元もと関脇せきわけ豪ごう風ふうの押尾川おしおがわ親方おやかたが21日にち、45歳さいの誕生たんじょう日びを迎むかえた。この日ひの朝あさ稽古けいこもいつもと同様どうよう、熱心ねっしんに指導しどうし「65歳さいの定年ていねんまで、あと20年ねんなんです。あっという間まに時間じかんはすぎる。やり残のこしたことがないように、1日にち1日にち精せいいっぱい頑張がんばりたい」と話はなした。

引退いんたいして5年ねん、独立どくりつしてから2年ねん以上いじょうが経過けいかした。「大学だいがくの寮りょうから引ひっ越こして相撲すもう界かいに入はいり、23年ねんがたったけど、あっという間あいだ。この2年ねんもあっという間あいだでした。現役げんえきの時ときと同おなじようにはいきませんが、悔くいのないように頑張がんばっていきたい」と続つづけた。

前日ぜんじつまで、出身しゅっしん地ち・秋田あきたの大潟おおがた村むらで約やく1週間しゅうかんの合宿がっしゅくを実施じっし。地元じもとの新鮮しんせんな野菜やさい、米べいなどで英気えいきを養やしない、充実じゅうじつした稽古けいこができたという。来週らいしゅう中ちゅうには名古屋なごや入いりし、次つぎの場所ばしょへの準備じゅんびを進すすめていく。