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企画書だけで助成金が貰える? UNCHAIN「web3開発助成金プログラム:進捗2Earn」とは(shiftbase 志村侑紀/日原翔) | あたらしい経済

企画きかくしょだけで助成じょせいきんもらえる? UNCHAIN「web3開発かいはつ助成じょせいきんプログラム:進捗しんちょく2Earn」とは(shiftbase 志村しむら侑紀/日原ひのはらしょう

「UNCHAIN」のあらたな挑戦ちょうせん、「進捗しんちょく2Earn」とは?

今年ことし2がつ創業そうぎょうから1ねんむかえるweb3スタートアップのshiftbase。同社どうしゃがける「UNCHAIN」は、スマートコントラクト開発かいはつやdAppsの構築こうちくなど、プロジェクト開発かいはつとおしてweb3をまなび、実践じっせん経験けいけんみながらアイデアをかたちにするちからにつけるエンジニアのためのコミュニティだ。

ローンチ以降いこう教育きょういくコンテンツやサービスを充実じゅうじつさせ、現在げんざいはイーサリアム(Ethereum)6つ、ポリゴン(Polygon)3つ、ソラナ(Solana)4つ、ニア(NEAR)4つ、アバランチ(Avalanche)2つ、アスターネットワーク(Astar Network)1つ、インターネットコンピューター(ICP)で2つの合計ごうけい7つのパブリックチェーンにかんする学習がくしゅうコンテンツ22けん提供ていきょうしている。

またローンチ当初とうしょ招待しょうたいせいだった「UNCHAIN」だが、現在げんざいはユーザーがアカウントを作成さくせいするだけで学習がくしゅうコンテンツに無料むりょうでアクセスすることができる仕組しくみへとアップデートされた。また、ユーザーは技術ぎじゅつスキルの審査しんさ基準きじゅんたすと、Discordコミュニティにアクセスでき、UNCHAINメンバーとして活動かつどうすることも可能かのうだ。現在げんざい、1,200めい以上いじょうのUNCHAINメンバーがコミュニティで技術ぎじゅつまなっている。

そんな「UNCHAIN」であらたなプロジェクト「web3開発かいはつ助成じょせいきんプログラム:進捗しんちょく2Earn」がスタートする。あたらしい経済けいざい編集へんしゅうはshiftbase 取締役とりしまりやくCCOの志村しむら侑紀取締役とりしまりやくCTOの日原ひのはらしょう、そしてすでに助成じょせいきんプログラムにプレ参加さんかしている起業きぎょうのkimi、エンジニアのkeit取材しゅざいした。

 

ひだりからshiftbase日原ひのはらしょう志村しむら侑紀、プログラム参加さんかのkeit、kimi(PC画面がめんない

「web3開発かいはつ助成じょせいきんプログラム:進捗しんちょく2Earn」とは?

今回こんかいUNCHAINでげる「web3開発かいはつ助成じょせいきんプログラム:進捗しんちょく2Earn」について、おしえてください。

志村しむら侑紀(以下いか 志村しむら):web3領域りょういきでプロダクト開発かいはつ挑戦ちょうせんする個人こじんやチームに、進捗しんちょくおうじて最大さいだい200まんえん助成じょせいきん(Grant)を段階だんかいてき給付きゅうふするプログラムです。

一般いっぱんてきにエンジニアを育成いくせい/助成じょせいする仕組しくみとして、ハッカソンがあります。わたしたちもこれまで複数ふくすうのハッカソンの運営うんえいサポートをさせていただき、その重要じゅうようせいつよかんじています。しかし、まだまだそれらに改善かいぜん余地よちがあるともかんじました。

そこでインキュベーションの要素ようそれた、ハッカソンをできないかとかんがえ、企画きかくしたのがこの「web3開発かいはつ助成じょせいきんプログラム:進捗しんちょく2Earn」です。

一般いっぱんてきなハッカソンに、どのような改善かいぜんすべきてんがあるとかんがえたのでしょうか?

