせん
2011年ねん　大山崎おおやまざき山荘さんそう美術館びじゅつかん「かんさいいすなう」展てん
2012年ねん　阪神百貨店はんしんひゃっかてん「くらしの工芸こうげい5人にん展てん」
2016年ねん　赤穂あこう「桃井ももいミュージアム倫りんの会かい」参加さんか
京都きょうと民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

《染織せんしょく》

《石原いしはら良子りょうこさんプロフィール》
1968年ねん　奈良なら県けん生うまれ
1999年ねん　木綿もめんの手て紡つむぎ手織ておりを学まなぶ
2011～2016年ねん　日本にっぽん民藝みんげい館かん展てん　入選にゅうせん
現在げんざいは木綿もめん、麻あさ（特とくにリネン）を主おもに織おる。
京都きょうと民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　

《加藤かとう麻矢まやさんプロフィール》
神奈川かながわ県けん出身しゅっしん
埼玉さいたま県けん在住ざいじゅう
地元じもとの伝統でんとう工芸こうげい師しより染織せんしょくを習ならう
倉敷くらしき本ほん染しみ手織ており研究所けんきゅうじょ1年ねん滞在たいざい
2015年ねんより日本にっぽん民藝みんげい館かん展てんに入選にゅうせん、準じゅん入選にゅうせんを受賞じゅしょう
2018年ねんより就農しゅうのう、綿めんを栽培さいばい中ちゅう
現在げんざいは半はん農のう半はん織おの暮くらしの中なかでノッティング椅子いす敷じき、卓たく布ぬのなどを主おもに制作せいさく中ちゅう
兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

《倉敷くらしき緞通　瀧山たきやま雄一ゆういちさんプロフィール》
平成へいせい元年がんねん3月がつ岡山おかやま県立けんりつ普通ふつう科か高校こうこう卒業そつぎょう
平成へいせい5年ねんから倉敷くらしき緞通に携たずさわる。
岡山おかやま県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　

《中村なかむら紀子のりこさんプロフィール》
神戸こうべ生うまれ
1978年ねん　大阪おおさかにて仲野なかの扶美子ふみこ氏しに師事しじ。
　　　　 染色せんしょくの基本きほんを学まなぶ。
　　　　 中部ちゅうぶ国こく展てん入選にゅうせん
1986年ねん　奈良ならにて武藤むとうたか子こ氏しに師事しじ。
　　　　 草木染くさきぞめ、紬つむぎ織おを学まなぶ
1999年ねん　「くらしの工芸こうげい展てん」参加さんか、以降いこう毎回まいかい出品しゅっぴん
2009、2010年ねん　日本にっぽん民藝みんげい館かん展てん出品しゅっぴん、入選にゅうせん
神戸こうべ、奈良なら他たで個展こてん、グループ展てん
兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　

《林はやし佑たすく希子のりこさんプロフィール》
2010年ねん倉敷くらしき本ほん染しみ手織ており研究所けんきゅうじょ入所にゅうしょ
2011年ねん卒業そつぎょう後ごは地元じもと岐阜ぎふにてノッティングを制作せいさくしています
京都きょうと民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　

《藤原ふじわら晶子あきこさんプロフィール》
1941年ねん　兵庫ひょうご県けん太子たいし町まち生うまれ
1964年ねん　大阪樟蔭女子大学おおさかしょういんじょしだいがく卒業そつぎょう
1999年ねん　足立あだち康子やすこ氏しに師事しじ
2007年ねん　日本にっぽん民藝みんげい館かん展てん出展しゅってん「帯おび」
2008年ねん　日本にっぽん民藝みんげい館かん展てん出展しゅってん「のれん」
2009年ねん　藤原ふじわら晶子あきこ個展こてん（加古川かこがわ市民しみんギャラリー）
　　　　くらしの工芸こうげい展てん参加さんか
2012年ねん　丹波たんば布ぬのに魅みせられた人ひとびと展てん（加古川かこがわ松風まつかぜギャラリー）
2013年ねん　足立あだち康子やすこ・藤原ふじわら晶子あきこ　丹波たんば布ぬの二に人にん展てん（龍野たつの・末廣すえひろ醤油じょうゆ北きたの家いえ）
2013年ねん　現代げんだい手しゅ紡物クラフト公募こうぼ展てん出展しゅってん　「丹波たんば布ぬの帯地おびじ」　入選にゅうせん
2014年ねん　日本にっぽん工芸こうげい館かん公募こうぼ展てん出展しゅってん　「丹波たんば布ぬの九きゅう寸すん名古屋なごや帯地おびじ」　入選にゅうせん
2015年ねん　日本にっぽん民藝みんげい館かん展てん－新作しんさく工藝こうげい公募こうぼ展てん－「丹に波布はぶ九きゅう寸すん名古屋なごや帯地おびじ」入選にゅうせん
兵庫ひょうご県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　 　

