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【井出真吾】投稿一覧 - 日本経済新聞
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井出いでしんわれ

ニッセイ基礎研究所にっせいきそけんきゅうしょ 主席しゅせき研究けんきゅういん チーフ株式かぶしきストラテジスト

ニッセイ基礎研究所にっせいきそけんきゅうしょ 主席しゅせき研究けんきゅういん チーフ株式かぶしきストラテジスト

1993ねん東京工業大学とうきょうこうぎょうだいがくげん東京とうきょう科学かがく大学だいがくそつ同年どうねん日本生命保険にほんせいめいほけん入社にゅうしゃ。99ねんニッセイ基礎研究所にっせいきそけんきゅうしょ、2023ねんより現職げんしょく教科書きょうかしょにないオリジナル情報じょうほう投資とうし目線めせん発信はっしんするベテランストラテジスト。著書ちょしょに『40だいからはじめる めとまもりの資産しさん形成けいせい』『株式かぶしき投資とうし 長期ちょうき上昇じょうしょうなみれ!』とう多数たすう
注目ちゅうもくするニュース分野ぶんや株式かぶしき市場いちば株式かぶしき投資とうし・マクロ経済けいざい資産しさん形成けいせい
1993ねん東京工業大学とうきょうこうぎょうだいがくげん東京とうきょう科学かがく大学だいがくそつ同年どうねん日本生命保険にほんせいめいほけん入社にゅうしゃ。99ねんニッセイ基礎研究所にっせいきそけんきゅうしょ、2023ねんより現職げんしょく教科書きょうかしょにないオリジナル情報じょうほう投資とうし目線めせん発信はっしんするベテランストラテジスト。著書ちょしょに『40だいからはじめる めとまもりの資産しさん形成けいせい』『株式かぶしき投資とうし 長期ちょうき上昇じょうしょうなみれ!』とう多数たすう
注目ちゅうもくするニュース分野ぶんや株式かぶしき市場いちば株式かぶしき投資とうし・マクロ経済けいざい資産しさん形成けいせい
井出真吾

4まんえんだい定着ていちゃくにはもうすこ時間じかん必要ひつようだとおもいますが、はやければ年内ねんないおそくとも来年らいねん前半ぜんはんには4まんえんだいが「見慣みなれた風景ふうけい」になりそうです。 おも必要ひつよう条件じょうけんは、べい景気けいき失速しっそくしないこと(失速しっそくかくりつ低下ていかしているようです)、べい大統領だいとうりょうせん勝敗しょうはいがスムーズにまること(僅差きんさなほどどろ試合しあいになる可能かのうせいたかい)、自民党じみんとう大敗たいはいしないこと(ノーコメント)、中間ちゅうかん決算けっさんで24年度ねんど業績ぎょうせき見通みとおしが3%上方かみがた修正しゅうせいされること(いま為替かわせ水準すいじゅんなら可能かのうせいたかい)、くらいでしょうか。 こうかんがえると確定かくてい要素ようそがあまりにおおくて、現時点げんじてんで4まんえんちょうすす投資とうしすくないのもうなづけます。

井出真吾

CPI総合そうごう市場いちば予想よそうよりたかかったけど8がつからはがった。でもコアCPIは上昇じょうしょう。この結果けっかをどうみるか、市場いちば判断はんだんまよっているようです。こめ2ねん金利きんり低下ていか、10ねん金利きんり上昇じょうしょう株価かぶかはやや下落げらく為替かわせすこしドルやす。FRB高官こうかんの11月利下りさ不要ふよう発言はつげん影響えいきょうしたでしょう。 一方いっぽう、CPI低下ていか実質じっしつ賃金ちんぎんのプラスはば拡大かくだい、これはアメリカの消費しょうひささえるはずです。ソフトランディング期待きたいたかまったようにおもいます。

井出真吾

ひさしぶりの大型おおがたIPOですし、知名度ちめいどたか企業きぎょうだけに注目ちゅうもくあつまります。成長せいちょうせいはあまりたかくないようにおもいますが、業績ぎょうせき安定あんてい、3.6%程度ていどとされる配当はいとう利回りまわりがたかく(NTTの3.5%をえます)、利回りまわかぶとして人気にんきになるでしょう。東京とうきょうメトロ上場じょうじょうそなえてしんNISAの成長せいちょう投資とうしわくのこしているひとすくなくないかもしれません。上場じょうじょうともな多少たしょう需給じゅきゅう悪化あっか東京とうきょうメトロかぶ購入こうにゅうするために銘柄めいがら売却ばいきゃく)はあるかもしれませんが、全体ぜんたいとしては株式かぶしき市場いちば活性かっせい寄与きよするとおもわれます。市場いちば環境かんきょうわるくないですし。