志村しむら1つは、「プロセスではなく結果けっかだけが評価ひょうかされるてん」です。一般いっぱんてきなハッカソンは最後さいご結果けっかだけの勝負しょうぶになります。それによって参加さんかしゃの「MVP(Minimum Viable Product/顧客こきゃく価値かち提供ていきょうできる最小限さいしょうげんのプロダクト)」開発かいはつのモチベーション維持いじむずかしくなっています。それはハッカソンのモチベーションにもかかわってきます。

日原ひのはらしょう以下いか 日原ひのはら):入賞にゅうしょうできなかったからプロジェクトがそこでまってしまう。また入賞にゅうしょうできたとしても、かならずしも起業きぎょうにつながるわけでもない。一種いっしゅのコンテスト、おまつりのような要素ようそは、ハッカソンのいいめんでもあるものの、ただそこからたしておおくのプロジェクトがていけるのか、というてんでは課題かだいだとかんじています。

志村しむら2つは「ハッカソン参加さんか起業きぎょう資金しきん調達ちょうたつのハードル」ですね。入賞にゅうしょうしたとしても、資金しきん調達ちょうたつのプロセスに時間じかんかれて、開発かいはつのモメンタムがうしなわれてしまう場合ばあいもあります。

そして3つは「プロダクトのユーザー獲得かくとくにおけるハードル」です。ハッカソンに参加さんかする段階だんかいではPRやマーケティングにそこまで知見ちけんがあるわけではないので、結局けっきょくユーザーにプロダクトを上手うまとどけられないという課題かだいがあるとかんじています。

進捗しんちょく2Earn」でハッカソンをあらたなステージへ

–それらを「進捗しんちょく2Earn」では、具体ぐたいてきにどう改善かいぜんするのでしょうか?

志村しむら進捗しんちょく2Earn」は、チームの最終さいしゅうてきなアウトプット(結果けっか)ではなく、プロセスを評価ひょうかし、プロダクト開発かいはつのマイルストーン到達とうたつごとに参加さんかしゃ助成じょせいきん給付きゅうふしていく仕組しくみです。

6段階だんかい開発かいはつ進捗しんちょく審査しんさする基準きじゅんもうけ、段階だんかいてき給付きゅうふすべてをクリアしたチームには前述ぜんじゅつとお最大さいだいで200まんえん給付きゅうふします。これでまず1つのの「モチベーション維持いじ」の課題かだい解決かいけつし、よりおおくのチームがプロダクトのMVPをリリースできる状態じょうたい目指めざします。

2つの「ハッカソン参加さんか起業きぎょう資金しきん調達ちょうたつのハードル」にかんしても、最大さいだい200まんえん資金しきん獲得かくとくできる仕組しくみを導入どうにゅうすることで、開発かいはつチームは株式かぶしき放出ほうしゅつすることなく、プロダクトの仮説かせつ検証けんしょう集中しゅうちゅうしてもらうことができます。エンジェルラウンドの資金しきん調達ちょうたつをスキップできるチームをやしていきたいとおもっています。

また3つの「プロダクトのユーザー獲得かくとくにおけるハードル」にかんしては、プログラム期間きかんちゅう毎月まいつき開催かいさいされるピッチイベント(Demo Day)に参加さんかするチームにたいして、UNCHAINの運営うんえいチームが広報こうほう活動かつどう支援しえんする仕組しくみを導入どうにゅうします。プロダクト開発かいはつ初期しょきのチームが最初さいしょにつまづくことがおお創業そうぎょうのマーケティング活動かつどうをサポートしていきます。

–こういう仕組しくみのハッカソン、これまでにあったんでしょうか?

日原ひのはらわたしたちが調しらべられた範囲はんいでは、いとおもいます。

志村しむら:あと補足ほそくすると、これまでのハッカソンは、どうしても参加さんかするほかのチームとの比較ひかくになってしまうてん改善かいぜんしたかったんです。わたしたちのプログラムでは、他者たしゃくらべてどうではなく、まず自分じぶんたちの進捗しんちょくってもらう。それが評価ひょうかじくとなる。

自分じぶん成長せいちょうとちゃんとえる環境かんきょう。そういうひとたちがあつまる場所ばしょ切磋琢磨せっさたくまできる場所ばしょつくっていきたいとおもっています。

–6段階だんかい開発かいはつ進捗しんちょく審査しんさ具体ぐたいてきなフェーズは?

