大学だいがく日本にっぽん代表だいひょうは22にち神奈川かながわ平塚ひらつか市内しない選考せんこう合宿がっしゅく開始かいしした。「プラハベースボールウイーク」(7がつ6~9にち、チェコ)と「ハーレムベースボールウイーク」(どう12~19にち、オランダ)にけたメンバー選考せんこうで、全日本ぜんにほん大学だいがく野球やきゅう選手権せんしゅけん優勝ゆうしょうした青学大あおがくだい西川にしかわふみ礁外野手やしゅ(4ねん龍谷大りゅうこくだい平安へいあん)ら46にん参加さんか紅白こうはくせん3試合しあいおこなわれ、愛知あいち工大こうだい中村なかむらゆう投手とうしゅ(4ねん諫早いさはやのう)がこうアピールをした。

打者だしゃ6にん対戦たいせんし、この最速さいそく154キロのっすぐと、スライダー、フォーク、カットで5連続れんぞく三振さんしんかいとう披露ひろう自信じしんのあるマウンドだった。リーグせん終了しゅうりょう重心じゅうしんをテーマにたましつげるトレーニングにんだ。「もともとかかと重心じゅうしんたまれなかったんですが、ウエートでははゆびだま親指おやゆびのふくらんだ部分ぶぶん)、小指こゆびだま小指こゆびのふくらんだ部分ぶぶん)にわせてトレーニング。げるときもそこを意識いしきするようにしました」。ボールにちからつたわりやすくなり、打者だしゃ反応はんのうっすぐで空振からぶりもうばい、手応てごたえをつかんだ。「今春こんしゅん、リーグせんで159キロがたので、あと1キロで160キロの大台おおだい今日きょうせたかった。くやしいところです」と、苦笑にがわらいをかべた。

観戦かんせんしたスカウトはこう評価ひょうかだった。西武せいぶ潮崎しおざき哲也てつや球団きゅうだん本部ほんぶ編成へんせいグループディレクターは「出力しゅつりょくおさえながら、あれだけげられる。制球せいきゅうりょく変化球へんかきゅう精度せいどもいい。いいピッチャーですね」と、納得なっとく表情ひょうじょうかべた。

打者だしゃおさえることが投手とうしゅ仕事しごとができてかった」(中村なかむら)。最速さいそく更新こうしんならずとも、今年ことし3がつさむらいジャパンに選出せんしゅつされたプライドを堂々どうどうせつけた。合宿がっしゅくは24にちまでおこなわれ、24にん選出せんしゅつされる。【保坂ほさか淑子としこ

○…日本にほんハムの栗山くりやま英樹ひできCBO(63)が視察しさつおとず選手せんしゅたちのプレーにねつ視線しせんおくった。「地方ちほう大学だいがくにもこんなにレベルのたか選手せんしゅがいる。なんかちょっとうれしいね」とほそめた。印象いんしょうのこった選手せんしゅに「6大学だいがく地方ちほう大学だいがく投手とうしゅ当然とうぜん中村なかむらくんもああいうたまげれば。個人こじんてきには裕志ひろし息子むすこがいいものをせてくれた」と日本にほんハム飯山いいやま裕志ひろしスカウトの息子むすこ飯山いいやまこころざしゆめ外野がいやしゅ(4ねん立正大りっしょうだい)の印象いんしょうくちにした。

愛工大あいこうだい中村なかむらが154キロかいとう! さむらいジャパン大学だいがく日本にっぽん代表だいひょう選考せんこう合宿がっしゅく紅白こうはくせん詳細しょうさい