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イラストレーター 湯浅 望 -01 | NEMIKA WEB MAGAZINE | NEMIKA(ネミカ)

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PICK UP vol.3 湯浅 望 - NEMIKA WEB MAGAZINE -PICK UP vol.3 湯浅 望 - NEMIKA WEB MAGAZINE -

自分じぶんがいくつになっても
わらないこと。
そして、わっていくこと。
「NEMIKA」のコンセプトとちかしいとかんじる、
しなやかに日々ひびたのしんでいる
クリエイターの女性じょせいたちに
いま年齢ねんれいたのしみかた”をおきします。
vol.3&4は、イラストレーターの湯浅ゆあさ のぞむさん。
01
絵を描いていれば静かな子どもだった私。絵を一度諦め、あるキッカケからまた絵を描き始めた。改めて絵の楽しさを実感している11年。
イラストのお仕事しごとはじめたきっかけをおしえてください。
湯浅ゆあさ
ちいさいころからえがくのがきでした。セーラームーンをえがいたり、えがいていればしずかでいるというだったそうです。
それからずっとわらずえがくことがきだったので、武蔵野美術大学むさしのびじゅつだいがく入学にゅうがくしました。これできなをたくさんえがけるぞ!とうれしかったのですが、大学だいがく授業じゅぎょうには期待きたいしていた面白おもしろさをわたしには見出みだせず…。自分じぶんめる場所ばしょではないのかもしれないとかんじ、中退ちゅうたい決断けつだんしました。
その、ファッション関係かんけい仕事しごとき、ふですべて、いちあきらめることに。
1完全かんぜんはなれたえがくということ。
そこからまたはじめることになったキッカケとは?
湯浅ゆあさ
ファッション関係かんけい仕事しごと時代じだい、「だいかよっていたなら、だれえがけるひとらない?」という連絡れんらくをもらったんです。けれど、よくよくおはなしいてみたらギャラのいお仕事しごとで。
それはちょっとひと紹介しょうかいしづらいし、わたしえがくよ!となって、5ねんぶりにえがくことに。ほとんどててしまっていた道具どうぐさがしてみたら、水彩すいさいだけがつかりました。水彩すいさいならみずかせばふるいものでもまた使つかえるようになるので、ひさしぶりに水彩すいさいえがいてみたんです。受験じゅけん以来いらいに(笑)!
そのときのイラストをクライアントさんがってくださり、ほうなどにもご紹介しょうかいしてくださって、そのまま仕事しごとえていきいま11ねんになります。
PICK UP vol.3 湯浅 望
もう1えがく、それも仕事しごととしてはじめるということに不安ふあんはなかったですか?
湯浅ゆあさ
ちょうどそのお仕事しごとをいただいたころうえ妊娠にんしんちゅうでした。だからいえ出来でき仕事しごとはちょうどくて、ありがたかった。なによりも、ひさしぶりにえがいたら、とてもたのしかったんです。
最初さいしょのお仕事しごとをきっかけに色々いろいろ仕事しごとがちょっとずつえていくにつれ、どんな仕事しごとでもまずはけてみて挑戦ちょうせんをし、いてる時間じかんには練習れんしゅうしていました。練習れんしゅうというか、とにかくえがくことがたのしくてひまさえあればえがいていました。
その当時とうじはInstagramがはじまったころでもあったので、お仕事しごと練習れんしゅうをアップしていたら、またちがうお仕事しごとつながっていって。みずか発信はっしんすることができて、いいタイミングでもあったんだとおもいます。
PICK UP vol.3 湯浅 望
その、おさん2にんが5さい生後せいご2ヶ月かげつという時期じきにニュージーランドへ移住いじゅうすることに。以前いぜん湯浅ゆあささんに取材しゅざいしたさいに、ニュージーランド母子ぼし留学りゅうがくから帰国きこくしたわたし(インタビュアー柿本かきのもと)のおはなしをしたら、すぐに調しらべて本当ほんとう旅立たびだち、おどろいたことをおぼえています。
湯浅ゆあさ
わたし自身じしん中高生ちゅうこうせいころ英語えいごちかられて勉強べんきょうしていました。だから留学りゅうがくしたいとおもっていたのですが、色々いろいろ事情じじょうでそれはむずかしくて…。修学旅行しゅうがくりょこう海外かいがいったとき、こういう場所ばしょちいさいころからごせたらかったなぁとあらためておもいました。
どもがまれたとき、そのおもいがわすれられず、どもたちにははやいうちから英語えいごまなんでしくて色々いろいろ調しらべていたんです。そのタイミングに、柿本かきもとさんからニュージーランド母子ぼし留学りゅうがくのおはなしいて、「ダメならかえってくればいい。とりあえずってみよう」という感覚かんかく旅立たびだちました。いざってみたらとてもたのしくて、家族かぞくもうというはなしになり、旦那だんなさんも仕事しごとのVISAをとりました。日本にっぽんでの子育こそだてではになることや不安ふあんおおかったのですが、ニュージーランドのすべてがシンプルなところがわたしにはとてもっていて、子育こそだてがしやすいくにだなぁとすぐにかんじたことをおぼえています。
どもたちものんびりしている性格せいかくなので、っていたんだとおもいます。
唯一ゆいいつ大変たいへんだったのは、コロナ。ニュージーランドはロックダウンがとてもはやく、規制きせいいかめしかったので、仕事しごとまってしまい、金銭きんせんてき大変たいへんでした。けれど大変たいへんだったのは、その時期じきくらい。仕事しごとめん子育こそだめんどちらでもニュージーランドへの移住いじゅうはいい影響えいきょうがあったと実感じっかんしています。
PICK UP vol.3 湯浅 望

vol.4は、移住いじゅうさきのニュージーランド生活せいかつのこと、それによってわったことについておきします。

ワンピース ¥27,500/PASSIONE(NEMIKA)

Direction & Interview : Maki Kakimoto (Lita)

Illustrator / AnimatorNozomi Yuasa

イラストレーター / アニメーター湯浅ゆあさ のぞむ

PROFILE
東京とうきょう出身しゅっしん武蔵野美術大学むさしのびじゅつだいがく油絵あぶらえ中退ちゅうたい、ファッションスタイリストアシスタントをてPR会社かいしゃ勤務きんむ。2013ねんイラストレーターとして独立どくりつ水彩すいさい万年筆まんねんひつ使用しようした繊細せんさい女性じょせいらしいファッショナブルなイラストが評判ひょうばんとなり、雑誌ざっし書籍しょせきをはじめ国内外こくないがい様々さまざまなブランドとのコラボレーションを展開てんかい。またデジタルアートも得意とくいとし、近年きんねんでは国内外こくないがいのアニメーション制作せいさくプロジェクトにもたずさわる。2019ねんからはNew Zealandへ活動かつどう拠点きょてんうつ世界せかいてき活躍かつやくひろげている。
Instagram @joetonozomi
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