12日から雨が降ったら暑さが和らぎそう。
9月に入っても猛暑が続く中、ソウルでは夜の間に気温が25度以上を維持し、気象観測以来最も遅い熱帯夜が発生した。
10日、気象庁によると、ソウルは9日からこの夜の間に最低気温が25.6度を記録し、熱帯夜が再び発生した。 近代的気象観測が始まった後、ソウルで最も遅い熱帯夜が現れたのは1935年9月8日だが、89年ぶりに記録が崩れたのだ。
済州(チェジュ)と西帰浦(ソグィポ)でも熱帯夜が見られた。 済州(チェジュ、北部)の今年の熱帯夜は64日で1位の記録を続け、西帰浦(ソグィポ)は57日で従来の1位だった13年の記録(57日)と同じになり、新たに1位に上がった。 気象記録は後の記録を上位に置く。
このほか、大田、忠清北道清州、全羅南道麗水、釜山地域でも熱帯夜が発生した。 気象庁によると、当分の間、一部の都心と西海岸、南海岸、済州道(チェジュド)を中心に熱帯夜が現れる見通しだ。
同日午前10時、東側の一部地域を除いた全国のほとんどの地域では、猛暑特報が発表された。 気象庁は11日まで全国のほとんどの地域で猛暑が続くと発表した。 11日には日中最高28~35度まで上がる見通しだ。
気象庁によると、韓半島の大気中上層に暖かいチベット高気圧が位置している状況で、下層には高温多湿な南東風が吹き、昼夜を問わず暑さが続いている。 これに加え、東風が白頭大幹を越えて温度が上がり、西側地域を中心に猛暑が発生している。 気象庁によると、同日午前11時基準で、全国183地域のうち164地域に猛暑特報が出された。
12~14日には雨の予報があり、寒気が流入して一時的に気温が下がり、秋の猛暑が収まる見通しだ。 気象庁は11日、ソウルは日中最高35度を記録し、12日には30度まで下がるものと予想した。 しかし15~16日には上層高気圧の影響を受けて暑くなる可能性がある。 その後、17日には最高気温が28度を記録するなど、暑さが和らぐものと予想された。 気象庁は「17日からは北の冷たい空気が降る程度と熱帯低気圧部の勢力および移動経路などによって気温が決定されるだろう」と説明した。
11日には大気の不安定で首都圏、忠清(チュンチョン)圏、南部地方を中心ににわか雨が予想される。 予想降水量は△ソウル·仁川·京畿5~30㎜△江原嶺西中·北部·南部5~30㎜△大田·世宗·忠南·忠北5~60㎜△光州·全南·全北5~60㎜△大邱-慶北-釜山-蔚山-慶南5~60㎜だ。 また、12日には高温多湿の水蒸気が中部地方に流入し、最大60ミリの雨が降る見通しだ。 13日には京畿道(キョンギド)北部と江原道(カンウォンド)北部地域に雨が降る。