井出真吾

東工大とうこうだい出身しゅっしんしゃですが、自分じぶんかよっていたころは「工業こうぎょう大学だいがく=ネクラ、地味じみ」といったイメージがつよいとおもんでいて、なんとなく肩身かたみせまおもいもしましたが、社会しゃかいてからは東工大とうこうだいほこりにおもっています。その名前なまえわったわけですが、東工大とうこうだいえたわけではありませんし、わたしふくめてこれまでの卒業そつぎょうしゃは「東工大とうこうだい出身しゅっしん」です。 天然てんねん資源しげんとぼしく高齢こうれいすす日本にっぽん将来しょうらいささえるには技術ぎじゅつりょく重要じゅうようです。医科いか歯科しかだいという日本にっぽん有数ゆうすう大学だいがくとの統合とうごうによってさらに発展はってんし、世界せかい活躍かつやくする人材じんざい育成いくせいしてくれるとおおいに期待きたいしています。

井出真吾

日経にっけい平均へいきんたしかに大幅おおはば下落げらくではありますが、金曜日きんようびに「高市たかいちさん期待きたい」で900えん上昇じょうしょうしたことをけば、実質じっしつてきには900えん程度ていど下落げらく解釈かいしゃくできます。為替かわせ実質じっしつ3えんほどのえんだかですから、株式かぶしき市場いちば過剰かじょう反応はんのうしていません(金曜日きんようび先物さきものが2400えん下落げらくしたのは過剰かじょう反応はんのうでしたが)。 今後こんごについては、石破いしば政権せいけん経済けいざい政策せいさく具体ぐたいてき内容ないよう(ポジティブなもの)がどれくらいてくるか、解散かいさんそう選挙せんきょけて自民党じみんとうのイメージをどれだけ回復かいふくできるかがカギだとおもいます。

井出真吾

しん総裁そうさい決定けってい直後ちょくごから株価かぶか急落きゅうらくしています。日経にっけい平均へいきん時間じかんがい取引とりひきで2,000えん以上いじょう下落げらくして3まん7,000えんだいに。為替かわせ反応はんのうよりもおおきいのは、しん総裁そうさい経済けいざい政策せいさく不透明ふとうめいで、具体ぐたいせいえていないこと、にちちゅう関係かんけいなど外交がいこうめんでの不安ふあん金融きんゆう所得しょとく課税かぜい強化きょうか発言はつげん影響えいきょうしているかもしれません。 目先めさききどころをさぐ展開てんかい想定そうていされますが、解散かいさんそう選挙せんきょ有無うむとうさんやくなど主要しゅよう人事じんじで「自民党じみんとうはクリーンにわる」という期待きたいたせることができれば、株価かぶか反発はんぱつ期待きたいできますが、たしてどうなるか。

井出真吾

本日ほんじつ株価かぶか上昇じょうしょうおも要因よういんみっつ。①米国べいこくかぶ上昇じょうしょう米国べいこく景気けいき懸念けねん後退こうたい)、②えんやす、③空売からうりのもどし。 ①FOMCでしめされた利下りさげペースが市場いちば想定そうていよりもゆっくりだったことから米国べいこく景気けいき鈍化どんかペースもおそいとの認識にんしきひろまった。②くわえて日銀にちぎん植田うえだ総裁そうさいがハトともいえる姿勢しせいしめしたためドルえん相場そうばえんやす水準すいじゅん調整ちょうせい。③FOMCや日銀にちぎん結果けっか次第しだい株価かぶか下落げらく見込みこんでいた空売からうぜいもどしをせまられている。こんな構図こうずのようです。

金融政策決定会合の後、記者会見する日銀の植田総裁(20日、日銀本店)
井出真吾

植田うえだ総裁そうさい会見かいけん途中とちゅうから為替かわせ相場そうばえんやすに、日経にっけい平均へいきん先物さきもの上昇じょうしょううごきました。会見かいけん内容ないよう市場いちばは「タカがつめめた」とめたようです。「時間じかんてき余裕よゆうがある」などの発言はつげんから「年内ねんない利上りあげなし」と解釈かいしゃくしたのでしょうか。ひとまず早期そうき利上りあ警戒けいかいとおのいたようです。しゅう月曜日げつようび日本にっぽん休日きゅうじつなので予断よだんゆるされませんが、日経にっけい平均へいきんまん8000えん回復かいふく視野しやはいりました。