日原ひのはらまず今回こんかいのフェーズをつくりにあたって、既存きそん投資とうしラウンドの概念がいねんにプレエンジェルラウンドという、エンジェルラウンドの1つぜん段階だんかい投資とうしラウンドというコンセプトを独自どくじかんがえ、れました。エンジェルラウンドの調達ちょうたつ金額きんがく相場そうばは500〜1,500まんえん株式かぶしき放出ほうしゅつ目安めやす:1〜10%程度ていど)といわれていいますが、一方いっぽうわたしたちのかんがえたプレエンジェルラウンドでは、1〜200まんえんを6段階だんかい区分くぶんされた審査しんさ基準きじゅんたした個人こじんおよびチームに助成じょせいきんという名目めいもくで、創業そうぎょう資金しきん給付きゅうふしていきます。

そして具体ぐたいてきな6段階だんかいですが、もっと獲得かくとく金額きんがくちいさいフェーズは、Pre-6とんでいます。Pre-6のフェーズでは、アイデア企画きかくしょ作成さくせいし、提出ていしゅつするのみで1まんえん相当そうとう助成じょせいきん獲得かくとくできます。つぎのPre-5は企画きかくしょ要件ようけん定義ていぎしょ提出ていしゅつで、助成じょせいきんは5まんえん相当そうとうです。

それ以降いこう以下いかのように累計るいけいで6つのフェーズがあり、当社とうしゃ独自どくじ審査しんさ基準きじゅんたすことで最大さいだい累計るいけい200まんえん相当そうとう助成じょせいきんることがきます。

–これ、ぼく設楽したら/あたらしい経済けいざい編集へんしゅうちょう)でも参加さんかして、企画きかく書出かきだすだけで1まんえんもらえるってことですよね? してみようかな、企画きかくしょならけますよ。でもエンジニアどうしよう……。

志村しむらそうです、すだけで、1まんえんもらえます、Why not?(笑)

そしてエンジニアはUNCHAINのなか仲間なかまつのっていただければとおもいます。そうやってチームをつくって、ぜひ200まんえんっていただきたいです。そういう場所ばしょなんですよ、「UNCHAIN」は。

協賛きょうさん企業きぎょうへのメリットは?

挑戦ちょうせんしようかな(笑)。ちなみに今回こんかいのプロジェクトでは協賛きょうさん企業きぎょうあつめているとおもいますが、協賛きょうさん企業きぎょうがわにはどんなメリットを提供ていきょうするのですか?

志村しむら一般いっぱんてきなハッカソンでのおも企業きぎょう協賛きょうさんのメリットは、広告こうこく自社じしゃサービスの認知にんち拡大かくだい業界ぎょうかいとのコネクションづくり、採用さいよう出資しゅっしさきさがし、などがげられるとおもいます。

わたしたちのプログラムでもそれらの機会きかいをご提供ていきょうできるのですが、そのなかでも採用さいよう出資しゅっしについてよりんでメリットをかんじていただける仕組しくみをかんがえました。それはわたしたちが企業きぎょうさまをこれまでヒアリングしてきたなかで、もっと需要じゅようのある部分ぶぶんだったからです。

web3のスピードははやい。これから参入さんにゅうする企業きぎょうにとって、部署ぶしょげリサーチからはじめるために、やはり人材じんざい必要ひつよう、だから採用さいよう強化きょうかしたいし、場合ばあいによっては出資しゅっししてかかわりたい。

しかしそんな企業きぎょうがわ目的もくてきたいして、ハッカソンに参加さんかするかたたちとの温度おんどいなめないんですよね。前述ぜんじゅつとお一過いっかせいのイベントとして参加さんかしているほうおおく、たとえば転職てんしょくしたいとはかんがえていない、力試ちからだめしや面白おもしろいことやりたいというひとおおい。そこにミスマッチがあるとかんがえたんです。

わたしたちのプログラムに協賛きょうさんいただければ、まず「UNCHAIN」の公式こうしきウェブサイトでの採用さいよう情報じょうほう掲載けいさいさせていただきます。プログラム参加さんかしゃかぎらず、ひろく「UNCHAIN」のユーザーに情報じょうほう告知こくち可能かのうです。あわせて「UNCHAIN」メンバーへのスカウトけん、「UNCHAIN」メンバーへの受託じゅたく開発かいはつ依頼いらいができる権利けんりもご提供ていきょうします。

これまでつちかった「UNCHAIN」のコミュニティのつよさを、しっかり中長期ちゅうちょうきてきにweb3を推進すいしんしていきたいという企業きぎょうさまに、コラボレーションというかたち提供ていきょうしていきます。また今回こんかい協賛きょうさんいただければ、今後こんごわたしたちが提供ていきょうするしんサービスなどの割引わりびきなどの特典とくてんもご用意よういしていこうとおもっています。

–ちなみに現時点げんじてんでどのような企業きぎょう協賛きょうさんされる予定よていですか?

