メインイベント(だい7試合しあい)でIWGPジュニアヘビーきゅう王座おうざせんおこなわれ、挑戦ちょうせんしゃのDOUKIが21ふん14びょう、スープレックス・デ・ラ・ルナ(背後はいごから相手あいてこしってかかげ、うでをフルネルソンにして相手あいてうしろにげてフォールするわざ)で王者おうじゃエル・デスペラードから3カウントをうばい、はつ戴冠たいかんたした。

試合しあい、メディアにかって「おまえら、なんおれがこの最高峰さいこうほうのベルトをれたとおもう?」とぎゃく質問しつもん。そしてみずから「こたえは簡単かんたんだ。おれはまわりになにわれても、おれだけはおれのことをずっとしんじてたんだよ。おれには身長しんちょう体格たいかくもない。でもな、おれにはおれさがある。まわりにめられたキャラクターじゃない、おれにしかないさがある。おれだれにもけない、そういう気持きもちがずっとあったから、ここまでれたんだ」とむねった。

DOUKIは4がつ鹿児島かごしまでSHO(当時とうじ)のIWGPジュニア王座おうざ当時とうじ)にはつ挑戦ちょうせんするも、ハウス・オブ・トーチャー(HOT)の介入かいにゅうもあってベルト奪取だっしゅはならなかった。

その、デスペラードが6がつ札幌さっぽろでSHOをたおしてジュニアのベルトを奪回だっかい。その試合しあい、DOUKIにかって「おまえはつ挑戦ちょうせんがあれで、けて、それでまた当分とうぶんってろって、つぎ挑戦ちょうせんいつなんだ?」と、自分じぶんへの挑戦ちょうせんうながし、この王座おうざせんまっていた。

挑戦ちょうせんけんあたえてもらってったかたちのDOUKIは「本当ほんとう意味いみで、あんた(デスペラード)にったとはおもっていない。今回こんかい挑戦ちょうせんけんをもらって、それについて一切いっさいうしろめたい気持きもちはない。ただおれはまたあんたにおれまえってきてもらいたい。そのときまでに、なんかいなんじゅうかい防衛ぼうえいして、最強さいきょうのチャンピオンとしてあんたのまえってやる」と決意けついしめした。