井出真吾

なるほど。パウエル議長ぎちょううとおり「景気けいき後退こうたい可能かのうせいたかまっていない」のであれば、なぜ50bpの利下りさげが必要ひつようだったのか理解りかいしづらかったのですが、「予防よぼうてき利下りさげ」ということならちます。FRBの経済けいざい見通みとおしでべい景気けいき不安ふあん後退こうたいしたことも今日きょうえんやす日経にっけい平均へいきん上昇じょうしょうつながったのでしょう。 ただ、まだ予断よだんゆるされません。べい景気けいきがソフトランディングできるかか、FOMCが決定けっていになるわけではないからです。のちになって「ああ、ソフトランディングできたんだね」という格好かっこうでしょう。当面とうめん場合ばあいによっては半年はんとしくらい)はべい経済けいざい指標しひょう要人ようじん発言はつげん景気けいき認識にんしきうごき、市場いちば一喜一憂いっきいちゆうする場面ばめんつづくようにおもいます。

井出真吾

昨日きのうのNY市場いちばとく株価かぶか)の反応はんのう解釈かいしゃくむずかしいですね。雇用こよう統計とうけい雇用こようしゃすうこそ市場いちば予想よそう下回したまわりましたがおおむ改善かいぜん景気けいき後退こうたいつよ意識いしきされるほどの内容ないようとはおもえません。 だとすると、ウォラー理事りじ講演こうえんで「9がつ25bp利下りさげ」をった株式かぶしき市場いちばは「物足ものたりない!」ということでしょうか。いわゆる催促さいそく相場そうば、クレクレ状態じょうたいかもしれません。

井出真吾

いまのところは「ISM製造せいぞうぎょう景気けいき指数しすうよわかったことを口実こうじつに、米国べいこくかぶ利益りえき確定かくていりがふくらんだだけ」とてよさそうですが、ISM製造せいぞうぎょう景気けいき指数しすう(5にち)、雇用こよう統計とうけい(6にち)の結果けっか次第しだいでは、本格ほんかくてき景気けいき後退こうたい意識いしきさせられて株価かぶか下落げらく長引ながびおそれもあります。 8がつはつ急落きゅうらくことなるのは原油げんゆ価格かかくどう価格かかくがっていることです。世界せかいてき景気けいき悪化あっかはじめている可能かのうせいもあり、注目ちゅうもくしておく必要ひつようがあります。

井出真吾

3ヶ月かげつ連続れんぞくのインフレりつ拡大かくだい日銀にちぎん追加ついか利上りあげを後押あとおしする材料ざいりょうになったはずです。 えんやす是正ぜせいされたためすうヶ月かげつおくれでインフレりつ鈍化どんかする可能かのうせいもありますが、すくなくとも市場いちば追加ついか利上りあげへの警戒けいかいおこたることはできません。まどかキャリー取引とりひきさい拡大かくだいする可能かのうせいがったのではないでしょうか。

井出真吾

日経にっけい平均へいきんは3まん8,000えん回復かいふくためいきおいです。べい景気けいき懸念けねん後退こうたい小売こうり売上うりあげだか↑、新規しんき失業しつぎょう保険ほけん申請しんせい件数けんすう↓)、前日ぜんじつべいインフレのほどよい鈍化どんか(CPI↓)の「わせわざほん」といったところでしょうか。 すぐにというはなしではありませんが、先日せんじつの「金融きんゆう市場いちば不安定ふあんていなときに利上りあげしない」という内田うちだふく総裁そうさいのご講演こうえんうらかえせば「いたら利上りあげするかも」とも解釈かいしゃくできるわけで、えんやすさい加速かそくがあれば市場いちば意識いしきせざるをなくなるでしょう。えんりポジションがほぼ解消かいしょうしたとはいえ、油断ゆだん禁物きんもつです。

井出真吾

3ねんまえの2021ねん8がつ当時とうじかん首相しゅしょう総裁そうさいせん出馬しゅつばしない意向いこう表明ひょうめいしたときとくらべると、市場いちば反応はんのういまのところ限定げんていてきなようです。前回ぜんかいは「日本にっぽんわる!」とをつけた海外かいがい投資とうし一斉いっせい日本にっぽんかぶいにて、日経にっけい平均へいきんは3週間しゅうかんで3,000えん上昇じょうしょうしました。 今回こんかいはサプライズではなかったのか、「Change!」をかんじていないのかはかりませんが、3,000えん上昇じょうしょうした30,670えんが21ねん高値たかね(21ねんまつは2まん8,000えんだい)だったことをかんがえれば、政治せいじてき思惑おもわくがった株価かぶかあやういということかもしれません。