志村しむらだい1かいほんプログラムの予算よさんは、web3エンジニアを採用さいようしたい企業きぎょうおよびshiftbaseから協賛きょうさんきんとして3,000まんえん準備じゅんびしています。現時点げんじてんで、株式会社かぶしきがいしゃCatalyst・Data・Partners、double jump.tokyo株式会社かぶしきがいしゃ、JPYC株式会社かぶしきがいしゃ株式会社かぶしきがいしゃRiskTakerからご協賛きょうさんいただけています。2がつまつまでスポンサーを継続けいぞくして募集ぼしゅうしていますので、ぜひご興味きょうみある企業きぎょうさまのご連絡れんらくちしてます。

–この協賛きょうさん資金しきんは、プロジェクトのもろもろの運営うんえい費用ひよういて、このプログラムの助成じょせいきんまわされるイメージですよね?

志村しむらいえ、全額ぜんがくすべてこのプログラムの助成じょせいきんまわさせていただきます。つまり全部ぜんぶ参加さんかエンジニアへの「進捗しんちょく2Earn」の資金しきんとなります。プログラム運営うんえい費用ひようやPRの費用ひようはshiftbaseのしなんです。 

–すごい、そこも普通ふつうのハッカソンとちがいポイントかもしれませんね。ちなみに「JPYC」を利用りようする理由りゆうは?

日原ひのはら一般いっぱんてきなハッカソンの入賞にゅうしょう賞金しょうきん支払しはらいまでに1-2ヶ月かげつほど時間じかんがかかるケースがおおいです。そのタイムラグは創業そうぎょうしてあいだもないスタートアップにとっては、経営けいえい判断はんだんおおきな影響えいきょう因子いんしになることもあります。だからERC20で簡単かんたん送金そうきんのできる「JPYC」を採用さいよう給付きゅうふすることで、即時そくじ入金にゅうきん(1週間しゅうかん以内いない)を実現じつげんし、キャッシュフローの安定あんてい目指めざしたいとおもい、採用さいようしました。

今回こんかいのプロジェクトは進捗しんちょくごとに助成じょせいきん給付きゅうふするので、通常つうじょうのハッカソンとくらべものにならない支払しはら回数かいすう発生はっせいします。そこの運営うんえいめんでの利便りべんせい考慮こうりょしました。

協賛きょうさん企業きぎょうさまから日本円にほんえん受領じゅりょうした協賛きょうさんきんは、日本円にほんえん連動れんどうがたステーブルコイン「JPYC」に弊社へいしゃ交換こうかんし、参加さんかブロジェクトの進捗しんちょくおうじてできるだけはやく、順次じゅんじ参加さんかしゃのウォレットに直接ちょくせつ送金そうきんしていく予定よていです。

参加さんかしゃまったあたらしい仕組しくみ、モチベーションががる」

–このプログラムは本日ほんじつからパブリックに参加さんかしゃ募集ぼしゅうされるとのことですが、「UNCHAIN」メンバーないでは事前じぜん告知こくちされてすでにすこうごはじめていますよね。こん参加さんかされている、keitさん、kimiさんは、このプログラムをどうかんじていますか? いま進捗しんちょくじょうきょうは?

keit:現在げんざいわたしはkimiさんとチームをんで、企画きかくしょ提出ていしゅつ(Pre-6)をえたフェーズです。「FANBASE」という、地域ちいきへのかつにより、経済けいざい循環じゅんかん促進そくしんさせる地域ちいきプラットフォームの開発かいはつすすめています。

そしてわたしもこれまでいくつかのハッカソンに参加さんかしてきましたが、結果けっかではなくその過程かてい重視じゅうしされる仕組しくみははじめてで、モチベーションががっています。

用意よういされたステップにじゅんじて頑張がんばっていけば、前述ぜんじゅつとお自社じしゃかぶらないでいいですし、かつ、定期ていきてきなタイミングで評価ひょうかしていただいておかねもらえ、最終さいしゅうてきにやりればプロダクトが出来上できあがってユーザーもいる状態じょうたいになれるわけですから。