《編組へんそ》

《須浪隆りゅう貴たかさんプロフィール》
1886年ねん 倉敷くらしき市し茶屋ちゃや町まちにて創業そうぎょう
1967年ねん 屋号やごうを須浪亨とおる商店しょうてんとする
現在げんざい 5代目だいめ須浪隆りゅう貴たかとなる
岡山おかやま県けん民芸みんげい協会きょうかい会員かいいん

　古ふるくからいぐさの生産せいさん地ちとして知しられる岡山おかやま県けん倉敷くらしき市しにて、いぐさのかご「いかご」を製造せいぞうしております。ちょっとしたおでかけや買かい物もの、暮くらしのかごとしてお使つかい頂いただけますと幸さいわいです。

　

《石工せっこう》

《松崎まつざき勝美かつみさんプロフィール》
1959年ねん　京都きょうと人形にんぎょう頭師ずし　川瀬かわせ猪山いのしやまを曾祖父そうそふに持もち京都きょうとに生うまれる
1986年ねん　石いしの仕事しごとに入はいる
1991年ねん　鳥取とっとり　民芸みんげい館かんたくみ
2008年ねん　成田なりた国際こくさい空港くうこうアートワーク「日本にっぽんの手てわざ」石いし部門ぶもん制作せいさく
　　　　神戸こうべ　兵庫ひょうご民芸みんげい協会きょうかい「暮くらしの工芸こうげい展てん」
2000年ねん 岡山おかやま天満屋てんまや百貨店ひゃっかてん
2010年ねん Santa Barbara,California Private Garden
2011年ねん Paris　45rpm
　　　　東京とうきょう　45rpm Badou-R
　　　　Los Angels　Tortoise
2013年ねん 東京とうきょう　日本橋にほんばし三越みつこし本店ほんてん
2015年ねん　台湾たいわん　IBS菩薩ぼさつ寺てら
　　　　大阪おおさか阪急はんきゅううめだ本店ほんてん
　　　　島根しまね　郡ぐん言げん堂どう
　　　　New York　45rpm
2016年ねん 京都きょうと　大丸おおまる百貨店ひゃっかてん

《その他た》

《岡山おかやま県けん民藝みんげい協会きょうかいチャリテイーブース》

昨年さくねんの西日本にしにほん豪雨ごうう災害さいがいの後のち、倉敷くらしき民藝みんげい館かんと岡山おかやま県けん民藝みんげい協会きょうかいが協力きょうりょくして「西日本にしにほん豪雨ごうう復興ふっこう支援しえんチャリティ」展てんが開ひらかれました。
今回こんかいは、この時ときに全国ぜんこくから集あつまった品物しなものを「岡山おかやま県けん民藝みんげい協会きょうかいチャリテイーブース」として出品しゅっぴんいただきます。
品物しなものは通常つうじょうよりお求もとめ易やすい価格かかくとなっており、またサンプル品ひんなども集あつまります。
皆様みなさまが賛同さんどうされたお心しんを被災ひさいされた方々かたがたにお届とどけします。

2019年ねん春季しゅんき特別とくべつ展てん「自然しぜん布ぬの―草木くさきで織おりなす―」が始はじまりました。
2019年ねん3月がつ2日にち（土ど）から7月がつ15日にち（月つき・祝しゅく）まで開催かいさいしております。

詳くわしくはこちらをご覧らんください。