尹いん錫すず悦えつ 政府せいふの脱だつ原発げんぱつ政策せいさくの廃棄はいきを受うけ、昨年さくねん、国家こっか温室おんしつ効果こうかガスの排出はいしゅつ量りょうが前年ぜんねんより2860万まんトン減少げんしょうし、2年ねん連続れんぞくで減少げんしょう傾向けいこうを示しめした。 特とくに、国家こっか経済けいざいの規模きぼが大おおきくなったが、温室おんしつ効果こうかガスの排出はいしゅつを削減さくげんする成果せいかを上あげたのは、原発げんぱつの力ちからであることが分わかった。

10日とおか、環境かんきょう部ぶ温室おんしつ効果こうかガス総合そうごう情報じょうほうセンターは、昨年さくねんの国家こっか温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつ量りょうが6億おく2420万まんトンと暫定ざんてい集計しゅうけいされたと発表はっぴょうした。 2022年ねんの暫定ざんてい排出はいしゅつ量りょう6億おく5280万まんトンと比較ひかくすると、4.4%減少げんしょうした。 これは政府せいふが第だい1次じ国家こっか炭素たんそ中立ちゅうりつ·グリーン成長せいちょう基本きほん計画けいかくで明あきらかにした目標もくひょう値ちより1510万まんt少すくない数値すうちだ。

部門ぶもん別べつにエネルギー部門ぶもんの排出はいしゅつ量りょうが7.6%減少げんしょうし、最もっとも大おおきな減少げんしょう幅はばを示しめした。 電力でんりょく需要じゅようの減少げんしょうで全体ぜんたい発電はつでん量りょうが2022年ねん594TWh(テラワット時じ)から587TWhに1.2%ほど減へったうえに、原発げんぱつ·新しん再生さいせいエネルギーのような無む炭素たんそ発電はつでん源げんの比重ひじゅうが大おおきくなり石炭せきたんをはじめとする化石かせき燃料ねんりょうの使用しようが減へった結果けっかだ。

特とくに、シンハヌル1号機ごうきが新あらたに電力でんりょく系統けいとうに入はいり、電力でんりょく供給きょうきゅうに安定あんてい性せいを高たかめた。

国内こくない総そう生産せいさん（GDP）当あたりの排出はいしゅつ量りょうは10億おくウォン当あたり312.8トンで、1990年ねん以来いらい最もっとも低ひくい水準すいじゅんを記録きろくした。 チョン·ウンヘ温室おんしつガス総合そうごう情報じょうほうセンター長ちょうは「2022年ねんからGDPが前年ぜんねん対比たいひ毎年まいとし増加ぞうかしたにもかかわらず排出はいしゅつ量りょうが減少げんしょうする脱だつ同調どうちょう化か傾向けいこうが明確めいかくに現あらわれた」と説明せつめいした。

政府せいふは科学かがく技術ぎじゅつを通つうじて温室おんしつ効果こうかガスをさらに削減さくげんする方針ほうしんだ。 ソン·テユン大統領だいとうりょう室しつ政策せいさく室長しつちょうは温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつ量りょうが2年ねん連続れんぞく減少げんしょうしたことについて「政府せいふが重点的じゅうてんてきに推進すいしんしている原子力げんしりょく発電はつでんおよび原発げんぱつ生態せいたい系けい回復かいふくが寄与きよした結果けっか」と評価ひょうかした。 大統領だいとうりょう室しつは同日どうじつ、気候きこう環境かんきょう秘書官ひしょかん室しつを既存きそんの社会しゃかい首席しゅせき室しつ傘下さんかから科学かがく技術ぎじゅつ首席しゅせき室しつ傘下さんかに移管いかんする組織そしき改編かいへんを断行だんこうしたと明あきらかにした。

[イ·ジンハン記者きしゃ]