まったあたらしいとおもいましたし、だからじつはUNCHAINメンバーにもなっていないkimiにこえをかけて、参加さんかすることにしたんですよ。

kimi:わたしもこれまでいくつかハッカソンに参加さんかしてきまして、りに2あいだわなくってエントリーできなかったにが経験けいけんもありました。このプログラムは期間きかんはあるものの、自分じぶんたちのペースですすめられますし、進捗しんちょく評価ひょうかされるから、それでちゃんと進捗しんちょく意識いしきしていけ、結果けっかてきにちゃんとプロダクトがかたちにできるのではとおもっています。

さらに昨年さくねん起業きぎょうしてこれからどう「FANBASE」を開発かいはつする資金しきんあつめてこうかとかんがえていたところでしたので、この仕組しくみをいてすぐ参加さんかめたんです。

志村しむら心理しんりがくでも、いきなりおおきなハードルをえることはむずかしいけれど、すこしずつちいさなハードルえていくことで最後さいごのハードルをえるモチベーションを維持いじできるという研究けんきゅうがあります。じつはそこからもインスピレーションをけて今回こんかいのプログラムをかんがえました。

企画きかくしょとう投稿とうこうされるページ。プログラムの参加さんかしゃ進捗しんちょくすべ公開こうかいされていく

shiftbaseが目指めざすもの

さきほど今回こんかいのプログラムもマネタイズしないというおはなしがありました。そしてこんUNCHAIN自体じたい無料むりょう提供ていきょうされています。今後こんごshiftbaseさんはどのようにビジネスを拡大かくだいしていく予定よていなのでしょうか?

志村しむらweb3にかんしてわたしたちがすごく共感きょうかんしたのは、サービスやプロダクトに貢献こうけんしたひとたちがその利益りえきることができるという仕組しくみです。みんなでコミュニティをつくげていき、プロダクトやなか価値かちしていくっていうムーブメント自体じたいが、web3の根幹こんかんにある、ブレてはいけない思想しそうだとおもっています。

投資とうしにおかねがあって、起業きぎょうにはアイデアがある。だだそれにくわえて、エンジニアやデザイナー、PMの方々かたがたなどなどが、実際じっさいしゅうごかしてつくり、プロダクトを前進ぜんしんさせてMVPをつくってなかにまずリリースしないと、おかねもいいアイデアも、うまく循環じゅんかんしないとおもっています。

日原ひのはらweb3でもそういうおかねながれがつくれないと、結局けっきょくよくかんないリバタリアンのあつまりみたいになってしまうかもしれない。

志村しむらだから「UNCHAIN」は、web3業界ぎょうかいにとっての、ひとそだてて、まなびから挑戦ちょうせんへ、挑戦ちょうせんから価値かち創造そうぞうへの循環じゅんかんすインフラになりたいとおもっています。

現在げんざいshiftbaseとして、「UNCHAIN」のコミュニティマネジメントというかたち貢献こうけんしているという位置いちだとおもってますし、最終さいしゅうてきにははしりできるようにshiftbaseからはなしてしまってもいいとおもっています。わたしたちはクライアントとしてつぎ事業じぎょうはじめるときに「UNCHAIN」に仕事しごとたのむ、という未来みらいえがいています。

ただshiftbaseとしては、もちろん収益しゅうえきげていかないと「UNCHAIN」への貢献こうけんもできません。だからべつ新規しんき事業じぎょうをいくつかげていく予定よていです。今後こんごほう整備せいびともないステーブルコインが普及ふきゅうすると暗号あんごう資産しさん保有ほゆうする企業きぎょうえてくるとおもうので、そこにさるサービスを仕込しこんでいます。

西遊せいゆう』は、みんなで天竺てんじく目指めざしてたびをして、最後さいごなにかあるかとおもっていたら、なにもなくじつはそれまでのみちのりが価値かちだったというおはなしですよね。個人こじんてきにこのおはなしの「価値かち」の見出みだかたふか共感きょうかんして、だから今回こんかいも「みちのり」を評価ひょうかするプロジェクトを開始かいししました。

「UNCHAIN」というコミュニティでひと出会であって、あたらしい出会であいや価値かちまれ、それがどんどんなか循環じゅんかんしていくプロセスがまれる、そこにかかわったこと自体じたい価値かちになる。それが、「UNCHAIN」をとおしてわたしたい未来みらいです。

日原ひのはらいまはクリプトのふゆ時代じだいともわれていますが、こんな時期じきこそこししゅうごかしていいものをつくるタイミングです。いまかぎらず過去かこもそうでした。いつだって、がってるプロダクトが開発かいはつされていた時期じきは、ふゆなんですよ。

