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- キダ・タローさんんをしのんだ柴田理恵(左)と久本雅美
「浪花のモーツァルト」こと、作曲家キダ・タロー(本名木田太良=きだ・たろう)さんが14日午前6時13分、大阪府内の自宅で亡くなった。15日、所属事務所が発表した。93歳。在阪テレビ各局のテーマソングや「かに道楽」などのCMソング、坂田利夫さんの出ばやしなど実に数千曲を手がけ、毒舌トークも人気だった。葬儀・告別式は、近親者のみで終えた。
女優久本雅美(65)と柴田理恵(65)は16日、都内でワハハ本舗40歳記念全体公演「シン・シンワハハ40」の発表会見に出席、キダさんをしのんだ。
大阪出身の久本は「びっくりしました。本当に優しくて、穏やかな方でした。生きて、生きて、生き抜かれた方。ご冥福をお祈りします」。そして「CMソング、番組のテーマソングもいっぱい書かれて“難波のモーツァルト”と言われた。大阪でキダ・タローさんを知らない人はいない。新しく出発なされたんだろうなと思います」と話した。
柴田は「偉大な方で、歌が全部明るくて、懐かしいな、新しいな、素晴らしいなと思っていました。ご自分の使命を全て果たしての大往生。ご冥福をお祈りします」と話した。