声優せいゆうの小野おの賢けん章あきら（34）が14日にち、都内とないで行おこなわれた映画えいが「好すきでも嫌きらいなあまのじゃく」（24日にち公開こうかい、柴山しばやま智さとし隆たかし監督かんとく）の完成かんせい披露ひろう試写ししゃ会かいに登壇とうだんした。舞台ぶたいあいさつでは、来場らいじょうした学生がくせいたちのお悩なやみ相談そうだんが行おこなわれた。

小野おのは「クラスが替かわり、仲良なかよくなりたくても何なにを話はなせばいいかわからない」という悩なやみを聞きかれ、「難むずかしいですよね」と共感きょうかんを示しめした。「僕ぼくの知しり合あいのコミュニケーションお化ばけは、好すきな色いろとか聞きくんですよ。会話かいわがなくなった時ときに『賢けん章あきらくん好すきな色いろなんですか？』って言いわれた」と、自身じしんの経験けいけんを語かたった。「『青あおが好すき』と言いったら『俺おれも好すきなんですよね』ってそこから発展はってんした。なんでもいいから質問しつもんしてみるのはもしかしたら手てかもしれないですよね」と、解決かいけつ策さくを示しめした。

さらに会話かいわが続つづかず無言むごんになったときの対処たいしょ法ほうを問とわれると、「いったん、トイレに行いく」と距離きょりを置おいて雰囲気ふんいきをリセットすると明あかした。「好すきな色いろとか好すきな食たべ物ものを聞きいて、『そうでもないです』と言いわれたら『そうなんだ。じゃあトイレ行いってくる』みたいな」と話はなし、会場かいじょうを笑わらわせた。ともに登壇とうだんした声優せいゆうの富田とみた美憂みゆ（24）も「しゃべっていて賢けん章あきらさんがトイレに行いきだしたら『今いま、会話かいわに困こまっていたな』って思おもうようにします」と笑わらった。

同どう作さくはスタジオコロリドの最新さいしん作さく。嫌きらわれたくないという思おもいから頼たのまれごとを断ことわれない性格せいかくになってしまった高校こうこう1年生ねんせいの柊ひいらぎ（ひいらぎ）と、鬼おにの少女しょうじょツムギが繰くり広ひろげる青春せいしゅんファンタジーとなっている。5月24日にちにNetflixで世界せかい独占どくせん公開こうかい、日本にっぽん劇場げきじょう公開こうかいとなる。