そしてこの時期じきに、ちゃんとうごかすひとむくわれるような仕組しくみを「UNCHAIN」と今回こんかいのプログラムをつうじて提供ていきょうしていきたいとおもっています。

関連かんれんリンク

●「進捗しんちょく2Earn」への応募おうぼや、企業きぎょう協賛きょうさんについてのおわせは、以下いか「UNCHAIN」公式こうしきサイトまで

→「UNCHAIN」公式こうしきサイトはこちら

※「進捗しんちょく2Earn」への応募おうぼは、「UNCHAIN」のdiscordサーバー(審査しんさせい)への参加さんか必要ひつようとなる。discordへの参加さんかもうみは「UNCHAIN」公式こうしきサイトより可能かのう

企業きぎょう協賛きょうさんのおわせは、公式こうしきサイトの「Contact」より受付うけつけちゅう

取材しゅざい】web3で「まなび」をえる、shiftbase「UNCHAIN」とは?2022-03-2

取材しゅざい/編集へんしゅう設楽したらゆうかい(あたらしい経済けいざい
撮影さつえい堅田かただひとみ

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この記事きじ著者ちょしゃ・インタビューイ

shiftbase

株式会社かぶしきがいしゃshiftbaseは「個人こじん選択肢せんたくしゆたかにし、自分じぶんらしくきるひとえる社会しゃかい実現じつげん」をミッションに、web3領域りょういきとくした技術ぎじゅつ主導しゅどうのビジネス開発かいはつチームです。web3エンジニアコミュニティ「UNCHAIN」を主軸しゅじくに、うごかし未来みらいをかたちづくるひと適切てきせつなインセンティブを分配ぶんぱいする、持続じぞく可能かのうなエコシステムを構築こうちくしています。

【web3エンジニアコミュニティ「UNCHAIN」とは】
UNCHAIN(https://unchain.tech/)とは、スマートコントラクト開発かいはつやdAppsの構築こうちくなど、プロジェクト開発かいはつとおしてweb3をまなび、実践じっせん経験けいけんみながらアイデアをかたちにするちからにつけるエンジニアのためのコミュニティです。現在げんざい、Astar Network、Ethereumをはじめとした 7つのパブリックチェーンにかんする学習がくしゅうコンテンツを22けん提供ていきょうしています。ユーザーはアカウントを作成さくせいするだけでweb3関連かんれん最新さいしん技術ぎじゅつまなべる学習がくしゅうコンテンツに無料むりょうでアクセスすることができます。また、ユーザーは技術ぎじゅつスキルの審査しんさ基準きじゅんたすと、Discordコミュニティにアクセスでき、UNCHAINメンバーとして活動かつどうすることができます。現在げんざい、1,200めい以上いじょうのUNCHAINメンバーがコミュニティで技術ぎじゅつまなっています。

株式会社かぶしきがいしゃshiftbaseは「個人こじん選択肢せんたくしゆたかにし、自分じぶんらしくきるひとえる社会しゃかい実現じつげん」をミッションに、web3領域りょういきとくした技術ぎじゅつ主導しゅどうのビジネス開発かいはつチームです。web3エンジニアコミュニティ「UNCHAIN」を主軸しゅじくに、うごかし未来みらいをかたちづくるひと適切てきせつなインセンティブを分配ぶんぱいする、持続じぞく可能かのうなエコシステムを構築こうちくしています。

【web3エンジニアコミュニティ「UNCHAIN」とは】
UNCHAIN(https://unchain.tech/)とは、スマートコントラクト開発かいはつやdAppsの構築こうちくなど、プロジェクト開発かいはつとおしてweb3をまなび、実践じっせん経験けいけんみながらアイデアをかたちにするちからにつけるエンジニアのためのコミュニティです。現在げんざい、Astar Network、Ethereumをはじめとした 7つのパブリックチェーンにかんする学習がくしゅうコンテンツを22けん提供ていきょうしています。ユーザーはアカウントを作成さくせいするだけでweb3関連かんれん最新さいしん技術ぎじゅつまなべる学習がくしゅうコンテンツに無料むりょうでアクセスすることができます。また、ユーザーは技術ぎじゅつスキルの審査しんさ基準きじゅんたすと、Discordコミュニティにアクセスでき、UNCHAINメンバーとして活動かつどうすることができます。現在げんざい、1,200めい以上いじょうのUNCHAINメンバーがコミュニティで技術ぎじゅつまなっています。

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