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- 福井工大対青学大 勝利しガッツポーズする青学大・佐々木(2024年6月11日撮影)
全日本大学選手権の準決勝進出を決めた青学大は休養日の14日、相模原市の同校グラウンドで、5時30分から通常通りの練習を行った。
この日は平日で授業があるため、朝5時30分から全体練習。アップの後、各自、自主練習を行った。練習前には、安藤寧則監督(47)が「明日は野手の力が重要になる」と、チーム全員に声をかけた。選手たちは自主練習で打撃練習に力を入れ調整。ドラフト候補に挙がる佐々木泰主将(4年=県岐阜商)も約1時間、打撃練習で汗を流した。「良い感じできているので、準決勝、決勝と打ちたい。中でも準決勝が1番、ヤマ場になるというか。厳しい戦いになるので。そこをもう1度みんなで気を引き締めて、アップから元気だしてやっていこうと言いました」と、順調な調整を口にした。
準決勝の相手は天理大(阪神)だ。佐々木は「試合を見る限り、バッティングもよくてピッチャーもよくて、総合力の高いチームだと思っているので、そこで自分たちも、受け身にならずに攻めていけるようにしたいと思います」と印象を口にした。ここまで2戦を戦い、17安打14得点。初戦は7回コールドで圧勝し、準々決勝では逆転勝利と波に乗る。「攻めて攻めて。あとはバッティングの面ではファーストアクションのイメージをもってやっていきたいです」と力を込めた。
目指すは連覇だ。「目の前の1戦を肝に銘じて、みんな頭の中には『必ず』という思いはあると思います」。チーム一丸、頂点へ向け歩を進める。