井出真吾

今回こんかい株価かぶか急落きゅうらくまなんだことのひとつは「長期ちょうき投資とうしおもった以上いじょう根付ねついている」ということです。SNSや一部いちぶメディアでは「NISAみん大損おおそんした」とか「やっぱりNISAなんてはじめなければよかった」等々とうとう目立めだちますが、実態じったい完全かんぜんぎゃくですね。 オルカンが78おくえん流出りゅうしゅつしたといっても、純資産じゅんしさん総額そうがく3.8ちょうえん(7がつまつ)のわずか0.2%でしかありません。日本人にっぽんじん金融きんゆうリテラシー向上こうじょう裏付うらづける素晴すばらしい事実じじつだとおもいます。

井出真吾

3まん5000えんはPER14ばいれ(市場いちば予想よそうベース)なので、さすがに割安わりやすという見方みかたでしょうか。大嵐おおあらし一旦いったんとおぎたとはいえ、まだ油断ゆだんできない状況じょうきょうでバリュエーションがどれだけ機能きのうするか不透明ふとうめいでもありますが、業績ぎょうせき見通みとおしが改善かいぜんしていることも市場いちば心理しんりささえになっているとおもいます。24年度ねんど予想よそうじゅん利益りえき(2がつ・3月決算けっさんやく800しゃ合計ごうけい)は3.8%ぞうで、期初きしょ予想よそう(5がつまつ時点じてん)の1.7%ぞうから着実ちゃくじつ改善かいぜんしています。日米にちべい金融きんゆう政策せいさく方向ほうこうせいさだまってきただけに、今後こんご景気けいき企業きぎょう業績ぎょうせき益々ますます注目ちゅうもくされそうです。

井出真吾

はば史上しじょう最大さいだいですが、肝心かんじん下落げらくりつだいです。 それはともかく、今日きょうは「りがりをぶ」展開てんかいでした。まどかキャリー取引とりひきもどし、リスク・パリティがたファンドの機械きかいてきり、CTAの仕掛しかけがかさなったのでしょう。 今夜こんやのNY市場いちば次第しだい、ISMサービスぎょう次第しだいではありますが、しゅうけの今日きょうがセリングクライマックス(りのピーク)となった可能かのうせいもあります。

井出真吾

株価かぶかおおきく下落げらくしましたが、原油げんゆなどコモディティ価格かかくがさほどがっていないのをると、べい景気けいき懸念けねん」が割高わりだか米国べいこくかぶ利益りえき確定かくていりのきっかけ(口実こうじつ?)になり、そのながれが日本にっぽんかぶにも波及はきゅうしただけともえます。 たんなる「懸念けねん」でめば株価かぶかはじきに底入そこいれするでしょうし、べい景気けいき後退こうたいしめすデータが相次あいついだ場合ばあい株価かぶか下落げらく長引ながびくのでしょう。いずれにしても、以前いぜんから指摘してきしているように米国べいこく景気けいきあきふゆにかけて正念場しょうねんばむかえそうです。

井出真吾

利上りあげしたい日銀にちぎん」と「利下りさげしたいFRB」の構図こうず鮮明せんめいになりました。どちらも市場いちば想定そうていどおりかそれ以上いじょうで、急激きゅうげきなドルやすえんだかすすんでいます。 日米にちべい金融きんゆう政策せいさく方向ほうこうせいがはっきりしてきたので、株式かぶしき市場いちば景気けいき企業きぎょう業績ぎょうせきをより重視じゅうしし、ながつづいたバリュー相場そうば終焉しゅうえんとグロース優位ゆうい市場いちば環境かんきょう到来とうらい想定そうていされます。

井出真吾

今日きょうは8がつだいいち営業えいぎょう。つみたて投資とうし設定せっていしているひとおおいでしょう。日銀にちぎん想定そうてい以上いじょうのタカ姿勢しせい面食めんくらったヘッジファンドとう急速きゅうそくなポジション調整ちょうせいせまられているようですが、つみたて投資とうしにはいタイミングになったとおもいます。たった2週間しゅうかんまえ日経にっけい平均へいきんまんえんより5%やすく、3週間しゅうかんまえの4まん2000えんくらべたら10%もやすえるのですから。

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